《改行表示》 8.アイリーンの行動原理には、人間を人間たらしめる要素、すなわち理性のかけらが全く無い。 常に大脳新皮質が麻痺していて、動物的本能が丸出しになっている。 欲しいものは力ずくでも手に入れる。確かに、一般人から見たらモンスターである。 しかし、そんなモンスターにも、力ずくでは手に入らないものがあることに気付いた。 それは、セルビーであり人の心である。 それを手に入れて留めておこうとすべく、アイリーンの中に徐々に理性が芽生えて、悩み苦しみ葛藤が起こり始める。 「何故愛を知ってしまったのだろう…」という台詞があるが、セルビーと出会わなければ、アイリーンはアイリーンのままでいられたはず。 自分はこの物語で語られているアイリーンに対して、むしろピュアな人間臭さを感じずにはいられなかった。アイリーンの純愛物語、そんな感じがした。 従って、どうしてもセルビーが、純粋無垢で計算された悪意が無いだけに、より残酷に見えてしまう。 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 00:33:30) |
7.やっべえ。シャリーズセロンがやってるなんて何も知らずに見た人は絶対わからんだろう。話し方も今までのイメージと全然違うし。女子テニス選手の○ンゼイ=○ベンポートかと思った。 【ノス】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 00:31:55) |
《改行表示》 6.C.セロンのメイクはジョン・ヴォイトにしか見えず、さらにはぼってりとした体型と ガサツな仕草、喋り方で本当はどんな顔してたかも思い出せなくなってしまった。 女優魂を感じる作品。力のある映画だが、少々綺麗事のようにも思える。 【GO】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-16 22:34:48) (笑:1票) |
5.このオバちゃんが美人女優なんですか(@@)。私は美しいときのC.セロンを見たことがないので(何かで見ているのかも知れないけど)、いくら役作りのためにわざと太って不細工メークしてガサツ女の仕草をしたからって、元々は美しい人だっていうのが信じられないのです。それだけ彼女の役作りが徹底してるってことなんでしょうけど。作品の方ですが、勿論C.セロンの演技は素晴らしいし、実在したアイリーンその人をそのまんま再現しているというわけではないでしょうが、少なくとも見ている人間に対しては「きっとこんな人物だったんだろう」と思わせる説得力はある。だけど、2時間という時間の中で映画の中の彼女をどれだけ理解し共感できるかっていうことでは、私個人的にはあまり感情移入できず冷めた目で観ていました。単に、彼女みたいなタイプが好きじゃないだけだと思いますけど。あと、C.リッチ演じるセルビーもかなり不気味で、ある意味こっちの方がモンスターかもしれません。 |
《改行表示》 4.狂気の中に大変な悲しさや愛のある作品でした。シャーリーズ・セロンが素晴らしかったのは言うまでもありませんが、クリスティーナ・リッチも今まで見た作品とはまるっきり違う容姿・表情を見せてくれ、素晴らしい女優さんであると感じました。 アイリーンが最後に殺人を犯してしまうシーンで、もうどうしようもないとこまで来てしまったことを悔いつつ引き金を引いてしまう彼女の姿がたいへん物悲しかったです。 【暇人】さん 7点(2004-12-10 16:08:14) |
3.美人女優はその美人さにプレッシャーがあるんだな、それが少し悲しい。セロンが醜女をやったと云うところは敢えて特筆すべき点ではなく、ただセロンはよい演技をしてた。特筆すべきはクリスティーナリッチ!あれは彼女の性質か演技力か、ぴたりとはまっていた。 |
2.泣けました。涙がにじんできた。でも、何の涙か分からない。感動でもないし、同情でもない。人間の悲しさ。最初の殺人を後悔しつつ、次の殺人からは正当化・責任転嫁し、最後の殺人は「守る」ために行う。堕ちていく様は安易だが、彼女はその蟻地獄の中で確かにもがいていた。セロンの演技には感服。 【ハクリキコ】さん 7点(2004-10-23 11:56:50) |
1.このセロンにオスカーあげなきゃ殺される。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-10-03 15:26:34) (良:1票) |