映画『あの子を探して』の口コミ・レビュー(2ページ目)

あの子を探して

[アノコヲサガシテ]
Not One Less
(一個都不能少/Yi ge dou bu neng shao)
1999年上映時間:106分
平均点:7.01 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-07-01)
ドラマ学園ものロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-10-01)【イニシャルK】さん
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監督チャン・イーモウ
演出伊達康将(日本語吹き替え版)
小島幸子(日本語吹き替え版)
浅野まゆみ(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
定岡小百合(日本語吹き替え版)
池本小百合(日本語吹き替え版)
撮影ホウ・ヨン〔撮影〕
製作コロムビア・ピクチャーズ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
あらすじ
13歳のミンジは、貧しい農村の小学校で代理教師を勤めることになった。28人の生徒のうち一人の退学者も出なければ50元の賃金に10元を上乗せしてもらえるという条件だ。 ところが、生徒のホエクーが家庭の事情で町へ出稼ぎに行ってしまう。なんとか連れ戻したいミンジは、必死の思いでひとり町に出かけ、ホエクーを探しまわるのだった。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

10.一本のチョークが学校の一番の貴重品という、中国の寒村の学校の子どもたちの表情がなんと生き生きとしていることか。プロの役者を1人も使わず、中国の農村をリアルに表現している。これは多分、終戦直後の日本の状況と似通っているのだろう。戦後60年、日本が、日本人が物質的に豊かになった分、どこかに置き忘れてきたものを思い出させてくれる作品。
Shige&Happyさん 8点(2005-03-01 21:06:04)
👍 1
9.近頃はハリウッドに進出し、CG多様のアクションものなど撮っているチャン・イーモウ監督だけど、この頃までのチャン・イーモウ監督は良い。この作品も中国ならではの作品という雰囲気の中で一人の少女が迷子となった男の子を捜すというだけの話であるけれど、自然体の演技が何か観ていて癒されます。
青観さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-26 19:15:13)
👍 1
8.この監督の冗談って笑えない。レンガ運びのアレはないだろぉ。主人公は最後まで痛々しかったけど、監督の力だろうな、見終わった後、最高な気分でした。映画から感情ってのがあんまり感じられんかったのは視聴者に感情を与えるためなんだろうな。
lllだりlllさん [地上波(字幕)] 8点(2005-12-08 02:07:19)
7.ネタバレ ◆僕はチャン・イーモウが好きになってしまいました。◆話としてはシンプルだが、若干ダラダラしている。先生の性格もあまり共感できるものではなく、なんのために生徒を探しに行ったのかよくわからない。◆しかし、それらを差し引いても、この作品は良かった。中国の貧富の格差、教育状況、さらには教育の本質といったテーマを中心として、子供達の可愛らしさや、街の人々のまだ残っている良心を暖かい視点から描いている。◆特に良かったのは、街に行った少年を迎えに行くために、バス代を子供達みんなで計算するシーン。ただ教科書の内容を写すのではなく、実体験に基づく問題をいかに解決するかを考えることこそが本質的なのだ、という監督の教育観が伝わってくる。また、ラストシーンで一人ひとりが色とりどりのチョークを使って一文字漢字を書くシーン。けっして感動を誘うような演出はしていないのだが、子供達の文字を書くときの筆圧や、笑顔、漢字の意味、読み上げる声などが絶妙に折り合わさって、見ているものの涙腺を緩める。◆チャン・イーモウの教育観、人柄、それから中国に残っている温かさ、子供達の可愛らしさ、それらが融合して一つの素晴らしい作品ができあがっている。8点を献上させていただきたい。
もりたろうさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 15:50:57)
6.ネタバレ おもしろかったです。少女がTVニュースで訴えるシーンでは思わずホロリときました。しかし、自分の近くにこんな少女がいたら鬱陶しいだろうなあ。
la_spagnaさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-04 15:25:32)
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5.風情があって良かったけど紛い物が横行しまくってる国だから「どこまでが本当」とつい疑ってしまい・・。素人のお子ばかりというがそれすらにも懐疑心が生まれてしまってからに。
ケムール人さん [地上波(字幕)] 8点(2007-11-02 04:22:56)
4.ネタバレ 不機嫌な女の子って好き。女の子ったって代用教員なんだけど。不機嫌ではあっても不貞腐れているわけではなく、まっすぐゆえの仏頂面。とにかく彼女には生徒を一人も減らさない、という明確な目的がある。「…とか」といったイマドキの日本の若いモンの曖昧さが一切ない。逃げた生徒を捕まえるとなると、その目的だけに集中する。街にまで追いかけ、墨汁を薄めて尋ね人のビラをたくさん作る。目的の達成のためにあの手この手を使う。テレビ放送まで使う。局長さんがものわかりが良すぎるのが、この映画の唯一の欠点だが、ま、仕方がない。ずっと仏頂面だった彼女がブラウン管の中で泣き、自分を探している人物の存在を知ってホエクーも泣きだす、という名場面が、それがないと成り立たなかったのだから。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-15 12:13:12)
3.ネタバレ お金が行動の基準になる13歳の代理教師の女の子。学校にも通えず出稼ぎに町に出ざるを得ない子供。決して恵まれているとはいえない中国の地方の子供たちの教育事情。この作品に出ている子供たちはほとんどが素人の子供たちなんですよね。それだけに、テレビで華やかに映し出される北京や上海とは違う、巨大な中国の持つもう一つの表情がこの子供達を通してリアルに伝わってきました。それと同時に、チャン・イーモウ監督の描く子供たちや代理教師の女の子の持つ飾り気の無い等身大の素朴さや、純粋さ、たくましさがとても深く印象に残ります。素直に見てよかったなあ、と思えるとてもあたたかい作品です。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-03 02:16:36)
2.ネタバレ とても好きな作品です。村の子供たちが可愛かったのが印象的。
最初は捜す動機がお金だったウェイ先生が、いつの間にか男の子のことを思っての行動に変わっていたのが凄く自然に感じて良かった。
終盤の先生のテレビ出演とそれを見た男の子の2人の演技がドキュメンタリーのような自然な演技だったので感動に繋がったと思う。
さわきさん [地上波(字幕)] 8点(2016-09-30 22:01:21)
1.13歳の少女の無知からくる無謀さがとても強烈。彼女の自己中的一途さが微妙に変化していく違和感はあるが、その健気でひたむきな行動が次第に心に響いてくる。貧しさの中の逞しさ、大人達の悪意の無い本音や優しさが人間臭く伝わってくるが、同時にこの国の図々しさの源を垣間見た気がする。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-09 23:56:00)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 7.01点
032.78%
100.00%
200.00%
321.85%
432.78%
51312.04%
6109.26%
72725.00%
83027.78%
91513.89%
1054.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review5人

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