映画『死刑台のエレベーター(1958)』のいいねされた口コミ・レビュー
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死刑台のエレベーター(1958)の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
死刑台のエレベーター(1958)
[シケイダイノエレベーター]
Elevator to the Gallows
(Ascenseur pour l'echafaud)
1958年
【
仏
】
上映時間:92分
平均点:6.65 /
10
点
(Review 119人)
(点数分布表示)
公開開始日(1958-09-26)
(
サスペンス
・
モノクロ映画
・
犯罪もの
・
ミステリー
・
小説の映画化
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2021-09-15)【
イニシャルK
】さん
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監督
ルイ・マル
キャスト
モーリス・ロネ
(男優)
ジュリアン・タベルニエ
ジャンヌ・モロー
(女優)
フロランス・カララ
リノ・ヴァンチュラ
(男優)
シャリエール警部
ジョルジュ・プージュリー
(男優)
ルイ
シャルル・デネ
(男優)
声
楠侑子
フロランス・カララ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西田昭市
シャリエール警部(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
森功至
ルイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木弘子
ベロニク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西沢利明
ジュリアン・タベルニエ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
岸田今日子
フロランス・カララ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鵜飼るみ子
ベロニク(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀勝之祐
ジュリアン・タベルニエ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子
フロランス・カララ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作
ノエル・カレフ
脚本
ロジェ・ニミエ
ルイ・マル
音楽
マイルス・デイヴィス
撮影
アンリ・ドカエ
あらすじ
青年医師ジュリアン(モーリス・ロネ)は、社長夫人フロランス(ジャンヌ・モロー)と密会を重ねていた。二人は邪魔者を始末することにする。社長を殺害するジュリアン。完全犯罪が成立するかと思いきや、ささやかなミスで現場に戻った彼が、エレベーターに閉じ込められてしまう。25歳のルイ・マルが撮ったヌーベルバーグの草分け的作品。音楽をジャズの帝王マイルス・デイヴィスが担当し、印象的なトランペットを聞かせている。
【
円盤人
】さん(2004-09-07)
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💬口コミ一覧(9点検索)
[全部]
3.主人公が「ロープを回収し忘れる」という失態を冒したうえに、エレベーターに閉じ込められる。そんな三面記事みたいな展開から物語が始まります。正直最初はあまりにもおマヌケなので「こんなんで大丈夫かい!?」と不安になりました。しかし、愛人や若いカップルが物語に絡みだすと俄然面白くなります。最後まで引きつけられました。「昔の映画補正」を抜きにしても、普通にハラハラする場面もありましたしね。愛する男の無実(?)を証明しようとすればする程、彼の本当の罪が明らかになってしまうというジレンマが絶妙でした。それ意外にも、愛人の女性が夜の街を徘徊する場面など、サスペンス以外でも印象的なシーンが沢山あります。1つの映画で色んな楽しみ方ができる作品ですね。ラストシーンは、サスペンスであると同時に、主人公と愛人の写真が次々現れるという、一風変わったラブシーンになっています。思い出してみれば、主人公と愛人の共演カットは全くありません。水面に反射する彼女の顔は今にも消え入りそうだけれど、2人が同じ空間で仲睦まじく愛し合っているのはあの写真の中だけ。まさに神がかったエンディングです。
【
ゆうろう
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2013-02-20 02:18:27)
👍 1
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2.
ネタバレ
サスペンス映画の傑作。2つのサスペンスが同時に進行し、意表外なことから思わぬ展開となり、複数の犯罪が一気に白日の下にさらされるラストは見事である。中年の愛と若者の愛も描けている。硬質なモノクロ映像、心理描写に卓越したカメラワーク、主演女優の艶麗な美しさ、クールで洗練された音楽、頗るゴージャスだ。完全犯罪を目論んだが僅かの偶然から破綻していく過程を見せる映画のように見えるが、そうではないだろう。主題は「倦怠(アンニュイ)からの開放」。登場人物のほぼ全員が倦怠を感じている。倦怠とは、退屈な生活、本来の自分でない自分に対する嫌悪感といったところ。社長夫人は、夫との愛のない生活に疲れ果てている。ジュリアン(大尉)は戦争で死線をさまよったが、戦争で儲けている男の下で働いている。花屋の娘は、退屈な仕事と貧しさに甘んじながら一人暮らし。青年はやりたいことが見つからず、仕事もせず、バイク窃盗で指名手配され自暴自棄になっている。その他、秘書、警備員、各飲食店の従業員、酔っ払いの大尉の友人、警察の受付まで、誰一人明るい顔をしていない。人生に倦む現代人の無表情がそこにある。倦怠を暗喩するのが雨模様の夜の都会であり、その中を夜を徹して恋人を探して徘徊する社長夫人の姿は、自由を渇望してもがく現代人の姿そのものだ。恋人通しがお互いに惹かれ合うのは、倦怠から脱出したいという共通の素懐があったからだろう。彼らは犯罪を起こす前から 倦怠という名のエレベーターの狭い空間に、息も絶え絶えに閉じ込められていた。だからこそ中年の恋人達は自分たちの邪魔になる男の殺害するという決死の決断をし、若い恋人達は自分たちの犯罪が明るみになりかけたとき、躊躇なく自殺を決行したのだ。殺人を犯したことでエレベーターは死刑台へとつながる。展開上、若者の恋人達は、中年の恋人達をかき乱しているだけの存在にみえるが、実は両者は対等だ。アンニュイを感じている人ほど、この作品に惹かれるのではないか。残念な点もある。鉤爪付きロープが地上に落下しているが、もし雨などのせいで勝手に滑り落ちたとしても、ベランダに落ちるはず。ロープは回収するつもりだったが、警備員が部屋に入ってきて、あとで回収するしかなかったという筋にすべき。殺される観光客はおちゃらけすぎ。最後の抱擁写真だが、あれは一枚で良い。風景写真の中にたった一枚あった方が印象が強い。
【
よしのぶ
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2012-10-06 04:20:24)
👍 1
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
ジュテーム!ジュテーム!このジャンヌ・モローが愛人であるモーリス・ロネと電話でのやりとりから始まるシーン、もう、他に何も要らない。この僅かな台詞だけで十分過ぎるほどの説得力を感じるのである。それも全てはジャンヌ・モローという良い女の象徴のような女が見せる表情、その姿だけで余計な説明など全くもって不要であることが解るぐらいの演技力、女優の演技、本物の女優とは何かってことをこの女優を観るだけで思わずにはいられないほどの圧倒的な存在感、演技、一人の男を自分の方へと振り向かせてしまう凄み、説得力、そして、話が進むに連れてどんどん引き込まれていくこの雰囲気作りの上手さ、この映画を見てつまらないとか物足りないと思う人はおそらくは現代の映画、特にアメリカ映画に慣れてしまっているであろう!映画に必要とする雰囲気を味わう為の映画であって、単なるサスペンス映画ではないのである。少なくも映画の雰囲気作りの上手さにおいてはそこらの今時の映画にはない上手さがこの映画にはある。その雰囲気をどれだけ酔いしれるかでこの映画の評価は大きく変わると思うし、それはあのマイルス・デイヴィスのジャズにしても同じであり、映画に物語だけを求める人には向かない映画であろう!逆に物語だけでなく映画的なムード、余韻を楽しみたい人には素晴らしい映画として評価出来るだけの作品であると私は思う次第で、見れば見る度にこの映画が私は好きになります。てことで初めて見た時も面白くて8点にしたけど、今では9点にしたいということで点数を8点から9点に変更致します。ルイ・マル監督のデビュー作にして私の中ではこの監督のベストがこの映画です。
【
青観
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
9点
(2005-06-26 19:32:59)
👍 1
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マーク説明
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《新規》
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★《更新》★
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《更新》
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【点数情報】
Review人数
119人
平均点数
6.65点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
0.84%
3
3
2.52%
4
6
5.04%
5
15
12.61%
6
30
25.21%
7
31
26.05%
8
19
15.97%
9
8
6.72%
10
6
5.04%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.66点
Review6人
2
ストーリー評価
6.66点
Review9人
3
鑑賞後の後味
6.71点
Review7人
4
音楽評価
7.57点
Review7人
5
感泣評価
4.00点
Review4人
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