71.霧の中のハンフリー・ボガードさんのコートとたばこが印象的です。まさに沢田研二さんの「あんたの時代は良かったー」。 【its】さん 7点(2004-01-07 01:55:27) |
70.ただ、ひたすらキザなボガード。ボガードの「広いおでこ」に乾杯! 【STYX21】さん 6点(2003-12-26 18:18:46) |
《改行表示》 69.あの決め台詞、今なら確実に失笑モノですね。…寂しい気もします。 美に対する価値観は違っても、彫刻や絵画と同じように、人々の美への感性に訴える力を持った作品だと思います。 【日雀】さん 8点(2003-12-22 09:40:31) |
68.「君の瞳に乾杯」・・・。3回ぐらい言ってたな。ちょっと言いすぎwモノクロのこういうのってなんだかいいね~。「ローマの休日」に最後には別れが待ってるってな感じでよかった♪ |
67.現代の商業映画と較べて、古典映画はテンポがゆったりとしている。現代映画に慣れている人はそこでいらつきだすか、まぶたが重くなる。私も例外ではなかった。だが、クラシック音楽を聴くのと同じ心構えで画面と正対すると、不思議とその時代の空気にこちらが同調し始める。サムの弾き語りを始め、映画の一部始終に流れる濃密なモロッコの空気は、半世紀を過ぎた今でも十分感じ取ることができる。「その映画が今でも通じるか」という見方も良いが、それでも苦しいという方は、目を閉じ、耳で映画を愉しんでみてはどうだろう。何にせよ、「観ていないと恥ずかしい」と年輩の方に言われるより先に、自分なりの感想を持っておこうではないか。ちなみに私は、三角関係恋愛映画のアーキタイプとして、味わい深く観させて貰った。古典的価値は満点級だが(「君の瞳に乾杯」という言葉が巷に定着しているだけで凄い)、感想としてはこの点数、ということで。 【J.B.】さん 7点(2003-12-06 17:52:02) |
66.すごいですねー男性からの圧倒的な支持!! 「グッバイガール」のドレイファスが真似てたのはこれでしょうか? 「男の美学」か、、、格好つけてやせ我慢してません? 美貌の人妻、え?うそ?それやったらボギーとキスせんといてーな。 当時タイムリーに観れたらきっと誉め倒しているはずだ、と思いつつ。 【かーすけ】さん 7点(2003-12-02 23:56:44) |
65.「君の瞳に乾杯」はここから始まったんですね。テーマソングの【AS TIME GOES BY】や、男女間の恋愛模様、ラストで霧の中に消える2人の男など、後世に語られる映画として充分にいい映画。 |
64.映画として個人的には面白いとは思わなかったけど、ハンフリー・ボガードの存在感やイングリッド・バーグマンの美しさ、古きアメリカ映画のたたずまいなど、観る価値は非常に高い映画だった。 【鉄腕麗人】さん 5点(2003-11-12 15:27:09) |
63.気障な台詞もハンフリー・ボガートならば決まってしまうからたいしたもんです。普通、「君の瞳に乾杯」なんてことを女に言えますかいな・・・。やはり惹かれるのは、輝くようなバーグマンの美しさに。戦時下の特異な場所で複雑な事情を絡み合わせ、過去ある男と女の再会に始まる愛憎(?)劇を巧みに盛り上げてますが、実際のところ展開はいたってシンプル。まあ、案の上だなぁってエンディングなんですが、切なくも何故だか嬉しい気持ちになれるのです。テーマ曲にもしびれちゃいます。 |
62.ロマンチックで上品な雰囲気漂う映画です。ピアノ弾きのサムが素敵でした。音楽もまた引き立てましたね。でもイルザはラズロとリックのどちらが好きなのかはっきりせず、肝心の恋愛は相当不満。 【凛々】さん 7点(2003-11-05 15:26:46) |
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61.君の瞳に乾杯!ドイツ人とフランス人がお互いの国の歌を張り合って歌いあう場面が印象的だった。 【花守湖】さん 8点(2003-11-03 20:57:55) |
60.ノブさん↓の体験は、正に「映画的」体験の格好な例と申せましょう。もしかして、そのピアノをご自身も弾かれたのでしょうか?そうだとすると、本当に羨ましい。1本の映画が以後の多くの作品に影響を与え続けたり、これを観た多くの人にも様々な「映画的」体験をもたらすというその事実だけでも、本作が名作中の名作たる所以なのでしょう。え、私の場合はどんな体験があったのかですって? それはご想像に御任せします(大汗)。 【なるせたろう】さん 10点(2003-10-14 15:02:58) |
59.すんばらしー。ボギーさんもバーグマンさんも。そして、時の過ぎ行くままに、、か。まさに名作です。 【fujico】さん 8点(2003-09-15 18:41:53) |
58. 昨今の映画は男女同権!どころか寧ろ女性が勇ましくメインを張る作品が多いから本作でのバーグマンの微妙なポジションを「打算的なズルい女」としてしか観られず酷評してしまうのカモ。そもそも戦前・戦中の米映画なんて完全に男性中心!よって彼女はボギーのダンディズムを引き立てる言わば”触媒”に過ぎなかったハズなのである。が!しかーーーし、誇り高きバーグマンは敢えて添え物の刺身のツマに甘んじるコトなく、予定調和な職人マイケル・カーティスに敢然と反旗を翻す!!その類稀な美貌と抜群の恋愛感情表現で月並みなメロドラマに過ぎなかったであろう本作に永遠の生命を吹き込んだのだ。加えてボギーの下積みを経た男の渋さ溢れる「キミの瞳に乾杯!」という台詞も相手がバーグマンなればこそ説得力を放つ。悪いがヴェロニカ・レイクやヘディ・ラマーみたいな妖婦タイプの女優がイルザだったらココまで語り継がれる名作のステイタスは(確信を込めて絶対に!)得られなかっただろう。オスカー作品賞・監督賞・脚色賞に輝いたのは戦時下でのウェルメイドなメロドラマに一票!てな感じだったのだろうが、個人的にはバーグマンの圧倒的存在感とサムが歌う「As Time Goes By」なくして本作を語るコトは出来ないと思っている。ドイツが生んだ不世出の名優コンラート・ファイト最後の輝きに…8点!勿論ボギーもニヒルでキマってるけどね。 【へちょちょ】さん 8点(2003-09-07 16:53:58) (良:4票) |
57.面白いか面白くないかの次元を超えてますよ。どっちにしても後世まで語られる映画です。科白はあまりにも有名。後々まで残る映画ってスゴイですよ! 【もちもちば】さん 6点(2003-08-08 20:38:09) |
56.不朽の名作。As time goes by~時の過ぎゆくままに。かっこよすぎるラストシーン。「君の瞳に乾杯」などの名セリフ。でも自分的には5点くらいの作品かな。 【omut】さん 5点(2003-07-29 02:42:47) |
55.私のベストワンです。しびれます。ボギーがいる。バーグマンがいる。As time goes byが流れる。名台詞が散りばめられる。最高の映画でした。 |
54.リックの名台詞”Here's looking at you、 kid."が、乾杯する場面で「君の瞳に乾杯!」となるのは、異論がありませんが、最後の飛行場での別れのシーンにおいても、同じ訳というのはいかがなものでしょうか?直訳のほうが、グっと来るのに。。 【キタロウ】さん 9点(2003-07-06 13:36:02) |
53.カサブランカはドイツ軍が「占領」していたわけじゃありませんね。 一応は、対独協調のフランス・ビッシー政府の行政権の下にありましたでしょう?そのあたりの微妙な歴史的背景の上に、カサブランカという街があったはずです。だから、ナチス占領下のヨーロッパから、自由の国アメリカへ脱出するために、仮想「中立地帯」のカサブランカに亡命者たちが集まってる・・・・・。 製作当時は直面する現実状況、今日的にはそういった歴史的状況から見ないと、作品の総体はたぶん認識できないでしょうね。彼がスペイン内戦やエチオピア戦役で、反ナチス・反ファシスト運動を支援したのは、たまたま敗者に味方したというのではなく、アメリカという国同様に一市民もまた自由の戦士である・・・、そういう立場の表明でもあったわけでしょうね。例えば、ヘミングウェーのように・・・。 まぁ、それはさておき、全てがセットで作られたにせよ、そういった時代の制約や背景を超越して、一つの作品としては、とても「よくできた」映画であることは否定できないでしょう。 最後に、警察署長が「ビッシー水」のボトルを屑篭に投げこんで、霧の立ち込めるなかをボガードと仲良く歩きはじめますが、それまでドイツ軍との狭間で優柔不断だった署長の「決意」を観客に示して幕となるところなぞは、なかなかに憎い演出でした。 |
52.昔、昔、ビデオで見て、感動したなあ。バーグマンの綺麗さやボギーの格好よさも素敵だが、サム(黒人のピアニスト)がまた素晴らしいのですよ。バーグマンに再会することでボギーが傷付くのを心配して、ひとりきりにさせないような心遣いとかさ、キャストひとりひとりのさりげないセリフや演出の奥深さってのは、際立ってますよね。リックのバーで「ラ・マルセイエーズ」の大合唱が起こったとき、鳥肌がたったのをよーく覚えてます。いやー、傑作です。 |