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プロフィール
コメント数 772
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/no_the_war-since2010/
年齢 42歳
自己紹介 ブログでは文字数気にせずレビューしています。
併せてご覧ください(^っ^)b

こんな僕ですが父になりました。しばらくは子育てで映画どころじゃありません。じゃんじゃん笑投票なりなんなりしてください。

2015年1月、ついに700レビューに届きました。記念すべき700レビュー目は・・・『ゲームセンターCXザムービー』うっかりしてたぜとほほ

2018年、今年は12本映画館で観れました。つきいちペースは健康的。

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21.  π(パイ)
僕は数学を専攻している学生なんですが、この映画に出てくる数学は理科系大学の受験生程度にでも理解できるレベル。だから悩んでいく数学者があまり天才には見えなかった。逆にいえば、受験でノイローゼになった浪人生っぽかった。
4点(2004-02-23 01:24:41)(笑:2票)
22.  アルマゲドン(1998)
これが現実だったら絶対ミッションは失敗してる
5点(2004-02-18 16:22:21)(笑:1票) (良:1票)
23.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 
アンワルは、最後嘔吐する。しかしアンワル以外にも虐殺した英雄たちは登場していて、彼らは結局、この映画ではなんの悔悟もないまま逆ギレどころか本気で正しいことをしたんだみたいな感じで終わっている。彼らを嘔吐させることはできなかった。 なお、現在もインドネシアには民兵組織「パンチャシュラ青年団」てのがあって、この集団はいまだに共産主義者殲滅を叫んでいる。殲滅の根拠は当時と変わらず「共産主義者は残虐だから」である。現代のはなしであることにぞっとする。こいつらまたやらかすんじゃないか。  そもそも、「人が人を殺す様子を再現した映画」にこんなにも群がり連日満員御礼となる我々だって同じだ。 虐殺を追体験したいんだ。ヒットすればするほど、それが正しいことになる。もっとヒットして、ランキング1位になって、王様のブランチでリリ子が嬉々として紹介するといいさ。  ラストのアンワル、嘔吐するが、あれは演技なのかもしれない。階段を上がっていく時なんかも、カメラはきちんと構図を考えていて、つまり「これから階段を上がるシーンを撮ります。よーい、はい!」って言ってアンワルは上がり始めているに違いない。つまりこの階段を上がる様子は、演技なんだ。そうやって上がってきた屋上で、おええええーってやられても、なんだか演技臭さがすこーしあった。ちょっとばかし盛ってない?って思った。それでも十分見ごたえある”演技”だったから、映画としては成功だ。
[映画館(字幕)] 9点(2014-04-20 23:49:24)(良:2票)
24.  蛇にピアス 《ネタバレ》 
吉高は本当に舌に穴を開けたらしいのだ。これはどうもひっかかる。耳たぶとかではなく、舌である。仕事とはいえ結構覚悟がいるだろう。なのに吉高、たったこんだけの映画のために舌に穴を開けてしまっている。やり過ぎとかいうのではなく、なんかなんか違う感じがする。確かに主人公ルイを演じる上で、裸になったり生本番を映すのは必要だ。それは女優の仕事だろう。だが、演じる役が舌にピアスを開けるからといって、演じる俳優まで舌にピアスを開けるべきだろうか。これも俳優の仕事なのか。他の方法はなかったのか。ヌード撮影や丸刈りなどはまだ取り返しがつく。舌穴は取り返しがつくのか?吉高は一生舌に穴を開けてこれから生きていくことになる。他の映画やテレビの仕事をしても、おばあちゃんになっても、舌に穴があいたまま。「舌の穴やイレズミはフィクションです。」とか「舌の穴は治療により治癒します。治療費は蜷川が負担します。」とラストで但し書きが付けば安心するんだが。 ルイの思考の構造が気になり、原作の小説を買って読んだ。原作には事細かにルイの心境が活字で説明されていて、それぞれのルイの気持ちを理解出来た。理解はできたが納得できない。どうもルイを好きになれない。いろいろ精神的に脆いのはよくわかるし、そういう人がいるんだろうなとも思うが、なんだろうな、真面目に働いたり、勉強したり、映画観たり、マトモな男と付き合って早寝早起きしてみたり、それくらいのことをしてみたらいかがだルイさん。そんなこと誰も教えてくれなかったか?かわいそうに。お気の毒様です。 
[映画館(邦画)] 7点(2008-12-31 03:27:55)(良:2票)
25.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
ラストシーンがいい。やり場のない切なさ。貧乏が憎い。少年なりにおとうちゃんを励まそうとするけど、どうしてよいかわからなく、ただただ手をつないで歩くしかない。その二人の後ろ姿が、みじめでみじめで、だけども切なくいとおしい。 僕自身、どうもひとごとに感じられないのも痛切だ。僕もおやじと二人で、ああやって貧乏に街を歩いたことがあるような気がする。気持ちのいいもんじゃない。自転車を大事そうに整備する少年も泣ける。戻ってきて嬉しかったんだろうな。だけども映画は、自転車が戻ってきて喜ぶ少年のシーンを撮らない。そこがしぶい。  泥棒はよくない!とか、子供の愛は深い!とか、そういう表面的な感想を上回る、もっと大きな社会構造の矛盾、弱者と強者、貧困と幸福、そんなところまで言及している。 映画前半、職を得て、作業着(ダサいつなぎ)を支給され、家でそれを着て奥さんに見せていたときのやりとり、死ぬほどせつねぇよ。やめてくれよ。貧困映画の金字塔。 
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-23 00:37:45)(良:2票)
26.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
アニメの最高傑作のひとつ。もうひとつはオトナ帝国。池のほとりでノブセリを帰らせたあとの二人のシーン…向かい合ってて、うつむいて、お互い黙ってて、周りには子供たちしかいなくて、風が穏やかで、…。だから最高傑作なんです。
10点(2003-12-12 11:12:35)(良:2票)
27.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
ふつうにクイーンの楽曲を聞いたところで、ボロ泣きすることはない。しかしこの映画を観て、ラストのあのウィーアーザチャンピオンを聞くと、ボロ泣きする。 あの「We」とは、クイーンだけでなく、クイーンの周りの人々、クイーンの歌を聞く人々、さらに、この映画を観ている僕たちひとりひとりを全員包括した一人称複数形であったのだ。 そしてフレディマーキュリーは、そんな僕たちを、チャンピオンを讃える。 この映画は、クイーンの史劇に留まらず、WeのWeによるWeのための「人生の勝利宣言」である。  でも後日よく反省すると、僕はチャンピオンと名乗れるほどの生活してねえ。
[映画館(字幕)] 9点(2018-12-27 23:06:26)(良:2票)
28.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
特に、タランティーノはこれまで、暴力と殺人をアイテムとして映画を撮っているわけで、これはジレンマだったのかもしれない。(風立ちぬにおける、戦争反対と思いつつ完璧な戦闘機を設計するジレンマみたいな) 実際、武器をもってやってくるヒッピー達は、車の中でこんんなことを語り合う「人殺しを演じて稼ぐ連中を、殺すぞー」これまさにタランティーノが自分に向けて書いたセリフと言わざるを得ない。 それに対するタランティーノの回答、それは、実行犯らをレオ様邸に間違えて侵入させ、観客の全幅の信頼をがっちりつかむブラピのこぶしで、監督が大得意なバイオレンス描写を遺憾なく発揮し、実行犯たちをこれでもかというくらいにフルボッコ。レオ様はというと()。 観客の爆笑によって歓迎されるこれらのバイオレンスを添えて、私達(この私達とは、監督、出演者、すべてのアメリカ映画屋、そしてこの映画を映画館で観る我々全員)は50年前の悲劇に回答を示した。すなわち、復讐。 シャロンテートは、何も知らず無事。  しかしそれで終わらないのがこの映画の素晴らしいところ。事件がおちつき、何も知らないシャロンの声が、インターホンのマイクから聴こえてくる。「みんな無事なの?」これがもう、不幸にも命を奪われた実在のシャロンの声そのものに聴こえてならない。天国からこっちを心配してるかのような。 からの、玄関先でレオ様とシャロンとの、挨拶の抱擁。それを高いところから見下ろすように撮るタランティーノのまなざし!  復讐は暴力である。何も生まない。復讐は復讐を呼ぶ。しかしラストのこのショットは、復讐でも暴力でもなく、ただひたすら安らかな祈りと言える。映画が映画としてできることを、タランティーノはこのようにやってみせた。素晴らしい!
[映画館(字幕)] 9点(2020-03-30 15:21:02)(良:2票)
29.  スチュアート・リトル2 《ネタバレ》 
1を観てすっかりスチュアートのファンになり、2を観て僕はリトル家の一員になりました。スチュアートの、小鳥彼女への誠実さは本当に拍手を送りたい。鷲(鷹かな?)に向けて手作り弓矢でコチンと攻撃する姿が本当に涙をさそう。体が小さいから勝てっこないよ、でも、自分の出来ること全てを注いで戦う彼の勇気。全ては初恋の小鳥彼女のため。スチュアートは本当に僕の兄貴です。飛行機に二人で乗り最後特攻する時小鳥にいう、「君は飛んで逃げるんだ!」答えて「いいえ!私はあなたといっしょにいるわ!」・・・涙
10点(2004-02-27 02:24:04)(良:2票)
30.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
『カラフル』における避けて通ってはいけないものの一つに“背景画”があると思う。手書きとは思えないまるで実写のような絵の上でアニメの人物が動く。『スカイクロウラー』においては背景と人物のコントラストが濃かった。いま思えば押井は背景に対していかにかっこいいかを追及していたようないんしょうだが、『カラフル』の背景はまるで人物のように能弁に語る。  平田オリザ先生はその著書等で「人は環境によって喋らせられている」と主張している。まさにその摂理にこの背景画は従っている。この背景にこのセリフありと言わんばかり。シーンが切り替わり、背景が更新された瞬間にそのシーンの主張がスクリーン全面から高濃度に飛び出てくる。 『カラフル』がアニメという方法を選択したのは、原恵一がアニメしか撮れないのかもしれないけども、この背景の能弁さを活かしたかったからだと受け止めた。それにしてもあんなに精巧な絵、どうやって描くんだろう。  いつまでも心に残るあの鍋のシーンでの父の演技も素晴らしい。兄貴がティッシュを父にだけ渡さないあの間合いと、実はそのあとにちょっとだけ涙がにじんでいた父。『息もできない』においてサンフンが泣いた時よりもぐっときた。たったあれだけの涙なのに。たった。映画って難しいね、沢山泣けばいいってもんじゃない。
[映画館(邦画)] 9点(2010-08-30 00:24:50)(良:2票)
31.  ラストタンゴ・イン・パリ
僕が生まれる10年も前から、女は上書き保存、男は名前を付けて保存なんだなと思った。 
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-04 00:53:00)(良:2票)
32.  北斗の拳(1995)
ここの平均点ワーストランキングで知り、シベ超と共に、観てみました。連続で駄作を観て思ったことは、映画を撮るって、難しいことなんだなぁって思いました。
1点(2003-12-12 10:01:35)(笑:2票)
33.  tokyo.sora
過剰な演技による映画の盛り上げこそはないけれど、それだからこそ彼女たちのなまなましい感情がこんこんと伝わってきます。こういうのを『静かな映画』と呼ぼうと思います。胸の大きさで悩んだり、一方そのころ自殺図ったり、客観的には大小あるようなそれぞれの乙女の悩み、それはとても主観的で各人にとっては同等に重い悩み。それらを無言で受け止めているのが空。ちょっと排気ガスと高層ビルで汚れてるけど、優しく包んでいる。今後も『静かな映画』が創り続けられて欲しいと思います。
9点(2004-02-04 01:35:27)(良:2票)
34.  時をかける少女(2006)
僕はこのような高校時代をすごし損ねたタイプの男だったので、今になって疑似体験できて、しかもタイムリープしまくりでなんども体験できて、心地よかったです。 映画って、いわゆるタイムリープなんですね。
[映画館(邦画)] 9点(2006-09-06 22:10:48)(良:2票)
35.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
評価は点数に語らせて、ここでは、クレしんである必要性について(勝手に)述べます。映画において、しんのすけたちは、俳優なのです。演技です。だから、撮影の合間には休憩とかタバコとか、もちろんクルーもいます。テレビでのしんのすけたちは、かれらの日常なのです。ここでは演技ではありません。普段です。こういう風に解釈することにより「どうしてしんちゃんを使うの?」という疑問が解決されます。なによりも、運動神経抜群で表情豊かでかわいい、すばらしい役者ですよね、しんのすけ君は。
10点(2003-12-12 11:23:20)(良:1票)
36.  妖怪大戦争(2005)
これくらい不真面目なのがちょうどよい。そしてエロいです。後半はそこにしか目が行かない。妖怪「えろめがね」
[DVD(邦画)] 7点(2006-07-20 00:37:21)(良:1票)
37.  ラスト サムライ
大作で傑作で感動作なのは分かりますが、もう一歩心にはいってきませんでした。戦争の美化になりかけてておっとっと。「僕もお侍さんになて沢山戦争して敵の偉い人を介錯仕って最期は桜の花のように散るぞ!」と思っておっとっと。それとラストの土下座のシーン、あの不動のワースト1の北斗の拳を思い出してしまい、嫌な気持ちになりました。まったく北斗の拳め。
7点(2003-12-18 09:34:09)(笑:1票)
38.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
六本木ヒルズのプレミアスクリーンでやっていたので今日観てきました。血塗られた車の掃除のために立ち寄るお家の主人がタランティーノ監督本人なのですが、この点について述べます。サミュエルLジャクソンの「近くにダチ公がいるからそこに寄ろう」というシナリオは正直ちょっと調子良すぎます。完璧にまで効果的に入れ替えられたストーリーのなかの唯一の弱点である!とも言われそうです。このシーンでタランティーノが現れるのはこのようなつっこみに対する、巧妙なクレーム処理といえるキャスティングテクニックだと思います。責任は全て俺が負う!ともいえるし、“都合のよさ”への違和感をうまくかわすことができたし、タランティーノ自体なかなかイイキャラなので不思議と話はとっとこすすむ。あるいは自分を出演させたいが為のシーンだったのかもしれない。演技はでしゃばりで、役者たちへの目つきは監督そのものなのが面白い(※二人に水をかける時、ウルフに指図する姿は監督として素の姿だった。)、それでいて誰よりもその現場を楽しんでいるのがひしひしとスクリーンから漏れている。僕はこういったタランティーノの姿を見て、あらためて彼の映画センスに舌を巻くのです。また最後、彼監督の映画が終わった時のエンドクレジットのまず最初がいつも彼自身の名前がバーン!と現れるのをみると、若はげしゃくれあごのあの顔で「どーっすか、これ、俺が創ったんすよ、面白かったでしょぉ!」と罵られているようにすら思えます。にくいにくい!。と同時に、映画に対するタランティーノの愛情をその文字から感じてやみません。
10点(2004-02-09 00:27:13)(良:1票)
39.  おもひでぽろぽろ 《ネタバレ》 
長期休暇をとって、まるで他人の田舎の家に居候する、という27歳の独身女性(笑顔がやや老けてる)。という設定が提示されるオープニングの瞬間に、この映画に深遠なる深みが生まれている。小学5年生の記憶が勝手についてきたという表現しているが、いや彼女はそうではないだろう。きっと常日頃いつも過去のわだかまりを引きずってきたに違いない。特に病んだときにはトラウマのごとくアベくんが去来したに違いない。21世紀ではこういう女性に最適の薬を精神科で処方してくれるだろうが。タエコは映画で描かれている以上に思い悩んでいたに違いない。 柳葉敏郎、あの男も下心に支配され、蜘蛛のようにタエコに舌舐めずりしていたにちがいない。柳葉からの心情吐露が無いので(描く必要など一切無いが)心中は把握できないが、25歳の独身男性でしょ、トラクターを研修しているときとか、絶対胸がばくばくだったに違いない。 多くの現代オトナたちは、蝶が芋虫の自分を不連続ととらえるように、小5の自分とはまったく不連続の別人と捉えてしまっているのではないだろうか。けれどもまごうことなく現在の自分との連続体であるわけで、現在の自我形成に大きく影響しているはずである。あの帰路の電車、立ち上がり引き返すエネルギーはなみなみならない。その重い腰を上げさせたのが小5の自分であるが、あれはもちろん自分自身の内面なわけであるから、俺はタエコを心の底から祝福したい。 
[DVD(邦画)] 9点(2009-07-23 15:59:38)(良:1票)
40.  Love Letter(1995)
岩井の10代の描き方はひとつのブランドといえます。いたずらで机の上に置かれた菊の花瓶をたたきつけるとか、樹コンビの目を合わせない会話だとか。「好きです」みたいな台詞よりもはるかに鮮明に人物の気持ちを表している。こういった回りくどさのセンスがすばらしい。この作品はラブストーリーであるが、岩井さんにはこれからもラブストーリーを撮ってもらいたい。
8点(2004-02-14 23:47:41)(良:1票)

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