Menu
 > レビュワー
 > アルメイダ さんのレビュー一覧。4ページ目
アルメイダさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
>> 通常表示
61.  質屋 《ネタバレ》 
 この監督の映画は真剣に見ないとだめです。  ところが最初からわからない~!?何がなんだかわからない~(笑 ある技術を使いまくりです。 サブリミナントというのかフラッシュ効果というのか・・  冒頭はまるで違う映画のようなきれいで平和な家族の映像。 これがわりと長い。もちろん白黒ですよ。 それが過去のものとなり現在、質屋の主人はひとりで忙しい毎日をおくる。 アルバイトの男の子が唯一の身近な話し相手(でも心は開かない) いったい過去に何があり主人はひとりなのか。 家族のうち生き残ったじいさんがいる。 お前だけ残ってと罵倒する寝たきりのじいさんが・・ 質屋はユダヤ人で収容所に入れられていた。 その事件とは妻のレイプや子供の事故死・・ 全て幸せを奪われ冷酷に金だけを信じる質屋。 市民ケーンと同じにおいがしました。  トラウマって自分ではどうすることもできないものもある。 でも逃げてもいつかは向き合わなきゃならない日が来る。  金が全てだ! 唯一の身近にいるバイトの青年に言うも、相手は信じやすくお人よしだ・・ この展開はうまいけどきついです。  淡々と飾りも何もない映画。 それがグサグサと刺さるのですが、救いようのないラストは、 ある唯一の娯楽によって救われる。 本当に終わったあとすぐにでもこの映画を忘れたくなりました。 あの娯楽の前で終わっていたとしたらね。 あらすじをわかった上で見るほうが深いです。  ラストの娯楽とは映画的な娯楽です。 この終わり方でないと承知しない、くらいなうまい結末です。   痛みがわかるうちは生きるべきなのです。 たとえそれからの生きる道が苦痛であれど、生かされている・・ もう一度自分は生きなければならない。 このラストは実は市民ケーンより感動したのです。 そしてなんと明るくモダンな音楽・・ 感動を誘うこともしなければ語ることもない。 なのにこの晴天のようなラストは深い。 惜しむらくはあのフラッシュの使いすぎと、映画の娯楽がもう少しあれば・・ でもやはりシドニー・ルメットは白黒ですね!  救いようのない映画なのですが、 答えは自分で見つけられるという救いがあり見事です。 落ち込んだときにも、もしかしたら本当の救いになる映画かもしれません。 かなり落ち込んだときに、道が開けるかもしれません。 それほど真面目で真剣な映画と思いました。    
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 00:42:08)(良:1票)
62.  SF/ボディ・スナッチャー 《ネタバレ》 
最初あんまりゆったりしてるのでボーッと観ていたら、  わけがわからなくなり(笑)もう一度見直しました。  この映画わりと不親切なところがあるので、  1回で観ようとするなら真剣に見逃さないようにしないと・・  SFの宇宙からの侵略モノなんですが、  冒頭の見せ方が「宇宙戦争」じゃあないかと嬉しかった。  こちらもリメイクものなのですが、  元のオリジナルは次回観るとして・・  登場人物が見慣れた人ばかり出ているのでまたこちらも嬉しい。  しかもひとめ見ればわかるという特徴のある顔、顔・・  SF映画の特徴的な顔ぶればかり集めたなぁ・・  主役がキーファー・サザーランドの父ドナルド・サザーランドなのですが、  公衆衛生調査官の彼を中心に事件がおきてゆきます。  個人的に気をつけて観てほしいのは、  セラピストの女性ですね。  彼女は髪型や撮りかたによって気がつかないときもあるから・・  ある意味サスペンスなので飽きずに楽しめるし、  「エイリアン」的なホラーSFの要素もありますが、  口から気持ち悪いものが生まれたりはしないので、  ホラーの苦手な方にもお勧めできます。  宇宙植物が寄生し人体のコピーをとりのっとるストーリーは単純明快。 しかしこんな奇形も生まれてしまうのですよ(爆) さてどうしてこんな人面犬が生まれたのか・・ ハリーという男は広場でいつも犬と一緒にいるのです。 ちょこちょこ出てきますので見逃さないように・・ 私はこの人面犬の場面を何回も気に入って見て、 人と犬だったころの場面を探してまた大うけしたりしました。 このあと叫び声をあげるとコピー人間に人間だとわかるからこらえなければならない。 ここのくだりがおかしい! 人間とわかればゾンビのように追ってくるのですよ。 ここ気をつけて見てください。 叫び声の種類がありますから。 のっとりコピー人間は仲間を呼ぶとき叫びます。 人間の感情からの叫び声と違うのです。 ここが最後に繋がるうまい前ブレなのです。 ラストが秀悦で「お見事」と思えますから・・ 本当に特にSF映画って単純なストーリーをどれだけ面白く見せるかですよね。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-23 16:11:52)(良:1票)
63.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
ごめんなさいファンのみなさん!  この時代にこの映画というのは評価できるし、ロボットも思ったよりかわいい。  特にR2D2?あの独特のゴミ箱のようなフォルムは欲しいくらい。  でも・・合わなかった。大画面で観たのは大正解ですが・・  なんと日本語吹き替えを借りてしまった。これがだめなわけ??  ルーク役の子もかわいいしハリソン・フォードもかっこいい。  あ、これが噂のダース・ベイダーか。変だ、子分が変だ、蟹みたい。  しかもまぬけで脚本が都合よすぎる・・  酒場のシーンではもう冷めていました(だめだよね真面目に観ちゃ)  悪者が自分の武勇伝を自慢してルークが同意して褒めたら、  なんだとって怒るところとか(はあ?)と退いた。  コメディなのかこれは。  旅立ちのときルークに親が(刈入れどきだから)と、  か、刈入れ!?この宇宙砂漠に刈入れ?ってこいつ農家?  しかも柔道着のようなもの着てる・・  ひ、姫がまるで邪馬台国の姫だ。ハリソンもなぜベストを着ているのか・・  いや初めて観たらすごいです。頭の中で(刈入れとか大学とか回る)  アレック・ギネスがオビワン・ケノービをやっていたとは、  よかった「アラビアのロレンス」観ておいて。ファイサル王子やってたのね。  ん?ロレンスの砂漠に白い衣装とか画面構成、似てるんですよねSWに・・  ドラゴンボールのような展開になり、ここ、これはあの有名なヨーダがと期待。  ヨーダはかわいいので次回に期待します。  もっとこう怖さやシリアスさが欲しい。変なキャラばかりじゃなくて。  痛さや辛さ、そういう深い冒険が観たい。  それも次回以降なのかな?テレビでちらっと観た覚えはあるけど、  変な動物や戦闘が苦手で見終えなかった。  たぶん次はいい点でしょう。なぜなら、ヨーダがでてくるみたいなので。 
[ビデオ(吹替)] 5点(2005-05-07 08:19:41)(笑:1票)
64.  未知への飛行 《ネタバレ》 
私がシドニー・ルメットのファンだということを差し引いても、こんな映画を悪くは書けない。  でもまあ悪いところも書きます。  最初のシーンからパーティのシーンそこまでを除く、  軍事会議までがいやにだるいのです。映画的ではない。  つまり面白くない。ただし、悪いところはその中半だけであとは満点に近い。  キューブリックの博士と私情抜きで比べるためどちらも2回見ました。  いやなんでそこまでといっても・・ほとんど良く似た映画だからです。  似てる・・もちろん捉え方はまるで違うのだけれども・・  さらにまたよく似せてしまったのが訴訟問題後、コロムビア映画が両方の上映権を持った。  同じ会社から配給されてたなんて・・(なんか怪しいコロムビア)  題材が題材なだけにこちらを8点にしました。満点にはできません。  好きな題材ではないから。  この映画はすごいです。ラストの衝撃がすごいということは調べていたのですが、  どういう衝撃か知ってしまうと面白くないのでそこまでは調べなかった。  けど2回目見てもまだ衝撃でした・・  よく私ネタバレしますが、コレはふせておきますね。  ちょっとマニアックな映画なので見てない人も多いと思うので・・  ヒントは、昔の映画は最初と最後がつながっている・・  最初に出てくるのはニューヨークシティの闘牛場です。  う~んまた見たくなってきた・・でも売ってない。     十二人の怒れる男でも有名な、ヘンリー・フォンダが大統領をやっています。  うまいです。でもその隣に座っていた通訳の俳優が気になりました。  あの役は難しい。座ったまま感情を示して同時通訳しないといけない。  俳優の鬼気迫る演技もすごかったけれど、緊迫感が怖くて  1回目に鑑賞した途中でもういやになったほど・・  うわ、じわじわと絞められてるようなキツイ映画だと。  割り切ってホラーやサスペンスと思って見たらなんてことないのだけれど、  実は本物の戦闘機に乗って演技している俳優や、  事務仕事のように冷静に分析する政治家役。  リアルすぎて演技かどうかわからないくらいでした。  で、終わった結果「戦争はよくない!」と思うしかなかった。  こういう真面目な作りの映画を観るとしばらく戦争娯楽映画が観れない。  ので・・キューブリックの映画でまた平和ボケに戻ろう・・!? 
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:03:56)(良:1票)
65.  エビータ(1996) 《ネタバレ》 
歌ばかりなんだろうなぁ・・と覚悟はしていましたが、  本当にほとんど歌です。  ミュージカルは突然歌いだすから苦手。  演出にだけ没頭しようと努力。  ところが大作だけあってもうほとんどがアップかロングの演出・・  途中からなんか「ドクトル・ジバゴ」を観ているような感じ。  成り上がり映画としては「エリザベス」のような凄みのある作風が好き。  しかしそんな男まさりな主人公でもなく、  女であることでのし上がっていくさまは、  内容は全然違うんですが「SAYURI」を思い出しました。  いやぁ私はSAYURIのほうがよかったですが・・  エビータを観てて応援するとか共感するとかの感情が湧かないもの。  それぞれの役者はよかったし歌もそこそこうまいんだけれど、  やはりほとんど歌のセリフだとかなり違和感がありました。  ミュージカルでもセリフが時々あるのが普通なのですが、  これはもうほとんど歌いっぱなし。  泣きながら歌われるより少しですがスピーチの時のほうが感動しました。      前半セリフ半分で後半歌半分でもよかったのでは?  特に演説のシーンなどはセリフで聞きたかったです。  マドンナは黒髪の若かりし頃のほうがよいです。  ジョナサン・プライスは本当にどの作品でもこういう役ですね。  好きな俳優のひとりなんですが・・  今回も自信なさそうで根本的にはよい人役を無難にこなしています。  意外とマドンナとは合っていました。  アントニオ・バンデラスはこんなに歌がうまかったんですね。  彼も濃いですが好きな俳優です。  ちょっと力が入りすぎた気がしましたがミュージカル口調だからかな。  彼の役がよくわからないのですが、  語り部でもあるし大衆の映し絵のようでもあるし・・  最初のふたつの時代のお葬式が鍵なのですが、  ここをもう一度最後に持ってくるのはくどいかな?  私はもう一度もってきたほうが感情移入はしやすいと思いました。  アルゼンチンという国もカトリックなんでしたね。  政治的な背景や宗教もよくわかっていると楽しめたと思います。     
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 14:41:38)(良:1票)
66.  七人の侍 《ネタバレ》 
映画自体は非常によく出来ており、  侍モノが大好きな人には特にこたえられないと思う。  私は新選組は大好きなのですがちょっとこれは趣味の問題・・  でも面白かったです。  特によかったのが脚本です。  洋画のほうを多く見ているのでこの出だしは新鮮でした。  普通は無法者や新参者が現れて街や村が荒れるんですが、  これは主役は農民たちなのです。  野武士に荒らされた村を守るために考えたのは・・  農民たちのわずかな食料で侍たちを雇い野武士を退治してもらう。  出演者が知らない人ばかりでしたがマゲを切り坊主になる役の俳優さんよかったです。  実はこの出演陣の中で唯一知っていたのが他の黒澤作品でほとんど主役の三船敏郎。  他の作品は(天国と地獄など)演技が固くて演技力に疑問を持っていたのですが、  この役はあまりにはまっていたしうまいのでびっくりしました(苦笑)  三国志でいえば張飛みたいなおっちょこちょい。  コメデイのような前半はとても楽しかったです。  7人集めてゆく過程も面白いし戦術を練る坊主侍を中心としたやりとりもよい。  ただ中半からが長く感じてしまいました。  200分少々あるからというのもでしょうか。  野武士が来るまでのあたりがわりとテンポがよかったです。  カメラワークについてです。  さすがにハリウッドの有名監督がこぞって参考にしている映画。  構図の素晴らしさは他の(といっても侍モノ以外しか観てないけど)作品でも気になっていました。  特にいいなぁと思ったのが柵や小屋の隙間から魅せる演出。  このあと野武士は前を駆け抜けカメラは切り替わります。  ラストの坊主侍のセリフもよかったです。  「また生き残ったな」これは深いものがあります。  荒野の7人を見終え比べてみたいと思いました。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-04 07:45:35)(良:1票)
67.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
体内を探索する隊員たちにしろ、  突っ込みどころは満載な行動を取るし・・  サスペンス的にもあまりにも裏切り者がわかりやすすぎ。  サッカーフランス代表のGKパルデス?そっくりです。  私としてはこの事故の被害者なる要人が、  なんのために襲われたのかその前触れか後日談を描くリメイク続編が観たい。  体内冒険映画としては映像的にはきれいでした。  もっと不気味な変な描き方をしているかと想像していたのですが、  まるで深海を浮遊する潜水艦といった感じで。  わりと真面目に描いていくのでなんだかNHK教育テレビを観ているよう(苦笑)  しかし後半のハラハラすること。  この勢いとスピード感は今のSF映画もお手本にしてほしい。  映像でせかすというのではなく脚本でせかすといった感じ。  ちいさな虫にも命があるというなんともいえない描写は、  ただ娯楽作を作ろうとしたとは思えない深さがあります。  最初のほうは説明的で多少だるいのですが、  後半は面白くてあっという間です。  子供のころ平気で虫とか興味を持っていじったり、  命の不思議さに考え込んだりと・・  童心を取り戻せるような気がしますね。  今ではテレビなどで一方的に難しいことは答えを出してくれるから、  考えようというプロセスがないんですね。  
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 07:08:18)(良:1票)
68.  ターンレフト ターンライト 《ネタバレ》 
劇場で上映される数が少なく、単館ものと言ってよいでしょう。 見終わった後ピンときはしませんでしたが、一緒に行った人は よい映画だと褒めていました。たぶんハリウッド慣れしすぎたのか、 私は劇場で派手なアクションや感動作に見慣れ、 絵本が原作のこういう映画にピンとこないのかもしれない。 だから時間がたてば評価も変わるかもしれませんが、 LOVERSの方が脚本が今イチでも泣けてしまった。 なぜだろう・・??映像も脚本も、媚びず恥ずかしくなく、 ほのぼのとしててよかったです。 感動して泣きたい人や映画の中に自分を入れたい人は難しい。 それが私だったので、過度の期待で見るとよくない。 ただただ癒される映画かな? 終わって「ふーん、それがどうしたの?」と、醒める映画でもなく、 ちょっと考えさせられるストーリーではあります。 ちょっとブラックユーモア入っててついていけない処もある。 それが単館向けなのかも。 でもこれは劇場で見てよかったです。街の撮り方がいいですし。 気に入った処は、公園のシーンですね。昔と重なる処。 金城さんはこういう翻弄される役が合っています。 久しぶりに広東語?の地声だと思います。
7点(2004-11-30 05:03:39)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS