81. シルミド/SILMIDO
《ネタバレ》 シルミド反乱事件、悲劇の真相。日本の自衛隊をはるかに上回る厳しい訓練で死刑囚を精鋭部隊に鍛え上げます。国に裏切られた彼らはバスを乗っ取りソウルへ突っ込みます、写実的で凄惨な市街地戦。えげつないです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-02 23:37:45) |
82. 新・明日に向って撃て!
《ネタバレ》 名作「明日に向かって撃て!」の前日譚。頭脳派ブッチと早撃ちサンダンス、強盗名コンビ結成秘話。二人の出会いからコンビ結成、“サンダンス・キッド”の名前誕生の由来、前作の“自転車”を想起させられる雪山での“スキー”、ブッチの家庭、サンダンスとブッチの兄貴分OCとの決闘などレアエピソード満載です。シメはやはり列車強盗。前作より10年後に作られ、俳優も変わって後で付け足したような作品ですが若き頃の二人の活躍を意外と楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-23 23:15:35) |
83. 人生の特等席
《ネタバレ》 「グラン・トリノ」での俳優引退宣言から一転、クリント・イーストウッドが主演するのは頑固で娘と疎遠になったメジャーリーガー老練目利き。そのドラマに見入ったけど娘と若手スカウトマンの恋愛要素が強く、終盤で一気に全てが好転する唐突な展開に拍子抜けしました。娘役のエイミー・アダムスはホームラン打って大車輪、マスクかぶって豪速球をキャッチング、マウンドに詰め寄りテスト投手を励ますなどちょっとやりすぎですね。素材がいいだけにもったいない作品になってしまっています。 [映画館(字幕)] 6点(2012-12-05 00:33:12)(笑:1票) |
84. シティ・オブ・ゴッド
《ネタバレ》 神の街を取り仕切るギャングの大ボス“リトル・ゼ”をジャーナリストが命がけで追います。南米人の黒々とした無法者たちによる容赦ないバイオレンスシーンの連続。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-21 01:57:41) |
85. シマロン(1931)
《ネタバレ》 フロンティア全盛時代、オクラホマ州を開拓した偉人伝。“アメリカンドリーム”を成し遂げた男、アメリカを賞賛したアメリカ人のためのアメリカ万歳映画。第4回アカデミー作品賞受賞作。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-16 22:22:56) |
86. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。奇人で伝説の名探偵シャーロック・ホームズが宿命のライバル・モリアーティー教授とシリーズ2作目にして早くも激突、スイスの滝つぼへ落下。女装するなど破天荒ですっとんだキャラはいいのですがあの格闘技の達人ぶりはもはやシャーロック・ホームズではない、アイアンマンより強いのでは…。ホームズとまさかのハネムーンになってしまったワトソン君。冒険色が強いものの言葉足らずで支離滅裂。アクションシーンだけならそこそこ観れました。今年の映画館観賞ワースト入りは免れたか…。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-15 01:58:42)(笑:1票) (良:1票) |
87. 十戒(1956)
《ネタバレ》 神々しい230分の超大河ドラマ。モーゼをチャールトン・ヘストンが迫力ある好演。ユル・ブリンナーもエジプトの暴君にハマってました。前半の王室ドラマは見応えあり引き込まれました。今観ると不自然な神や裂ける海の描写には拍子抜けです。奴隷生活から一転、黄金漬けのバカ騒ぎに怒れる神サマでようやく長い物語に終曲。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-07 00:29:45) |
88. 紳士協定
《ネタバレ》 「反ユダヤ主義」について書くためユダヤ人になりすます、まさに体を張った潜入突撃取材。我々単一民族には理解しづらい内容でした。長身で独特の声色を持つグレゴリー・ペックの存在感が際立っていました。米アカデミー作品賞受賞作。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-05 00:43:47) |
89. 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
《ネタバレ》 鬼才、魂の賛歌。井浦新、怪演。命を賭けた行動、狂人と表せばそれまでですが只ならぬ愛国心を感じました。「その瞬間」は痛々しく直視に耐えがたいものでした。 [映画館(邦画)] 8点(2012-08-25 00:27:45) |
90. 少林寺2
《ネタバレ》 ジェット・リーの少林寺拳法映画第2弾。物語は希薄でしたが拳法家たちの殺陣シーンがグレードアップ、まさに曲芸ですね。前作とは全く違う役名にもかかわらず使い回しのキャスト、いただけないですな。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-26 00:07:04) |
91. 少林寺
《ネタバレ》 少林寺拳法家必見の作品。ジェット・リーを筆頭に中国武術大会の猛者たち、そのアクロバティックカンフーアクションは圧巻です。物語に工夫はなく、粗さが目立つのが中国映画らしいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-06-23 01:38:52) |
92. ジェーン・エア(2011)
《ネタバレ》 英文学不朽の名作。監禁した妻を隠し持っていた富豪と慎ましい家庭教師の愛。イギリス映画特有の上品さが際立っていたけど重苦しくあまり心を動かされませんでした。 [映画館(字幕)] 6点(2012-06-22 00:09:49) |
93. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 つらい過去と訣別すべく一心不乱に働く父の大きすぎる背中。反抗的な息子と無邪気な娘。温かい仲間たちと動物園再開に力を尽くす中で絆を取り戻していく家族再生のドラマです。静かに感動を誘う場面が随所に散りばめられた良作。素直に受け入れられました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-06-09 00:18:52)(良:1票) |
94. 新少林寺
《ネタバレ》 アンディ・ラウ主演の21世紀版「少林寺」。他を寄せつけない野心家である軍閥将軍の改心のドラマです。聖なる少林寺で大乱闘・大炎上。大仏の手の内で逝ったアンディ・ラウは少々出来すぎの終焉だけど受け入れられました。B級カンフーアクションだと思っていましたが、それぞれ技がキレまくりで意外に良作でした。 [DVD(字幕)] 7点(2012-06-05 00:32:38) |
95. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 セリフ全編“ウタ”の純愛青春ミュージカル。恋人同士が戦争を境に疎遠になりそれぞれ別の恋人と一緒になるパターンの恋愛ドラマ。雪のガソリンスタンドでの再会と別れのシーンは切ないです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-29 01:10:54) |
96. 情婦
《ネタバレ》 “史上最も濃密なクライマックス12分間”にして“史上最も結末を話してはならない作品”というのが私的な感想です。聞き込みと法廷ドラマが淡々と続く展開から一転、ドンデン返しからドンデン返しのフィナーレ、サスペンスの醍醐味を堪能できました。くれぐれも“ネタバレ厳禁”です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-12 00:23:27) |
97. 七人の侍
《ネタバレ》 「世界のクロサワ」による日本を代表する名作、この作品を観ずして邦画は語れません。魅力的なエピソードを経て集められた屈強な侍たちはそれぞれ個性が光っています。重厚な人柄で戦況を冷静に見つめるリーダー格を志村が好演、坊主頭を触るクセや笑顔が意外とチャーミング。豪胆で破天荒な侍を三船敏郎が怪演。他にもリーダーに弟子入りした多感な若侍、忠義心厚い武骨な侍など個性的な面々。七人の侍で生き残ったのはわずか三名。用心棒探しから農村での戦闘準備・百姓たちとの交流、白熱の合戦シーンまで207分間余すことなく楽しめました。モノクロ映像と早口なセリフで分かりにくい場面もあったがそれを充分補うストーリー完成度、傑作。 [地上波(邦画)] 8点(2012-02-24 00:24:57) |
98. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
とても上品で美しい作品。ダンスの良さがすごくわかりやすく伝わってきました。リチャード・ギアは品があってハマり役です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-02-22 22:30:55) |
99. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 証言に少しでも疑問を感じれば疑い真実をつきとめることの大切さが分かりました。殺人事件の審議を擬似体験できました。 [地上波(字幕)] 8点(2012-02-22 22:09:44) |
100. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 古さを感じるが日本を代表する名作。前半が喜劇だからこそ健さんが黄色いアーチをくぐった時の感動が大きいんですね。終始落ち着いた雰囲気を押し出した高倉健渋すぎ! [ビデオ(邦画)] 8点(2012-02-22 22:02:30) |