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Arufuさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 623
性別 男性
自己紹介 風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。

目安
10
大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作
9
上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ
8,7
単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。
6
面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない
5
そこそこは楽しめるが2度は見ない
4,3
まあ見れるが面白くはない
2,1
つまらない、見る価値なし
0
もはや伝説的な糞

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1.  七人の侍
207分という長丁場ながら、それは7人の侍達はもちろん村人に至るまで1人1人のキャラクターやその背景を細かく描写しドラマ性を高めるためのもの。シーンがまるで長回しかのように無駄なくつながっていきストーリーテリングも巧みなため長さを全く感じさせない。その個性豊かな面々はそれを見た年頃、年代によっても解釈が遷り変わり見るたびに違う種類の感銘を受けるほどだ。今でも全く色あせないその迫真に満ちた決戦シーンも含め、日本映画のみならず世界映画史上に残る傑作の1つですね。
[DVD(邦画)] 10点(2012-04-27 03:22:28)
2.  ジュラシック・パーク
恐竜をCGで動物園に再現し、主人公達が観客と共にそれを見て回る映画。皮肉SF的なストーリーも付いており入り方は良し。その後何か子供向けなアクション映画になっているが、恐竜の魅力の一つである「力」を描くためなら仕方が無い。少なくともストーリーの質もシリーズ3作の中で飛びぬけているし、恐竜をかつて無いクオリティで映像的に再現してくれたことにとりあえず満点。
[地上波(吹替)] 10点(2005-11-17 15:56:24)
3.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
往年の名作のリメイク。内容は基本的には変わらないがカラーになったことと、全員が白人だったオリジナルとは違い黒人などが含まれている。スラム出身を黒人にするのは良いとして、最大の悪役と言うべき犯人に偏見を向け問答無用で死刑にしようとする差別主義男に黒人をキャスティングしたのは意図的なものが見えて嫌悪感があったが、バラエティ豊かになったことでより見た目的にわかりやすいのは確かで、別にオリジナルとどっちを先に見ても構わないというレベルの良作である。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-27 17:00:02)
4.  十二人の怒れる男(1957)
事件解決の展開のレベルはB級推理小説並なんだが12人の陪審のかけ合いが秀逸。差別主義、絶対主義、客観主義、人種主義、利己主義、迎合主義、独善主義など思想的差異を見事にカバーし複雑な鬩ぎ合いを描いている。一室での特別な条件下での討論に見えるが、そこには「社会」そのものが現れる。いかに社会が思想、偏見、独善に満ちていることか。人間心理・社会心理を描いた映画として大傑作。日本でも裁判員という陪審制度に近い制度が導入される。日本の場合は全員一致がルールではないのでこういうことはまず起こらないが「陪審の責任」を見る上で教科書としたい映画である。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-07 13:36:08)
5.  情婦
素晴らしい原作、素晴らしい脚本、素晴らしい監督に素晴らしい役者、全て揃えばそりゃ素晴らしい映画が出来上がるわなという見本。アガサ・クリスティが自身の原作の映画の中で最もお気に入りだったという、ワイルダーらしい小洒落た演出、ウィットに富んだセリフと役者が織り成す傑作法廷ミステリー劇。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-11 10:58:25)
6.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 
原作はマイケル・オアーの物語の下地となったアメフト業界の構造が主題で、どちらかというと「エニイ・ギブン・サンデー」こそこの原作の映画と言ったほうが近いような内容であったが、マイケルにスポットを絞った構成は正解。事実は小説より奇なりを地でいくストーリー。アメリカの社会構造を考えると信じがたい内容で、実際共和党支持者で全米ライフル協会会員というバリバリ保守派のリーはかつて黒人差別主義者だったようですが、そんな彼女とマイケルが出会ったことも奇跡、家で養うと決断したことも奇跡、マイケルの才能も奇跡、才能を開花できたことも奇跡、まさにいくつもの奇跡が重なった結果NFLまで上り詰めるという奇跡の結末。映画がどうかという以前にストーリー自体に興味を引かれ感銘を受ける久々の体験でした。唯一心残りは「ザ・ブライドサイド」というアメフトファンが聞けば心躍るタイトルをわけのわからない邦題にしてしまったことか。素人にはとっつきにくいアメフトというスポーツの映画はファンのほうが見る比率が高いであろうことを考えるとマイナスでしかない。
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-12 11:44:29)(良:1票)
7.  シッコ
マイケル・ムーアのドキュメンタリーはいつも根拠に乏しく無理やりでしかも偏っていてほとんど評価できないが、今回はなかなか説得力がある出来。それほどアメリカの健康保険制度が誰の目から見てもどうしようもないものということか。この制度、国ごとに文字通り「天国と地獄」ほど違う。革命前・革命後ほどに違う各国の実体を、実体験と皮肉を中心に描いたドキュメンタリーは実に対比がはっきり出てわかりやすかった。決して先進ではない日本のそれが優秀に思えるほどのアメリカのそれ…共産主義とかではない、個別事項として最善策であっても絶対にノーマライゼーションのために犠牲を出そうとはしないアメリカ。共生の理念も併せ持たなければ生き残れないグローバリゼーションの中で孤立していくのは当然だ。
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-17 01:33:30)
8.  シルミド/SILMIDO
国家の対外的評価を歪めかねないものを映画化してしまった関係者達に拍手です。実話とは違うなんて必死の弁論が聞こえてくる時点で実話なんでしょう。実行前の指揮官のあの演説、何ですかあの迫力。あんな小さな国がよくもこんな事件を抱えていたもんですね。デモ行為の激しさを見ればわかるが、考え付くと一気に燃え上がってしまって後先考えずに行動してしまうのは国民性なんでしょう。出来ればあまり係わり合いにはなりたくないが、外部から観察するには本当に楽しい国です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-19 18:22:26)
9.  シェーン
無駄に力をひけらかすことも無く(彼自身は自分が正義ではないことも知っていた)じっと耐えていたがお世話になった主人と、何よりその妻や子供に危機が及ぶようになると命を張って戦う、ああ、日本人の心(?)サムライ魂だよ。一方で典型的西部劇ヒロイズムも合わせ持つ作品で、それに拒否反応が出ない限り西部劇としては最高傑作。悪役の言い分もオヤジの意地もオヤジの妻とシェーンの間にある感情もシェーンに憧れる子供の気持ちもみんな理解できる。シェーン、カムバーク。ええ話や。惜しむらくは子供に眉毛があれば
[インターネット(字幕)] 9点(2006-01-07 15:45:53)(笑:2票)
10.  知らなすぎた男
本人はそのつもりは無くても、自然と問題をクリアして話がつながっていくという定番の喜劇を現代風にアレンジしたものですね。このテの話は大好きなので楽しめました。巻き添えを食った「被害者」が殺されてしまったりと笑い話じゃ済まないクロさはありますけど。『知らなすぎた男』というパロディな邦題もイイ!!
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 00:27:12)
11.  JAWS/ジョーズ
サイコを見た直後ということもあるが、サイコと音楽の演出技法や映像の使い方など類似点が見られる。単なるパニック映画ではなく「海の殺し屋」が主役の殺人スリラー映画的感覚が観客を惹きつけるのだろう。そして主役があくまで人間である殺人鬼ではなく能力の底や行動様式(生態)を我々があまり知らないサメであるということがスリルを倍増させている。ジュラシックパークのように次々と登場人物を殺すのではなく、タイミングの巧さで恐怖を煽るのも見事。(両方スピルバーグだがw)見る前の疑問はなぜ単なるサメの映画がスピルバーグの代表作になりえるのか。見て納得。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-27 17:19:28)
12.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
主人公を無実の罪に設定、「みんな無罪」というセリフで全員の罪をアヤフヤにし犯罪者達に対する反感を薄らげようというミエミエの演出。他にも製作者の意図が丸見えの下手な演出で法制度の矛盾を皮肉るだけに留まらずあわや犯罪者を正当化する所だったアブナイ映画なのだがそんなの無視して楽しめば良いのでは。美しいヒューマンドラマですから。この映画が単純に感動大作として評価されてるうちはこの国は安全だと思いますよ。ちなみに脱獄モノとしてかなりの傑作なんですが、これは大脱走やアルカトラズみたいに最初から脱走するというのがテーマな映画ではないので脱獄するということは知らずに見たほうがいいかもしれませんね。ネタばれマークつけときますが
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-27 17:16:47)
13.  下妻物語
水野晴郎はシベリア超特急Tシャツ着てるし、馬鹿で馬鹿で馬鹿で馬鹿馬鹿しく、その上悪乗りしすぎな映画。シベリア超特急と違う所は面白いっていう所だけだ
[DVD(邦画)] 8点(2009-06-25 01:32:21)
14.  仁義なき戦い 代理戦争
チンピラどもの実働だったこれまでとは違い近作は所謂「政治」が中心。こういう一つのテーマに偏った作りが出来るのはヒットするとわかっているシリーズモノの強みか。あくまでも中間であって勃発も決戦も無いのだが、何も回答がないからこそ味のある作品になっている。いや~決戦の足音がヒシヒシと聞こえてくる。そこへ至る盛り上げ方が上手いね。
[DVD(邦画)] 8点(2006-01-11 11:12:06)
15.  ショウタイム
特に大きな見所があるわけでもないバッドボーイズに高得点をつけたくらい刑事モノのアクションコメディは好きなのでデニーロとエディマーフィーが組んだとなるともう盲目的に見てしまう。大根役者を演じるデニーロがケッサクで、あまりにもいつもと違うためまるでやる気の無いように取られるのも仕方が無い所か。デニーロはマフィア映画は別として、普通のアクションやるならこういうアクションコメディのほうが生きてると思うけどなあ。この系統はオキマリになりがちだが二番煎じにならないようにTVショウを絡めたストーリーも退屈しなくて成功。もっとコメディコメディしても良かったけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-25 14:52:43)(良:1票)
16.  仁義なき戦い
仁義無きを謳っているだけありゴッドファーザーのような「ファミリー」とは無縁、絆など皆無の「個人同士の」縄張り争いを延々と描く。権力や感情の所在を描く力が薄弱でそこで話をわかりにくくしていると思うが、実録とはそういうことなのだろう。ヤクザ組織というよりタランティーノのように組織をあえて薄く、個人に焦点を当て、このテの映画は映像的には面白くても評価的には大ハズレすることがあるが、さすがに実話が基だという説得力があるためドキュメンタリータッチで楽しめる。シリーズを通し抗争が全て理解できればこれ以上の点もこれ以下の点を有りうるが現状はここに留めておく。
[DVD(邦画)] 8点(2005-12-07 05:16:57)
17.  女王陛下の007
シリーズ第6作。今回はとにかくスタントとカメラマンが良い仕事をしたとしか言いようが無い。凍結した道の上でのカーチェイス、車相撲やスキーチェイス、ボブスレーチェイス、ロープウェイでの綱渡りとアクションがバラエティに富すぎ。印象的なラストシーンまで含めて第2作と並ぶシリーズ最高傑作のうちの一つでしょう。第2作よりも機知に欠けていたので2作目よりは点数を低くしてありますが並ぶほど面白い作品です。ボンドが単発代打になったが特に問題なし。スキー場で感じるあの白々広々とした清涼的な開放感に溢れる作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-29 19:23:40)(良:1票)
18.  シンドラーのリスト
多くのユダヤ人を救ったという欧州版杉原千畝、オスカー・シンドラーの実話に基づく映画。「光の魔術師」スピルバーグがあえて全編モノクロに臨んでいるわけだが、単に技術の問題に過ぎなかったとしてもかつてのモノクロ映画には実際モノクロならでは、モノクロでこその味があるということは誰もがわかっているわけだが、それでもあえてモノクロに臨もうという監督はなかなか居ない。それをこれだけの大作で見事にやってのけてしまう。「光」を手の内に入れてしまっているスピルバーグだからこその芸当であろう。モノクロだからこそ伝わってくる時代感が浮き出ていた。自分は何の予備知識も無くこの話を見たが、シンドラーは単なる絶対主義者であって典型的な企業経営者にしか見えなかった。利己的に自分の理論で動いていたら結果的にユダヤ人を救ってしまったというような。そういう印象を与えたとすれば非常に中立な映画という事が出来るだけに「もっと救えた」という台詞だけが余分だった
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-27 17:24:31)
19.  12人の優しい日本人
名作『十二人の怒れる男』のパロディ。見事にジャパナイズされている。脚本は古畑の三谷だけありB級推理小説並だった本家よりも複雑。しかし様々な「思想」を書ききった本家のような本格社会派映画ではなくあくまでも個人の性格差レベルに留まっている所が本家より劣る。いや、確固たる思想を持たず他人に流されることが多い日本人を描いたのだろう。もともと本家は謎解きは二の次なだけに事件の謎解きを中心近くに置いて逆に深さは無くなった
[DVD(邦画)] 8点(2005-08-27 17:05:03)
20.  ジム・キャリーはMr.ダマー
いやこれは笑った。メリーに首ったけには及ばないがやっぱファレリー兄弟は面白い。ジム・キャリーの壊れ方は見事で江頭かよ!と。下ネタがいける人にはお勧め作品。ストーリーなんて見終わった頃には忘れてるほどの薄さだが単発で笑える作品
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-27 16:50:35)
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