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C-14219さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 295
性別 男性
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1.  花様年華 《ネタバレ》 
アート的な映像作品に近いぐらいに感じたが、筋立てに頼らず映像美と音楽だけで感覚を揺さぶられる体験は貴重だった。「差し色」を実に上手く使った映画だと感じた。全体として小汚く雑然とした環境のなかに、常に存在しているチェン夫人のドレスや調度品の鮮やかな美しさ。ぼんやりとしたシチュエーションだけが提示していき、ふたりの感情や距離感が掴みきれないなか「リハーサル」で夫人がほんの一時露わにする感情。秘めた悔悟をアンコールワットの小さな穴に託すチョウの哀感。全体が淡々としているからこそ、ビビットに際立つ部分があったように思う。 最後にテーマを明示したことだけが不満と言えば不満だけれど、自分の中ではさほどの瑕疵ではない。久々に拍手をした作品だった。
[地上波(字幕)] 10点(2016-05-06 20:56:19)
2.  ネル
全然期待しないで観て「掘り出しもんじゃないか!」と思ったらここの評価は低かった。ていうか、ストーリーがどうと言うより、この監督は単に風景を撮りたかっただけじゃないのかと思う。で、ムリヤリ脚本を作って、それをたまたまジョディ・フォスターに見せたらなんか知らんけど凄く気に入って、「じゃあ出て下さい」みたいな。とにかく、個人的にはあの風景だけで大満足。極端な話、台詞を無くして、映像と音楽だけでも良い。もちろんジョディ・フォスターの演技も凄い。裸を見ても単純に「綺麗だ」としか思わなかったのは彼女が「ジョディ・フォスター」でなく「ネル」だと思わせた証拠だろう。
10点(2003-10-27 19:48:30)
3.  さらば、わが愛/覇王別姫
中学生の時に一度見て、レスリー・チャン追悼の意を込めて再見。中学の時ですら凄い映画だと思ったんだから、今見直したって評価は上がりこそすれ下がりはしない。役者はどれも凄いけどやっぱりレスリー・チャンが神憑り的な演技を見せてる。彼も蝶衣のようにギリギリの所で演技をしてたんだろうか。1930年代~文革までの中国の退廃的雰囲気、文革の狂気、それらも見事に表現されてる。中国映画の最高傑作。
10点(2003-06-14 10:03:45)
4.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
泣いてしまった・・・期待してなかっただけ余計に。もうターゲットを大人に絞ってるのかな。しっかりした時代考証や登場人物の微妙な心情の描写など、子供にこれがわかるんだろうか?っていうのがたくさんある。黒澤明へのオマージュもいっぱい。ボーちゃんが「裏切り御免!」と言って逃げたシーンは爆笑。「乱」を思わせるラストのダークな色調も、あれがあるから現代に戻ってきてからの青空が一層引き立つ。これだけのレベルの邦画が今果たしていくつあるだろう。
10点(2003-06-02 21:38:18)
5.  プリティ・リーグ
これはもう10点。野球を扱った作品としては文句なくNo.1。不勉強にしてトム・ハンクスとマドンナとローエンスティン役の俳優しか知らなかったが、みんなそれぞれにいい演技をしてました。トム・ハンクスは今まで観た中で一番良かった。野球のシーンも「どーせグダグダなんだろうな」と思ってたけど、そんな事もなかった。観やすいけど軽すぎず、テンポ良く。時間を忘れて観られたよ。それにしても、全米女子リーグ、続いていたら面白かったのに(1954年廃止)。今じゃ明大の小林千紘が140km投げる時代、日本人女子初のメジャーリーガー(っていうのかな?)が誕生してたかも知れないのに。もったいない。
10点(2002-12-22 06:58:18)(良:1票)
6.  ソナチネ(1993)
これより前に観た「HANA-BI」と「菊次郎の夏」はそれぞれ、これの焼き直しなのかな・・・と思った。「たけしが喋る度」も両者の中間ぐらいだし(笑)。でも決して中途半端ではない、最強の北野映画。久石譲のアルバムのライナーに書いてあったけど、この映画は世界中で日本人が一番観てないとか。何てもったいない。
10点(2002-10-02 04:03:59)
7.  ニュー・シネマ・パラダイス
ハッキリ言って期待していたような映画じゃなかった・・・というより記憶にあったストーリーと違った。これといった盛り上がりどころがないのに感動してしまうのは、結局こういう映画が好きなのと、エンニオ・モリコーネの音楽のせい。音楽だけでも十二分に泣ける。形見はうすうす勘付いていたもののやっぱり泣いた。
10点(2002-09-04 02:10:47)
8.  ブレイブハート
凄ぇ。それしか言いようがない。あそこが良かったとかここが良かったとか言うのがイヤになるくらい凄ぇ。「土下座してでも観て欲しい映画」入り決定。この映画好きな人は、IRON MAIDENというバンドの「THE CLANSMAN」(血族の者)という曲を聴いてみてください。この映画が歌詞の題材になっています。
10点(2002-08-20 05:08:24)
9.  椿三十郎(1962)
自分がミフネ狂いになる決定打となった作品。優しく、不精で、女に弱く、鯉口きったらメチャクチャ強い。彼以上のヒーローがいるだろうか。どことなくコメディタッチの流れの末には、あまりにも有名な壮絶なラスト。このコントラストが凄まじい。屋敷の流れに椿を流すシーンも、白黒ながら鮮やかな色を感じさせる、見事な撮り方。時代劇で今後これ以上の作品は絶対に作れない。だってもうミフネはいないから。
10点(2002-08-02 21:28:15)
10.  天空の城ラピュタ
話の面白さは語られ尽くされてるね。ババアが食ってる肉とか、パズーが食ってたパンの上に生卵を落としたヤツが美味しそうでしかたなかった。後者はやってみたけど、気持ち悪くて食えたもんじゃなくてガッカリだった。
10点(2002-07-10 22:51:26)
11.  ショーシャンクの空に
完璧な映画。流れるようなストーリー展開、散りばめられた伏線の数々、胸がスッとする結末に爽やかな感動を誘うラスト。完璧。モーガン・フリーマンがこれ以上ないハマり役。個人的には90年代のベストムービーだと思う。
10点(2002-07-10 22:22:31)
12.  遠い空の向こうに
炭坑夫にメダルを見せている息子を見ながら炭坑に降りていくオヤジが何とも言えず哀しかった。最後のロケットが飛んだときは涙と共に、ホーマとクェンティンはともかく、ロイリーとオデールは大学でやっていけるだろうかと余計な心配したけど最後にフィルムを見せられて安心した。
10点(2002-07-09 00:57:07)
13.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
この映画を観た後、友達と海に朝日を見に行った。もし急死したら天国で寂しいので。「本当に雲の上に座って話をするのかな」という台詞にグッと来た。この映画を観てから飛行機に乗って雲を見下ろすと、ここには見えない違う世界があるのかもと思う。ルディとマーチンが飽きずに海のことを話してるかも知れない。
10点(2002-07-09 00:27:18)
14.  ターミネーター2
自分が今まで見た米エンターテイメント映画の中では最高の作品。色々とツッコミ所もあるけど。1より格段にリアルになった映像、ロバート・パトリック扮するT-1000の凄み、サラ・コナーの強い意志、そしてジョンとT101の交流とサラとの和解そして別れ・・・その辺のアクションが映画が1000本束になったって敵わない。シュワの映画で目頭を熱くするとは・・・。もし俺が死んでも地獄でまた観るぜベイビー。
10点(2002-06-29 12:06:37)
15.  アレクサンドリア
何気なくテレビで見たのだが、想像以上に重厚な作品だった。これは単純に宗教と科学の対立を描いたものではなく、理性を投げ出してはいけないということを呼びかけたかったのだろう。おそらく近年のイスラム原理主義やキリスト教の福音主義の台頭、移民排斥の流れを受けて作られたのだろうと思う。娯楽的要素はあまりなく、「愚かだなあ」ともの悲しい気分になりながら観る類の映画だが(といっても私はダオスとオレステスそれぞれの、ヒュパティアに対する少女漫画的情熱にも心を動されていたんだけど)、世界の色々なところで宗教対立、民族対立、さまざまな対立が火を噴き、理性なるものへの信頼が揺らいでいる今だからこそ作る価値のあった映画だと感じる。
[地上波(字幕)] 9点(2015-04-11 16:05:51)(良:1票)
16.  モーターサイクル・ダイアリーズ
「尊敬する人は?」と聞かれる度に、「チェ・ゲバラ」と答える自分にとっては、もう見たくて仕方なかった映画。(別に左巻きの人間ではないです) この映画は、『世間知らずの医学生エルネスト・ゲバラ』が主人公なので、巷に溢れる『ベレー帽を被り、鋭い眼差しで何かを見つめるチェ・ゲバラ』のイメージを持って見始めると、肩透かしを食らうと思う。 しかしチェ・ゲバラを、不器用でバカ正直な、一介の医学生として描いているが故に、かえって彼の天性というか、特異性が伝わってくる。 このエルネスト・ゲバラという青年は、別に徹底的に共産主義を叩き込まれたわけでもなく、近しい者が活動家だったわけでもない。ただ、現代の自分達と同じように『この世界は何かおかしいんじゃないか』と、小さな疑問を抱いている一青年だ。 その小さな疑問は、気紛れで始めた貧乏旅行で、南米各地の『弱者』と呼ばれる人々と接していくことで、次第に増大していく。 ペルーのマチュピチュ遺跡でのエルネストの表情は、個人的にこの映画での一番の見所だと思う。 アルゼンチンで「彼女に水着を買っていかなきゃ」とニヤけていた男が、マチュピチュ遺跡に腰を下ろし「銃なしで革命?不可能だ」と鋭い瞳で呟く。この両者の劇的な表情の変化には、鳥肌が立った。どんなに世の中の暗部に触れたとしても、実際に彼らのために表情を変えられる人間は、まずいない。どこまでも不器用、純粋なエルネストだからこそ、そうすることができたんだろう。 あの表情の変化が、共産主義が敗北した現在も『自由の闘士』として尊敬を集める理由や、キューバの指導者となりながら、まだ圧制や搾取に苦しむ他の国を救うために革命運動に身を投じ、志半ばで斃れた理由、その全てを物語っているように思う。 映画としては、正直2流の出来であると思う。 しかし、この映画が描く『どこにでもいる青年エルネストが、革命の戦士"チェ"・ゲバラになった』という事実は、『お前たちにも何かできるはずだ』と、自分に語りかけてきているような気がした。革命なんて大袈裟なことは言わなくても。 意味も分からず、彼の顔がプリントされたTシャツを着ている人々にも、ぜひ観て欲しい。 きっと、そのTシャツはもう着られなくなるだろうから。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-28 10:22:39)(良:1票)
17.  グッバイ、レーニン!
「素晴らしいわ」が全てを物語っている。社会主義は資本主義に敗北した。しかし目の前に映しだされているのは、社会主義がついに到達した理想の世界。そして傍らには、自分のためにそんな世界を創造してくれた息子。母親の言葉は、全てに対しての賛辞だろう。この映画には、西側諸国が唾棄してきた社会主義という理念が根っこに持っていた純朴さ、にスポットが当たっている。一夜にして資本主義なだれ込んで来た東ドイツ。果してそれは本当に幸せな事だったのだろうか?アメリカは、日本は本当に豊かな国だろうか?「西側的退廃文化」は’90年代から確実に社会的病理を生み出し始めた。現在、旧東ドイツ地域の失業率は20%以上とも言われる。「今こそ我々は手を取り合い、次なる世界へと飛躍するのです。」S・イェーンの言葉は、資本主義の水にどっぷり浸りきり、他を顧みることのなくなった自分達に向けられたメッセージなのだろう。
9点(2004-10-27 23:01:05)(良:1票)
18.  ザ・ロック
今まで、借りてきては見ずに返却してた映画だったけど・・・不覚だった。クソ面白かった。 ストーリーの巧妙さだとかエド・ハリスが渋すぎるとかVXガスがリアルすぎてイヤとか色々あるけど、やっぱショーン・コネリーのキャラ設定の勝利。あの設定で引き込まれない映画ファンはおらんだろう。ニコラス・ケイジについては、研究者肌のグッドスピードを演じるには、あまり頼れそうには見えない(失礼)ケイジが適役だったんじゃないでしょーか。いや、それにしても面白かった。 
9点(2004-08-19 00:06:54)
19.  太陽の誘い
人生初のスウェーデン映画。良いなあ、こういう純粋な話。あの若干セピア掛かった映像と、何となくジェームズ・ホーナーが書きそうな美しい音楽も最高。とにかく自分に自信が無くて、引きこもりがちだったオルフの殻を破ってくれたエレナ。人生40年目にして、初めて自分を「愛している」と言ってくれた人。オルフにとって、本当にエレナは女神様のようだったろう。それだけにラストの手前、エレナも、実はうわべだけの友達だったエリックさえも去ってしまった後の、オルフの憔悴しきった様子には泣いてしまった。その表情の後に来る静かな、しかし激しい歓喜。久し振りに「良い映画」を観たよ。
9点(2004-03-05 10:57:42)
20.  アンナと王様
絢爛豪華な衣装&セットにもうクラクラ。ありがちなストーリーも、あれだけ金掛ければ素晴らしく思えてくる(単に衣装モノの映画が好きなだけだけど)。チョウ・ユンファもジョディー・フォスターも、共に威厳に満ちていて良かったよ。後半の橋のシーンで、騎兵隊が山の上からドドド・・・って来たときは「七人の侍かよ!」と思った。林の中からドドド・・・の時は「ブレイブハートかよっ!!」と思った。ていうか、側女の処刑シーンとか見ても、後者はかなり意識されてると思う。
9点(2003-11-02 14:50:09)
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