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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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201.  時計じかけのオレンジ
無機質で鮮明な映像、クラシックを取り入れた効果的な音楽、皮肉をたっぷりと利かせたブラックユーモア調の演出…等々、いかにもキューブリック監督らしい作品だったと記憶している。とりわけ、マルコム・マクダウェル演じるアレックスが、「雨に唄えば」のテーマ曲を口ずさみながら中年女性をレイプするシーンが強烈で、今なおしっかりと脳裡に焼き付いている。近未来を舞台にした風刺映画の傑作にして問題作には違いないが、不快感が残りまくりもう一度観てみようという気にはなれない。
7点(2004-02-26 00:35:40)
202.  宇宙水爆戦
50年代を代表するSF映画のひとつで、お目当てはSF好きなら一度は見てみたいメタルーナ・ミュータント! 「早く出ろ出ろ」で中盤あたりまで若干退屈なんですが、突如、円盤が現われるシーンからおもしろくなってくる。やがて終盤に、何の脈絡もなく姿かたちを現すメタルーナ・ミュータント。たしかに不気味だが(もちろん当時としては斬新で強烈だったろう)、モタモタ歩くだけで何だか迫力不足。それよりも、特撮と映像が素晴らしい。とくに、流星群や地下都市なんかは目を見張るものがあり、リアルタイムで観たならばさぞや驚いたことであろう。テクニカルカラーも一役買っており、なかなか味わい深いSF映画でした。
7点(2004-02-25 23:45:30)
203.  激突!<TVM>
スピルバーグ監督の代表作であり、サスペンス映画の傑作! 初見は随分前にテレビで見たわけですが、最後の最後まで手に汗握り画面に釘付けでした。凄い恐怖映画があるものだと思いましたね。低予算だがアイデアと脚本、そして監督の演出次第ではこんな傑作が作り得るというお手本みたいなものでしょう。スピルバーグの才能には本当に恐れ入る。不気味なタンクローリーが次第に凶暴な怪物へと変貌し、逃げ場のない獲物を追い詰めていく展開が見事。文句なしの10点満点。
10点(2004-02-25 23:41:48)
204.  燃えよドラゴン
人気絶頂期に他界した、東洋の英雄ブルース・リー。彼の伝説は永遠に不滅でしょう。本作はブルース・リー初のハリウッド進出映画で、これにまつわる苦労話しやエピソードは事欠かない。物語りはといえばスパイ仕上げの格闘アクションものでB級の域こそ出ないが、リーのカンフーが炸裂するシーンだけは違った! ! とくに、恨み千万、宿敵オハラへの復讐劇と、鏡張りの不思議な部屋で繰り広げるハンとの決闘シーンが圧巻だ。やはりブルース・リーは偉大な武道家でもあり、自己を“見せる(魅せる)”ことにかけては天才的ですね。
8点(2004-02-25 23:28:45)
205.  七人の侍
時は乱世。野武士集団による略奪と襲撃が横行する戦国の世。巨匠黒澤明の手による一級品の演出はもちろんのこと、舌を巻くカメラワーク、絶妙なストーリーテリング、そして俳優達の魅力溢れる演技…等々、どれを取り上げても文句の付けようがない。その後、国内外の諸作品にどれほど多大な影響を及ぼしたかは、言うまでもないことでしょう。志村喬演じる首領的な役割である勘兵衛を軸に、七人の侍それぞれが個性的かつ魅力的に描かれており、その中でもお互い対極に位置する三船敏郎と宮口精二の侍像が抜群に素晴らしい。優れた演技力で独自のモノにまで昇華させている。物語は二部構成となっており、前半はややユーモラスな展開の中、七人の侍個々の出揃うシーンが見どころ。とりわけ志村喬演じる侍が、幼子を人質に捕った盗人を仕留める演出は見事の一言。具体的な場面を見せず、観客の想像力にまかせるところが凄いしセンスの違いを感じさせる。後半クライマックス、七人の侍率いる百姓達と野武士集団による一進一退の攻防の盛り上がる事といったら。雨降りしきる中、リアルで迫力満点な描写も言うことなし。つねづね思うわけですが、傑作が傑作たる所以は視点を変えて観る度に何らかの新たな発見があり、しかも飽きないということです。文句なしに10点満点。
10点(2004-02-25 23:27:06)(良:1票)
206.  ビルマの竪琴(1956)
日本映画史上に輝く素晴しい名作。情感豊かに人間愛を描いた感動作なんですが、切々と訴える反戦映画とも言えます。市川崑監督の丁寧で味わい深い演出がひときわ冴える。とりわけ、水島上等兵(安井昌二)が山のような日本兵の死体をまの当たりにして、なぜ彼が僧となりこの地に残るのかが説得力を持って描かれている。役者陣の確かな演技も申し分ない。とくに井上小隊長を演じた三國連太郎の誠実で人間味溢れる演技が秀逸かつ印象的。「植生の宿」を初め伊福部昭の音楽が感動を盛り上げる。ラストに用意された「水島の手紙」はもちろんだが、水島が柵越しに弾く別れの「仰げば尊し」にはもう涙ボロボロ。個人的には、邦画史上指折りの感動的シーン! ! また、市川崑という監督の偉才振りをも教えられた記念すべき作品でした。
10点(2004-02-25 23:25:34)
207.  座頭市海を渡る
監督池広一夫らしいダイナミックな描写が冴える、シリーズ第14作。勝新演じる座頭市と、斬り捨てた男の妹(安田道代)との切ない恋模様を中心に、静と動のメリハリのある演出で一気に見せてくれる。ところで今作でも、工夫を凝らした迫力ある殺陣が繰り広げられるわけなんですが、実際に弓矢を射ったり真剣を突き刺したりで、役者陣は生キズが絶えなかったのではないだろうか。
7点(2004-02-22 23:12:09)
208.  ひまわり(1970)
監督は名匠デ・シーカ。イタリアを代表する大物俳優、ソフィア・ローレンにマルチェロ・マストロヤンニ。しかも男女の悲劇を描いた見事な反戦映画。世界映画史に輝く切ないラブストーリーの名作!…に違いないわけなんですが、ただちょっと、キャスティングにイメージが湧いてこないんですよね。リュドミラ・サベリーエワは良いとして、ソフィア・ローレンは「ラッタッタ~」で快活なネアカイメージが強いし。マストロヤンニは老けておっさんみたいだし。(失礼 ! ) と言いつつもヘンリー・マンシーニの音楽を思い出すと、うっ涙が…。
8点(2004-02-22 23:07:47)
209.  私は貝になりたい(1959)
悲しい映画です。戦後、この様な例は数多くあったことでしょう。そのことがフランキー堺の好演も手伝い、より一層悲しく記憶に残る作品にしている。軍隊という規律の厳しい縦社会で、上官の命令に背けようはずがなく米捕虜を突き殺すフランキー堺演じる二等兵。終戦後、戦犯として裁かれるのは命令を下した上官だけではなく、末端の一兵卒にまで及んでしまう。彼は殺したのではなく、殺しをさせられたのである。しかも腕を刺しただけなのに…。善良な一市民が戦争に巻き込まれた悲劇を描いている。心優しい日本兵が米捕虜に栄養をと思いゴボウを与えた善意が、木の根を食べさせたとして有罪になったというのは本当の事らしい。名脚本家でもある橋本忍による演出。戦争の不条理と共に、日米の言葉の壁をも取り上げており、それが通じないという事はいかに誤解を招き最悪の事態へと導いていくかをも訴えている。問題作でもあり名作です。
9点(2004-02-22 23:05:24)(良:1票)
210.  ギフト(2000)
超能力を絡めたサスペンスものだが、人間ドラマとしても良く出来ており満足のゆく一本だった。作品全体としてはそつなくまとめ上げており、緊張感と吸引力は充分にある。何といってもこの映画では、主役を演じたケイト・ブランシェットがすべてに尽きる。幼子3人を背にこわごわながらも立ち向かってゆく姿には、勇気づけられるものがあったであろう。また心の病を持った友だちに、優しく接する姿にも大いに好感が持てた。期待どおりのヒロイン像を、ケイト・ブランシェットは魅力たっぷりに演じてくれた。正統派ミステリーの秀作です。
8点(2004-02-22 21:57:14)(良:1票)
211.  レオン/完全版
一匹狼の殺し屋が少女の為に死を決して闘うという筋書きは、まさに男の純愛物語。映画館で、ジャン・レノ演じる主人公がジーン・ケリー主演「雨に唄えば」を観て喜々としている様子から分かるように、孤独で真面目な男の純愛映画に他ならない。サスペンスフルなオープニングシーンからしてゾクゾクさせてくれた。ラストに近づくにつれ緊張感が増していく、見せ場をちりばめたプロットも言う事なし。そして何より、ジャン・レノとナタリー・ポートマンの二人に尽きる。切なさを漂わし、時にはユーモアをも交え魅力たっぷりに好演。芸達者ゲイリー・オールドマンの怪演も、この作品を大きく盛り上げていた。
9点(2004-02-22 17:03:04)
212.  リプリー
原作が同じである「太陽がいっぱい」と比べても余り意味がなく、まったく別ものとして見るべきであろう。と言いつつも、前作が余りにも衝撃的だったので、やはり比べて見てしまう(笑)。前作はエキゾチックな雰囲気に包まれつつ、アラン・ドロンの妖艶さに酔いしれる名作だった。本作は役者陣の演技が見どころで、原作に忠実なサスペンス映画となっている。タイトルどおりリプリーがすべてなので、それを演じるマット・デイモンに感情移入出来るかどうかで決まってしまうだろう。もともとトム・リプリーというのは野心家だが冷酷な殺人犯なわけで、共感できなければ胸くそ悪い極悪人。前作のアラン・ドロンには有無を言わさず引き込んでゆく、それだけ謎めいた魅力があったわけだが…。ただ、マット・デイモンの演技はさすがで最後までよく健闘したと思う。
6点(2004-02-19 22:59:10)
213.  シンバッド七回目の航海
シンドバッドシリーズでは、もちろん怪物がお目当てで「何が出る」「早く出ろ」で子供心にワクワクドキドキしたものだ。ハリーハウゼンのカクカク動くモデル・アニメーションという手法は、昨今主流のCGとは違う意味での良さがある。この映画でのお気に入りは、鎖で繋がれた火を吐くドラゴンの登場シーンです。
8点(2004-02-19 22:55:08)(良:1票)
214.  風と共に去りぬ
誰しもが認める、映画史上に残るべく大作にして名作でしょう。子供の時分から幾度となく見てきましたが、アメリカという国のスケールの大きさ、驚くべき行動力、底抜けの楽天主義など島国日本とは本質的に人種が違うということを痛感させられましたね。当時としてはケタ違いの制作費、超一流の豪華キャスト、驚きの総天然色、アカデミー9部門受賞 …等々、どれをとっても文句の付けようがありませんです、はい。
8点(2004-02-18 23:37:32)(良:1票)
215.  ローマの休日
誰しもが認める名作でしょう。小さい頃から幾度となくテレビで見てきましたが、オードリーの清楚な美しさ、そしてあの笑顔が万人に好かれる所以なんでしょう。可愛さ満点のオードリー、粋な二枚目のグレゴリ-・ペック、監督は名匠ウィリアム・ワイラー、アカデミー主演女優賞 …と、くればケチの付けようがありません。ただ、カラーでなかったのが残念。
8点(2004-02-18 23:29:57)
216.  鳥(1963)
初見はずいぶん前の子供の頃なんですが、ホントにホントに怖かった。1 匹が2 匹、3 匹 …と気が付けば無数の鳥に囲まれたり、鳥に襲撃される家の中のシーンなんか。こういう心理的な緊張感を煽りたてる細やかな演出は、さすがヒッチコックです。しばらく鳥に対してトラウマになるくらいでした。だけどよくよく考えてみると、何の訳なく鳥が集団で襲ってくるなんて、馬鹿らしいといえば馬鹿らしいですね。今見直してみると、襲ってくる鳥も無理やり合成した感じで特撮もシラけるものがあるし…。しかし偉大なヒッチコック先生に、子供の頃さんざん怖がらせてもらいましたので、8点。
8点(2004-02-18 23:27:39)
217.  座頭市関所破り
監督安田公義の演出によるシリーズ第9作。勝新演じる座頭市と、父親の面影を残す老人(伊井友三郎)との切ないドラマを縦糸に、複数の人間ドラマが丁寧に描かれている。しかもシリアスに展開される中にも、中田ダイマル・ラケットによる座頭市のモノマネ、ひょうきんな用心棒の登場、市を慕う健気な子供達をも絡めたりで見どころの多い作品となっている。このような仕上げ方は大いに好感が持てる。ラスト、除夜の鐘と共に繰り広げられる殺陣は圧巻で、切り捨てた遺体に市がそっと上衣をかぶせるなど切ない余韻を残してくれた。シリーズ中、お気に入りの一本です。
8点(2004-02-18 15:55:58)
218.  鬼畜
真夏のうだるような暑さの中、生活苦に追われる印刷屋夫婦のもとに、夫の隠し子3人を引き取るハメになる。松本清張原作の同名小説を映画化したものなんですが、問題提起であり戒めとも受け取れる作品です。突然襲ってくる最悪の事態に対して、貴方ならどう受け止めどのように解決しますか? …と、作り手は提示しているようだ。気弱な主人公・宗吉は突然の出来事で気が動転してしまい、とんでもない解決策をとる。子供達には何の責任も罪もないのに…。この映画では、(見方にもよるかも知れないが)救いようのあるラストで締めくくってくれる。やはりこういう時はまず冷静になり、受け皿を広くして、ひとつひとつ問題を解決していくべきであろう。うーん、何だか身が引き締まる思い。社会派サスペンスの秀作です。
8点(2004-02-18 15:54:04)
219.  ブリキの太鼓
味わい深いながらも、毒気の強い映画だった。にもかかわらず、再度見たいという気にもさせてくれる魅力があるのも確か! ! 狂気のナチが台頭する激動のポーランド。3歳で成長を止めた少年オスカル(D・ベネント)の視線で、醜悪な大人社会を捉えているわけですが、何が飛び出しどう展開するのか最後まで興味は尽きない。脳裡に焼き付く強烈な場面も多く、とくに馬?の頭からウナギが出てくるシーンと、母親が魚をむさぼり喰う一連のエピソードが気色悪過ぎ! ! それにしても、シュレンドルフ監督の演技指導もあると思うが、オスカルを演じたベネント君(確か10歳ぐらいの子役)の悪魔っ子的なキャラクターと好演は生涯忘れられそうにない。
8点(2004-02-15 16:14:59)
220.  禁断の惑星
まずタイトルが本格的なSF映画をイメージさせてうまいと思う。人間の潜在意識を実体化した“イドの怪物”という着想も格調高く秀逸。なんといっても、姿の見えない“イドの怪物”がジワジワと隊員に向かって来るシーンなんか、子供ごころにドキドキしたものです。しかし改めて見直すと、リアルなCGで迫力満点な映像が作れる昨今、古ぼけた感じは否めない。古き良き50年代のノスダルジーを感じさせてくれた、古典的名作に敬意を表して、8点。
8点(2004-02-15 16:13:39)
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