Menu
 > レビュワー
 > 彦馬 さんの口コミ一覧。21ページ目
彦馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
212223
投稿日付順1234567891011121314151617181920
212223
変更日付順1234567891011121314151617181920
212223
>> カレンダー表示
>> 通常表示
401.  天国の青い蝶
この作品は〝奇跡の物語〟とうたっていますが、ベタに言えば奇跡への〝軌跡の物語〟というところです。さてその軌跡ですが、実話に基づき、コスタリカの熱帯雨林で、奇跡の青い蝶をさがしているうちに・・・という話です。そこに棲息するワニ、ヘビ、カメレオン、カブトムシ、珍しい昆虫、は虫類などを野生の王国ばりにクローズアップで挿し込み、見ている者に大自然の生命力を、そして派手な色彩の動植物には神秘を感じさせます。それらに接する少年は、当然生き力を徐々に獲得していくのですが、私などは、あれだけの異文化、異環境、非日常に身をおけば、そりゃあ変わるやろ、とどこか冷ややかに見てしまいました。また少年が感じる疑問に、その後にナレーションや台詞ですべてその回答が与えられているのもしらけます。映画館を出ながら、ぶつぶつそんなことを心の中で呟いていたのですが、きっとそういう人間には、奇跡の青い蝶が舞い降りるようなことは絶対ないんだろうなあ。
5点(2004-09-20 23:31:38)
402.  今日限りの命
『雨』でそのカメラワーク、構図にうなされた当方としては、撮影が同じオリヴァー・マーシュ、同じジョーン・クロフォード主演、そして今作は監督がハワード・ホークスでゲイリー・クーパーが加わり、しかもこのセンチメンタルなタイトル。メダル、メダルと煽るどこかの国のスポーツ文化と同じで、私もこれは間違いなく金だと勝手に期待していたのであります。ところが・・・技術点、芸術点、ともに芳しくなく入賞も厳しい現実が待ち受けておりました。まずカメラ、バストショットを中心としたオーソドックスなカットバック、あまりおもしろみがなく、構図もあまり考えていないぞ、きっと。今作はクロフォードに婚約者がいながらクロフォードとクーパーが愛しあうという設定で、その説得性が肝要なのですが、これが本当のジャンプカットかと思うぐらいに、突然クロフォードとクーパーが愛に落ちている・・・愛に理由はないのだ、ん・・そういうことなのか。後半は、ホークスお得意の空中アクション、そして水上アクションでの銃撃戦が展開されていきますが、大味な大技を突拍子もなく連発しているような印象です。タイトル通り、今後見ることはないかもしれませんなー、こりゃー。
5点(2004-08-28 23:29:25)
403.  ゴールキーパーの不安
これは、サッカーファンだから、サポーターを自負しているからという理由で見てはいけません。間違っても先のアジアカップ、ヨルダン戦の川口に触発され、ゴールキーパーという職業に魅惑された者が衝動的に見てはいけません。審判の判定に怒った主人公のキーパーが試合場を飛び出し、うだうだ映画を見たり、女性と関係をもったり、喧嘩をしたりする内容です。日常をたんたんと描いているのかいえば、突然とんでもない非日常的なこと、お縄頂戴的なことをしでかします。しかしそこに感情の起伏は見えず、やたらジュークボックスへコインを投げ入れるだけです。どうもこのジュークボックスが意味ありげなんですが、うーん・・・。なにやらヴェンダースらしきフェロモンに惹かれそうにもなりながら、正直、自陣でディフェンダー同士がパスを回しているようで、ブーイングが聞こえてきそうな作品でありました。
5点(2004-08-23 11:09:38)
404.  ユー・ガット・メール
これはメグ・ライアンとトム・ハンクスありきで、そこから逆算したようなつくりになっていますね。メグ・ライアン経営する店の名前をオリジナルタイトルと同じにしてオマージュをささげているかのようですが、これは似て非なるもの・・・ゴメンなさい、そう言っちゃいましょう。オリジナルでは、あくまで男女のすれ違いのきっかけとして手紙を使い、同じ職場の中でその関係を、まわりの人間にも光をあてながら描いていくのですが、この作品では、2人の関係性に終始するため、くどさが生まれています。しかも設定が敵対関係の店同士としたため、惹かれあっていく過程が全く薄くなっています。作品によっては別に薄くても構わないのですが、今作では2人のラブストーリーを主題にしている以上、そこはちゃんと描かなければならないはずです。その点を解消するのにメール文の中身そのものを見せることで肉付けしていくのですが、さすがにメールでは説得性が足りない、といえましょうか。ただし、メグ・ライアンが経営する店の雰囲気を作り上げた美術、ストリートの美しいショットを随所に捉えたカメラ、そのあたりは見ごたえがありますね。
5点(2004-07-18 20:24:49)
405.  幸せになるためのイタリア語講座
デンマークおなじみのドグマ手法にて撮られた映画です。ということでスタンダードサイズの画面に映し出されるのは、手持ちカメラの揺れ、振り回されるカメラ、役者のクローズアップ。ただ長回しはなく、カットは頻繁に切り替わります。これをどう受け取るかですが、うーん・・・。感情が内面からにじみ出てくるようなリアリズムが狙いだと思いますが、ロケーションがラストのベニスぐらいで、後はレストラン、パーマ屋、パン屋、教会、病院、イタリア語口座の教室がほとんどで、これらのシーンをひたすら手持ちカメラでぶったぎられると、個人的には不快感が先立ってしまいました。いろいろと映画賞を獲得しているようですが、3組の男女が死を通して不器用ながらも少しずつ幸せへと終結していくという脚本優位の直線的ストーリィにおいて、ドグマ手法で撮られた映像が、どう素晴らしいのか・・・まだまだ勉強させていただきます。
5点(2004-07-05 21:20:04)
406.  月とキャベツ 《ネタバレ》 
うーん、そうですねー。月=少女=神秘、キャベツ=花火=生ってことで、想いを胸にキャベツに羽根をつけるためにやって来る少女。地球の鼓動を表現したダンスは、キャベツの成長=花火が曲を作ることへの祈り。勝手にそう解釈しましたが、確かにラストの「one more time,one more chance」は、ほっといても切ないこの曲がさらに切ないです。しかし・・・落ち着いて美しい映像表現には見るべきものはありますが、山崎まさよしPV感は脱却できるものではないですね・・・。
5点(2004-05-16 20:15:19)
407.  世界の中心で、愛をさけぶ
うーん、なぜだろう、心が動かなかったなー。周りから聞こえるグスグスに反比例するように心は乾きっぱなし。監督の前作『きょうのできごと』は行定色たっぷりで満点を献上しましたが、今作は『ひまわり』の延長上にある死生観、残された者のけじめというテーマが、なんかあっさりし過ぎていて肩透かし。最初は監督を断ったのもわかるような気がしました。『花とアリス』(同カメラマン)では気にならなかったカメラの揺れもこの作品では、テーマの重みからか「頼むからもっとどっしりしてくれー、止まってくれー」とさけび続けました。愛をさけばしてはくれず、残念無念の一本。 実際に頭を丸めた長澤まさみの役者根性に+1点。
5点(2004-05-11 17:36:37)
408.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
全体を貫く夢とデジャブー。もしや私は今、、、この映画を見てレビューしている自分を夢見ているのではないだろうな、、、と考える自分が夢に出てきそうな映画。
5点(2004-05-08 00:26:21)(笑:1票)
409.  セント・マーティンの小径
リー演ずるリバティのサクセスストーリーと大道芸人チャールズの哀しみ。リバティは確かにスリ→大道芸人→舞台、そして今度はハリウッドか、というところまで出世していくのですが、なぜか私にはそんなに成功しているようには見えませんでした。それは、大道芸人としてセント・マーティンの小径で踊っている姿が、もっとも生き生きしているように見えるからでありまして、チャールズの前ではおかしな子はやっぱりおかしな子のままだからでありました。そして実際リーはこの翌年、あの映画に出るんですねー。セント・マーティンの小径は出世街道に通じていたのでした。
5点(2004-04-20 23:17:51)
410.  ラヴァーズ・キス
これだけ同性への色恋がからむと青春謳歌への共鳴まで心が動きませんね。ストーリィというより共鳴させるだけの映像パワーが不足しているのかもしれません。
5点(2004-04-06 01:31:05)
411.  オー・ド・ヴィ
幻想的、抽象的作品。タイトルのオー・ド・ヴィは蒸留酒という意。函館という器の中で、愛憎、肉欲、倦怠、征服、絶対、純粋、繊細、母体回帰、エロス・タナトス、サゾ・マゾを発酵させ蒸留させるとこの作品が出来上がる、と言っていいのかな。そのお味は、うっ。
5点(2004-03-31 21:13:28)
412.  天使のたまご(1985)
幻想的で退廃的な世界にたまごを抱く少女。そのたまごに執着する少年。そのたまごとさかなにたくされたメタファー。水没した都市にわれわれは希望と絶望の輪廻を知るのである。と、それらしくまったく適当に言葉を並べてみたが、正直、わかりません!でした。
5点(2004-03-09 23:02:15)
413.  ラブ・アクチュアリー
うーん、なんか福袋みたいな感じの映画。あれもこれも入っていて、すっげー得したと思わせといて、考えたらこんな品物いらんぞ、これ何に使うねん、とそんなもんの集まり。元はとってるかもしれんが、結局、買って得したのか損したのかわからん、そんな映画たど思いました。微妙だ。
5点(2004-02-26 22:01:00)(笑:2票)
414.  解夏
デオドラントな映画ですね。もっと、げげっとさせてもいいかも。
5点(2004-02-22 22:15:44)
415.  赤い月
愛への情念がそれほど伝わってこない。「生きる」ために愛するというメッセージがぼやけている。凄まじさがもうワンパンチほしい。男の子に扮するために髪を切った女の子がむちゃ似合っていたのがマル。
5点(2004-02-18 12:41:41)
416.  プラダを着た悪魔
恋愛と仕事、自己実現と他者、その間で揺れ動くキャリアウーマンの姿を、簡潔な切り返しと透明なショットで運んでいく。タイミング悪く携帯電話が鳴ったり、突然変身したアン・ハサウェイに驚く二人など、安易な印象を受ける。ファッションという武器が不発ではないかなあ。
[映画館(字幕)] 4点(2006-11-24 17:02:49)
417.  カポーティ
ぼそぼそと甲高い声でしゃべるカポーティの面白くないショットが続く。
[映画館(字幕)] 4点(2006-11-06 23:35:17)
418.  ラフ ROUGH
プールサイドで立ち上がった二人を逆サイドから捉えたロングショット、揺れる水面に映る二人のそのショットが、なかなか美しくて、しかしすぐに主人公二人のアップになってしまうのが、なんともなんとも勿体なくて。
[映画館(邦画)] 4点(2006-09-18 17:19:51)
419.  ALWAYS 三丁目の夕日
 ワケありの人間たちの人情話が展開していきますがどうも平板。それは曇天が多く光の少ない絵から来る印象かもしれません。家屋内の光の陰影も乏しい。感傷的な音楽の連なりも、感情移入を逆に拒むようでまいったな~。ラストの夕日も、肝心の吉岡秀隆と少年にはあまり差し込まず、自動車工場一家には全く当てられていない。もたいまさこに強烈な夕日を当ててどうするのだ・・・。夕日に少年の万年筆がきらめくとか、夕日に左手をゆっくりとかざして見つめる小雪などのシーンがあればな~。VFXに力が入るのは分かりますが・・・といった感じの作品でした。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-08 17:04:35)(良:2票)
420.  わが命つきるとも
アカデミー賞の何部門かを受賞している本作ですが、どうもつまらない。主演男 優賞のポール・スコフィールドは舞台俳優で、このモア役も舞台で鍛え上げられていた役だけに、そのあたりが映画的というより演劇的な匂い袋なる因でしょうか。沈黙、沈黙と言いながらスコフィールドは一人しゃべりまくっている・・・。バイト数がつきるほど書くこともないのでこのへんで。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-02 23:27:17)
010.22%
130.67%
271.56%
392.00%
4153.33%
5255.56%
64810.67%
77115.78%
89621.33%
910022.22%
107516.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS