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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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461.  泳ぐひと 《ネタバレ》 
ビデオ屋であの裏表紙のあらすじを頭っから信じ込んでしまった。確かにあの裏表紙の解説通りに見ると、ネッドの周りの友人たちが時の流れとともに変わってしまったことに絶句し、家に着いたらそこはもう寒々とした廃墟で、時代の流れの悲しさをこのシーンで一気に押し出したといった感じの、時の流れの虚しさを訴えた映画として見ることが出来るかもしれない。ただ、この見かただと結末が凄く悪いと言うか、不条理極まりないと言う感じに見えてしまう。 次のような見かたも出来る。この映画、悲しむべきはネッドの周囲の人間達の変貌ぶりではなく、むしろネッド本人の境遇なのではないかと。ネッドは既に破産しておりネッド本人がその事実と向き合えずにいるが、すでに廃墟化した自宅に着いてようやく現実に戻され号泣する。この後者の見かたの方がつじつまが合っていると私は思う。この見かたで面白いのは、自己の破産を隠し通そうと躍起になっているのではなく完全に以前の上流階級のままであると思いこんでいる所、少しづつネッドの正体が知れてくる所、そして、ネッドが最初のダンの家のプールにどこからともなく現れたことであると思う。結末がわかってからオープニングのシーンを思い出すと非常に面白い。 〔追記〕この映画は、ある意味、自分を映画の世界に入り込ませたきっかけとなった映画かもしれない。 というのは、この映画を自分が初めて観たときの解釈(上記前半)と他のサイトでのこの映画の解説(上記後半)とが大きく食い違っていたから。自分の余りの理解力のなさに愕然としてしまい、その悔しさがそれ以来映画を観続ける原動力になっているような気がするのです。 戒めの意味も込めて、ちゃんと残しておきます(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-04 16:54:43)(良:1票)
462.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 
初めて観てから約1週間。な~んにも感じない。書きたいことが思い浮かばない。 ラストのキスシーンのフィルムですが、何故あそこで感動するのかサッパリわからない。これは多分、親が転勤族だったので自分自身小さいときから何回も引越しを経験してきたせいだからだという結論に達した。生まれたときから高校卒業までに5回も住む場所が変わっているからでしょうか、本当にポカーンって感じ。同窓会も小学校中学ではゼロ、高校は卒業して1年後に1回あっただけでそれっきりだし・・・。催促の葉書は来るけど、別に昔の友達に久しぶりに会ってみたいとは思わないので、やっぱりこの映画の主題は自分には合わなかった気がします。 それと、この映画のキャスティングについて。幼少期と壮年期はともかく、青年期の配役がひどすぎます。サルバトーレ役の人もヒロイン役の人も全くと言っていい程に個性がなく、ただの一般人を連れてきただけじゃないのか、とまで思います。あそこまで存在感のない役者は初めて見ました。 けど、この映画の中の映画を愛する人たち(特に群集)には何か微笑ましい気持ちにさせられてしまいます。映画のワンシーンに一喜一憂し、感動を共にするということは現代でも出来ることですが、あそこまでみんなが一体となって盛り上がれるというのは本当にうらやましいものです。あの環境で観れたら楽しさも倍増すると思う、絶対。
[地上波(字幕)] 6点(2006-02-04 16:09:30)
463.  大脱走
「アルカトラズ~」を見てから再びレビュー変更します。 2つを比べると映画としての面白さでは本作品のほうが明らかに上をいっていると思う。看守の監視レベルはどちらも甘く問題外ですが、脱走までの過程や緊張感もこっちの方が上だし、登場人物にも魅力を感じることができるのがこの映画の良いところ。エンターテイメント性を重視した本作品だからこそあのテーマ曲も生きてくるわけで、これもなかなか魅力的。 個人的には、独立記念日のパレードみたいな“アメリカ万歳”的な雰囲気が大嫌いなので、それさえなければそれなりに秀作と言えると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-02-04 15:01:45)
464.  サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 
何か、ストーリーの構成が「大脱走」に似ていると感じたのは私だけでしょうか。上映時間もほぼ同じだし、作られた年代も近い。シネマスコープだし、ナチが絡んでいるところや、前半までが面白く感じられたところまでも似ているような気がします。 私より前に書かれたレビューを拝見すると“健全な映画”との評価が多々ありますが、それはクラシック映画に存在する独特な秘めたる魅力なのだと思います。それがクラシック映画ならではの魔力(?)であり、健全さを感じるのはそのためだと断言しちゃいます(私の「ローマの休日」のレビュー参照)。 さて本題。この映画で一番大事なのは、マリア(←名前もすごくイイ!)の子供たちへの愛ではないでしょうか。父親の絶対的な規律により抑圧された生活を送っていたことの反動もあるかもしれませんが、子供たちのために服を作ってあげたり、歌を教えてあげたりと、人間らしさを呼び起こさせるような、マリアの愛情に満ち溢れた接し方に感動してしまいました。この映画は子供向けの映画などではなく、むしろ人を指導する側の立場の人間にこそ是非観て欲しい映画です。この映画を観てると、何か自分も教師になれちゃうような、そんな気さえしてくるようです。 それと、この映画の終盤で、ロルフという青年が自分の職務に忠実で、最後までトラップ一家を逃がすまいとしていたのが凄く悲しくて、何とも言えない寂しさに襲われた。前半であれだけリースルと愛し合っていただけに、軍の規律に恐ろしいほど忠実になってしまい、序盤の父親の教育方針もそうだったが、軍隊の規律というものは一人一人が持っている人間性というものを極限まで奪い取ってしまう恐ろしいものだと感じた。つまり、この悲しさや寂しさが“反戦映画”としてのメッセージなのでは・・・と思いました。 ところで、私が観に行った映画館には子供連れで来た人もいたようで、ドレミの歌を一緒に口ずさむ子供がいたのにはちょっと嬉しくなってしまいました(チョットうるさかったけど^^)。
[映画館(字幕)] 8点(2006-02-04 14:51:58)
465.  鴛鴦歌合戦 《ネタバレ》 
「んもぅ~」、「お父さんのばかッ!」、「アナタなんて嫌いよ」・・・などのような、お春さんの愛嬌たっぷりに喋るところも可愛らしいですが、片思いの彼が他に婿養子として行ってしまうと言われた時、涙を流し袖のふちで涙を拭う仕草がとても可愛くて、普段洋画しか観ない自分としてはあの仕草にコロッとイってしまいました(^_^) 外国じゃ絶対あんなふうに泣かないですもんね。 歌を唄っているシーンも、コミカルで楽しいシーンばかり。序盤の、傘が画面いっぱいに広げられているシーンでの歌(傘を作る者あれば使う者あり…って歌)と、大名が自分の家来のことを“ガラクタばかり”と言っているシーンの歌が特に好きです。 そして、ラストの大乱闘。コメディということもあってか、やや“作った感じ”のする戦いぶりでしたが、なかなか迫力があり見ごたえ十分のシーンでしたので、こちらもしっかり楽しめました。 一点だけケチを付けさせて頂くとすると、オフレコであるところがハッキリとわかってしまう部分がちょっと多かったため、少し減点させていただきます。俯瞰で撮ったところに歌を入れるとちょっとキビシイか・・・。
[映画館(字幕)] 8点(2006-02-04 14:23:27)(良:3票)
466.  三文オペラ(1931)
期待して観てしまったせいか、テンポの悪さにガッカリした。作中の全てのシーンが盛り上がりを欠いた単調なストーリー。全くといっていいほどに起伏が存在しないのでは。結婚式もショボイ。というか、結婚するまでの女の心理描写もゼロだったし、ホテルについて行った時も結構あっさりついて行ってしまったので、あれれ?という感じでイマイチよく解りませんでした。ラストの戴冠式も、序盤からあれだけ仄めかしといて、たったあれだけかよ!と、がっかりしてしまい、自分にとってはかなり後味の悪い作品でした。
[映画館(字幕)] 4点(2006-01-30 21:52:58)
467.  わが谷は緑なりき 《ネタバレ》 
タイトルからしてカラーの映画を想像していたのですがモノクロだったのでちょっとビックリしました。また、ジョン・フォード監督の映画だということでアメリカの物語だろうと思っていたら、舞台はイギリスのウェールズなんですね。けど「俺はアメリカに行く!」の様に、アメリカ人のルーツっぽいセリフがあったりと、やっぱりアメリカっぽい感じもしてきます。 さて、この映画なんですが、ちょっとワルい人も中には出てきますよね。力任せに鞭を打つ暴力教師、組合を作ることに反対する親父(被雇用者側の立場を理解できていない。けど、本当は理想の父親像的な人間)、ありもしない事実をでっち上げ陰口を叩くメイドなどです。こういう“出来てない”登場人物を見ると、どんなに良い映画でも見ていてシラけてしまうため(話は変わりますが、私がジャック・タチを好きになれない理由はそれ。トロくて疲れる。)、見終わった直後はそういった理由でちょっとイマイチな印象があったのですが、家に帰ってきてみなさんのレビューを拝見して自分の心の狭さを痛烈に感じました。 というのは、自分の書くレビューはいつも、好きなシーンの寄せ集めみたいな調子になってしまい、この映画でのそれは、みんなが歌を高らかに唄っているところとか、ヒロイン役の人が綺麗だとか、自分の誕生日5月14日というのが出てきたこととか(2作目^^)、花畑の中で少年が歩き出すシーンや最後の回想のシーンが美しいといったことだけで、特に記すものもないように思えるのですが、みなさんのレビューを拝見すると、このような“分析”では説明のつかない素晴らしい作品だという気がしてくるのです。 高得点をつけていらっしゃる方々のレビューはどれもカッコイイ。映画は理屈詰めで理解するものではない、心で見るものなんだと教えて下さる。私にこんなレビューが書ける日はいつのことになるのやら・・・。 ということで、映画の見かたを教えてくれたこの映画と熱いハートを持ったみなさんのレビューに感謝。そして、このサイトにも。とりあえず、現時点ではこんな点数で。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-22 22:35:27)
468.  メトロポリス(1926) 《ネタバレ》 
この映画こそがクラシック映画の醍醐味を堪能できる映画なのではないでしょうか。 クラシック映画の最大の魅力は“国籍人種及び時代を問わず、いかなる環境の下で鑑賞しても楽しむことの出来る普遍性を有する”ところにある、と私は考えているのですが、本作品はそれが見事なまでに表現されていると言えるのです。21世紀のこの時代に観ても十分に説得力のある先見性ではありませんか。 “手と頭脳を結ぶのは心”この決め台詞にシビレました。 どんなに時代が進んで機械化が進もうと、それを作って動かしているのは必ず人間であり、また、その人間同士の間においても、気持ちの通うことのないやりとり(現代社会に当てはめてみれば、メールやFAXのみでの伝達など)ばかりでは駄目なのだというメッセージを既にこの時代から訴えているのです。 また、会社勤めをしている自分にとって、この映画は現代社会の企業の縮図であるような気がします。会社の上層部の人間と現場で働く人間とが上手く連携をとっていかないと企業としての成長が見込めないということは、仕事をしたことのある人にとってはごく当たり前のことですよね。 映画序盤にいきなり登場する巨大なセットで観客の心を一気に掴み、ラストのクライマックスに向けてテンションを上げていくといった、明らかに観客を楽しませようと意識した作りに仕上がっているところもフリッツ・ラングのエンターテイナーとしてのプロ意識のようなものが感じられ、好印象なのであります。 〔追記〕後日、DVD(淀川長治100選のヤツ)で鑑賞したら、劇場で観たオリジナル版(122分)に対してDVD版92分と、30分も削られているではありませんか。確か、日本の歓楽街“ヨシワラ”という言葉が出ていました。しかも、オープニングのタイトルも滲んでいて“Metropolis”の文字が見えず、序盤の巨大なモニュメントも目の部分より上が画面からはみ出ているし、それに、劇場で見たときの荘厳なオーケストラの音楽もなく、終始単調なピアノの音がただ流れていただけで、かなり物足りなかったです。DVD版だと8点です。
[映画館(字幕)] 9点(2006-01-21 01:47:47)(良:2票)
469.  キートンのハード・ラック(悪運) 《ネタバレ》 
一見、ストーリーが繋がってないようにも見えますが、まぁ、辛うじて繋がっているようにも解釈できます。狩に行くのはキートンだけではなく、あれだけの大人数の志願者がいたということだったんですね。 キートンが乗った馬がとても可愛くて、足のポーズを真似したり、上にぶら下がっているキートンをちゃんと背中に乗っけてから歩き出すという可愛らしい性格がとても気に入ってしまいました。 ひもを引っ張ったら熊がやってきてしまったところや、最後のオチなどのような意味不明で常軌を逸した常人には到底考えもつかないアイディアというのは、ギャグの部類としては私にとって一番好きなタイプのギャグなのです(^_^)
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 22:17:00)
470.  散り行く花 《ネタバレ》 
結構期待して観てしまったせいか、やや感動というものが薄らいでしまいました。 よく考えてみると、序盤の旅立ちまでのシーンは後半と結びついていなかったように思えます。青年が旅を諦め街に定住するまでの過程と厳しい現実に絶句し絶望のどん底にいる様をもっと描いた方がよかったかも。実際、彼もルーシーと一緒にいることによって幸せを感じていたのですから。 彼女の方も中国商人の店にかくまわれて彼に親切にしてもらっているときはとても生き生きとしていて、それまでの怯えた表情が嘘のように明るい顔をしていたのが印象的でした。 最後、ルーシーが笑顔を作ったのは、ほんの少しの間だったけど幸せを感じられたからだと思います。それと、わずかだけどバローズに対しても父親への愛があったように感じられました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 13:18:58)(良:1票)
471.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン) 《ネタバレ》 
これは面白かった!全体的にみても、満遍なく面白いギャグがあって楽しめるのですが、やはり最後のからくり部屋を使ってのアクションが一番笑わせてくれました。キートンはやっぱこうでなくっちゃ!って感じで、このシーンは特に好きです。初めはひと部屋ごとに見せて次に2部屋同時、最後に4部屋全部を同時に見せるというように、ストーリーを盛り上げる工夫を凝らしていて、それが上手く機能しているところがナイスです。 銃で撃たれた人が歯医者に駆けて行ってしまったのと、「ゴルフならやります」のセリフの意味がよく解りませんでしたが、とにかく面白かったです。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-08 00:12:31)
472.  思ひ出 《ネタバレ》 
「逆流」(1924)との二本立てで、澤登翠さんの活弁&生演奏付きで鑑賞することができました。 エルンスト・ルビッチ。私はここにまた偉大な映画作家を発見することが出来たようです。 まず、邦題が素晴らしい。そして全体的なラブストーリーに加え、至るところに笑いを散りばめたストーリーがとても面白かったです。ラブシーンの粋な見せ方といい、細かな笑いといい“面白かった”のひと言ではとても片付けられない素晴らしい作品です。 カティーと出会い、彼女に心魅かれていく王子の心情もとても上手く描かれていたり、学生仲間で青春を謳歌したりと、それだけでも十分に満足なのですが、それよりも、王子が国のために政策結婚を迫られ、最後にもう一度だけ会いに行く、というのが堪らなく心打たれるのです。 「最後にもう一度だけ会いたい・・」「もう一度だけ彼女に会うことが出来れば覚悟を決められる・・」男の私にとってはこの気持ちが痛いほど解ります。お互いに自分の命運には逆らえないことを知っているだけに、本当に辛いです。意を決したかのように馬車に飛び乗るシーンはもう、涙なくしては観れません。 そして、ラストのパレードのシーンで見せた、王子のちょっと寂しそうな表情。人間誰でも、思い出すと切なさがこみ上げてきてしまうような「思ひ出」を胸に抱きながら歳をとっていくんだなぁと、心にジーンと染み入る感慨深いラストシーンでした。
[映画館(字幕)] 9点(2006-01-06 22:23:24)
473.  怪物團
私が観たのも「フリークス」(デジタルリマスター版)というタイトルでした。 まず、この時代にこんな映画が存在したというのがすごいと思いました。こういうのって、映画が世に満ち溢れ、映画に対して飽きが来るころになって作られるような印象があるのですが、映画創世期のこの時代から早くもこんな作品を作ってしまう、という事に驚きました。 さて今の世の中ですが、バリアフリー化が進んだお陰でひと昔前よりも身体障害者の人たちが社会に出ることが多くなってきたと思われます。そのせいか、この映画の中のフリークスの人たちにはさほど驚きもなく、ストーリーもやや退屈に感じられました。よく考えてみればわかりますが、この映画のストーリーって、健常者同士に置き換えて考えてみれば(例えば、美女とブ男)普通に映画やドラマなんかに出てきそうなストーリーではありませんか。おまけに、ラストの復讐劇でもさほどスリル感を味わうことができなかったので、ここは控えめに5点とさせて頂きます。もし仮に、あと10年昔に観ることができてたとしたら、今よりも衝撃を感じることができたのではないかと思います。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-30 16:53:48)
474.  ロバと王女
冒頭の、本の表紙をめくるところから始まる通り、まさに御伽噺。完全に絵本の中の世界です。何のひねりもないストレートな物語なので、煌びやかな映像と美しい歌声を堪能することに専念しましょう。 ドヌーヴの美しさは今まで観てきた映画でわかっていましたが、相も変わらず美しいドヌーヴの、あの長くて綺麗な髪の毛は恐らく彼女自身のものに違いない、と勝手に信じ込んでいます。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 17:30:28)
475.  素晴らしき放浪者 《ネタバレ》 
すんません、平均下げます。どうしてもあの放浪者が好きになれないんです。観ててイライラしました。プレゼントした宝くじが当たってそのまま結婚しちゃうというのも含めて、至るところにコメディの雰囲気が感じられましたが、やっぱりダメみたいです。楽しめません。 途中、夫人がブーデュに襲われたのもビックリしましたが、そのあとの夫人のあの表情にもビックリしました(これもコメディ??)。 最後に、冒頭に出てきたあの黒い犬と再会してハッピーエンドとなるのだろうなぁと期待していたのですが、結局最後まで出てこなくて拍子抜けしてしまいましたし・・・。 結局この映画は、私のフレンチコメディに対する苦手意識がますます強まっていってしまっただけの一本でした。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-04 21:46:27)
476.  道(1954) 《ネタバレ》 
まず、フェリーニは人間がどういうものであるか、男というものが、女というものがどういうものであるかが非常によくわかってると思った。 例えば、ザンパノとキ印のトランペットの教え方。ザンパノは、ジェルソミーナが失敗すると鞭で叩き罰を与える。罰を受けまいと努力させる方法で、犬などの動物に教えるときによくある方法。それに対し、キ印はまず褒める。どんなに下手でもとにかく褒めてジェルソミーナのやる気を呼び起こす。褒められて自信をつけたジェルソミーナはさらにやる気を出して練習に励む。どちらが正しいと言うわけではないが人間性の違いがハッキリと表れているひとコマ。 そして、修道院の納屋で一晩を過ごしたときのジェルソミーナの言った「私のこと少しは好き?」というセリフ。当然の如く、ザンパノには軽くあしらわれるのだが、どうしようもなくなってザンパノの気を引こうとしてトランペットを吹いてしまうジェルソミーナ。愛されることによって自我を確立するという、女性にありがちな性質をとても上手く描いていると思う。 そして、これまでに多くの方が指摘なさっているので今更語るほどでもないが、ラストシーンのザンパノの慟哭もこれまた男性にありがちなパターン。 終始、ジェルソミーナの仕草がとてもチャーミングで、微笑んだ顔もしょげた顔も何から何までいちいち可愛い。多少頭は弱いのかもしれないが、一緒にいたらこっちまで笑顔になってしまいそう。こういう女性も魅力的であり、当然高得点である(笑)。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-12 10:16:10)
477.  そして船は行く 《ネタバレ》 
この映画は何故セットとわかるように撮ったのだろう??初めのうちはこのあからさまな雰囲気が凄くイヤで、何度席を外そうかと思った事か。最後のスタジオ全体とスタッフを映したのもどうもよくわからない。何故セットであることを前面に押し出さなければいけないのだろうか。何故ナレーションが必要だったのか。全くもって意味のわからない映画だった。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-06 20:25:43)
478.  戦艦ポチョムキン
だめだ。意味がわからない。階段シーンにも何も感じるところはなかった。この映画で俺は相当な馬鹿だと自覚した。乳母車よりも子供の母親の表情が印象的だった。 この監督の作品は自分には合わないらしい。「ストライキ」も同じ日に観たが、あちらは不覚にも寝てしまった。澤登センセイ、ごめんなさい。
[映画館(字幕)] 5点(2005-10-30 03:32:08)
479.  危険がいっぱい 《ネタバレ》 
この映画最大の疑問は、ドロン扮するマルクが何故あんなオバサンに好意をもっていたのかという事。その辺りの心理描写が描かれていないように思います。それと、偽電報の内容ですが、あれだけだとちょっと解りにくい。雰囲気からバーバラを陥れようとしているのは解るのですが「問題は解決した」だけではチト辛い。 自分の誕生日5月14日牡牛座というのが作中に出てきたのと、随所に見られるカーアクション(車を運転する人もスゴイがそれにぶつかる人や逃げるドロンも体を張っていてスゴイ!)、そして何と言ってもアラン・ドロンの色気にオマケして7点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-28 19:09:35)
480.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 
邦題が少しばかり???なとこを除けば、総じて楽しめたと思います。中でも、エレベーターを使って逃げまくるシーンが特に好き。針を動かせばエレベーターそのものを動かせるという発想がばかばかしくて面白い。釘をたたいて針を1階まで来れなくすれば降りてこられなくなり、振り切れば空めがけて吹っ飛ぶという下らなさ。また、最初は人間だと思っていたらマネキンで、インディアンのマネキンかと思いきや今度は本物の人間だったりと、単純な一発ギャグの寄せ集めではなく、ちゃんと繋がりがあるところがいいですね。 ちなみに、中盤あたりで馬の蹄鉄を放り投げたのは「蹄鉄を後ろに投げれば福が来る」という迷信をもとにしたプロットらしいです。 この作品でキートンを初めて見たのですが、キートンって端正な顔立ちをしているんですね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-16 01:08:39)
010.18%
120.37%
230.55%
391.66%
4295.35%
58515.68%
614426.57%
716630.63%
87313.47%
9234.24%
1071.29%

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