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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1180
性別
年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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461.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
再見。たとえば、バスの中に逃亡者がいる、またそれを押さえ込もうする善意の素人がいるなんてのは、あらためてうまいなあと唸りました。ベビーカーのシーンともね。ただ、だいぶ重篤な事故を誘発しているぞとか。心配するワケではないが、あの人達、医療保険は大丈夫だろうか?
[DVD(字幕)] 8点(2017-07-17 10:30:54)
462.  淵に立つ 《ネタバレ》 
予定調和をことごとく外してくる。少女を殺めようとしても捕まらない。その少女も死なない。殺人の際に足を押さえていても捕まらない。他の男に気持ちを奪われるのだが、一線は越えない。そして、ラストシーンも。居心地の悪さは最後まで続く。若い彼はもしかして、いろんなこと知ってて鈴岡の加工工場に来たんじゃないか。無垢な大賀が一番怖い。
[DVD(邦画)] 8点(2017-07-16 09:39:06)(良:2票)
463.  何者 《ネタバレ》 
シビアで、ことさら大げさではない話運びに「中(大)学生日記」だなと途中まで観ていました。いや、それだって悪くなかった。幸せになる気配の薄いこういう感じは好きなタチなんですよ。しかし。途中に変調があったモノだから。「ホントは全部、二宮の脚本の演劇だったのね!」と思ったときの高揚感。ここで終わらせてくれれば、多少の齟齬があってもオレはかまわんよと。しかし、まあそんな乱暴はなしなんですね。最後のセリフも好き。これは良いよ。
[DVD(邦画)] 8点(2017-07-02 17:05:00)
464.  オー・マイ・ゼット! 《ネタバレ》 
ゾンビが家に迷い込んでくる。そのゾンビの扱いについて隣家で事情のありそうなメンバーで会議をする。予告編を見て、これは面白そうだと思ったモノです。しかし、迷走する会議がこの映画のピークで、その後のドタバタは意図した安っぽさなので、チープと呼ぶモノなのだと思いますが、もう一つ物足りない。東京03の角ちゃんをキャストしてくれているところなど好きなので6点です。ところで、神林監督。予告界の鬼才とも称されるとのこと。そんな人もいての映画界なのだとあらためて業界の深さを知ったワケです。地味な場所でメジャー。ワタシは、神林監督にはいつか逆転ホームラン(本編での当たり)を打ってくれることを期待しています。
[DVD(邦画)] 6点(2017-07-01 20:01:25)
465.  いつかギラギラする日 《ネタバレ》 
再見。目に来る感じの荻野目慶子をはじめ、すでに今日そのなり行きを我々は知っているところの、当時大型サラブレット俳優木村一八。「ロックだからなんなんだ」といいたくなるあの楽団のみなさん。そんなちりばめられたしょうべん臭さのなかだからこそ、引き立つ萩原健一のかっこよさ。ワタシ、「豆腐屋直次郎の裏の顔」のころが一番いい油の乗ったショーケンだと思っています。仕草が色っぽい。「ステーキハウス憩」のシーンの撮影現場を遠くからみたことが、懐かしい思い出です。
[インターネット(邦画)] 9点(2017-06-21 20:51:45)(良:1票)
466.  転校生(1982) 《ネタバレ》 
面白い。ホントにこのような入れ替わりがあったとしたら(ないけど)、男子の体に入った女の子の方がうまく状況対応するだろう、と思いましたが。しかし、女子の体に入った男の子を演じる女の子(ややこしい)である小林聡美の弾けるようなすばらしさが本作の大きな魅力なワケで。引き立て役の尾美としのりは、どうしても、公開当時としても少数派であった「お嬢ちゃん」にならざるを得なかったのだと思う。この度20数年ぶりに再見。忘れもしない鮮烈なラストシーンは言わずもがな。こんなにもコクのある作品だったとは思いませんでした。見直して、よかった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-06-13 22:17:45)
467.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 
余命を知ったとき我が子に何を残してやれるのか、という映画なんだと思ってみてました。だから、1時間30分頃にもう一人の(我が子の)大事な味方のために彼女が準備したことには、胸をつかれました。ここで暗転して葬儀のシーンに進んでもよかったような気もしますが、きっちり口当たりの良くないくだり(緩和ケアセンターパート)も盛り込んだことは、監督は逃げなかったんだというふうに評価したい。オチはいかにも、「チチを撮りに」の中野監督。安澄の「ひとりにはしない」という病室での決意はこれだったのね。
[DVD(邦画)] 7点(2017-06-10 16:33:33)
468.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
初代ゴジラも、本作のように受け入れられていたのなら、そりゃあ名作とも呼ばれただろうと思いました。ゴジラを平成の首都に引きずり出したんだから面白かったですよ。はたらくおじさんやおばさん+はたらくくるま対平成ゴジラでした。リアルを追求しようとした本作だと思いますが、ほんとにああいった人たちは「この国」って日本のことを呼んでいるんでしょうか。「この国」って言い方、なんとなく高いところから眺めているようで好きじゃないんですよ。ただそんなところも、平成ゴジラ的なリアルですけど。
[DVD(邦画)] 8点(2017-05-20 22:22:38)(良:1票)
469.  その夜の侍 《ネタバレ》 
最後の展開が惜しい。差し違えるようなベタな展開からの変化球なんでしょうけど、監督が勝負を避けたとしか思えません。しかし、何かこれは「本物」をみているなという心ザワザワする物語の展開。「葛城事件」もみましたが、赤堀監督に期待しています。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-05-04 17:52:59)
470.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
余人には不可能なトリッキーな動きが持ち味のアクションスター、野原しんのすけあっての本作でしょう。ワタシも、かあちゃんが脇差しでしんのすけを守ったシーンで鳥肌がたったクチ。丁寧な風景描写や、姫のことになると又兵衛が息苦しくなるシーンなど好印象。正直、「クレしん」で、いい大人がなぜこんなに高評価と思ってましたが、観て納得。清々しく、元気がでる良作。 【170430再見】田舎の剣道部の高校生がそのまま若いおっさんになったがごとくの又兵衛の純情はやっぱりいいですよ。しかし、姫様がよくあるおてんば姫であり、何か特別な魅力を感じませんでした。
[DVD(邦画)] 7点(2017-05-03 10:07:05)
471.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 
「三丁目の夕日」はある意味、20世紀博だったワケで。そう考えれば、とてつもなく価値の高い本作ではないでしょうか。
[インターネット(邦画)] 9点(2017-04-24 21:18:06)(良:1票)
472.  超高速!参勤交代 リターンズ 《ネタバレ》 
心優しい湯長谷藩の皆さんにまた会えた喜びはありました。しかし、メリハリのない話ですな。悪役・松平信祝の造形が、なんか単純なんですよ。ワル一辺倒。「超高速!参勤交代 リターンズ」って言いたかっただけなんじゃないかと思いました。
[DVD(邦画)] 5点(2017-03-06 19:56:57)
473.  正しく生きる 《ネタバレ》 
ああ、これは好きじゃないです。もう、いい年した大人(岸部一徳さんや、柄本明さんではなく)が、若者の「若気の至り」の威を借りて、こういうコトすんの勘弁してくれませんか。京都造形芸術大学の学生さんのうち、どなたかの作であるのならいいんです。しかし、公式ホームページの「監督の言葉」。なんすか、それ。観客の「わからない」という言葉は、「つまらない」の婉曲表現である場合がほとんどじゃないでしょうか。
[DVD(邦画)] 2点(2017-03-02 15:42:17)
474.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》 
なるほど。鑑賞前にはもしかして、いわゆる「推進派的」映画?とか疑心暗鬼になりつつも、矢口監督の映画なら見てみたいと劇場に足を運んだモノです。観終わった今も、それが杞憂だったかのかどうか分からないんだけど、家に帰ってきて、思ったよりも気持ちがいいんですよ。例えば、大地康男氏の農家のくだり。今時の農家はとてもじゃないが電気なしでは赤の他人の面倒を見るほどのキャパないんじゃないかと思いながらも、まあ観終わった気分はいいんですよ。それは、劇中、サバイバルテクにはかなり心もとない父親でしたが、あのくらいの早い段階で、自転車での鹿児島行きの方針を示し、叱咤はしつつもグチを吐かず、ブレもせず、目的地まで家族を導いた父親の姿を見たからだと思います。なんせ、コメディだから、いろいろとアレだったけど、小日向父は良くやったと思いますよ。グッジョブ。電気がないと、ほんとに家族って協力するしかないんですね。やっぱ、うらやましい。
[映画館(邦画)] 7点(2017-03-02 06:04:19)(良:1票)
475.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
シミュレーションとの違いが問題だったのだとしたら、おそらくそれほど世間的には大きな事案になることではなかったのではないでしょう。機長しか判断できないことを、責任回避することなく行い、それで結果、死者をださなかったのだから。いわゆる疑惑の部分は、わりとあっさり解決します。しかし。本作でワタシが恐ろしかったのは、英雄的なことを成し遂げた後の憂鬱、あがりきったテンションから日常に落ち着いたときに現れるやるせないだるさ。凡人のワタシ、日常レベルでも今日は年に何回あるかないかのうまくいった日の高揚の後のなぜか寂しい感じ。あれが、国家レベルの事だったら、どれだけきついことかと。ワタシ、芸能人やスポーツ選手が薬物に手を出してしまうのは、このような高揚があったがゆえの憂鬱のせいだと思っています。って、何を言ってるんだ、オレ。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-26 19:16:41)
476.  葛城事件 《ネタバレ》 
これは…。もっと、絶望的にも出来た赤堀監督ではないかと思います。1時間40分頃の稔の吐露は、観客をそこまで落とし込まないためのセーフガードのように思いましたね。三浦友和だったから見てられたけど、温水洋一さんだったら、見ていらんなかったかもなあ。でも、温水さんみたいなお父さんなら、こんなことにもならなかったのでは、などといらんこと考えました。ああ、見なきゃ良かったと思いつつ、9点です。
[DVD(邦画)] 9点(2017-02-13 20:50:48)(笑:1票)
477.  探検隊の栄光 《ネタバレ》 
政府軍の扱いが惜しい!ぜひとも、インチキからくりの一端を担って欲しかった。もちろん、なんかのハズミであり、探検隊チームにとっては「たなからぼた餅」なんですけどね。ワタシにとって藤原竜也さんは、いままでは「上手い役者」でしたが、本作以降は「好きな役者さん」に変わりました。懐の深い演技。「ウインナーの会社とタイアップしているな」って、したり顔をする観客を織り込んでいる演出。悪ふざけがすぎる。でも、オレは好きだよ。
[DVD(邦画)] 9点(2017-02-04 21:17:11)(良:1票)
478.  新・刑事コロンボ/奇妙な助っ人<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボは清濁あわせ飲むというのであれば、最後はごちそうになるってのはもちろんないんだけど、コロンボのおごりで一杯ってのでも良かったかもね。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-01-29 18:16:28)
479.  スーパーの女 《ネタバレ》 
気にはなっていたのだけれども、手が伸びなかったのは、予告編で観たあの変なダンスですよね。いい年をしたオッサンとオバチャンがはしゃいでる映画。鑑賞してみて、予感的中。何故、津川雅彦と宮本信子にしたんだろうと思わざるを得ない。ズボンのポケットに手を入れて店の中を歩く津川雅彦。これはきっと、後半で胸を張って歩く姿を鮮やかに見せる前振りと思っていましたが、津川は最後まで、そうでもない人のままでしたね。
[DVD(邦画)] 5点(2017-01-28 14:59:04)(良:1票)
480.  7500(2014) 《ネタバレ》 
ホラー映画あるあるなのかもしれませんが、いろいろなことを電気つけてやれよ、と言いたくなる作品でした。神経質なのに(だから?)、無神経な新婚の奥さんが、興味深いキャラクターでした。イヤなヤツなんだけど、あれだけ傍若無人ならむしろうらやましいなあ。オチは、乗員全員が○○してたというより、運悪く生き残ってしまった人たちの絶望という方が良くはないか。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-24 21:35:14)(良:1票)
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