41. スチームボーイ STEAM BOY
ファーストシーンとラストシーンの映像はよかった。というか、感心した。日本アニメのレベルの高さを物語っていた。「化学の進化」をテーマにしたストーリーは、インパクトが無かった為、後に残るものが少なかった。映画館を出た後、妙な脱力感があった。 6点(2004-08-08 15:43:56) |
42. フリーダ
一人の画家の生涯。ノンフィクションものって、面白いとか面白くないとかではなく、ただ単純に感動してしまう。そんな人生をたどった、一人の人が実在したわけだから。フリーダの時代まで気持ちはタイムスリップしました。 7点(2004-08-05 00:19:10) |
43. DRIVE
《ネタバレ》 SABU監督を初めて見た。好きかも。すごいシュール。でもはちゃめちゃぶりが、潔い。この作品のラストとか想像付かなかったし、展開が読めない。奇抜なストーリーの基盤は、原始的な人間ドラマ。ドラマはきちんとある、そこが良い!堤真一が夜中に荒運転しているシーンでは、感極まるものがあった。(笑) 8点(2004-08-05 00:11:10) |
44. のど自慢
「のど自慢」には全く興味がない。けど、それに出場しようとした人の背景には、興味があるかもしれない。個々の持っている悩みや、対面している問題を、「のど自慢」を通して描いているのであって、「のど自慢」はそのフィルターにしか過ぎない。とても上手くまとまっているし、ついつい涙が出てしまったシーンもある。こてこて定番なのかもしれないけれど、それはある意味基礎底辺。最近多い、内容の無い映画より、人情溢れるこっちの作品の方が、断然良いと思う。 8点(2004-08-01 13:13:40)(良:1票) |
45. パトリック・スウェイジ/復讐は我が胸に
80年代の夕方ドラマのような印象。期待していなかった通り、やっぱりイマイチでした。ストーリーがよくわからんし、悪も正義もよくわからん。パトリックもたいして格好よくなかった。 3点(2004-08-01 13:00:15) |
46. 恋する惑星
よく分からなかったです、ストーリーが。ただ、その場合私はたいてい、鑑賞後に空虚感を感じるはずなんですが、これには感じませんでした。どちらかというと、不思議な充実感がありました。良い意味でも悪い意味でも、きっとストーリーよく分からなくてもよい作品なんでしょうね。「雰囲気」を楽しみました。 まさに酔わせる作品。 5点(2004-07-29 23:06:15) |
47. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
アナキンの今後が気になります。人間の弱さが伝わってくる……。 7点(2004-07-22 20:53:19) |
48. 情婦
映画って、「映像で見せろ」ってよく言うけれど(?)、この作品は台詞で見せてくれました。オープニングからマシンガンのような台詞の嵐。言葉って面白いな~と改めて感じました。 10点(2004-07-18 22:08:49) |
49. 蛇イチゴ
作品としては嫌いじゃないのだけど、つみきみほの演技が鼻についた。「半落ち」の鶴田真由も私はだめだったけど、なんか似たような印象。ストーリー自体は飽きずに見れた。 6点(2004-07-18 20:41:40) |
50. 太陽がいっぱい
まず映像がとても綺麗だった。「奇蹟の海」を見たときも思ったのだけど、「海」には残酷なストーリーが似合う。「海」が舞台の善人のストーリーだと、お腹いっぱいになって見ていられないだろうが、「海」の輝く映像と人間の醜悪な部分、皮肉な人生はとても合う。そういう意味でこの映画はミスマッチではない。 7点(2004-07-18 20:26:25) |
51. 女はみんな生きている
高レビューではあるけど、「フランス映画だしな~どーせ私とは色が合わないよ。ふふ~ん」と思っていた私に、感嘆の溜息をはかせたこの映画。良い! とても良かった! 実に爽快で、気持ちが良い。ただ一つ思うのは、きっと女性に好かれる映画であるだろうということ。視点が女性の場合、一種の快感を得られると思うのだが、男性の目からは、ご都合主義にしか見えないのではないだろうか。私は女という立場から、半分以上女であろう出演者の感情だとか、心情が分からなくもなかった(←濁し発言)。だけど、男性には……分からないでしょ。「ピアノ・レッスン」「ダーティ・ダンシング」もこの類かな。女として心から楽しめた作品でした! 9点(2004-07-14 11:59:16) |
52. 誰も知らない(2004)
一番始めにレビュー書くのって、相当緊張します。しかも長男役の柳楽くんは、最年少でカンヌまで行ってしまい、今や超話題の人。この作品も注目されているんですよね。でもですね、私ははっきり言って是枝監督の作品が好きではありません。「映画」という虚構の世界の中で、彼の作品は非常に現実感があるように見えます。実際に存在する世界をスクリーンを通して眺めているのかなと、錯覚することもあります。ですがそんな世界は存在しません。監督の指示で役者が動き、カメラで撮り完成された、フィルムの中の世界です。カメラのブレからも感じてしまうのですが、彼の作品は観客とスタッフの距離が近すぎます。だから、すごくリアリティのある虚構を見せられている気がするのです。「映画はひと時の逃避」と考えている私には入り込めない世界です。 3点(2004-07-13 17:04:38)(良:1票) |
53. さとうきび畑の唄〈TVM〉
泣いた~。かなり泣いた。けど個人的にはライフイズ・ビューティフルのロベルト・デニー二を思わせるような、さんまさんのキャラは好きではないです。でも相当泣きました。 8点(2004-07-12 19:38:12) |
54. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
初スターウォーズ。久しぶりに童心に戻ったな~。 8点(2004-07-11 20:06:43) |
55. 時計じかけのオレンジ
好きか好きではないかで点数をつけているので、この点数。この作品は間違いなく「映画」であって、多くの人に衝撃を与えている。決して忘れられない作品だと思うし、語り継がれてゆく名作かも知れない。……でも出来れば目を背けていたい世界。関わりあいたくない世界。なのでとりあえず、この点数で。 5点(2004-07-10 21:32:06) |
56. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 単純な発想(笑)。火星人がやって来て、地球を侵略しようとしている。世界各地に住む人の心情と混乱、立場と価値観。絶望の中、火星人から地球を救ったのは私たちの身近にある、○○だった。絵空事の世界だけど、それはそれで楽しめた。 6点(2004-07-08 09:00:26) |
57. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 コーエン兄弟作品を思わせる、先の読めない展開。だけどこの作品は彼らのより数百段も格好いい。これは間違いない。強引で滅茶苦茶であるけど、それも人生かもしれない。お母さんにピンクのキャデラックをプレゼントするシーンの台詞は、センスあるなぁと、溜息がでた。終始、緊張感を保って観ていられる作品。ごたごた言葉を並べてみたけれど、一言で言うと、私にとってすっごーーーーい好い映画!です。 10点(2004-07-06 23:57:52) |
58. アダプテーション
全く心に詰まりませんでした。 ラストの展開、色んな意味でありえない。 3点(2004-07-04 19:49:45) |
59. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 一面のひまわり畑に深い意味があることを、映画を見終えてやっと理解できます。ビデオで見た後に、このひまわり畑を映画のスクリーンで見たいと思い、某名画座(もうなくなっちゃったんですけど)へ足を運びました。満席立ち見のその回で、私は一人、ハンカチを口にあて、嗚咽を漏らしながら鑑賞しました。「うっうっ……ううう」 隣の人の鋭い視線は感じたけれど、無視です、無視。「うっうっ……ううう」 こんな風に嗚咽を出してしまう映画に、最近出会ってないな。 10点(2004-07-03 20:31:50)(良:1票) |
60. 天使にラブ・ソングを・・・
明るく、楽しく、考えさせられて、爽快なとっても満足した作品です。音楽の素晴らしさが伝わってきました。アメリカ的というか、現実とは違う世界に連れてってくれる作品だと思います。 8点(2004-07-01 23:15:03) |