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161.  青い春 《ネタバレ》 
将来への不安、不安定な自我、危ういバランスの友達関係、ガキの粋がりや暴力性、精神的な未熟さ故の純粋な面、そんな時期を良く描き出した作品だと思います。 まさに青い春。 屋上の手摺の肝試しというか根性試し。見てるだけで怖くて冷や冷やします。  絶対誰か死ぬんでしょ、でも死なないで、と思いながら見てたら、青木があんなことして。 もういいよ、青木、やめろよ、九條だって、同じ高校生だよ。それほど何も考えてないよ。だからやめろ、って見ながら思わず言ってました。 青木の気持ちが切なくて泣きました。 暴力描写やヒリヒリした感じのシーンが多い中、マメ山田の花田先生のシーンは癒されました。 不良でも真面目でも、青い春を過ごした人なら、胃の辺りにズンとくる作品だと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2014-11-19 23:59:29)(良:1票)
162.  ナイン・ソウルズ 《ネタバレ》 
9人もいる割りに、各エピソードが良くまとまってると思いました。 千原Jrと生まれつきの不良、爆弾魔に関しては扱いが雑で気の毒でしたが、他の6人は割りと良かったです。  特に印象に残ったのは、マメ山田の「愛」とユリナが踊る曲(浅川マキ「ちっちゃな時から」)が凄く雰囲気に合ってたのと、KEEの死んでやっと一緒になれる恋人との話のところです。  メインとなるのは、息子殺しの原田芳雄と父親殺しの松田龍平の話。 娘の結婚式にお祝いを渡そうとして拒否されたけど孫に自分の名前の一文字をつけてもらってた原田と、守ったはずの弟にまで見捨てられたと思い弟も殺してしまった松田。 「ワンペア」と言われた二人の結末は対照的でした。  松田は一度は威張ってる原田を憎み殺そうとしますが、最後は自分を迎えに来た原田に親への思慕か救いのようなものを感じる、ようなラスト。 切なかったです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-02 18:24:27)
163.  神の左手 悪魔の右手 《ネタバレ》 
原作未読なので、勝手に超能力のある少年が人助けや悪を退治する話かなと想像して見ました。 結果的にそうなったけど、お話が破綻しすぎの子供だましのスプラッターホラーでした。  弟を助けるはずの姉は、誰も助けられずに殺人鬼に殺されるだけだし、足の悪い女の子は、最初から助けを求めてたわけではないし、なんだこれ感が半端無いです。  でも生首の(きっとワザとだと思う)出来の悪さに味わいがあるのと、楳図かずおの出演と、足の悪い女の子の言葉遣いがいかにも楳図漫画なのが良かったです。 
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-02 18:15:04)
164.  猫目小僧 《ネタバレ》 
肝心の猫目小僧が出てくるまでが長いし、出てきたら丸々被り物でガッカリ。 ちょっと可愛い男の子に特殊メイクしてほしかった。 でも、アテレコはさすが上手で良かったです。  内容も、突っ込みどころが無いところが少ないので、もう突っ込むのも深く考えるのも放棄しました。 人を見かけで判断しちゃいけない、とか言いたかったのとか、その辺ももう別にいいです。  あまりにチープ過ぎて憎めなくなったので、この点にしました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-02 18:06:57)
165.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
見てる間中顔がほころんでました。 七兵衛を殺した奴等以外は登場人物が皆愛すべき人たちで、 ほのぼのしてとても癒される作品でした。  養子の悲哀を帯びつつ、ちゃっかり浮気も楽しむ源三郎。 丸顔で愛嬌があって憎めないキャラクターですね。 美人の奥方の焼餅も可愛い。  そして何と言っても丹下左膳とお藤のカップルのツンデレぶりがいいですね。 お互いに憎まれ口を叩いて口は悪いけど、気持ちがとても暖かいのが伝わってきて、言葉と行動が反対なのが面白かったです。 ちょび安を引き取るまでの件は泣けました。  ストーリーは単純だけど、無駄な場面を省いたテンポの良さ、会話の妙、キャラクターが際立ってるし、見た後心が温まる、とてもいい作品でした。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-21 23:13:47)
166.  女囚701号 さそり 《ネタバレ》 
なんだか凄いものを見た、という感じです。  裸がいっぱい出てきて、梶芽衣子も大サービス。 寡黙だけど、目力があってキリッとした美しさが際立ってました。 自分を罠に嵌めた男たちと妹分を殺した女囚にはきっちり復讐するけど、自分のせいで懲罰を受けた仲間たちのリンチは黙って受けるところがカッコ良かったです。  もう一人カッコ良かったのが扇ひろ子。 この作品で初めて知ったけど、ドスの効いたセリフが決まってました。  古臭いしシリアスなのかバカバカしいのか判断つかないけど、映像に活気があふれてて見て良かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-12 18:35:31)
167.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 
前2作が面白かっただけに残念です。 長くて無駄なシーンが多いのに、映像で見せるべきシーンはセリフで説明。  特に、奥義を得るまでの師匠とのやりとりが長すぎて飽きました。 大体「命に代えても奥義を得る」って変ですよね。 死んじゃったら奥義も活かせないでしょう。 そして、そんなに長々と時間使って会得したのに、最後の志々雄との対決は何故か4対1. そこは1対1で締めてこそ、見てる方にカタルシスが得られるのではないかと思います。  アクションは役者が皆頑張ってて見ごたえありましたが、多すぎてお腹いっぱい。  そして残念に思った決定打がラストの剣心のセリフ。 原作未読なので、ああいう風に気持ちをストレートに言葉にするキャラとは思ってなくて違和感覚えました。 また、それを受けての薫の「え!?」が酷い。 心底ビックリという反応なんだけど、そこは違うでしょう。 まさかそんな風に言うなんて、でも(嬉しい)・・・という感じの言葉や表情ではないですか。  いや、やっぱりもっと語り過ぎない表情や余韻で見てる側に委ねてくれないと。 いちいち説明しすぎなんです、全体的に。  今まで全然いいと思わなかった福山正治がかっこいいと思ったのと、やっぱり藤原達也は凄いなと思ったのは収穫でした。 
[映画館(邦画)] 5点(2014-10-12 17:57:02)
168.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 
ジェソン・ステイサムが好きなのでつい見ちゃうんですが、どの作品も中身は似たり寄ったり。 守る対象が変わるだけで、一人で大勢を相手に戦って勝つ。 超人的な強さ。  私の中で、絶対負けないし死なないから安心して見れる娯楽作品として確立してるので、今後万が一ステイサムが死ぬような作品があったらどうしようと心配なくらい。  この作品も定番ですが、中国人の天才少女は良かったです。 数学の天才というより瞬間記憶能力者なんでしょうか。 それと、私には「子供だから可愛い」という以上の感想を抱けないビジュアルですが、欧米の方々にはもしかして「レオン」のナタリーくらい可愛く見えるのでしょうか。 この辺は疑問ですが、賢くて勇気もある点は気に入りました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-12 17:46:42)
169.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
松田龍平好きの友達に薦められて見ました。 思ったより面白かったけど長いです。 後20分位削ってテンポ上げたらもっと良かったのに。  大泉洋の、二枚目を気取ってるけど限りなく三枚目、ちゃらんぽらんのようで筋を通すキャラはハマってました。 松田龍平も「まほろば~」よりこっちの方が私は好みです。  残念なのは小雪が大泉洋が見とれるほどの美人に見えないのと、 霧島への深い愛を感じられる描写が無かったこと。 へえ~そこまで愛してたの?何で?どこが?という感じでした。  でも、松田龍平目当てに次作も見ます。
[DVD(邦画)] 6点(2014-10-12 17:39:20)(良:1票)
170.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 
スプラッターホラーかと思ったら女ランボーのサバイバルものでした。 サバイバルキャンプってどんなのでしょう? 熊などに襲われたらこうするんだよ、とか父親の教えの回想シーンとかあれば面白かったのに。  相手がド素人で弱すぎるのか、たった一人の女性に大の男たちがやられていきます。 そういうのは嫌いじゃないけど、もう少しスリル・サスペンス要素がほしかったです。  犯人も途中でわかるし、殺し方も戦い方も、結構普通で目新しさがなかった。 最後の扉のトラップも、予想どおり。 エリンの恋人だけは意外でした。 意外というのは、もっと凄いどんでん返し用意して戻ってくるのでは、と思ったのに、 やっぱりそのまま一味だったのかぁという意味で。  全然合ってないタイトルだと思ったけど、皆さんのレビュー読んで、こんなに強い女性がいたことが犯人一味にとってのサプライズなのか、と思いました。 あと、動物のお面、なんの意味も無くてがっかり。  エリンが、相手を倒しても止めを刺すまで攻撃を止めないのが徹底してて良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-08-10 15:43:04)(良:1票)
171.  カラスの親指 《ネタバレ》 
皆さん書いてるとおり、長くてダラダラしてるのがもったいないです。 冒頭の競馬場のシーンや質屋のところは、詐欺の手口を説明するにしても長すぎて飽きました。 全体的にテンポよくすれば、あと30分は削れるでしょう。 最大の盛り上がり部分であろう闇金事務所のシーンも、金庫開けさせるまでがまどろっこしい。 絶対そんなにうまくいかないから~と思ってしまったので、ハラハラドキドキが味わえませんでした。  ただ、村上ショージの演技が思ったより良かったのでこの点数です。 あの外見と喋り方がラストの大ガラスへ繋がったと思うので。  親指のくだりは、へえーそうなの?と感心してやってみたら、人差し指も全部の指にくっつきました。 ちょっと残念。
[DVD(邦画)] 6点(2014-07-07 23:49:02)
172.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 
ホラーとしては余り怖くないです。 ママの正体がわかるまでは、姿もおぼろげでそれなりの怖さがあったけど、後半は実体はっきり見せて、幽霊というよりゾンビみたいだし、凶暴なので「恐い」になりました。  でも、死んでからも我が子を探し求める母親の哀しさは十分伝わってきました。 母性故、自分から子供を取り上げようとしている・またはそう見える人間を襲うのも わからなくはないです。 それなのにラスト、せっかく本当の我が子を胸に抱きながら、リリーが「ママ」と言った途端、我が子をポーイってぶん投げたのにはビックリしました。遺骨が空中分解。 100年以上も探してたのに、もうこっちじゃない、あっちだ、って、ママ、あまりにそこは薄情・・・ それがなきゃ、★はもう一つつけても良かったです。  子役がとても上手なのと、アナベルがどんどん母性に目覚めていくところが良かったです。 ジェシカ・チャステインは「ゼロ・ダーク・サーティ」の時と別人みたいで、こっちの役は黒髪のショートカットが似合っててキュートでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-15 23:33:14)
173.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
去年映画館で3Dで見ました。今更ですし、ここでの評価が高いので気が引けますが書きます。 映画館で3Dで見るべき映画だと思うし、映像は本当に凄いです。サンドラと一緒に宇宙にいる気分になれます。 でも、映画として面白いかというと面白くなかったです。 宇宙体験アトラクションをしてるみたいで、次々と襲ってくる敵(トラブル)をやっつけて地球に戻るというゲームみたい。 ほぼサンドラの一人芝居だから、どんなことがあっても絶対助かるに決まってると思ったし、トラブル克服も都合が良すぎてハラハラドキドキもそれほどでも無いし。  脱出ポッドは子宮、生還は地球での新たな再生(誕生)、重力を感じて生きている喜びに感謝する。というあたりは説明し過ぎと感じました。 娘と過ごしてる幸せな日々や亡くした直後の生活などの映像も織り交ぜると、もっとサンドラの悲しみや無気力から生への執着心の芽生えなどに共感できたかもしれません。
[映画館(字幕)] 5点(2014-06-08 17:10:51)(良:1票)
174.  七人の侍 《ネタバレ》 
随分前、テレビで見たのですが、改めて見たら、やっぱり凄く面白かったです。 こういう「仲間集め」から始まるの大好き。  7人のキャラも立ってていいし、黒沢組常連の志村喬は、こういう軍師とかリーダー役がピッタリ。 そして三船敏郎。言い尽くされてるけど、この菊千代というキャラクターがいなかったら、ここまで名作になったかどうか、というくらい重要な役どころを見事に演じてます。  元百姓だからこそわかる百姓の狡さ、哀しさを代弁し、皆をののしりながら励ます。 乱暴者のようで心根が温かいのがわかるから子供たちも懐く。 百姓と浪人たちを結びつける菊千代の存在は大きい。 一人だけ生き残った赤ん坊を抱いて「これは俺だ」と泣くところは、今も思い出すだけで泣けます。いつもおどけてふざけてる菊千代のもう一つの顔が見えるところをちゃんと入れてるところ、さすがです。  CGなんてない時代に、あれだけの迫力ある映像を撮るとは、とこちらも驚き。 大雨の中の合戦。逃げ惑う馬、馬上の野武士、追いかけながら刀や槍を振り回す浪人や百姓。 泥水の中、転げまわり、はいつくばり、逃げて追いかけて、どのシーンも見ごたえあるから逃さず映し出す。 素晴らしかったです。  勝四郎と志乃の初々しいロマンス。志乃の方が積極的なのが面白かった。 最後かもしれないからと娘の顔を見るために探し回る万吉に対して、父親より勝四郎という志乃。 父親って辛いですね。  女房を野武士に攫われた利吉の苦しみ。 慰み者になってた女房が利吉の姿を見て、助けを求めるどころか炎の中に飛び込んでいくところ。 ずっと苦しい顔だった利吉が、最後の田植えのシーンでは吹っ切れたように笑顔で田植え歌を歌っている。  久蔵を尊敬の目で見つめ「あなたは素晴らしい人だ。それがずっと言いたかった」という勝四郎の表情や、その後やれやれという感じで、まんざらでもなさそうに口を緩ませる久蔵。  その他、キリがないくらい、素晴らしいカットが豊富で、207分が全然長く感じなくて少しもダレたり飽きるとこがなかったです。絶対見るべき映画の一つなのは間違いないです。
[DVD(邦画)] 9点(2014-06-08 15:51:04)(良:2票)
175.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
「愛のむきだし」が結構面白かったので、評判のいいこれも見てみる気になりました。  まず、埼玉愛犬家連続殺人事件を元にしてるということだけど、犬じゃなくて熱帯魚にした理由がわかりません。 犬より扱いやすいし予算もかからなかったから?タイトル活きてない気がするし。  でも、評判通り役者は良かったです。 特にでんでんは、ハマリ役。実際こんなに一見人が好さそうで押しも強ければ、ついつい言うなりになっちゃいそうな気もします。  妻愛子役の黒沢あすかも、体張った演技が演技と思えないくらいの凄さ。 エロいし、冷静な時とイっちゃった時のギャップもうまいし。 最後のほうで、キレた社本の命令に嬉しそうに「うん!」て言って従う姿なんて、無邪気で可愛いくらい。 血だらけで死体を解体してるっていうのに。  社本役の吹越満については、上手いんだけど、どうしても村田に引き込まれて言いなりになっていく気の弱さが感じられなくて、そこが残念でした。 全然弱そうに見えないので、最初に殺人を目撃してから助手にされていくのに説得力がなくて、いや、あなたなら、そこ言いなりにならないんじゃない?て思えてしまう。 あくまでも私のイメージですが。  娘との関係も、もう少し描いてもらわないとラストシーンのセリフがわかりにくかったです。 娘が母親の死後すぐに後妻を迎えた父親をどの程度憎んでるのか、愛情はあるのかがわかりにくいので、「やっと死んだかクソ親父」というバカ笑が、本心なのか、笑いながら本当は泣いてるのかわからないまま。 社本の「生きるってのは痛いんだよ」も唐突な言葉でした。  まぁ、人には全然勧めないけど、見て損はしなかった作品です。 死体解体シーンも思ったほどグロく思えなかった。というか、細かく切り刻んだ肉片だと、血だらけでも魚をバラしたような感覚で見れました。 以前、目の前で見たマグロの解体ショーの衝撃で、ちょっとその辺の感覚が麻痺したからかもしれません。 さすがに生首が出てくると気持ち悪いし、最後上半身だけまだ解体されてない村田によりそう愛子のショットは、こういう映画に慣れてない人にはトラウマレベルかもしれませんね。  この映画から得た教訓。 良く知らない人についていくな。ずかずか踏み込まれるな。 最初が肝心。悪人は善人の顔をして弱みに付け込む。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 00:11:02)
176.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
クロエ版リメイク「キャリー」を観て、これは是非オリジナルを観なければと思って観ました。  クロエも熱演してたけど、お化粧しなくても可愛いし健康そうだし強そうだし、ちょっとキャリーのイメージと違いました。 母親役のジュリアン・ムーアもノーメイクで頑張ってたけど、オリジナルはどうなのかなと思って。  そしてオリジナル観たら、やっぱり凄かった。 母親役の女優さんの迫力ったら、本当に怖かったです。 ジュリアンは見るからに怖い顔してるから意外性無かったけど、パイパーさんは一見可愛らしいともいえる外見なのに、ひとたびスイッチ入っちゃうと別人のようになって怖かった。笑顔で包丁振りかざすとこなんて、今思い出しても怖いです。  そして、何よりキャリーのシシー・スペイセク。もうこの人しかいないくらいのハマリ役。 ひ弱そうで内気というよりウジウジしてるし、外見もちょっと不気味だし、周りの子がイジメたくなる雰囲気満々。 でも、ちゃんとお化粧してドレスアップしたら綺麗になって、プロムでのキャリーは本当にトミーとお似合いのカップルになってた。このギャップが良かったです。  そして圧巻のテレキネシス大爆発のシーン。 もうクロエの頑張りが記憶からぶっ飛ぶほどのシシーの怖さ。 見開いた目、表情、顔をクイっと動かすとこなど、もう絶対本当に超能力使ってるよね、この人、と思えるくらいのド迫力。いやぁ凄かったです。  理解者である先生まで殺しちゃうのは残念だったけど、それだけ見境なく歯止めが利かなくなってる状態ってことなんでしょうね。 リメイク版では先生は助けてるから、そこだけはリメイク版が良かったです。  生き残ったスーのラストの描き方もオリジナルは深かったです。 ずっと夢にうなされながら生きるのかな。余計なことしたからというと余りにかわいそうだけど。 スーがトミーにキャリーを誘うように頼まなければ、プロムでの悲劇は起きなかったことは確かだから。  リメイク版キャリーを見るなければこのオリジナルを見ることも無かっただろうと思うと、クロエ版を見て良かったです。実際悪くはなかったし。 でも、とにかく元祖キャリーは、さすがに語り継がれるだけある傑作でした。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-07 23:31:41)(良:1票)
177.  キック・アス 《ネタバレ》 
高評価のレビューが多いので観てみました。 深く考えないで見ればいいんでしょうけど、どうしても小学生の女の子が殺人マシーンというのに抵抗があって楽しめませんでした。 戦闘シーンは殺るか殺られるかだからいいとしても、笑いながら人の乗ってる車をスクラップにするところはゾッとしました。 ニコラス・ケイジって、作品を選ばないタイプの俳優ですね。  しばらくしたら忘れちゃうようなお話、というか忘れます。
[DVD(吹替)] 4点(2013-09-29 12:37:22)
178.  チェイサー (2008) 《ネタバレ》 
役者はどの人も凄く良かったです。 主役のキム・ユンソク目当てで見たのですが期待どおりでした。 ダメオヤジだったのが、どんどん血だらけでもカッコイイ熱血オヤジになっていくし、犯人役のハ・ジョンウはもう素ですか?というくらいハマってました。 一見おとなしそうは普通の青年なのに、パっと切れて躊躇なく人殺しする。怖かったです。  でも、警察の無能ぶりがギャグの域で、警察が絡む度にせっかくの緊張感を弛緩させます。 それに、やっぱりミジンを死なせちゃダメです。 実話を元にしてても映画なんだから、せめてそこは救われないと。  どん底までは行かないけど、しばらく後引きそうです。
[DVD(吹替)] 6点(2013-09-29 12:05:58)(良:1票)
179.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 
日本が舞台なので、監督が日本的と思うものがてんこ盛り。 つっこみどころ多いけど、これまでの日本を描いた映画の中ではマシな方だと思います。 漁村や日本家屋は綺麗でした。  作品の一番のキモは、ウルヴァリンが不死身の再生能力を失って死の危機に陥るってところだと思いますが、能力を失うか否かの選択は本人が悩んですべき。 寝てる間に一方的にじゃ、ジーンの幻影と共に生の苦しみや死への憧れに葛藤して生きている設定が台無しです。  それと、冒頭で爆発の前に捕虜を逃がしウルヴァリンも助けようとするアッパレな矢志田青年は、最後まで良い人にして欲しかった。 大体、いくらバケモノになってしまっても、可愛がってくれた祖父を躊躇なく手にかけるマリコにドン引き。 ウルヴァリンの危機だけど、ワンシーン迷いをいれてくれないと。 真田さんも、ただの悪役。もったいない使いわれ方だし、実の娘を殺そうとする理由が浅い。 この監督に日本人の持つ肉親の情を描くのを期待してはいけないのかもしれないけど。  マリコ役はもっと美しい人はいなかったのでしょうか。 忍者のハラダも日本人の役者さんにしてほしかった。 日本語に違和感のある忍者はちょっと。 と、もういろいろ不満があるわけですが、面白くなかったわけではないです。  新幹線の屋根の上での戦いは興奮したし、ユキオは強くて可愛いので気に入ったし、ヒュー・ジャックマンの体造りを含めた頑張りはさすがと感心しました。  あの二人がエンドロール後に出てくるってことは、次回作はまた元のXメンなんでしょうか。 若い時の続きが見たいです。
[映画館(字幕)] 6点(2013-09-23 22:48:25)(良:1票)
180.  ハウスメイド 《ネタバレ》 
見終わって、え?これで終わり?と拍子抜け。 登場人物全員好きになれない変な人たちで、舞台が大金持ちのだだっ広い家の中で、ちょっと非現実的だから、もっと何かあるのかと期待して見てたけど、その見方自体が間違ってたようです。 ウニの復讐って、復讐になってるのでしょうか。 あの一家にはまるきり堪えてないみたいで、何だかな~という感じでした。 終始表情を変えないナミがどういうふうに成長していくのか、だけが多少興味が湧いた程度でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-15 11:11:03)
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