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自己紹介 鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。毎日1本以上映画見る人って凄いね…。

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1.  はだしのゲン
この漫画は小難しい政治的思想など持ち出す必要の無い、[戦争と原爆を実体験した作者からの読者への手紙]だと思います。存分に物語に浸り、画に姿を借りた作者のメッセージを受けてから、受け手がそれぞれの人生に生かす、それだけで良いと思える価値ある漫画ですね。いつの世でも人間ってのは大激変を自分の利益の道具にしようと考えるし、イザとなれば血の繫がりなど屁でも無くなる。自分が生き延びるためなら文字通りに他人だろうが血族だろうが食い物にする。使い古された言い方ですが戦争より兵器より、遥かに残虐非道で恐ろしいのは[一線を越えた人間の心]。でも、その心で結びついた関係こそが大切なもの、という人間関係の真実を再認識させてくれる素晴らしき傑作です。作者の急逝で未完の大作となってしまったのが惜しい。どんな暴力的迫害をうけても(鬱陶しいほど)清廉潔白に強靭に生きようとするゲンと、人間社会の本質を見据えて裏街道を逞しく邁進する隆太。この[ド根性義兄弟]の生涯を見たかったです。死地を潜り抜けた強固な絆で結ばれながらも、微妙にイデオロギーの相違と仲違いの描写も見えていたので。  それにしても主人公のゲン、物語全編を通じて、可哀そうなくらい頭に災難が多すぎる少年ですね(最後は隆太にまで加害されて、、涙)。
10点(2013-09-21 07:35:36)
2.  はじめの一歩
登場するボクサーたちには人生や魂や命を懸けてでも闘う理由があった。そんな彼らを取り巻くボクサーでは無い市井人たちも、それぞれの立場で闘っていた。登場人物みんなが血の通った情のある人間だった。熱く深くて、でも爽やかな群像劇だった。でもそんなこんなは過去の話。今は情けない話、冷めている話、鬱屈した迷走劇に成り果てた様子。作者が、自分が生み出したキャラクターを意味無く嘲笑して虐待するのはアイデア枯渇で作品が終焉しても良い頃合のサイン。商業的理由で終わらせてくれないかも知れないが、情熱とやる気の無い作品の継続は読者と作者の心を荒ませるだけ。かつてのファンとして終了の決断を望む、過去のクオリティだけは名作と呼べる漫画。
5点(2013-08-24 12:03:35)
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