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プロフィール
コメント数 127
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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81.  あずまんが大王
古本屋で久しぶりに立ち読みしたら新鮮味がなくなっていてちょっと驚いた。作品自体が古びたのもあるかもしれないが、後続作品に与えた影響があまりにも大きかったせいだと思う。今みると絵柄にもちょい抵抗を感じる。  今評価すると6点だけど、当時楽しんだ分を考えると8点付けてもいいような気もするので間を取っておきます。昔はすごく斬新だったんだけどなあ。
7点(2008-04-12 23:19:58)
82.  こちら葛飾区亀有公園前派出所
昔のほうが面白かったという意見に賛成です。ギャグに限った話ではなく、たまにやる回想編の人情ドラマも、昔のものに比べると格段に質が劣っているのはなんでだろう? めちゃくちゃうすっぺらい話で強引に感動を仕立てられてもなあ……。一話一話が大味で、粗くなってしまった。それでもときどき面白いのはすごいと思うけど、もうちょっとなんとかならないものかと思う。
7点(2008-02-01 02:00:17)
83.  るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
これも自分としては幽白に並んで青春の一作という感じがする。  明治時代の日本を舞台にして史実を織り込んで展開する割には、「なわけねーだろ」と突っ込みたくなるめちゃくちゃ荒唐無稽なネタが多く、またどうでもいいところでいちいち足踏みする展開のまだるっこしさも手伝い、読み進めるにつれてだんだん白けてしまった。しかしキャラクター造型の上手さや、作品のクオリティが安定していたことは否定できない。  とくに面白いのは主役の緋村剣心のほとんど二重人格的なキャラクターで、普段はとぼけているのが戦いとなると別人のように酷薄な雰囲気になる。目立った変化は眼光ぐらいなのだが、まるで変身ヒーローのように印象ががらりと変わるのだ。個人的には『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人に負けないくらい印象深い演出である。
7点(2008-01-19 01:24:36)
84.  刑務所の中
映画版は刑務所生活をそのまま映しただけと批判されていたけど、これは花輪和一の偏執的な漫画で描かれるから面白いのであって、普通に実写映画にしたら退屈になって当然だ。この人の画は綿密で上手いんだけれど、なんてことのない無機物にまでどことなく生命感が通っていて、ちょっと気持ち悪くて、面白い。基本的にリアルな画風なのに、ところどころそのリアルな画風のまま比喩的な表現が入る。刑務所の現実をそのまま描いているんじゃなくて、花輪和一といういわば主観の変電機を通して組み替えられた、もう一つの世界を読んでいるからこそ楽しいのだ。  見沢知廉の『囚人狂時代』というやはり獄中生活を元にした面白い手記があるが、あちらの場合は刑務所内のとくに面白いエピソードがふんだんに盛り込まれているのに対して、こちらは丹念に刑務所の日常生活を拾い上げていく。衣食住に関しては案外快適そうだが、トイレに行くにも手を上げて番号を叫ばなければならない煩わしさや、大の大人が甘いものを渇望してあえぐ描写を見るにつけ、やっぱり絶対こんなとこには入りたくないなあと思わされる。画風に拒絶反応さえ起きなければ、なかなかに興味深い読み物だ。
7点(2008-01-12 03:20:19)(良:1票)
85.  BLEACH
ベタ過ぎる展開もあるし、中だるみ感も否めないよなあと思いつつ、ジャンプを手に取るとつい真っ先に開いてしまうマンガ。  ときどき洋楽を絡めた英語の章題や、単行本の表紙のセンスが好き(そもそものタイトルがNIRVANAなのが個人的に超好印象)。他の方も言及なさっているように「卍解」の視覚的なインパクトが強烈で楽しい。  ただ、物語が進む毎に戦闘描写がどんどん派手になっていくので、この調子だとそのうち怪獣大戦争になっちゃうんじゃないかと不安になる。話を無闇におっきくしないで、適度なところでまとめてくれると嬉しいなと思う。
7点(2008-01-08 14:24:11)
86.  もやしもん
さまざまな菌が描きこまれた絵も細かいんだけど、欄外までびっしりと各菌についての註が載っていて、雑誌掲載時の登場人物の紹介まで毎回違ったコメントという始末(その紹介を単行本まで載せているというのも初めて見た)。単行本の「地」の部分にも小さな遊び心があったりして、情報量の多さはげっそりするほど。少なくとも立ち読みには向きません。  アニメ化が進んでるそうだけど、どうかな? この楽しさを再現するのは動画では難しいと思うけど。けっして上手な絵ではないけど、丁寧で緻密な描き込みは見れば見るほど面白い。たまに菌ドラマのパートのが面白くて、人間ドラマがどうでもよくなったり……。
7点(2007-12-09 22:00:16)
87.  バキ
シンクロニシティによって、最強の死刑囚達がいっせいに脱獄して日本にやってくる――といういきなりトンデモ科学な説明で始まってびっくりしたけど、まあ普通に楽しめた。この辺りまでは。問題は『範馬』編で……。  もともと絶対ありえないネタばかりだったけど、催眠術だの「毒ガス」だの自由の女神が崩れかけるだので、いよいよ謎のファンタジーマンガと化してきた。電話ボックスのなかで戦っていたらボックスが逆さになった場面なんかは名演出(まあこれもありえないんだけど、ぎりぎり許せる)だったけど、それ以上の領域に踏み込むのは明らかに危険。誰も板垣さんを止める人はいなかったのかなあ?   あと、外伝の『性』。何なんですか? 作者が心配です。普通に心配。
7点(2007-12-09 21:42:24)
88.  グラップラー刃牙 《ネタバレ》 
最初は癖の強い絵柄に抵抗を覚えたけれど、なんとか慣れました。地下闘技場トーナメント編は、ベタだけどやっぱり面白かった。渋川VS愚地とか刃牙VS烈とか、格闘ものの面白さを極めた感があった。でもこのマンガ、刃牙の親父だの何だのが絡んでくると途端につまらなくなってしまう。理屈ぬきに無敵過ぎて、なんかもうすごいんだかアホ臭いんだかわからない。ジャック・ハンマーとの決勝戦とか、けっこうどうでもよかった。
7点(2007-12-07 03:04:42)
89.  ラヴ・バズ 《ネタバレ》 
志村作品のなかでも相当にマイナーだけど、好き。ヘタレすぎる女子プロレスラーの主人公キャラがいい。明るくて体力バカで、まるで違う漫画家が考えたみたいだと思っていたら、例の逃走シーンでやっぱり志村さんにしか生み出せないキャラクターなのだとわかった。負け続けるのを通して成長を描く、という珍しいスポコン。地味だけど面白かった。
7点(2007-12-02 00:00:20)
90.  ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
なんともいえない独特のけれん味が好き。可愛らしいものは可愛らしく、不気味なものは不気味に、という自由自在の画がいい。非常に個性的な画風で、たまにジョジョのスタンドっぽい質感の化け物までいる。毎回この世ならぬものたちのが召喚される際の、おどろおどろしい演出がまた楽しい。好き嫌い別れる作風とは思うけど、個人的にはかなりツボにはまっている。
7点(2007-11-25 01:38:23)
91.  お茶にごす。
今のところ茶道はあまり関係なくて、人口における不良の割合が異常に高い相変わらずの西森ワールドで、強面の主役が殴ったり殴られたりしている。茶道は文字通りお茶をにごすような感じでしか扱われてなくて、なぜこんな拡げにくそうな題材を選んだのか、ちょっと不思議だ。や、普通に楽しいのは確かだけど。
7点(2007-11-25 00:34:24)
92.  アイシールド21
王道だけど、優れた画力と演出の上手さで読ませる。筋書きは目新しさがないようにも感じられるけど、日本人には全然馴染みのないスポーツをここまで普通に面白く語りえているというのは、やはり並々ならぬ力なのだと思う。現在のジャンプ連載ではもっともバランスがとれていて、いい意味で癖がない。とても少年マンガらしい少年マンガで、素直に面白いと思う。
7点(2007-11-25 00:22:16)
93.  学校怪談
けっしてメジャーにはならない、自分のような一部のもの好きにしか薦められないタイプの漫画。同じ一話完結ものの学園ホラーでも、『地獄先生ぬ~べ~』などとは遠く隔たったマニアック臭がする。線が太くて暗い独特の画風に、昔の怪談を思わせる物語構成。幽霊も妖怪もオリジナルのものが多く、ラヴクラフト並みにどぎつい化け物が多い。悪いときには怪物が強烈過ぎてかえって怖くなかったりもする。でもねえ、この陰惨な一方で能天気な味わいが、一度はまるとたまらないのですよ。まあ、薦め難いのは間違いないんだけれども。
7点(2007-11-20 02:22:40)
94.  失踪日記
ホームレス時代の生活やアルコール中毒者病棟での日々を、ダウナーになることなく飄々と語り、乾いたユーモアに満ちた独自の空気を獲得している。とても面白いし、よくできているとは思う。とはいえ、新聞等世評の圧倒的高評価を見ていると「そこまでのものか?」とは思っていた。上手いのは確かだけれど、深く揺り動かされる部分はない。絵柄といい内容といい、普段活字しか読まないような人でも褒めやすいのかもしれない……というのは穿ち過ぎでしょうか。
7点(2007-11-18 20:04:22)
95.  バジリスク―甲賀忍法帖
初めて山田風太郎の忍法帖シリーズを読んだときはあまりの荒唐無稽さに言葉を失ったものだけれど、こうして漫画化されたものを読むと、活字よりしっくりくる。山田氏の破天荒すぎる想像力には漫画という方法論が合っている。せがわさんや浅田寅ヲさんの見事な仕事振りをみるにつけ、山田風太郎は生まれてくるのが早すぎたと思う。  ちなみによく『バジリスク』の若い読者が「ストーリーがジャンプ形式」だというけれど、実際には山田氏原作の古典的名作(横山光輝『伊賀の影丸』)からバトルものが始まってのちの少年マンガに受け継がれていったのであって、正確にいうと山田風太郎がジャンプ形式なのではなくジャンプが山田風太郎形式なのです。  だから『バジリスク』は現代エンターテインメントの原点と最前線が交叉した作品といえるわけで、そう考えるとなかなか感慨深いものがあります。
7点(2007-11-11 23:43:54)
96.  MONSTER 《ネタバレ》 
ヨーロッパが舞台のミステリー巨編で、リアルタイムで単行本を集めるくらいには好きでした。  惜しむらくは他作品からの露骨な引用が多すぎることで、読みながらああここは『ツインピークス』、ここは『死の接吻』、こちらは『沈黙の獲物』で、あちらには『FBI心理分析官』まであるぞという感じで次々と元ネタが見つかる。過去の作品から影響を受けるのは当然だし、ゼロからオリジナルを生み出せとはいわない。にしても、ちょっとやり過ぎでしょう。結末までそっくりな小説があると知ったときはさすがにげんなりした。  ただそれでも充分読ませる面白さではあるし、さまざまな視点からスケールの大きな物語が立ち上がってくるあたりはさすが浦沢氏。この結末も、似た小説があるとしても評価できると思う。これだけ大勢の人間を巻き込んだ悲劇でありながら、根底にあるのはナチスの陰謀ではなく家族の崩壊だった、というのが人間という生きものの本質を表しているようで面白い。上記の理由から文句なしの名作、とはいい難いんだけど、個人的には好きです。
7点(2007-11-11 22:34:16)
97.  もっけ(勿怪)
正直地味な作風ではあるんですよ。妖怪、もしくは民俗学に興味のある人でないと合わないかもしれない。妖怪がテーマといっても妖怪退治アクションとかではけっしてなく、ちょっと妖怪に対する感受性の強い姉妹の日常生活をじっくり描いた、大人向けのお話。  妖怪たちは日常生活に存在する恐怖、怪しさ、畏れを具現化されられたかのようで、ああこういう連中ならいるかも――いや、ある意味では確かにいるんだよなと思わされる。これまでのフィクションが妖怪を超常のものとしてしか描けなかったのに対し、生活に根ざしたものとして捉えている本作は貴重だ。確か水木しげるが妖怪は人の心のなかにいるものだと述べていたが、それを端的に表現できていると思う。
7点(2007-11-11 21:47:39)
98.  GANTZ
ネギ星人最高。正直ドラマ部分よりも、次はどんな星人が出てくるんだろーってとこにわくわくしてる。アクションに関しては『ヘルシング』同様演出で押し切る方針らしいけど、あっちの方が一枚上手かな。まだぎりぎり面白いけど、あんまり長引かせないで、読者が飽きないうちに切り上げるのが正解だと思う。
7点(2007-11-06 01:47:36)
99.  賭博黙示録カイジ
名作ですね。ギャンブルは苦手だけどこれはめちゃくちゃ面白かった。ジャンケンを元にしたシンプル極まりないゲームが、人知を尽くした頭脳戦として加熱していくさまは圧倒的。知的興奮ももちろんすごいけど、日常とはかけ離れた舞台設定も、欲望の塊のような悪役利根川も強烈だった。もしも自分がこんな極限状況に置かれたらきっとすぐにテンパって自滅しちゃうんだろうなー……
7点(2007-11-04 19:09:36)
100.  座敷女 《ネタバレ》 
これを読んだ当時は確か「ストーカー」という現象にスポットライトが当たっていた頃で、ドラマでも本でもストーキングものが山ほどあったと思う。でも記憶にある限り、『座敷女』よりも怖いストーカーはいなかった。どこにでもいそうなサイコさんがだんだん人間離れしてきて、しまいにはストーカーなのか化け物なのかもわからなくなる……都市伝説のようなリアルな肌触りが薄気味悪かった。何気に印象的な佳作です。
7点(2007-11-04 18:46:14)
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