みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
31.タイトルと同時に大きく表記される原作者名が、 まるで「映画」より「原作」こそ至上ですとでも言いたげで不安になる。 前後編と分けたことで、却って語りが冗長になってはいないか。 前篇だけを見る限り、まず(勿体ぶった)現代パートを配置しての 回想形式であることで既に水増し感が強い。 くどいシーンも数知れず。 「口先だけの偽善者」という台詞のフラッシュバックはご丁寧にも 三度も繰り返される。 次のショットでまた出るな、と予想していると案の定なので脱力するしかない。 車に跳ね飛ばされる少女、電車に轢かれるヒロインでインパクトを 狙ったであろうショット。これも読める。いまや定番だから。 やるな、と思っていると案の定やらかす。つまり、古臭い。 リポーター、教師らの戯画化された誇張芝居にも疲れる。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 4点(2024-02-14 00:21:39) 30.《ネタバレ》 中学生が中心のストーリーなので仕方がないのですが、いかにもの中学生のノリについていけてない自分がいます。もちろん後篇も観るのですが、物語の中に入っていけずに傍観者となることは間違いないでしょう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-06-01 13:07:20) 29.《ネタバレ》 松竹120周年記念と題打ってあればそれなりに製作は力の入れたと思われますが、なんかリアリティに乏しく楽しめない。多分それはすぐ殴ったり大人の過剰な無理解だったりするところのせいかなと思って観てましたが、それはこの映画のほとんどが今から目線で20年前を撮っているからかもしれません。ここに気が付くと違和感も減少しますが、それでも血が流れすぎる気がして過剰演出じゃないかな。 死んだ子供の考え方もそういえばあの時代まであった思考で一つの時代の転換点の記録としてこの作品があるのかもしれない。でも、なんかそんな時代感が作品の中に感じられず違和感としか残らなかった。岡田斗司夫が褒めてたから観たけどヤジの入れ方なんかも変な感じ。確かに昔の映画にはそんなヤジがあったけど現実社会にはなかった。という事は20年前の社会を映さず、20年前の映画の撮り方で作った作品という事か。 【たこのす】さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-03-06 12:53:41) 28.後半のグダグダに比べて前半は良かった。後半を見たいと思わせました。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-01-22 21:03:24) 27.商用作品をあえて前編後編に分けるのなら、前編単独でも作品としての完成度が求められると思います。残念ながらこの前編は、後編へのプロローグの範囲をでていないと感じており、後半ありきの前半でしかありませんでした。また、脇役の大人たちにそれなりの存在感のある役者を充てているにもかかわらず、その大人役者を十分活かしきっていないため、薄っぺらい仕上がりになったなぁと感じました。また、説明しすぎる脚本も、この作品に深みを与えていない要因のひとつかもしれません。せっかくなのでこれから後半も鑑賞しますが、あまり期待が膨らみません。 【la_spagna】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-07-22 23:01:45) 26.《ネタバレ》 中学生たちが裁判すると言う、一見すると荒唐無稽になりそうな話なんですが、 痛々しさとか生々しくリアルで、お話に説得力を持たせる演出だったと思います。 まだ前半なのでこれ単体では評価しづらいのですが、とりあえず6点。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-14 20:41:52) 25.まだ導入なんで結論はでないけど、導入という役割は十分果たしている。緊張感もある。藤野涼子石井杏奈の演技は期待に応えている。生徒の演技はさておくとして、他のベテラン俳優は安定している。ただ、後編があること考えると尺がながいかなあ。90分くらいでまとめて欲しかった。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-09-27 11:24:05) 24. 引き込まれた。続きを見たいと思った。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-26 20:56:07) 23.原作未読。んで、原作ファンが怒っている…というような話は耳に入っていた。一方でそれなりに賞を獲得してる映画でもあるので、どっちに転ぶかな~っていう期待と不安の中で見始めたが、嬉しいことに自分にとっては当たりだった。かなり面白い。ぶっ通しで後編へ。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-11-17 17:34:32) 22.子どもたちの「顔」が皆良い映画だった。 こういう演技経験の浅い若い俳優たちが主要人物となる映画においてもっとも重要な事は、特別な演技の巧さでもなければ、リアルな実在感などでもなく、彼ら一人一人の顔つきだと思う。 演技がヘタクソなのは当たり前、実際にこんな子どもたちがいないことも当たり前である。顔つき一つで映画としての見応えになり得るかどうか。 この映画において、それは最も重要な要素であり、見事にクリアしていると思う。制作陣が“クラスメイト”を集めるためのオーディションをどれだけ真剣に取り組んだかも明らかだ。 その中でも特に印象的だったのは、やはり主演を務めた藤野涼子だろう。 主人公名と同名で女優デビューを果たしたこの若い女優の存在感と、溢れ出る可能性が素晴らしかったと思う。これはまた磨きがいのある新たな原石が現れたものだと思う。 この宮部みゆき原作の映画化作品がどういう作品かというと、“血塗られた中学生日記”という言い方がしっくりくる。 冒頭のクラスメイトの転落死体発見から始まり、いじめられっ子の事故死と、分岐点となるトピックスは衝撃的だが、ストーリーテリングとしてはそれらを軸として、純真で無知で激情な中学生たちが、動揺し、葛藤し、意見を述べ合うという、かつてNHKで放送されていた「中学生日記」がありありと思い出された。 残酷で不可解なサスペンスを孕んではいるが、本質的にはオーソドックスな学園ドラマであり、家族ドラマであった。 その歪さが、良い意味で独特であり、大林宣彦を髣髴とさせる成島出の極端な演出方法も手伝って、想定外の見応えがあったと思う。 クラスメイトたちの死を立て続けに目の当たりにし、打ちひしがれた主人公は、自分自身を責め、最悪の決意に歩みかける。 ギリギリのところで思いとどまり、幼くも純粋な自身の「正義」にすがるようにして、進みだそうとする様はエモーショナルで、“若さ”の価値と熱量に溢れていた。 “犯人”を探し罰したいわけではなく、真実を突き止め、自分たちが抱える混乱を自分たち自身で収拾するために「裁判」を行う。 後編に繋がるそのくだりは、少年少女たちが越えるべき通過儀礼に対して覚悟を決めたようにも見え、サスペンスの真相解明そのものよりもずっと期待感に溢れた。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-09-14 13:31:15) 21.原作既読。タイトル画面で原作者の名前がでてきて、なんというか志の低さに不安になる。原作でも裁判になるまでは結構好きだったので、それなりに見ることはできた。ただ、『八日目の蟬』の成功が足かせになってるのか、似たような音楽がこの話と合ってない。それから、どうにも類型的で見るに(聞くに)堪えないセリフの数々。先生たち、マスコミ関係者、そして親たち。こういう主軸になる物語の周辺的部分こそ、映像や演技で膨らましてリアリティをもたせられる部分なのに、そこが大きく足を引っ張っている。そもそも途中でふつうに終わるので、1本の映画として評価できない。前編だけを映画館で見る気って個人的にはまったくしないのだけれど、興行的にも難しいんじゃないかな。原作読んでる人だったら、きっと前編では何も起こらないってわかるし、原作読んでない人だったら怒るでしょ、こんなところで終わったら。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-09-09 15:09:54) 20.物語は1990年に始まるわけだけど、開始早々に気になることが1つ。 この時代に気象予報士なんて存在しただろうか? 僕の記憶が確かなら、昔は気象予報士という資格なんて無かったはず。 そして、僕は1つの結論に達した。 この物語の語り部である中原涼子自身が偽証しているのではないか。 存在するはずの無い気象予報士がその証拠なのだと。 朝のテレビのお天気の女の人が気象予報士じゃなかったと仮定するなら、観測史上6番目の大雪という証言の信憑性も揺らぐ。 1990年のクリスマスに大雪が降ってなかったなら、雪に埋もれた死体の存在すら彼女の創造したフィクションと言えなくもない。 もしその推測が正しいのなら、南瓜を切ろうとして手首を切る可能性すら疑わしくなってしまう。 自殺なのか、事故なのか、誰が真実を語って、誰が嘘を吐いているのか、とても興味深い。 後篇に繋げるお膳立てとしては、よく出来た作品だと評価しておく。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-08-29 18:02:26) 19.《ネタバレ》 先生達が呆れるほど情けない。これは子供達の大人への反抗の物語なのかな?と思わせるような導入から、いきなり終了。いくらなんでも中途半端過ぎます。前編だけでは何も解決していないのですが、生徒等が決起する過程は盛り上がりました。後編を見たくなるような前編です。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-08-27 01:02:56) 18.《ネタバレ》 後編を観たいとは思えない出来。 大体前後編に分けるほどの内容ではないのではないか。(後編を観ていないのでまだそう言い切れないが) 死体を見付ける導入部はツカミとして良いと思ったが、その後は物語が動き出すでもなく冗長と思えるシーンが続く。 告発文を捨てたのは自分じゃないという担任教師の言い分を全く聞こうとしない同僚、傷害事件になってもおかしくない二人の女子高生への白昼のリンチ、定年間際なのに生徒のために辞表を出す教師などあまりに無理があるようにも感じる。 本当に犯罪現場を見て、正義感故に告発文を送ったのなら匿名であれ恥ずべきことではないだろう。 最後のシーンで記者宛の手紙を母親に見られて両者とも取り乱すのも違和感。 後編でなんとかスッキリさせてもらいたいと思う。 【banz】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-08-25 02:46:09) 17.《ネタバレ》 つまんなくはないのだけど、個人的には映画向きの話とは思えない。 中学生たちの演技に頼らなければいけないし、そして中学生たちがそれに応えた演技をしているかというと、やはり辛いものがある。 主役の子も一部では絶賛の評価を受けていたが、正直普通に下手だと思う。 他の作品を観てから判断したいところだけど、たぶん何やらしても同じタイプになっちゃうでしょう。 つまんなくはないけど、、、広げた風呂敷相当の作品ではないかな。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-07-08 21:46:10)(良:1票) 16.これは謎解きサスペンスなのではなくて、「(中学生にとっての)正義とは何か?」がテーマだと理解しました。主役の少女の魅力・存在感は充分で、真実を求める正義感がどのような結末で決着されるのかが後半が楽しみです。懸念は謎解き中心の展開になってしまい、肝心の、思春期特有の気持ちの決着の付け方が疎かになってしまう事かな。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-06-13 10:21:25) 15.原作を読んでいるので大きな驚きはないがなかなかの出来栄えだと思います。なにより、後篇に期待が持てる。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-06-10 22:05:44) 14.原作未読。なかなかの『中学生日記』な演技ぶりで、そして裁判?って違和感な進行に最初は慣れなかったけれど、ふむふむと観進めた結果、後編が気になったのでまずはこの点。しかし大出君が『渇き。』のイジメられっ子役の子だとは、、、計り知れない振り幅。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-05-29 14:42:52) 13.凄く謎があるわけでもなく、怖さもほどほどだと思うが、結末までは観てみたいという気にはなる。 映画というよりはテレビドラマのノリ。 【simple】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-05-22 13:02:03) 12.《ネタバレ》 面白い!急いで後編へ!!! 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-04-30 22:22:30)
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