みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 このまま突き進むと株式公開に失敗し経営が行き詰まるリスク、最悪ケースでは投獄もあり得るという状況下で、真実・あるべき論とどう向き合うかという葛藤をテーマにした内容。経営に疎かった社長がなぜあの決断をしたのかは今一つ明確ではなかったが、正義感を持って対応することの重要性を改めて感じさせられた。社長が輪転機を回せという場面はたしかdo it と言っていたと思うが、そのせりふが格好いい。今だからこそこの映画をつくるべきという正義感とも重なる良作だと思う。原題"THE POST"には、社長ポストという意味もかけられていると思うが邦題ではその妙は感じられないのが残念。 【jcross18】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-22 13:01:53) 6.去年か一昨年に観た「ニュースの真相」という映画をテーマは同じ.あちらは,ネタ元を巡る攻防で,緊迫感のある映画だった印象.こちらは,安定・安心のスピルバーグ印という感じ.見応えは前者の方があったように思いますが,エンタテイメントとしては,こちらの方が良くできるのかも知れません. どなたかも書かれていますが,日本人にとって非常にタイムリーな映画. 報道機関は,権力に逆らっても,真相を明らかにしないとね.みんなで無能な悪代官をやっつけましょう! 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-04-13 12:52:26) 5.《ネタバレ》 昔からスピルバーグが大好きだった訳ですが、最近のスピルバーグはちょっとピンと来なくて『戦火の馬』とか『ブリッジ・オブ・スパイ』とか『BFG』とか、いいのだけれども、でもスピルバーグならばもっとできたんじゃ?って思う事しきり、って感じでした。 この作品も冒頭から続く説明的なモンタージュとか、場面転換時の音楽の繋がり方とか、やたら古めかしいスタイルで、スピルバーグももうトシだしねぇ、なんて思いながら見ておりました。ですが、見ているうちにどんどん面白くなってぐいぐい映画に惹きこまれて。下手に重厚なドラマって形にせず、簡潔にどんどんと話を進めてゆくスタイルが良かったと思います。スピルバーグは人間ドラマ系を撮ると途端に歯切れが悪くなって上映時間が長くなるって印象ですが、これは当てはまりませんでした。早撮りの相棒ヤヌス・カミンスキーの(雑な)カメラも今回はプラスに働いたって感じですか。 トム・ハンクスとメリル・ストリープって人によっては地雷ですよね。でも私はそんなに悪いイメージを持っていないので、この作品での2人の役作りを楽しみました。いつもの善人然としたトムとは違うトム、いつもの個性的なメリルとは違うメリル。 過去の実話を元に娯楽映画に仕立て上げ、なおかつ今の時代に直結するテーマに、まだまだスピルバーグが現役である事を実感しました。今の日本の状況にも符合しまくりな内容、政治家もマスコミも役人も、そして有権者もこの映画が示す道に真面目に向き合う必要がありますね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-10 20:21:40) 4.《ネタバレ》 今の日本の状況を考えると、なんともタイムリーな公開。トム・ハンクスとメリル・ストリープの演技は秀逸。ワシントン・ポストが家族経営だったのは驚きです。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-04-07 19:36:26) 3.《ネタバレ》 新聞社や報道とはこうあるべきと言う理想。 しかし、利益や友人関係やしがらみなどから現実はなかなか思うようにならぬもの。 そこを妥協しないのは難しい事。 困難は承知の上で、国民の為にと報道に突き進むブラッドリーの姿はとても頼もしく見えました。 ハンクスさんの名演で、作品がどんどん押されるように進むリズムが心地よい。 ストリープさん演じるキャサリンも、抑え気味な演技ながら上品で存在感がありました。 しかし私にはキャサリンがどういう考え方でその決断に至ったのか、いきさつが良くわからないところもあり。 アメリカ人であれば常識なのだろう部分が、日本人の私にはピンとこないからかもしれません。 キャサリンの思いの根拠が分かれば、もっと深く作品を理解できたと思います。 しかし、国を動かしていく政府と報道の在り方を考えさせてもらって、とても満足。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-04-05 17:04:54) 2.《ネタバレ》 スティーブン・スピルバーグ監督がまとめ上げた、新聞社ワシントン・ポストと国家権力の軍事機密文書を巡る攻防。権力に屈せず、「報道の自由」の勝利。終幕にてウォーターゲート事件を映す。メリル・ストリープとトム・ハンクス、大御所が好演。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-04-01 02:07:55) 1.ジャーナリズム対国家権力を描いた重厚かつ見応えのある作品。 ベトナム戦争の背景やアメリカの歴史にそんなに詳しくない私でも分かりやすかったし、なかなか引き込まれた。 トム・ハンクスとメリル・ストリープの演技が素晴らしかったという誰でも書きそうな事しか書けないが、政府に対する不信感というのは何処の国でもあるもの。日本でも森友学園問題で公文書書き換えという事件があったばかり。決して他所の国の出来事と安心してはいられないだろう。そういう意味ではタイムリーだし、今観たい作品。 個人的にはもうちょっとサスペンス色が強い方が楽しめたかな〜とは思ったが、それは実話なので仕方のない所か。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-30 13:36:59)
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