みんなのシネマレビュー

告発のとき

In the Valley of Elah
2007年【米】 上映時間:121分
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー
[コクハツノトキ]
新規登録(2008-05-12)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2014-09-07)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2008-06-28)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ポール・ハギス
キャストトミー・リー・ジョーンズ(男優)ハンク・ディアフィールド
シャーリーズ・セロン(女優)エミリー・サンダース刑事
ジェイソン・パトリック(男優)カークランダー警部補
スーザン・サランドン(女優)ハンクの妻 ジョアン・ディアフィールド
ジェームズ・フランコ(男優)カーネリー軍曹
バリー・コービン(男優)アーノルド・ビグマン
ジョシュ・ブローリン(男優)警察署長 ブシュワルド
フランシス・フィッシャー(女優)トップレスバーのウエイトレス エヴィ
ジョナサン・タッカー(男優)ディアフィールド夫妻の息子 マイク・ディアフィールド
ブレント・ブリスコー(男優)ホッジ刑事
リック・ゴンザレス(男優)通信技術官
グレッグ・セラーノ(男優)ヌネス刑事
ゾーイ・カザン(女優)アンジー
谷口節ハンク・ディアフィールド(日本語吹き替え版)
林真里花エミリー・サンダース刑事(日本語吹き替え版)
桐本琢也ダン・カーネリー軍曹(日本語吹き替え版)
原作ポール・ハギス(原案)
マーク・ボール(原案)
脚本ポール・ハギス
音楽マーク・アイシャム
編曲コンラッド・ポープ
挿入曲キャスリーン・ヨーク"House is Falling Down"
アニー・レノックス"Lost"
撮影ロジャー・ディーキンス
製作ポール・ハギス
製作総指揮ジェームズ・A・ホルト
スタン・ヴロドコウスキー
配給ムービーアイ・エンタテインメント
特殊メイクマシュー・W・マングル
リチャード・レドルフセン
美術ローレンス・ベネット(プロダクション・デザイン)
ダン・ペリ〔タイトル〕(タイトル・デザイン)
衣装リサ・ジェンセン
字幕翻訳松浦美奈
スタントジミー・オルテガ
その他クリント・イーストウッド(スペシャル・サンクス)
マーシャル・ハースコヴィッツ(スペシャル・サンクス)
ムービーアイ・エンタテインメント(提供)
ポニーキャニオン(提供)
あらすじ
元軍警察のハンクのもとに、イラク戦争に派兵されていた息子のマイクが行方不明になったとの連絡が入る。しかも、帰還した後の無断離隊。息子を信じる彼は、一抹の不安に駆られ基地に向かうが、息子の戦友と話しても何も判らず、地元警察に相談しても相手にされない。そして、途方に暮れる彼に、軍からマイクの死体が発見されたことが報される。悲しみにくれるハンク。彼は真相究明を誓い、地元警察の女刑事エミリーとともに事件背景を探るのだったが、そこに見えてくる真実は、愛国心を揺るがすほどのあまりに悲しいものだった。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2010-03-14)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
1


6.ポール・ハギス監督は以前から注目していたが、本作は、軍の陰謀が絡んだりする安易な反戦モノの印象があり、今までスルーしていた。知ってはいけないイラク戦争の秘密を知った米軍兵士の若者が殺され、彼の父親がその事件の背後には軍が絡んでいることをかぎつけて組織の闇を暴く!みたいな。そもそも邦題が酷い。イラク戦争関連で「告発」と言う言葉を安易に使われたら、誰だってそう思う。でも、この映画には告発など無い。あるのは息子を失った夫婦の深い悲しみとその死にまつわる衝撃的な事実だけだ。間違いなくこの映画は反戦映画なのだが、その伝え方が非常に巧みであり、僕の心に響いた。
この映画を観て、戦争に行くと言うことは、会社で仕事をするとか、結婚するとか離婚するとかと全く同じレベルの事象であり、ただその心理的ストレスが半端なレベルじゃないという点だけしか異なっていないんだということを痛切に感じた。そして、同じ職場で同じ上司の下で同じパワハラを受けながら仕事をしても、一方はメンタルを病み、一方は平然と仕事を続けるように、戦争に行って、ある者は脱落し、ある者は耐え抜く。ただ、そのストレスに耐え抜いた者は「殺人」や「暴力」に対する感度が確実に下がり、その影響が顕著に現れる者もいるのだろう。
「戦争」が非日常ではなく日常であることの怖さを、この映画はリアルに映し出している。ラストシーンも主人公の心象風景を表すにはあまりにもぴったりで、監督の手腕を感じた。 枕流さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-05 19:19:02)(良:4票)

5.《ネタバレ》 宗教が世界を支配していた時代より、戦争は人殺しを公然と許される。
でも人を殺した事実は自責の念により、自分自身を苦しませる。
結果、正常な世界を見付けられず心を蝕み、壊していく。
人が道具を持ち、それを武器にしたときより、武器の発展は一つの方向性を持っている。
それは遠くから効果的にというもの。何故かというと人を殺したという実感を持たないで済むから。
正義をかざし、押し付け、地球の裏側に爆弾落とすよう決定した偉い方々は、書類と判子という最高の武器を持っている。
イラク戦争時に起きた実話を基にした映画であるが、展開は事件に巻き込まれた親子の翻弄される姿にワクワクドキドキのミステリー仕立てとなっている。
ラストではストーリー根底に隠されたアメリカの問題点や苦悩が浮き彫りになる。
こいつらが勝手におっ始めた戦争だけど、それに巻き込まれた親子の姿はやるせないものがある。

ひで太郎さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-16 12:06:36)(良:1票)

4.《ネタバレ》 T・L・ジョーンズがオスカーノミネートも納得の映画。軍、そして国家に絶対的な信頼を置く父親が、息子の死の真相を探るうちに自国の抱える大きな問題に気づく。息子の死という悲しみを押し殺し、冷静に捜査の目を光らせ、真相を得る。しかし、イラク戦争の影で感情の歪んでしまった若き兵士には怒りをぶつけることができない。いったいこの国はどうしてしまったのか!?主人公の目に浮かぶ疑問です。そして、ラストの反旗が彼の唯一の国家への警鐘となります。派手なところなどない映画ですが、強く心に残る一編です。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-06 21:49:28)(良:1票)

3.《ネタバレ》 戦友を殺害後空腹を満たすという話が出たとき、殺人後にカニを食べたというオウム真理教の犯罪を思い出した。遠い昔の事件でも類似の話が出たら瞬時に思い出すほどの強烈な異常性だ。
『プラトーン』を見て戦争がいかに人間性を破壊するかを、『理由』ではいかに先入観が恐ろしいかを、『戦火の勇気』では恐怖心を克服することの難しさを学んだ。この作品においては、それらを併せてさらに愛国心とは何かを深く考えさせられた。さまざまなテーマが詰まっているのにこれらが見事に融和している上、謎解きの意外さあり、トミー・リー・ジョーンズをはじめ各俳優陣の真に迫った自然な演技あり、これ以上ない国旗の演出で締めくくられたラストありと、圧倒されるばかりだった。この映画では、敵国であったイラクを悪く描かず、むしろ身内側の人道的な問題点を潔く世に問うている、その姿勢が素晴らしい。自国の愛国心を促すようなプロパガンダ映画は、どこか慈善的でざらついた妙な違和感が残ってしまうものだ。
tonyさん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-27 11:22:11)

2.《ネタバレ》 鑑賞中にグイグイ引き込まれた感覚は久しぶり。
無駄に感情を煽るような挿入曲はなく、役者の演技力だけで
難しいテーマを完璧に描いていました。

とにかくトミー・リー・ジョーンズの演技が素晴らしい。
役どころの「立場」と「状況」に完璧にハマッた抑えた演技。しびれた。
ああいうのは、もはや演技とかそういうレベルじゃないのかもしれない。

イラク帰還兵の年間自殺者は2千人にも上るらしい。この映画がきっかけで知った。
やはり戦争は人を狂わせる。ラストの逆星条旗に深く胸を打たれた。 ワイティさん [DVD(吹替)] 9点(2009-03-10 23:37:55)

1.戦場で傷つき精神を病んだ若者達、そして家族の葛藤を
素晴らしい演技と演出で静かに力強く描いた作品です。
脚本を書き始めた5年前は戦争に肯定的な世論が根強く、
周囲から沢山の批判を受けたようですが、C・イーストウッドの協力を得て
製作が実現したそうです。このような作品が生まれて良かったなと思います。 ひろさん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-07 00:23:12)

別のページへ(9点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 6.81点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
446.78% line
5813.56% line
61118.64% line
71627.12% line
81322.03% line
9610.17% line
1011.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
主演男優賞トミー・リー・ジョーンズ候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS