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エニグマ

Enigma
2001年【英・米・独・オランダ】 上映時間:119分
ドラマサスペンス戦争ものミステリー小説の映画化
[エニグマ]
新規登録(2003-09-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-07-02)【アングロファイル】さん
公開開始日(2003-05-17)


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監督マイケル・アプテッド
キャストダグレイ・スコット(男優)トム・ジェリコ
ケイト・ウィンスレット(女優)ヘスター・ウォレス
サフロン・バローズ(女優)クレア・ロミリー
ジェレミー・ノーサム(男優)ウィグラム
ニコライ・コスター=ワルドウ(男優)パック
トム・ホランダー(男優)ロジー
マシュー・マクファディン(男優)ケイヴ
トム・フィッシャー(男優)アップジョン
コリン・レッドグレーヴ(男優)トロウブリッジ提督
メリー・マクロード(女優)アームストロング夫人
ミック・ジャガー(男優)バーにいる軍人(ノンクレジット)
アンヌ=マリー・ダフ(女優)
ドナルド・サンプター(男優)
脚本トム・ストッパード
音楽ジョン・バリー〔音楽〕
撮影シーマス・マッガーヴェイ
製作ミック・ジャガー
エイト・デ・ジョン(製作補)
製作総指揮ハンノ・ヒュース
ナイジェル・シンクレア
ガイ・イースト
配給松竹
美術ジョン・ビアード[美術](プロダクション・デザイン)
スティラット・アン・ラーラーブ(美術監督助手)
衣装シャーリー・ラッセル
字幕翻訳岡田壮平
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》 これはなかなか質の高い力作だ。ミック・ジャガー入魂のプロデュース作品だけのことはある。「いっとき話題になって消えていくより残る作品を」という彼の言のとおりだ。
悪い女にだまされて滅入っているうぶな数学者、という超プライベートなつかみから入って、話が全世界的に放射線状に広がっていく感じはストーリーづくりとしては面白い。
また、戦時中の隠された解読基地というドンパチやっていない場所で、どのように「戦争」を描くのか、ということにも細かな配慮がされている。例えばケロイドだらけの元海軍の片目の情報員、受信基地の女性兵士の発言(自分達の役割は意味の分からない暗号を受信して伝えるだけで戦っていることになるのか)、カチンの森でのドイツ軍による発掘作業、など。戦争映画の棚にあるのに、誰一人血を流して死ぬ場面を写さず、戦争の裏側を描く。ひとつの試みだ。
ヘスターという新しい女性像を登場させて、「女の頭脳が男より劣っているなんてことはない」なんてこの時代に言わせてしまう。彼女は現代でも堂々通用する女性であり、「守られるだけじゃイヤ。あたしだって何かやれるわよ!」というパンチの効いたたくましい女なのだ。このヘスターのキャラが効いていて、基地内での男ばっかの政治的な人間関係でげんなりした女性客をシラッとさせずつかんでいく。しかもブリジョン並みの豊満ボディに変身したケイト・ウィンスレットはなかなか可愛く(甲乙つけがたい)、なおかつ女性の嫉妬心も煽らない、グッドなキャラである。ケイトはいつもこれくらい太っていてもよいのでは。
そしてジェレミー・ノーザムの嫌らしさといったら見逃せない。まんま50年前の映画から抜け出たようなそのクラシックな容姿、イギリス紳士は常に身だしなみをかっこよく、そしてやることはえげつなく。いいですねー、ノーザム。俳優さんとしては、古典的な容貌が邪魔して使いにくそうだが。私はディカプリオだのブラピだのと受けを狙った顔立ちよりこういう正統派のハンサムを見ると、なにか「感動」に近いものを感じるなあ。生き残っていた絶滅保護動物を見るような。
あ、ダグレイ・スコットのアスリート並みの全力疾走は一見の価値あり。早回しか?というほどのド迫力だ。数学者にしてあの徒競走走り、デキる。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-27 21:48:03)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 4.84点
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2412.90% line
339.68% line
4722.58% line
5825.81% line
626.45% line
7412.90% line
826.45% line
913.23% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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