みんなのシネマレビュー

ゼロの焦点(1961)

Zero Focus
1961年【日】 上映時間:95分
ドラマサスペンスモノクロ映画ミステリー小説の映画化
[ゼロノショウテン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-09-18)【イニシャルK】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督野村芳太郎
キャスト久我美子(女優)鵜原禎子
高千穂ひづる(女優)室田佐知子
有馬稲子(女優)田沼久子
南原宏治(男優)鵜原憲一
加藤嘉(男優)室田儀作
西村晃(男優)鵜原宗太郎
穂積隆信(男優)本多
十朱久雄(男優)佐伯
織田政雄(男優)金沢署の捜査主任
桜むつ子(女優)立川の大隈のおばさん
佐々木孝丸(男優)博報社の重役
高橋とよ(女優)禎子の母
沢村貞子(女優)宗太郎の妻
磯野秋雄(男優)
山本幸栄(男優)
水木涼子(女優)
今井健太郎(男優)
末永功(男優)
村上記代(女優)
谷よしの(女優)
原作松本清張「ゼロの焦点」
脚本橋本忍
山田洋次
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
配給松竹
美術宇野耕司
編集浜村義康
録音栗田周十郎
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(6点検索)】

別のページへ(6点検索)
1


6.《ネタバレ》 先月久しぶりに見た「砂の器」に続いて本作も15年ぶりくらいの再見。(以前も見たのは「砂の器」の後だった。)本作は野村芳太郎監督にとって2作目の松本清張原作映画になるのだが、脚本に「砂の器」と同じ橋本忍と山田洋次監督を起用しており、「砂の器」を見た後だとどうしても期待してしまう部分があり、以前に見た時はその期待が大きすぎたのか、イマイチに感じたのをよく覚えている。それを今回はそういう期待を抱かずに見た。主要人物となる女性三人の人間ドラマは魅力的だし、本作でも印象に残る海の美しさはやはり野村監督らしいと思うし、三人を演じる久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子の演技もそれぞれ良いし、白黒の映像も良い雰囲気を醸し出しているものの、脚本的にはあらすじを追っているだけというような印象があり、ややダイジェスト的になっていてドラマとして深みが感じられず物足りない。展開もスピーディーで、もっとじっくりとドラマを描いてほしかったところ。クライマックスの断崖での推理シーンは今では同じシチュエーションが2時間ドラマでもおなじみになっていて、本作がその先駆けというのは有名な話だが、けっこう歴史的なことだと思う。(テレビドラマではなく映画が先駆というのが意外な気もするが。)この推理シーンはさすがに緊迫感もあり、引き込まれる部分でもあるのだが、少し間延びしてしまった感もなくはなかった。事件の発端となる禎子(久我美子)の夫である憲一(南原宏治)の行動にもいささか納得しかねる部分があり、ここの部分をもっとしっかりと描かなければいけなかったのではないだろうか。また、「砂の器」同様に暗い過去を持つ犯人だが、彼女を通して元パンパン(米兵相手の売春婦)だった女性の悲劇も描きたかったようで、むしろそれが本作のテーマでもあると思うのだが、やはりこれらのドラマを丁寧に描くにはとても95分では足りずにあとせめて一時間くらいは必要だったと思う。やっぱり今見ても全体的な印象は薄く、物足りなさの残る映画だったが、それでも以前見た時よりは楽しめたし、けっしてつまらない映画でもないと思う。田沼久子を演じる有馬稲子は明るい顔立ちをしているが、「東京暮色」しかりこういう悲劇的な役柄が意外に合っているような気がする。犬童一心監督版も見てみよう。(2018年9月15日更新) イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2023-05-18 18:46:13)

5.《ネタバレ》 娼婦という忌まわしい過去をもつ女が、不用意な一言により正体がばれ、殺人犯となる。新婚の妻が、夫の過去を調べてゆく中で、連続殺人が起り、犯人の過去が明らかになるプロットは魅力的。回想場面が頻繁に挿入されて見づらい。娼婦時代の哀切さが伝わってこない。
【妻の推理】
妻は、夫が巡査であったことと義兄と旅館で会っていたパンパン風の女の連想から、英語の上手な丸越会社の受付係久子を訪ねる。二人一目会っただけで、会話もしておらず、推理が飛躍している。
【成りすまし】
鵜原はどうして曽根に成りすましたのか?久子との恋の成り染めが、立川での巡査時代に知り合った元娼婦との北陸での再会だとすると、久子も鵜原を知っていた筈。譲って鵜原だけが相手を知っていたとして、どうして偽名を名乗る必要があるのか?相手が元娼婦だからといってそこまで用意周到になるだろうか。のみならず鵜原は、丸越会社社長夫人佐和子の計らいで煉瓦会社の架空社員の身分にまでなっていた。一介の営業マンが重要取引先の社長夫婦にそんなことを頼めるだろうか?頼めたとして、社長の関与なしに佐和子の一存だけでそのよう計らいが可能だろうか?架空社員といっても、死後に退職手当も払われていることから、給与も支払われていた。加えて、鵜原が実際に勤めていた会社は鵜原の住所を1年半に渡って知らなかったという。いくら時代が古いからといってでたらめすぎる。
【宗太郎殺し】
鵜原の兄宗太郎は初対面の久子(実は佐和子)と旅館で会う。宗太郎が鵜原から佐和子のことを聞いていたのなら、もっと早くに佐和子に電話連絡をする筈。宗太郎は久子の事を名前程度しか知らなかった。佐和子は何も知らないで押し通せば良いのに。又佐和子はどうして毒入りウイスキーを用意していたのか?宗太郎が誰にも知られずに内緒で久子と会うことをどうして知ったのか?
【その他疑問点】
◆鵜原はどうして2葉の写真を所持していたのか?久子の家はともかく、佐和子の家はどうして?佐和子の正体は死ぬ直前まで知らなかった筈なのに。
◆殺人動機は、佐和子が自分の幸福な暮らしを守ろうとした事だが、あの社長じいさんとの暮らしが幸せとは思えない。うらやましいどころか、かわいそうに思える。
◆青酸カリの出所は?
◆ラストの謎解きパートが間延びし、佐和子の死ぬ場面が無い。 よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-29 23:17:43)

4.犬童監督の「ゼロの焦点」を先に観て、ストーリーを知っていた為、映画への集中力が続かず、作品にのめりこめなかったです。謎解きの部分が説明っぽくて、個人的には犬童作品の方が映画的に良く整理できていたんじゃないかと思ったのですが・・・白黒は苦手だ。ただ野村芳太郎作品のこちらの方が登場人物(特に犯人)が「モンスター」ではなかったですね。ドラマチックではないですけど、その点は良い意味で評価できるんじゃないかと思います。白黒に慣れてる人だったら、自分にもありうる展開と思えて、感情移入できたんじゃないか?と思うのです。 トントさん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-11-13 04:33:55)

3.野村芳太郎監督、橋本忍と山田洋次という脚本、どうしても期待してしまう。相変わらず美しい映像美、今作は白黒であるが、それがまた良い雰囲気を創り出している。ミステリーというよりは女と女と女、三人の女のそれぞれの悩みのようなものを描いた人間ドラマとして見た方が良いと思う。三人の女優それぞれが良い演技、雰囲気を醸し出してはいるものの、全体的に物足りなさが残る。映画としてのカタルシスという意味で何か物足りない。作品の雰囲気は好きなだけにちょっと残念でもある。けして、つまらなくはないので6点ぐらいはあげても良い。それでもこの監督の他の傑作に比べるとインパクトにも欠ける。それにしてもこの作品の影響はかなりあるのではないかと思う。実際にあの海に飛び込み自殺する者が何人もいたらしいけど、そういう意味において何とも罪深い映画でもある。そんな気がしてならない。 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2008-11-02 21:35:58)

2.2時間サスペンスの原点となる映画なのでしょうか。満足度も良く出来た2時間ドラマを観たなって感じのものでした。サスペンスはモノクロのほうが重厚感が出て迫力がでますね。 ぽじっこさん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-18 13:54:38)

1. 映画版『ゼロの焦点』は最後にスター有馬稲子のためのストーリーを付け加えたために、話の焦点がぼやけてしまった。◆殺人とその謎解きのストーリーは、久我美子と高千穂ひづるが崖の上で話し合う場面で終わっている。◆夫の失踪と謎の自殺。実は、夫には女(有馬稲子)がいてその関係の精算のために考え出した狂言自殺が、自分の過去を知られた高千穂ひづるによって殺人に利用された。そのことが明らかになったことで充分だった。◆ところが、過去の女の話になって、あのきれいなきれいな有馬稲子の顔がスクリーンを占領し始めると、映画自体の興味は間延びしてしまった。そして、それまでの恐い恐い映画が、切れ長の大きな目をした有馬稲子の可愛い笑顔によって可愛い女の映画に変わってしまった。◆結局、最後に一番強く残った印象は有馬稲子がいい女だということで終わった映画だ。いや、有馬稲子は実に美しい女優だ。 tomochan2002さん 6点(2002-12-19 04:38:58)

別のページへ(6点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.62点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
413.85% line
5830.77% line
6623.08% line
7311.54% line
8311.54% line
9311.54% line
1027.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS