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追憶(2017)

2017年【日】 上映時間:99分
ドラマサスペンスミステリー刑事もの
[ツイオク]
新規登録(2017-01-27)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-05-06)
公開終了日(2017-11-03)


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監督降旗康男
キャスト岡田准一(男優)四方篤
小栗旬(男優)田所啓太
柄本佑(男優)川端悟
長澤まさみ(女優)四方美那子
木村文乃(女優)田所真理
安藤サクラ(女優)仁科涼子
吉岡秀隆(男優)山形光男
矢島健一(男優)樋口
北見敏之(男優)豊田幸一
安田顕(男優)山崎豊
三浦貴大(男優)佐中隆
高橋努(男優)足立
渋川清彦(男優)貴船誠一
りりィ(女優)四方清美
西田尚美(女優)川端小夜子
太賀(男優)小川尚
中本賢(男優)真理の父
萩尾みどり(女優)真理の母
仁科貴(男優)ラーメン屋店主
田中要次(男優)「ゆきわりそう」の客
遠藤要(男優)幼児虐待致死容疑の父親
菜葉菜(女優)小夜子の妹
モロ師岡(男優)不動産屋
原作青島武(原案)
瀧本智行(原案)
脚本青島武
瀧本智行
音楽千住明
撮影木村大作
製作市川南〔製作〕
久保雅一(共同製作)
木下直哉(共同製作)
東宝(映画「追憶」製作委員会)
WOWOW(映画「追憶」製作委員会)
電通(映画「追憶」製作委員会)
小学館(映画「追憶」製作委員会)
ジェイ・ストーム(映画「追憶」製作委員会)
朝日新聞社(映画「追憶」製作委員会)
毎日新聞社(映画「追憶」製作委員会)
木下グループ(映画「追憶」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
配給東宝
美術原田満生
照明鈴木秀幸〔照明〕
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.《ネタバレ》 本作が訴えていることは、「家族とは血の繋がりではなく、愛を注ぐことだ」ということだろう。作中では解体と再生のイメージが何度か繰り返され、それが家族の解体と再生を象徴する。
冒頭で、家族関係にない5人による家族同然の生活が描かれる。うち4人は、家庭的に恵まれない境遇だ。ところが擬似家族は、ヤクザの登場により動揺し、ヤクザ殺しによって解体される。
次に、母になり切れなかった女として、四方清美、四方美那子、仁科涼子が登場する。清美は息子の篤を捨てた過去があり、篤に疎まれ、自責の念に苛まれる。美那子は、篤との子を流産してから夫婦仲に亀裂が生じる。涼子は獄中で娘を産んだが、娘は母が誰かを知らない。そしてこの3人とは対照的に、妊娠中の田所真理が登場する。
篤は涼子から「忘れなさい」と言い含められ、過去の記憶から逃げてきたが、啓太だけは運命と向き合ってきた。あれほどの事件があった地を購入し、新居を建てるとは、よほど心を強く持たなければできないことだ。「解体」業を営む彼による、喫茶「ゆきわりそう」解体シーンは、人々が思い出にさよならを告げる瞬間でもあるが、真理の出産と新居建設とを合わせ、新たな再生を予感させる。だとすれば、妻に少しだけ心を開いた篤も、過去の記憶とようやく向き合えたことから、夫婦仲も再生するのではないか。涼子の娘を慈しんだ啓太の行動も、父の悟を亡くし母が投獄された川端梓を、篤夫婦が引き取って新たな家庭を再編するのではないかと示唆しているように思える。
降旗康男監督は、聖母マリアのイメージを求めて安藤サクラを抜擢したという。イエスは人々の罪を背負うため十字架で血を流したが、涼子は子供たちの罪を背負うためナイフを抜いて返り血を浴びた。子供たちは涼子のため、涼子は子供たちのために大きな犠牲を払い、その結果擬似家族は解体され、美しい思い出もトラウマに変わった。だが篤は、過去の記憶とようやく向き合えたことで、少年時代の思い出を「追憶」として受け容れられたのだろう。
ラストシーンで篤を胸に抱く涼子は、作為的にマリアを思わせる水色のマフラーを着用している。実の娘に愛されることはなかったが、子供たちに惜しみない愛を注いだ彼女が、最後に「母」としての愛を得たのだ。

イエスは彼らに答えて言われた。「私の母とは誰のことですか。また、兄弟たちとは誰のことですか。」「見なさい。私の母、私の兄弟たちです。神のみこころを行う人は誰でも、私の兄弟、姉妹、また母なのです。」
(マルコ福音書3章34・35) 高橋幸二さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-03-31 20:15:03)

4.《ネタバレ》 素晴らしいドラマ。短いカットで隅々まで丁寧に端的に描かれている。考えだとか正義感とか難しいことを抜きにして、出てくる人がぞれぞれの気持ちで素直に動いていて、それぞれ悩んでいる。最後、あっちゃん(岡田君)に笑って欲しかったな、幸せになってほしいと願ってしまいました。良い余韻と共に心に残る映画でした。 Keytusさん [ビデオ(邦画)] 8点(2017-09-01 22:56:34)(良:1票)

3.現代物ながら、良き日本映画を観た。という感じでした。さすが降旗康男監督!!! ケンジさん [映画館(邦画)] 8点(2017-07-04 22:24:43)

2.「ミスティック・リバー」を換骨奪胎したシナリオだと感じました。99分でまとめたのは大正解。必要以上にだらだら語らなかったので、ウンザリしなくて済んだから。タイトルロールで主要スタッフ、キャストをちゃんと見せる作品はひさしぶりでした。しかも縦書きだし、画面の調子からフィルム撮影だと思いますけど、70年代や80年代の作品に特徴的だった「画面の暗さと粒子の粗さ」はスタッフの狙いでしょうね。わたしは安藤サクラ・ウォッチャーなので観たのですが、小栗旬、超もうけ役だったね。そして、りりィの遺作になってしまいました、残念。 shintaxさん [映画館(邦画)] 8点(2017-06-02 18:28:34)

1.《ネタバレ》 どっしりドロドロした2時間20分!みたいなものかと思っていたら、松本清張の短編小説のような99分。でも、ずっしりと身が詰まっていて無駄のない作品でした。
「黒い画集シリーズ」の平成版の新作のような印象と言いましょうか。

『あなたへ』で保険金殺人を見逃した降旗監督が、今回はしっかりと保険金殺人を告発します。 こんさん99さん [映画館(邦画)] 8点(2017-05-14 14:05:35)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.70点
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428.70% line
528.70% line
6417.39% line
7939.13% line
8521.74% line
914.35% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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