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羊たちの沈黙

The Silence of the Lambs
1991年【米】 上映時間:118分
ホラーサスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化バイオレンス
[ヒツジタチノチンモク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-09-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(1991-06-22)


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監督ジョナサン・デミ
キャストジョディ・フォスター(女優)クラリス・スターリング捜査官
アンソニー・ホプキンス(男優)ハンニバル・レクター博士
スコット・グレン(男優)ジャック・クロフォード主任捜査官
アンソニー・ヒールド(男優)フレデリック・チルトン医師
テッド・レヴィン(男優)バッファロー・ビル
フランキー・フェイソン(男優)バーニー・マシューズ
ケイシー・レモンズ(女優)マップ
ブルック・スミス(女優)キャサリン・マーティン
トレイシー・ウォルター(男優)ラマー
ケネス・ウット(男優)アーキン博士
ダイアン・ベイカー(女優)マーティン上院議員
ロジャー・コーマン(男優)FBI長官
チャールズ・ネイピア(男優)ボイル警部補
ダニエル・フォン・バーゲン(男優)SWAT隊長
ジョージ・A・ロメロ(男優)メンフィスのFBI捜査官(ノンクレジット)
佐々木優子クラリス・スターリング捜査官(日本語吹き替え版【DVD】)
堀勝之祐ハンニバル・レクター博士(日本語吹き替え版【DVD】)/フレデリック・チルトン医師(〃【テレビ】)
有本欽隆ジャック・クロフォード主任捜査官(日本語吹き替え版【DVD】)
家中宏バッファロー・ビル(日本語吹き替え版【DVD】)
水田わさびキャサリン・マーティン(日本語吹き替え版【DVD】)
石井隆夫フレデリック・チルトン医師(日本語吹き替え版【DVD】)
湯屋敦子アーディリア・マップ(日本語吹き替え版【DVD】)
勝生真沙子クラリス・スターリング捜査官(日本語吹き替え版【VHS】)
金内吉男ハンニバル・レクター博士(日本語吹き替え版【VHS】)
有川博ジャック・クロフォード主任捜査官(日本語吹き替え版【VHS】)
牛山茂バッファロー・ビル(日本語吹き替え版【VHS】)
小島敏彦フレデリック・チルトン医師(日本語吹き替え版【VHS】)
松本梨香アーディリア・マップ(日本語吹き替え版【VHS】)
此島愛子ルース・マーティン議員(日本語吹き替え版【VHS】)
小室正幸(日本語吹き替え版【VHS】)
北村弘一(日本語吹き替え版【VHS】)
村松康雄(日本語吹き替え版【VHS】)
加藤正之(日本語吹き替え版【VHS】)
井上喜久子(日本語吹き替え版【VHS】)
真地勇志(日本語吹き替え版【VHS】)
筈見純(日本語吹き替え版【VHS】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【VHS】)
荒川太郎(日本語吹き替え版【VHS】)
辻親八(日本語吹き替え版【VHS】)
板東尚樹(日本語吹き替え版【VHS】)
戸田恵子クラリス・スターリング捜査官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田太郎ハンニバル・レクター博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家弓家正ジャック・クロフォード主任捜査官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
曽我部和恭バッファロー・ビル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高山みなみアーディリア・マップ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷育子ルース・マーティン議員(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中村秀利バーニー・マシューズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中沢みどり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰恵研(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中田和宏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
茶風林(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲野裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口哲夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
増谷康紀(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作トマス・ハリス「羊たちの沈黙」(新潮社)
脚本テッド・タリー
音楽ハワード・ショア
挿入曲トム・ペティ"American Girl"
撮影タク・フジモト
製作エドワード・サクソン
ケネス・ウット
製作総指揮ゲイリー・ゴーツマン
配給ワーナー・ブラザース
美術クリスティ・ズィー(プロダクション・デザイン)
ティム・ガルヴィン
カレン・オハラ〔美術〕(セット装飾)
衣装コリーン・アトウッド
編集クレイグ・マッケイ
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
トム・フライシュマン
スキップ・リーヴセイ
フィリップ・ストックトン
字幕翻訳進藤光太
その他ケネス・ウット(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
女性を誘拐し 皮を剥ぐ猟奇連続殺人事件が発生!!! FBI訓練生のClariceは、FBI行動科学課課長Jack Crawfordからある任務を命ぜられる・・多くの患者などを殺害し食!した凶悪犯(天才精神科医)Dr. Hannibal Lecterに接触し彼の協力の下 犯人に迫る事だった!!  Dr.Lecterは捜査のヒントを与える代償として Clarice自身に自らの過去を語らせていく。。。。。Clariceはヒントをもとに“Buffalo Bill” に少しずつ近づいていくの・・・だが。

Moviegoers】さん(2003-10-27)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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519.《ネタバレ》 今更ながら初鑑賞。

今となっては少々古めの映画ですが、今見ても非常にスリリングにできていて、
名作と呼ばれるのもよく分かる。

キャラクターとしては、レクター博士が抜きんでていることに何の異論もない。
特に序盤、無礼を働いた隣の囚人(ミグズ)を自殺に追い込んだことに、不謹慎ながら「かっこいい!」と思ってしまったほど。
終始じっと見つめる演技が抜群だった。

ただ、クラリス捜査官もジョディ・フォスターの演技ハマっていて、
非常良かったと思うし、作品としてグッと締まっていた。

個人的に欲を言えば、もう少しレクター博士に本筋に絡んできて欲しかったけれど、
これはこれで程よい塩梅なのかもしれないし、う~ん難しい。 2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-27 09:42:19)

518.《ネタバレ》 狂人レクター博士のキャラクターが強烈過ぎて、雑魚キャラによる現在進行形の猟奇連続殺人に緊張感がないというか・・・話の本筋ではないところでレクターと女主人公(ジョディ・フォスター)のキャラクターを深堀りしているのですが、それが宙ぶらりんで終わってしまう感じなんですよね。続編ありきの作品なのかなと感じたのですが、続編は10年後と間が空いていて、ますます宙ぶらりん感があります。レクターのトリックはなんとなく読めてしまいましたが、まあ面白かったです。あとは、若きジョディ・フォスターが可愛い。 camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-07-10 19:16:44)

517.《ネタバレ》  自分はハンニバル・レクターよりもウィル・グレアムというキャラクターに惹かれるもので、彼が登場せずにレクターが好き勝手やるだけの作品は、あまり好みではないのですが……
 そんな中でも、この「羊たちの沈黙」だけは良く出来てると思います。

 何といってもクラリス演じるジョディ・フォスターが美しくて、彼女を眺めてるだけでも楽しいんですよね。
 原作者のトマス・ハリスも彼女に惚れ込んでしまい、本作の続編となる「ハンニバル」では、レクターに自己投影してクラリスと結ばれるエンディングにしたっていう与太話がありますが、思わずそれを信じそうになっちゃうくらい。
 殺人鬼の許されぬ愛が描かれているという意味では「レッド・ドラゴン」と同じなんですけど、本作の方が世間に評価されたのは、彼女の存在が大きいと思います。

 対するレクターも魅力的に描かれており、ドラマ版「ハンニバル」を別格として、映画という枠内に限って評価するなら、本作のレクターが一番良かったですね。
 知性と凶暴性のバランスが絶妙であり、音楽が流れる中で、指揮棒を振るうように警棒で相手を滅多打ちにする姿なんてもう、痺れちゃいます。
 クラリスとの別れ際、彼女の指をそっと撫でる仕草からも「娘のような年頃の女性に欲情する変態性」「初々しい恋愛感情」の双方を感じ取れて、味わい深い。

 自分は「ウィルを意識する余り、凶悪な殺人鬼から恋する乙女のように変わってしまうレクター」の方が好みなんだけど……
 本作を観ると「クラリスに惹かれてしまう、純情な変態紳士としてのレクター」も、それはそれで悪くないなって思えてきます。

 そんなクラリスとレクターが対面する精神病院も、古城を連想させる不気味さがあって、雰囲気満点。
 しかも、恐怖映画としての不気味さがあるというだけでなく、何処かロマンティックであり「クラリスとレクターが初めて会った場所」として考えても、優れてるんですよね。
 本作は歪な恋愛映画としての側面を備えているのだから、一種の吊り橋効果というか「恐怖の中に、不思議なトキメキを感じる」舞台を用意してみせたのは、もう大正解だったんじゃないかと。

 「穏やかな紳士だが、実は食人鬼」はジェフリー・ダーマー
 「殺人鬼が未解決事件の捜査に協力する」「腕が不自由な振りをして女性を拉致する」はテッド・バンディ。
 「変身願望ゆえに、女性を殺して皮を剥ぐ」はエド・ゲイン。
 「捕えた女性を自宅の穴に閉じ込める」はゲイリー・ヘイドニク。
 ……といった具合に、色んな殺人鬼の逸話が反映されてる物語なので、それらの元ネタ探しをするだけでも面白いですよね。
 事前に知識があれば(あぁ、あれが元ネタか)と思えるし、後に元ネタを知る機会があれば(「羊たちの沈黙」って、ここから着想を得たのか)と驚けるだろうしで、いずれにしても知的興奮が味わえると思います。

 そんな本作の難点は…… 
 クライマックスであるクラリスとバッファロー・ビルの対決にて、暗闇ならではの駆け引きなどが無く「撃鉄の音が聞こえたので撃った」ってだけなのは、ガッカリしちゃいましたね。
 そりゃあ頭の良い犯人って訳じゃなかったけど「予め離れた場所で撃鉄を起こしておく」くらいの知恵は働かせても良かったと思うし……
 これなら「バッファロー・ビルが何か(人質が犬を誘う為に投げて、紐から外れた小骨とか)を踏んでしまい、その音でクラリスが気付く」などの方が、よっぽど納得出来た気がします。

 後は、脱獄したレクターが捕まらないまま終わるっていうのも、スッキリしない感じ。
 彼の勝ち逃げエンドみたいな形で終わるからこそ、ハンニバル・レクターという存在は悪のカリスマになったんでしょうけど……
 個人的には、しっかり逮捕されて欲しかったですね。
 レクターには、外界で自由気ままに人を殺す姿よりも、檻の中でウィルやクラリスに恋焦がれてる姿の方が似合うと思います。 ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2023-05-10 02:23:44)(良:1票)

516.もう三度目ぐらいだが、「レッドドラゴン」を観た後でまた鑑賞してみようと思った。
さすがに良く出来ている。決して気持ちいい物語では無いが、映画史に残る作品なのは間違いない。 simpleさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-08 20:16:25)

515.《ネタバレ》 およそ30年ぶりに鑑賞。前に見た時よりむしろ面白く感じた。昔より怖いモノへの耐性が出来た分、ストーリーや演技に没入できたからかな。全編にみなぎる緊張感がイイ。そしてやっぱりレクター博士の造形が素晴らしい。犯人でも探偵でもあるというね。とんでもなく嫌なやつなのに魅力を感じてしまう矛盾。ラストシーンで、さあアイツを食っちまえよ!って思っちゃいませんでした? 怖い怖い。 すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-11-02 16:40:11)

514.超久しぶりに再見。前回の印象は牢の中、檻の中のレクターしか残っていなかったのですが、今回も同様。独特な〝マスク〟で覆われた風貌もさることながら、ひたすら特殊な性癖とずば抜けた頭脳で勝負するあたりが斬新。脳筋で勝負するスタローン等とは対照的な、ある種のヒーローだと思います。
そのダークな輝きが強すぎて、個人的にはジョディ・フォスターも肝心の猟奇犯も霞んでしまった感じ。さすが名作だと思います。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-08 00:40:14)(良:1票)

513.アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターが最高。
皮剥ぎ事件より二人のやり取りが素敵。 まっかさん [DVD(字幕)] 8点(2021-09-23 08:07:33)

512.レクター博士の存在感が凄い。恐怖と魅力を同時に感じる稀有なキャラクターだ。
ツッコミ所はあるものの、トータルとしては良質なサスペンス。 alianさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-25 02:20:56)

511.《ネタバレ》 二人の主役の演技が素晴らしい(特にレクター)
サイコパスの思考を読むにはサイコパスを 今となっては珍しいことでもないですが、この頃でいえば斬新な発想だったのでしょうか

皮剥ぎ事件はおまけ 本編はハンニバル・レクターという人物像と脱獄 といった印象を受けました。
そのため、次回作には期待出来るが、今作の出来としては7点止まり
改めて鑑賞し、現状での評価をしているため、低めにはなっていると思います。
1991年に見た時に評価をすればもっと上かもしれません。 メメント66さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-04 19:22:37)

510.高校生の頃に、ジョディ・フォスター好きの同級生と新宿の映画館で見たのを覚えています。最高の傑作ですね。 wayfarerさん [映画館(字幕)] 9点(2020-06-14 02:25:55)

509.《ネタバレ》 レクターとクラリスが最初に出会う時の、アンソニー・ホプキンスの不気味な立ち姿。バッファーロービルとあいまって、この二人の対決にドキドキハラハラします。 ゆっきーさん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-26 08:16:02)

508.《ネタバレ》 プロファイリングという言葉が出始めたのはこの映画ぐらいからですかねぇ。

原案というか元になったFBI心理分析官?の本は読んだことがあって
異常犯罪者と色々接することで
異常犯罪者の特徴を推測するようなアプローチだった気がしますが、

まさにこの映画はその部分が痺れる部分であり
肝ですね。

某漫画が全くこの映画と同じ手法使っていて驚愕した記憶がありますが、
レクター博士との対話っていうのは、
それぐらい魅力的な部分でもあります。

が、肝心のバッファロー・ビルの事件は微妙かなぁ。
そのあたりが見事に描かれていたら文句つけようのない傑作だったかなぁって気がします。

とはいえ、主演二人が良すぎるので8点で シネマレビュー管理人さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-28 21:42:33)(良:1票)

507.緊張感と恐怖でいっぱいだった。 へまちさん [DVD(吹替)] 8点(2017-11-04 20:05:19)

506.レクターとクラリスの対立や、レクターのキャラ立ちは十分魅力的であったものの
肝心のバッファロービルの事件がおざなりになってしまって、解決のカタルシスはない。
なんか、長編ドラマの一話のような展開。。。
もっと開き直ってレクターとクラリスの対立シーンに集中した方がよかった気がする。 Donatelloさん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 01:23:47)

505.《ネタバレ》 ヒッチコックの『サイコ』を完全に無視したハリウッドが遂に降参してオスカーを与えた、サイコ・キラー映画の完成形。このジャンルでは無数のフォロワーが挑戦を重ねているけど、いまだに本作を凌駕する作品は現れていません。またこのお話はクラリスとレクター博士の異常なラブストーリーで、上司のクロフォードを交えた三角関係の物語でもあります。 ジョディ・フォスターにとってもこの映画に出演してレクター博士と向き合うことは過酷な体験だったそうで、続編の『ハンニバル』には降板してしまいました。そうなると、映画史上もっとも印象に残るサイコ・キラーを演じながら、続編でも脳みそを嬉々として喰っちゃうアンソニー・ホプキンスの方が役者としての器が大きいのか、はたまたそういう素質を持っている人なんでしょうか。と言いたくなるくらい、レクター博士はまさに“人間エイリアン・モンスター”と呼ぶにふさわしい存在でした。なんせ自分に関わったり通り道にいただけみたいな人でも、クラリス以外は足元にいるアリを踏み潰すみたいに殺しまくるんですから。確かにこれでは本筋のサイコ・キラーのバッファロー・ビルの影が薄くなってしまいます、そしてここがこの映画の微妙なところなんですね。まあビルは単なる狂言回しだと思うしかないです。 監督のジョナサン・デミは言うまでもなくなくロジャー・コーマン一派ですが、この映画では奇をてらわずオーソドックスな撮り方でなかなかの手腕を見せてくれます。そりゃ主役ふたりがあれだけの演技を見せてくれれば、傑作になるってもんですよ。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-26 21:15:01)(良:2票)

504.初見。静かな狂人アンソニー・ホプキンスと聡明で勇敢なジョディ・フォスターの対峙に見惚れるものの、その他の展開が無理筋が多く興醒めしてしまう。チルトンの最期が想像させられるラストショットが怖い。このように本作では見せない演出が博士の残虐さを際立たせる。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-03 00:19:18)

503.《ネタバレ》 ブラックお伽話としてみれば興味深いが、リアリズムの視点でみるといくつか難がある。
1 FBIの一員とはいえ、まだ訓練生の女性を一人で海千山千の猟奇殺人犯に対峙させるか?未解決事件を解決するため上司、クラリスそれぞれの思惑があるにしても説得力に欠ける。
2 上司が警告したにもかかわらず、クラリスが何の葛藤もなしに私生活を打ち明け、レクターにつけ入るすきを与える。信頼関係を築くためだろうが、トラウマを抱えているならなおさら警戒するのが普通。事件解決に向けた「虎穴に入らずんば…」とか「肉を切らせて骨を…」は、この場合該当しないだろう。せいぜい「ケガの功名」だな。クラリスの創作話という高等戦術であれば面白いが。
他にも警備の緩い刑務所(!)への移送等、レクターにとって都合よすぎる展開は弱点であるが、これらの内容がなければ(タイトルが意味するところの)物語が成立しないというジレンマに陥る作品。
また、前景にクラリスとレクターの会話が展開される場面、後景には職業として羊を飼い屠殺する牧場主の姿が脳裏に浮かんでくる。詳細は映画同様謎かけとしておくが、微かな差別を感じ不快感が残る。
上院議員の娘が救出される際、FBIに強い影響力を持つ親がいるためかクラリスに悪態をつきまくるのも変。終盤、バッファロー・ビルとの攻防は「暗くなるまで待って」のスーパーヒロイン版になっちゃった。
レクターの上目遣いの演技は心理学的に威嚇・攻撃・好意を表しているようで、思わせぶりなアップ場面等のカメラワークや心理描写・伏線張りで怖さを強調しているが、その手には乗らなかったよ。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-11-13 13:56:34)(良:1票)

502.脱走とか犯人を捕まえるシーンは緊迫するけど、やっぱりクラリスとレクター博士のやり取りにもっと重点置いてほしかったなと思いました。 さわきさん [地上波(字幕)] 7点(2016-10-28 17:14:10)

501.《ネタバレ》 3度目になってしまうけど投稿のために改めての見直し。レクターの脱走劇、バッファロー・ビルのアジト突入のすれ違い、真っ暗闇の中の殺人鬼との銃撃戦等々、初見の時のハラハラドキドキ感が鮮やかに蘇る。と同時に、細部の見落とし(ただ忘れていただけかもしれないが)に結構気付かされる。救急車で脱出するレクターが剥ぎ取った看守の顔面をマスク代わりに使っていたり、ラストシーンのレクターからクラリスへの電話で「古い友人と夕食」ってひょっとしてチルトンを食べるってこと?等々。3回目でも色々楽しませてくれる映画はやっぱり最高。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-10-26 16:13:54)

500.久々に見直しましたが、改めて面白かったですね。レクター博士の表情とセリフがヤバいくらい魅せられてしまいます。クラリスもさすがの表情で上手いです。シナリオも文句なく面白いし、緊張感あります。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 9点(2016-05-29 19:30:37)

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【点数情報】

Review人数 519人
平均点数 7.85点
000.00% line
161.16% line
210.19% line
320.39% line
4101.93% line
5285.39% line
6509.63% line
78616.57% line
813526.01% line
911021.19% line
109117.53% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.27点 Review33人
2 ストーリー評価 7.95点 Review41人
3 鑑賞後の後味 7.51点 Review39人
4 音楽評価 6.86点 Review30人
5 感泣評価 4.95点 Review22人

【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
作品賞 受賞 
主演男優賞アンソニー・ホプキンス受賞 
主演女優賞ジョディ・フォスター受賞 
監督賞ジョナサン・デミ受賞 
音響賞クリストファー・ニューマン〔録音〕候補(ノミネート) 
音響賞トム・フライシュマン候補(ノミネート) 
脚色賞テッド・タリー受賞 
編集賞クレイグ・マッケイ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジョディ・フォスター受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)アンソニー・ホプキンス候補(ノミネート) 
監督賞ジョナサン・デミ候補(ノミネート) 
脚本賞テッド・タリー候補(ノミネート) 

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