みんなのシネマレビュー

白夜行

2010年【日】 上映時間:149分
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
[ビャクヤコウ]
新規登録(2011-02-04)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-01-29)


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監督深川栄洋
キャスト堀北真希(女優)唐沢雪穂(容疑者の娘)
高良健吾(男優)桐原亮司(被害者の息子)
船越英一郎(男優)笹垣潤三(事件を追いかける刑事)
戸田恵子(女優)桐原弥生子(亮司の母親)
宮川一朗太(男優)寺崎忠夫(文代の恋人、事件容疑者で事故死)
黒部進(男優)三枝会長(雪穂のブティック経営の支援者)
姜暢雄(男優)篠塚一成(雪穂の夫)
今井悠貴(男優)桐原亮司(10歳)
田中哲司(男優)松浦勇(弥生子の愛人、質屋従業員)
山下容莉枝(女優)西本文代(雪穂の母親、事件容疑者で自殺)
中村久美(女優)唐沢礼子(雪穂の親戚で養母)
小池彩夢(女優)篠塚美佳(篠塚の妹)
篠田三郎(男優)篠塚義明(一成の父親)
粟田麗(女優)栗原典子
緑友利恵(女優)川島江利子
佐藤寛子(女優)笹垣克子
斎藤嘉樹(男優)秋吉雄一
喜多陽子(女優)
坂田聡(男優)
原作東野圭吾「白夜行」(集英社刊)
脚本深川栄洋
主題歌珠妃「夜想曲」
撮影石井浩一
製作ギャガ(「白夜行」製作委員会)
ポニーキャニオン(「白夜行」製作委員会)
ホリプロ(「白夜行」製作委員会)
集英社(「白夜行」製作委員会)
朝日新聞社(「白夜行」製作委員会)
WOWOW(「白夜行」製作委員会)
プロデューサー橋口一成
制作ホリプロ
配給ギャガ
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【クチコミ・感想】

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20.《ネタバレ》 テレビドラマよりは原作に近い感じか?いろいろアレンジしていたのが、まとめきれていない感じが。だが亮司の境遇に素直に涙してしまった。子役も良かったし。題材がすばらしいので何度かリメイクするのはありかな、「砂の器」みたいに。 ラグさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-16 17:12:30)


19.《ネタバレ》 原作未読でテレビドラマ版も見ていないので、「どこどこを削られたから不満」みたいな事にはならず、それなりに面白く見ていたわけだが、亮司を見つけた後の船越英一郎の演技に興醒め…。あれでOKが出るもんかな~…。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-10 13:30:38)

18.原作未読だが、そこそこ楽しめた。後で良く考えると現実的でないところも多々あるが、観ているときは気にならなかった。堀北の演技は平凡に感じたが、高良と船越は存在感があった。テレビ版も随分以前に観たと思うが、それよりは良かったのではないか思う。 ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-06 19:49:44)

17.この小説が大好きでテレビドラマ版、映画と観賞しましたが内容を端折りすぎて初見の人には何のこっちゃ理解不能!!
テレビドラマは純愛をテーマにし原作のよさを木端微塵にしてましたが、映画では濃厚でコクのあるスープを希釈して薄っぺらな味にした感じでした。
まぁ2時間程度であの内容を全て表現するのは無理でしょうが・・・・



bigpapiさん [DVD(邦画)] 3点(2011-09-03 03:39:26)

16.《ネタバレ》 原作を再現するのに精一杯って感じで特に面白みを感じませんでした。映画だけみると雪穂がただただ悪いように見えます。起こった事件だけ並べるよりも、もう少し亮司にもスポットを当ててもらいたかったです。 アフロさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-24 21:56:15)

15.う~ん..TVのサスペンスもの程度の物語..先が読めるし、驚くほどの展開もない..ひたすら暗く、長い、凡作... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-24 12:50:58)

14.原作既読だったが細かい内容は忘れていたので映画を見ながら思い出していった。東野圭吾の物語は犯人の犯行理由が切ないものが多いね。この物語はその典型。でもついつい物語に引き込まれていってしまう。 ぺんさん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-14 22:49:11)

13.原作既読だったのでついていけましたが、未読の方にはちょっとキツいかな?役者も映像も良いのですが、やはり長編小説を映画にまとめるのは難しいものですね。2人の対比をもう少し描いても良かったかも。 東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-13 13:12:02)

12.やはり2時間程度の尺では独特の世界観や二人の心情が深く
描き切れなかった。本作に至ってはドラマ版でないと描き切れない。

役者に至ってはちょっとしつこいくらいあざとい感じがした。

ちょっと陰湿しぎる映像が先に出てしまい過ぎていて
主人公2人に感情移入できなかった。 ナラタージュさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-05 19:22:29)

11.原作既読。というか偶然同じ日に「容疑者Xの献身」を観て(こちらも原作既読)、東野圭吾の才能に感服するのみだが、どちらも同じような感想を覚えた。詳しくは「容疑者Xの献身」のレビューに書いたが、簡単に言うとテレビドラマと映画の違いとは何か、ということである。比較するとこちらの白夜行の方が断然「映画」らしい。それがなぜかはよくわからないが、単純にキャストや脚本のようなものではないことは確かだ。しかしこの映画も途中から(特にラスト近く)急激に「テレビドラマ」化していく。一気に陳腐になってしまう。テレビドラマを批判するわけではなくて、私は「映画」が観たいから、テレビドラマになられてしまうと困るのだ。テレビドラマはテレビで観る。 Balrogさん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-04 09:42:51)

10.《ネタバレ》 時間の関係からカットされた部分の選択も見事なところで、原作に近い味わいだったと思います。個人的には(比較をしてもしょうがないですが)ドラマ版よりはこちら、です。
堀北真希、高良健吾の活躍はもちろん(あ、船越英一郎さんも)ですが、川島江利子を演じた緑友利恵、そして栗原典子の粟田麗。このふたりの存在が、よりこの映画を『白夜行』にしてくれたのだと思います。内容としても、映画化ものとしても、満足の7点。栗原典子がワインを飲むシーンの全編(バックで笹垣毒殺未遂のニュースが流れているところから)に、心の2点を差し上げます。 まつもとしんやさん [映画館(邦画)] 7点(2011-04-28 17:34:58)(良:1票)

9.《ネタバレ》 隠された謎をめぐるミステリーは映画向きではないというのは、あのサスペンスの巨匠ヒッチコックの言葉だが、それは、映画は見せてナンボだから。それをよく承知してこの映画は、謎解きをする船越がつねに画面を占めるというふうにはしないで、むしろその姿は画面から消えていく。そして、ほんらいの物語が展開したのち詰めの段階で、その物語の展開をすべて観ていたかのように事情に通じている船越がまた登場するというかたちにしている。なるほど「見せて」はいるのだが、サスペンス(宙吊り)のハラハラ感が足りない感じだ。以上ミステリーとサスペンスの違いを言おうとしたのだが、この作品は適例ではないのかも知れない。さて、問題はもっと別のところにあって、ミステリーが映画向きではないのは、人間描写に厚みがないからだ、と言っておこう(そもそもあの松本清張のヒロインたちが機能化されたものだった)。機能化された平板な人間像をミステリー小説的にはゆるせても、映像的には生身の人間として映る分いかにももの足らないことになってしまう。 ひと3さん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-08 22:24:23)

8.《ネタバレ》 東野圭吾の原作を読んだのは、2年前になる。ハードカバーの単行本は、ページが2段組み構成の500ページを越える長い長い小説だった。
純粋なミステリーというよりは、二人の男女の過酷な運命と、隠された真相に彩られた、壮大な「悲劇」だった。

数年前に放映されたテレビドラマは、まったく観ていなかったが、再び映像化するのならば、「映画」として、潔く過剰なまでに色濃く創り上げて欲しいと思っていた。

少し地味目なキャストと、新鋭の監督の起用に対して、いささか不安はあった。

しかし、導入部を観た時点で、不安は期待に転じた。

殺人事件を発見し逃げ惑う子供たちの“ぶさいくさ”、その表情をタイトルバックにする潔さ。
刑事や容疑者たちのどこかうらぶれた表情を画面いっぱいに映し出し、殺人事件そのものよりも、事件が起きた環境とその人間模様の異様さを表す演出には、期待した“色濃さ”があった。

地味目なキャスティングも、この物語の本質である“人間の不確かさ”を表現するための必要な手段だったのだろうと思った。

とても満足感を伴う映画だったと思うのだが、最後の最後、物語の締め方には不満が残る。

主人公の二人、雪穂と亮司の隠し続けられてきた心と心の“つながり”を、もっとしっかり描くべきだったと思う。
最後の最後まで亮司との関わりを否定し貫き通す雪穂の「決意」は、絶対に描くべき要素だが、映画ではそれのみが描かれるため、最終的に雪穂が亮司を“切り捨てた”という印象が強く残ってしまった。

亮司が最後に船越英一郎演じる笹垣と対峙し、自らの積み重ねた行為に対して”悔恨”を垣間見せる様も描くべきではなかった。

そして、最後の最後に船越に語らせすぎた。(サスペンスの帝王の“顔”を覗かせてしまった……)

20年に及ぶ悲劇の中で、彼らが繰り広げた罪と罰、そこには常軌を逸した「覚悟」と
揺るぎない「愛」があったはずだ。
原作の空気感を踏襲した上質な切り口をみせてくれた映画だっただけに、もっとも肝となるべきその「覚悟」と「愛」が描き切れなかったことは、残念。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-13 11:22:43)(良:1票)

7.話に引き込まれました。雪穂役の堀北真希は正解だと思いました。悪女とは真逆の印象を持つ彼女が演じてこそだと思います。他の役者陣も素晴らしかったと思います。原作も読んでみたいと思います。 tonaoさん [映画館(邦画)] 8点(2011-02-13 11:12:27)

6.《ネタバレ》 導入部の土砂降りの雨、索漠とした葦原など、銀残しによる寒色系で統一された硬質な画調に味がある。うらぶれ感の良く出た住宅街の美術もいい。

掘北真希の纏う冷たい純白の陽と、通風ダクトの闇に魘される高良健吾の陰。
手にこびり付いた父親の血、現像用暗室の赤、ワインの赤は、流血の運命を予告する。

警察車両3台が、農道を延々と横移動するロングテイクなどには気合が感じられるし、刑事(船越英一郎)が電話しているテレフォンブースの後景や聞き込み中の託児所の窓ガラスにさりげなく人影を映りこませたり、掘北の足音をオフで響かせる演出なども工夫されているのだが。

終盤の謎解きシーンで語り口が一気に陳腐化してしまうのが勿体無い。『砂の器』的に感傷を煽る音楽と補足説明が安易で興ざめさせられる。

折角、実子とのシーンを台詞無しで積み重ねてきたはずが、船越の屋上での台詞過多もこれを台無しにする。残念。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-12 20:19:44)

5.《ネタバレ》 昔、ドラマ版は見てた。原作未読。
ドラマ版は2人協力していつかなんとか、いつかどうにかしたい
というのが表現されていたと思うが
映画版は女が男を利用するだけ利用して冷たく捨てたようにしか見えなかった。
これは時間が短いからという問題ではないと思うのだが…
その他、全体の雰囲気などはかなり良かったと思うだけに残念。
キャスティングは賛否両論あると思うが自分は特に気にならず。 虎王さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-12 17:44:27)

4.《ネタバレ》 原作未読です。早い段階から薄々勘付きながらも最後に明かされる事実に震えました。空気が震える効果音、船越の演技力、重みのある映像が素晴らしかった。 osamuraiさん [映画館(邦画)] 8点(2011-02-09 00:58:15)

3.《ネタバレ》 本作を観終えたとき、原作を読み終えたときと同じように心がざわついていた。悪くないと思う。少なくとも、キャラの性格を読み違えていたとしか思えないドラマよりは原作の味わいを享受できる。しかし、どうにも納得できないことがある。映画は原作とは離れて評価されるべきではあるが、私の原作解釈との違いに言及させてください。以下、ネタバレしますのでご注意。言いたいのは、原作を読んで感じた雪穂と亮司の関係に対して本作の解釈が随分と違うこと。原作には描かれない二人のコミュニケーションをモールス信号にしたのは映画なりの工夫だったが、それによって伝えられるのは雪穂が痛めつけたい相手の名前のみ。まるで亮司を犯罪マシーンとして扱うためのアレンジである。その流れのまま亮司は自殺する。犯してきた罪への呵責であろう。とてもわかり易いのだが、少なくとも原作では雪穂が自身の野望のためだけに亮司を利用していたとは思えない。原作には、亮司が雪穂をサポートするための準備を周到に進める描写がある。殺人と強姦だけではなく複雑な内容も含まれる。コミュニケーションの方法は示されないが、二人は密に情報を交換し、二人で計画を練り、二人で実行してきたはずなのである。亮司は事故死するが、事故さえなければその関係が終わるような空気も無かった。被害者の息子と容疑者の娘として表立って接触できない二人の関係を読み解くヒントは雪穂の「私には太陽に代わるものがあった」という言葉だけであるが、それが本作のような関係だったとはどうしても思えない。解りやすい映画にはなったが、個人的にはテーマに連なる最も大切な部分に安直な回答を嵌めたように思える。「太陽に代わるもの」と捕らえていたのは亮司も同じ。明かされないコミュニケーションの中で、目の前にある障害の排除以外に二人が何を話していたのかは想像するしかない。二人はどこかへ行き着くために犯罪を重ねていたと私は思う。二人で太陽の下に出られる場所を捜していたと思いたい。原作には白夜行の行き先を想像させられたが、本作の白夜行には目的地がありません。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-07 21:05:37)(良:2票)

2.原作もドラマも知らなかった自分としてはすごく面白かった映画。
この映画版の良さとして、役者たちの入魂の演技はあげられると思います。
2時間半の長い映画ですが、この登場人物たちの演技をじっくり描くのには必要な時間です。
この淡々とした空気もこの映画にはあっています。
重く苦しい内容であるし、G(全年齢)指定だとはとても思えない性描写もあるので万人向けではないです。
それでも自分はこの映画は気に入りました。重圧で、堅実な日本映画を観たい方におすすめします。
登場人物が多いので、頭の中で整理しながら観てください。 ヒナタカさん [映画館(邦画)] 8点(2011-02-06 23:39:31)

1.《ネタバレ》 サスペンス映画の出来としてはまあまあのところかと思います。伏線も一応すべて回収されていますし。ただ謎解きはそれほど複雑でないので、ラストのカタルシスみたいなものは薄いです。不満と言えばメインキャストであるところの堀北・高良2人の出番があまりに少ないこと。子役の方が出番多いんじゃないかと思うくらいです。出番少ない上に2人とも感情を押し殺した静かな演技なため、むしろ主演は視聴者と同じ目線で動く船越英一郎のようにも思えました。二人のシーンが少ないのと、元が小説ということもあって、次々と登場しては消されていく二人の周囲の人間は、名前を覚える前にいなくなってしまう感じさえしました(名前は漢字表記が出てこなくて音だけだと覚えづらいです)。そんな感じで、堀北目当てのファン(実は私もですが)が見に行くと、ちょっと肩すかしを食うかも。 蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-04 08:12:32)

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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 5.45点
000.00% line
112.50% line
200.00% line
325.00% line
4717.50% line
5820.00% line
61435.00% line
7512.50% line
837.50% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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