みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.《ネタバレ》 あらどうしましょう、私コレ結構好きです。 靴擦れでできた水ぶくれをプツンと刺して潰すアップで一気に吸い込まれました。 何気ないセリフやシーンが伏線になってたり意味を持ってたりと、なかなか繊細で丁寧だなと感じました。 靴擦れと家政婦さんの「靴が小さいの?」がチャーリーとのズレだったのかもね、あの年齢になれば足のサイズはもう変わりませんから。 「マダム○○のとこへ帰る?」とか「無駄な殺生よ」なんてのもそうですね。 ニコール演じるお母さんは一見すると浮世離れしたお母さんなんですが、全て知っていて、夫の死とその弟チャーリー、娘にさえ実は恐れおののいているという雰囲気が伝わってきましたよ、チャーリーの登場から無力ながらも彼女のやり方で自分と娘を守ろうとしていたのじゃないかなぁ。最初はチャーリーを誘惑してるようにみえたけど。 結局インディアが母親を守ったことになり、「父親が死んでこれからは娘の世話は母親が・・・」「その反対よ」なんていうお手伝いさん二人の会話を思い出すことに。 観終わってからオープニングのシーンとモノローグに「あーそうだったのか」なんて思える作品でした。 「ブレイクアウト」も本作もニコール・キッドマンはこんな大きな子供のいるお母さん役をやるようになったんですねぇ、本作ではよそよそしい母娘だし最初は父親の再婚相手で継母なのかと思ったけどそうじゃなかったです。 インディア役の女優さんとか最近出てきた若い女優さんは華々しい強烈な個性はなく、あっさりしてて、なんかしょうゆ顔の白人みたいな感じの人が多いな、なんて感じてます。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-05 20:44:02)(良:1票) 13.《ネタバレ》 謎の交通事故により、愛する父親を突然失ってしまい、哀しみに沈む18歳の多感な女の子、インディア。何故か哀しみの色をみせない母親と共に、葬儀へと臨んでいたらそこに長年疎遠にしていたチャーリーという叔父が現れる。怪しげな雰囲気漂うチャーリーとしばらく共同生活を送ることになったインディア。しかし、そこから彼女を取り巻く現実が徐々に歪み始めてゆくのだった…。人とはちょっぴり違う現実を生きる、精神的に不安定な少女の不穏な日常を詩的でとても美しく、だがどこか怪しい淫靡な映像で描き出した、まるでいびつな宝石箱のようなダーク・メルヘン。いやー、良いですね、これ。いままで履き続けてきた大小様々な靴に囲まれベッドに横たわるインディアや、床を這っていた小さな蜘蛛が彼女の脚を伝い、そしてそのスカートの奥に隠された領域へと忍び込んでいったり…。そんな、常に何処かで大切な何かが壊れてゆくようなセンス溢れる映像&音楽にかなり惹き込まれました。他にも、まるで作り物のような目をしたチャーリーの突発的に露わになる狂気描写や、何かをひた隠すように振舞う母親のいかにも不穏な行動とか(ニコール・キッドマンが良い感じ!)、そんな徹底的に現実感を排除した大きな洋館の中で繰り広げられる怪しいストーリーを、イノセントな少女目線で描き出したこの秀逸な世界観には、中盤、若干の中だるみがあるとはいえ、素直に酔いしれることが出来ました。欲を言えば、インディアがもう少し幼い年齢でも良かったかなーとも思うけど(え、誰がロリコンだって?笑)、もろ俺好みのこのダークで淫靡な作品、うん、なかなか良かったっす! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-30 07:52:41)(良:1票) 12.《ネタバレ》 サイコキラーとして開花する少女の話をただ眺めているだけ。狂っているのに魅力的に感じられない。制約の多いハリウッドではパク監督のはっちゃけた演出も活かせず、映像美で勝負しても、平凡でありきたりな火曜サスペンス劇場を見ているようだった。血は争えないと言われたらそれまでで、こんなに「一体何が言いたかったんだ?」と思えた映画は久しぶり。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-12-25 20:31:15) 11.《ネタバレ》 ひとことで言えば映像美に拘ったサスペンスホラーかな? 皆さんのご指摘どおり、先読み可能や既視感は否めず、決して練り込まれた秀逸なサスペンスという感じではないです。とは言えそれを十分に補うだけの魅力を感じる作品であり、評価は分かれますね。 殺人者の血筋とその目覚め。愛する娘を呪われた血から遠ざけるべく、狩猟による快楽に誘い続けた父。全てを知りながら心から真実を受け入れられずにいた母。そして、自らの運命に心のどこかで気付いていた娘と、目覚めを待ち望んでいた叔父。ダークで救いようのない世界…。 日々報道される事件事故を思えば、これは実はどこにでもある現実をデフォルメしただけなんだろうなぁ、などと思ってしまう今日この頃です。あぁ恐い。 ちなみに、原題より邦題の方が少しだけ良いかも。イノセントと言い切ってしまうことがまた恐いけれど。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-04 14:29:00) 10.《ネタバレ》 こんな中途半端なミステリーサスペンスにするくらいなら、もっとエロを増やして残酷描写も増量してだね、おもいっきりB級なノリにすれば面白くなっただろうに。全体の雰囲気はいいんだけどね。展開がありきたりすぎて先が読めてしまいます。少女の微妙な心の変化を丁寧に描いている点は評価できるが…。 あと、邦題も全然駄目。面白みがない。なので私が勝手に考えてみました。『ストーカー/狙われた母と娘』もしくは『リベンジ/愛と復讐の晩歌』。どうでしょう、B級所かC級感満載ですね。おまけにパクリも入ってるし、、すいませんでした。『イノセント・ガーデン』でいいです。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-28 21:29:17) 9.ピアノ四手連弾のシーンがとても綺麗に撮れていたのが印象的な映画です。怪しい雰囲気は邦題や予告編から感じた時がピークであり、映画自体はとても退屈でした。ゲイであることを告白したウェントワース・ミラーが、なぜこのような脚本を書いたのかが気になります。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 2点(2014-08-10 07:19:44) 8.サスペンスとしては、緊迫感や恐怖は感じませんでした。ミステリーとしてはほぼ予想どおりの展開で意外性はありませんでした。でもシリアルキラーになるような人間は先天的にその素質があるという設定は新しい気がします。実際どうなんでしょうか。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-06-30 21:39:24) 7.《ネタバレ》 期待してましたが、昔からある「悪い種子」系なのでわりとありふれた内容。 最初の1時間弱は、ブータレ娘と妖しいママがだらだらしていてたいくつでした。 叔父登場でストーリーが進んでいくのですが、ぞわ~~とした恐怖感も無しで終了。 【木村家の娘】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-06-23 11:23:30) 6.《ネタバレ》 昔の少女漫画のサスペンスものみたい・・・。 なんか不穏なムードが高まって・・・どきどき・・・怖っと思ったら・・・すべて中途はんぱ。雰囲気だけね。 インディア最初の殺し(実際手を下すのは叔父だけど)もちょっと殺しとくか~くらいでおいおいそのくらいで殺されちゃたまんないなあ…って感じ。まあいじめっこからかばってくれたりしてたのも下心があったからなんだけど、その方が許せなかったのかな。 インディア母もなんかわかってんだかわかってないんだか頭悪~ってかんじでニコール・キッドマンの無駄遣いでは…。 母娘の確執も中途半端なかんじだし。インディアに「親は子供の幸せを願うものだけど私は違う」ってセリフは良かったけど、今までそこまでの感情が表現されてたようにはおもえないのですが。 最後保安官を狩ってしまうとこは余計なんではと思った。そこまで殺しの衝動を抑えられないんじゃ捕まるしかないし、それだったらいっそダークファンタジーな作りにしてもっと非現実的にしたらよかったのになあ。そんで庭は死体がたくさん埋まってるの。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-04-13 15:36:20) 5.最初は演出過多で笑ってしまう部分もあったが終盤になって引き締まった。それにしても邦題が陳腐。最近こういう例が多いが、せっかくの良品なのに邦題やパッケージが足を引っ張ることになるのはいかがなものでしょうか。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-12-28 20:42:28) 4.《ネタバレ》 ミア・ワシコウスカやニコール・キッドマンの役はありきたり過ぎ。根暗と妖艶な女性を演じる2人は、過去の作品にもあったでしょう。非常に地味な作りで、派手なサスペンス作品を期待すると肩透かしをくらいます。少女が快楽殺人鬼になる過程を描いていますが、どうも見せ方がよろしくないのか、切り替わりが解り辛い。原作を一度読んでみたいですね。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-12-25 16:40:26) 3.《ネタバレ》 音楽や映像などとても美しく引き込まれました。とくに連弾の場面が美しい。サントラを買っちゃおうかと思うくらい。反面、ストーリーや脚本はどうもいまひとつ……。テレビドラマのデクスターから笑いを取って、ピアノレッスンとヴァージンスーサイズを足して割ったような感じ。精神障害者の描き方も稚拙で、なんか偏見を助長しそう。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-16 17:14:36) 2.《ネタバレ》 無口なミア・ワシコウスカは変わった環境下に置かれていることもありミステリアスな雰囲気を醸し出している。ただストーリーは色々と疑問符が付くトコが多い。無口な美人を適当に画面で泳がせておけば、外見の良さがあるので観る側で色々と勝手に妄想を膨らませ脚本の粗も誤魔化せる、と思ったんだろうか。ニコール・キッドマンも美人なだけで無能な成金未亡人って設定通りで全く面白みがない愚かな役柄だった。少女から女性に成長する事により快楽殺人(狩猟性?)に目覚める主人公。結局、叔父だけが異常に見えてたが、その血を引いている主人公もエクスタシーを感じ遂に目覚めた、と。そうなると小さな頃に弟の所業を見ていた親父が、実の子に狩猟を教え込む理由も色々考えられる。あ、製作者の思惑に引っかかっている気が。 しかし、あそこまでヤっちゃうと破滅しかないワケで、鋭すぎる感性って設定も無意味だな。盛大に殺っちゃうのは絵づら的には良いけどね。 カメラワークと映像美、音楽は良かったので雰囲気は悪くないですね。美人は得だなぁとしみじみ思いました。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-06 22:44:26) 1.イノセントガーデンという邦題はなかなか的を得ていると思った。 【黒ネコ】さん [映画館(吹替)] 7点(2013-06-02 21:18:20)
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