みんなのシネマレビュー

ファウスト(1926)

Faust
1926年【独】
ドラマサイレントモノクロ映画
[ファウスト]
新規登録(2004-10-21)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2010-08-13)【にじばぶ】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督F・W・ムルナウ
キャストエスタ・エクマン[1890年生](男優)ファウスト
エミール・ヤニングス(男優)メフィスト
カミルラ・ホルン(女優)マルガレーテ・グレーチヘン
脚本ハンス・カイザー
撮影カール・ホフマン
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【クチコミ・感想】

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3.ゲーテの戯曲を元にしたムルナウの傑作。
ムルナウの幻想的な演出はモチロン、冷徹なまでに重厚な空気で包まれる。

天上の天使と悪魔に運命を翻弄される人間たち。
疫病の苦しみから逃れるため、悪魔を召喚してしまうゲーテ。
メフィストフェレスはどんな願いも叶えてしまう。制約をしいて。
疫病と救世主、年老いたゲーテは己の無力さに絶望する。
若返り漲るような力を得ようと、結局は悪魔の力によって再び絶望に暮れてしまう。
余りに救いようが無い。

一時の幸せも、瞬く間に惨たらしく散っていく。

恐ろしいまでに冷徹な描写。

だが、ラストのあの美しさは何なのだろうか。あんな終わり方をされたら、黙って泣くしかないじゃないか。
何て最高に卑怯で泣ける泣けるクライマックスなんだ・・・。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-20 01:08:16)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ファウスト役のエスタ・エクマンという人は初めてお目にかかりましたが、自分が今まで観てきた映画の出演者の中でも、間違いなく一番のハマリ役というほどの風貌で、この映画に出るためだけに生まれてきたんじゃないかとまで思えてきます。
ストーリーは、悪魔に魂を売り若さを手に入れたファウストが多難の末に元の老人の姿に戻る展開ですが、悪魔に魂を売るきっかけというのが自己満足などではなく世を救いたいという理由からであり、また、若さを手に入れたことによって、ファウストではなく自分が愛した相手に不幸が訪れるというダブルの不条理劇が、一筋縄ではいかない面白さが出ていて良かったと思いました。
前半のあたりで、書物を燃やすシーンやメフィストとの絡みのシーンは非常に迫力に満ちていて見応えがありましたが、それ以降はややトーンが下り調子になってしまったのが今一つといった感じがありましたし、最後のシーンも、出てくる言葉が読めてしまい、ストレートで普遍性のあるストーリーが好きな自分でも、さすがにここだけはクサいなぁと思ってしまいました。〔柳下美恵さんの伴奏付きで鑑賞〕 もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-16 23:52:51)

1.広野を行くような「サンライズ」、沃野に浸るような「最後の人」の映像表現に触れた者としましては、もはやムルナウは信仰の対象として奉る存在として生きていることをこの「ファウスト」をもってまたまた再確認するのみなのです。ドンドコ飛び出す視覚効果には圧倒されますが、そういった魅せる技術をしっかり支えているのは、構図であり光でありセットの造形美であり出演陣の表現力であり衣装でありメイクであります。この映画は頭のてっぺんから尻尾の先までアンコが詰まったタイ焼きのような豊満さ、アメ細工のような繊細さ、とろけるようなクレープの芳醇さ、それらが始まった瞬間から終わる瞬間まで一時も減じられることなく包み込んでいるのです。川や滝、山や森のミニチュア、宮殿の祝宴シーン、メフィストのつり上がった眉毛、カミルラ・ホルンの麗しき肢体、ラストの雲間の太陽の輝き・・・、この映画には魂を売ってしまう価値があるのです。まだまだ映画が見えていない自分に自戒と自省を込めて。 彦馬さん 10点(2005-01-07 19:49:06)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.67点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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