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情婦

Witness for the Prosecution
1957年【米】 上映時間:116分
ドラマサスペンス法廷ものモノクロ映画ミステリー小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[ジョウフ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-02-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(1958-03-01)


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監督ビリー・ワイルダー
キャストマレーネ・ディートリッヒ(女優)クリスチーネ・ヘルム・ヴォール
チャールズ・ロートン〔男優〕(男優)ウィルフリッド・ロバーツ卿
タイロン・パワー(男優)レナード・スティーブン・ヴォール
エルザ・ランチェスター(女優)ミス・プリムソール
ジョン・ウィリアムズ〔男優・1903年生〕(男優)ブロガン・ムーア
トリン・サッチャー(男優)マイヤーズ
ヘンリー・ダニエル(男優)メイヒュー
ノーマ・ヴァーデン(女優)フレンチ夫人
初井言栄クリスチーネ・ヘルム・ヴォール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
雨森雅司ウィルフリッド・ロバーツ卿(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人レナード・スティーブン・ヴォール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高橋和枝ミス・プリムソール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中村正[声優]ブロガン・ムーア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫マイヤーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作アガサ・クリスティ「検察側の証人」
脚本ビリー・ワイルダー
ハリー・カーニッツ
撮影ラッセル・ハーラン
製作総指揮エドワード・スモール(ノンクレジット)
配給松竹
ユナイテッド・アーチスツ
美術アレクサンドル・トローネ(美術監督)
ハワード・ブリストル(セット)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(ノンクレジット)
編集ダニエル・マンデル(編集)
録音ゴードン・ソーヤー
その他アーネスト・ゴールド(指揮)
エドワード・スモール(プレゼンター)
ドーン・ヘリソン(プロダクション補)
あらすじ
ロンドンの老弁護士ウィルフレッド卿(チャールズ・ロートン)を頼ってきた発明家ヴォール(タイロン・パワー)。容疑は富豪の未亡人殺し。彼女の遺産を相続することになっていたため、嫌疑はいっそう深まるが、妻クリスチーネ(マレーネ・ディートリッヒ)がアリバイを証明するという・・・。原作はアガサ・クリスティー『検察側の証人』で、ロングランを記録した舞台を映画化。「結末は、決して人には話さないで下さい」。ビリー・ワイルダー監督。

円盤人】さん(2004-10-09)
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【クチコミ・感想】

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94.最後のどんでん返しにはやはり驚きました。脚本の出来が素晴らしく、また老弁護士と看護婦の掛け合いがコミカルで楽しい映画です。最後にこうも清々しい気持ちにさせてくれる法廷物もなかなか無いのではないでしょうか。法廷物好きな人なら要チェックですね。そうでない人にもお薦め出来る作品でしょう。 たにっちさん 9点(2004-02-19 23:27:04)

93.うーん。うまい。言う事無しに面白い。しかしマレーネデートリッヒはこれで54歳っていうんだから化け物。 ぷりんぐるしゅさん 10点(2004-02-12 15:56:15)

92.観終わった後、思わず拍手をしてしまう。そんな映画です。 患部さん 10点(2004-01-30 13:13:14)

91.《ネタバレ》 法廷の外で彼の無罪を聞き、思わず壁に寄りかかって泣くクリスチーネ。悔し涙にしてはあの表情…?と一瞬気には留まったものの、予想をはるかに上回る意外な結末に脱帽。バランスよくコメディを含みながら綴られるストーリー、そこに漂う程よい緊張感、マレーネ・ディートリッヒの美貌…これは間違いなく法廷サスペンスの傑作。 SAEKOさん 10点(2004-01-22 06:00:47)

90.《ネタバレ》 サスペンス映画の感想を読むたびに、必ずといってもいいほど「自分は最後のオチは観る前から分かった」と誇らしげに言う人がいるものである。まあ「ユージュアル・サスペクツ」ならともかく本作の「2回目」のどんでん返しを予想できた人はあまりいないのではないかと思う。これを唐突だと言う人もいるが情事絡みの事件なんて往々にして衝動的に起こるものではないだろうか。男と女の関係は、計画通りに進まず当人たちが思いもしない方向に進んでしまうということだろう。一見、的外れに思えるこの邦題が実は相当の核心を突いたものだということに鑑賞後、気づかされた。 Copperfieldさん 9点(2004-01-17 08:22:49)(良:2票)

89.50年代製作ということを考えれば..脚本がすばらし~... コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-16 12:19:00)

88.《ネタバレ》 JTNEWSを初めて拝見した時、コレと「バック・トゥ・ザ・フュ-チャ-」と「ショーシャンクの空に」がココのベスト3。どれも10点を付けていない私は自分が一般的ではないことを改めて思い知った。でもこの3作品の中ではこの「情婦」が断然好きです。高木ブー演じる弁護士がいい味だしてます。(高木ブーじゃないって。) オチも爽快!後半私も髙木ブー演じる(演じてないって)弁護士同様うまくいきすぎてると感じていたんです。そしたらあれでしょ。そんでもってあれでしょ。そのうえ看護婦さんがこうくるでしょ。いやー天晴れ!でもなんであんな所にナイフがあるの?何か見落としてます?
R&Aさん 8点(2004-01-15 11:27:17)(笑:1票)

87.脚本も良いが、登場人物全てを魅力的なキャラクターに仕立て上げた演出が素晴らしい。とくに面倒見のよすぎる看護婦とやんちゃ坊主のような弁護士の全編にわたるやりとりが、この作品の印象を暖かいものにしている。結末がわかっていても、何度でも見たくなる作品です。 北の空からさん 9点(2004-01-12 19:33:40)

86.法廷サスペンスにしてはおもしろかった。個々のキャラクターがおしゃれで憎めないのはやっぱりワイルダーだからでしょうか。サスペンス劇場などの法廷ものとはやっぱり違う。でも、どんでん返しにはあまり驚かなかったし、傑作中の傑作ってほどにも思えなかったので6点。 YUさん 6点(2004-01-11 06:27:29)

85.大どんでん返しは言うまでもないですが、そこにいたる描き方も実に巧妙。ファーストシーンから悪態をつく弁護士、「このおっさんどんな奴やねん」と思っていたら、帰還をワクワクして待っている従業員達。小憎たらしいけどいかにも憎めないキャラクターだというのが2シーンでわかります。同じような形でタイロン・パワーにも、ディートリッヒにも描写が重ねられていて、この人達の行く末から目が離せなくさせてしまう。タイロン・パワーが帽子屋で見せるあの笑顔、「きったねぇ!」と思ってしまいます。職人の作品だなと感じました。 神谷玄次郎さん 10点(2004-01-09 20:05:18)

84.《ネタバレ》 なぜにここで高得点なのかわからない、何かの陰謀じゃないかと
疑ってしまうほどの駄作に感じた。
というか、もう今となっては、演出も脚本も演技も
カメラワークもなにもかも古い。
セリフのあまりの多さにも辟易。
役者たちは表情に乏しいか、あるいは臭い演技。
ラストのこれまたラストのどんでん返しもとって付けたような
唐突さがある。
最後の事件も、これまた唐突で無理があると感じた。
しかし、批判の多い情婦という邦題の意味は納得した。 うさぎさん 0点(2003-12-29 20:46:42)(笑:1票)

83.レビューの好評価どおりの素晴らしい作品。ややもすれば重くなる題材だが,ビリー・ワイルダーのテンポのよい軽妙な演出が冴える本作はむしろ爽快&痛快。ラストのどんでん返しには本当に唸らされた。ただただ惜しいのが邦題。あれじゃ別種の映画と誤解されてもしょうがないし,実際私もこのレビューを読むまで法廷モノだとは思いもしなかったから。 veryautumnさん 9点(2003-12-25 10:25:45)

82.《ネタバレ》 この映画の場合は「ネタバレ」が完全に致命傷になるので、未見の人はこれを読まないように絶対に注意してください。 この映画に「どんでん返し」が有るとういうことは有名で、相当こちらもいろんなオチを想定しながら身構えて見ました。 まず、傍聴席に看護婦と一緒にいた女性。毎回熱心に傍聴していて、涙も見せていました。この時点で彼女が最後に事件に関わってくることは分かりました。(綺麗な女優さんだということも手伝いました)。 僕が予想したオチはこうです。「ボールのドイツ人妻は夫の浮気に気付いていた。その浮気相手をお金持ちの婦人と勘違いして殺害する。すると、上手い具合に夫が容疑者となってしまう。依然として夫の浮気が許せなかったドイツ人妻はボールに罪をかぶせようとする為に不利な証言を始める。しかし本当の浮気相手は傍聴席にいた女性だった。」というものでした。 絶対に自信が有る推理でしたが、見事に玉砕されました。 この映画のオチを完全に予想できる人っているのかな?
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-23 14:38:17)

81.《ネタバレ》 犯人が誰であるかの客観的かつ確定的な証拠を一切提示せず、また提示しても被告側弁護人によって次々と「疑わしい、信用できない」証拠として見るものをも欺いていくのは、推理小説を単なる『謎解きゲーム』とせず『文学』をしているクリスティのクリスティたる所以であろう。ともすれば重くなりがちな雰囲気を老練な弁護士とベテラン看護婦の軽妙なやり取りで救済しているあたりは流石ワイルダーである。ラストのどんでん返しは、観る者の主観を、レナードから弁護士へ、息つく暇なくクリスチーネへと移り行くことを余儀なくする。最後の最後、誰もが期待するセリフを弁護士に言わせ、うるさいオバチャンと思っていた看護婦もユーモアたっぷりに返す。誰もが痛快な気持に浸ることが出来るであろう。まさに傑作! pony-boyさん 9点(2003-12-21 18:16:13)

80.頑固な太った弁護士など個性溢れるキャラクター達が、いい味を出していて良かったです。 ゆきいちさん 10点(2003-12-21 17:56:21)

79.アガサ・クリスティの原作を、ビリーワイルダーが映画化。
良い素材を、最高のシェフが、最適な調理法で仕上げたとも言うべき本作。
緊迫の法廷劇を、個性豊かな登場人物とユーモアで、一気に飽きさせずみせます。
それにしてもビリーワイルダーのコメディセンスは素晴らしい。
およそ半世紀前とは思えぬテンポの良さで、ばりばり現代っ子のうちの娘たちをも魅了してしまうのだから。
上質なものは色褪せないという良い見本ですね。
poppoさん 9点(2003-12-20 13:49:35)(良:1票)

78.最後のどんでん返しは途中まではなるほど~って思ってたけど、新しい女が出てきたあたりでなんかさめてしまった。そこだけマイナス。 ボーリックさん 8点(2003-12-18 00:42:28)

77.十数年前、大学生のときに観た。それ以来、マイベスト3にランクインし続けている。とにかくラストに体が震えるほどの衝撃を受けたことが強烈な印象として残っている。映画を観て、あんなにユカイ、ツーカイな気持ちになったのは初めてだった。映画の素晴らしさを教えてくれた作品。また見直したい。ワイルダー監督ありがとう。 やすたろさん 10点(2003-12-18 00:07:21)


76.とても上質な映画だと思います。
オチ自体は今になってみると、たぶんそれほど驚きでもないんだろうけど、やはりプロットがそもそもいいことと、ビリー・ワイルダーのうまさで、何度観ても面白い映画だと思います。ワイルダーのテンポも、際だってますね。
clownさん 9点(2003-12-17 06:20:20)

75.最後のどんでん返しはお見事!夫人がかわいそうですなー。夫、深く書きすぎるとラストがばれるのでやめておきますが、この超一流の演出はビリーワイルダーの真骨頂ですなー!ほんと、参りました。人間心理をついた名作です。 たましろさん 10点(2003-12-17 00:36:36)

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【点数情報】

Review人数 314人
平均点数 8.44点
010.32% line
110.32% line
200.00% line
300.00% line
441.27% line
582.55% line
6134.14% line
73310.51% line
87724.52% line
910132.17% line
107624.20% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.94点 Review34人
2 ストーリー評価 8.79点 Review43人
3 鑑賞後の後味 8.78点 Review41人
4 音楽評価 6.10点 Review20人
5 感泣評価 4.50点 Review16人

【アカデミー賞 情報】

1957年 30回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞チャールズ・ロートン〔男優〕候補(ノミネート) 
助演女優賞エルザ・ランチェスター候補(ノミネート) 
監督賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
音響賞ゴードン・ソーヤー候補(ノミネート) 
編集賞ダニエル・マンデル(編集)候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1957年 15回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)マレーネ・ディートリッヒ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)チャールズ・ロートン〔男優〕候補(ノミネート) 
助演女優賞エルザ・ランチェスター受賞 
監督賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 

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