みんなのシネマレビュー
トントさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637

421.  母と子(1938) 《ネタバレ》 タイトルほど簡単な話ではなかった。 妾とその娘の話である。 妾を囲ってる男が完全にマヒしてて、 その女性が亡くなった時も仕事が忙しいからとか言う感じである。 妾の娘も強引に他につきあってる女性のいる社員とくっつけようとする男だった。 最後、その男の会社の業績発表の場で終わる。 戦前の映画だが、組織の非人間性が現れてきている。 妾の娘を若き田中絹代が活き活きと演じていたのが救いだった。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-22 12:13:50)《改行有》

422.  淑女は何を忘れたか 《ネタバレ》 ほんの2~3本前までサイレントを撮っていた頃の作品。 小津らしいコメディ映画である。 やはり小津の笑いのツボはサイレントで鍛えられたらしい。 是非、小津のサイレントも観なければ・・ この映画、面白いところは多いのだが、何といっても おじさんと親せきの娘さんの名コンビぶり。 二人がコート着て、娘さんはちょっと酔っていて、 この二人で動く動きが絶妙![ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-20 10:46:02)《改行有》

423.  来る 《ネタバレ》 最初はCMに出てくるような裕福層の不安みたいのを描いてると思いきや、 後半、からっぽ親子に育てられた子どもの孤独や中絶された子の命などがテーマに なってきて、日本の文化のお祓いとの対決になってくるとこは、見ごたえあった。 大友克洋の「童夢」のような話に意味を与えたような作品だった。[DVD(邦画)] 7点(2019-10-19 23:17:47)《改行有》

424.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。 女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。 観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。 この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。 しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、 どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-17 03:06:43)《改行有》

425.  戸田家の兄妹 《ネタバレ》 今、戦前の映画に興味をもって観ているが、 小津安二郎が国策映画を撮ったから、あのような 独特の小津映画ができたのかなと思っていたが、その仮説が 見事に間違いと気づかされた一本。 国策映画の創られてた頃のこの作品に もう小津安二郎は自分のスタイルを完成させていた。 この映画がそれで、東京物語を思わせるようなストーリー。 でもちょっと後半のあのお兄さんの説教は 勝手だなと思わせる。 説教を垂れる映画は多いが、その大半はうなづけるもの。 勝手な理屈の説教を垂れる映画も珍しい。 小津さんはでもそんな勝手な人間を愛らしく描く。 凄いです。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-16 11:13:21)《改行有》

426.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 最後まで観ると、味わい深いですね。 全体的に録音がひどくて、会話が聞き取りづらくて、困りました。 まぁ命を軽んじる人は、医者には向いてないということですね。 看護婦と不倫する医者なんてドラマをよく見ますが、ありえないということでしょう。 最後、伊藤蘭演じる女性の自殺は、大森監督の周囲にそういう女性がいたんでしょうね。 この話の筋からは、ちょっと理解できなかったです。 真の医者の想いみたいのを描いてたら、またちょっと違ったのでは、と思います。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-09-24 01:48:02)《改行有》

427.  ビブリア古書堂の事件手帖 《ネタバレ》 また、こりゃ使えない男(ヒーロー役)だな~と失笑してしまったが、 訳があったんだね。 因縁の二人の対決だったわけだ。 でも最後の台詞は、君のものじゃないね(笑) 華ちゃんの笑顔がナイスでした。 う~ん、本とミステリー、相性いいので、面白い素材だとは思うけど、 せっかく鎌倉が舞台なら、「鎌倉ものがたり」であれだけのSFXを使ったんだから、 もっと創造力豊かな、名作「薔薇の名前」のようなミステリーが観たかったというのが正直なところ。 でも三島監督だもんね。女性らしいまとめ方で好感持てます。 誰か骨のある監督さんが創る、日本文学史とSFXを使った歴史ミステリーで挑む 壮大な本の物語を観てみたいですね~[DVD(邦画)] 7点(2019-09-23 00:21:03)《改行有》

428.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》 とにかくこの頃の日本映画は不評だった。 日本映画はつまらない、というのが映画を観ない人には常識だった。 その頃のカンヌを「戦メリ」と競い合って、この映画に軍配が上がった。 前半はそれほどの映画か?と思うのだが、観終わると感動がある。 舞台はいつの時代かは不明だが、貧しい山の農村。 そこでの姥捨てを描いた話だが、「生と死」というテーマは多いのだが「性と老死」というのは 今村監督ならではのユーモアというかセンスというか・・ 戦後、アメリカ文化がどっと流れ込んでくる中で、多くの映画監督がアメリカ文化に影響を受けたが、 今村監督はセックスを果敢に映画にとり入れた。 そもそもがセックスの日本語訳はないので、日本に相性のいいものかどうかは置いといて、 前半はとにかく童貞喪失のドタバタが続く。しかしそれは山の生活を描写するためで、 本筋は後半の姥捨てである。 もう坂本スミ子と緒形拳の別れのシーンはもう涙なしでは観られない。 カンヌを取ったのもうなづける逸品だ。[DVD(邦画)] 7点(2019-09-21 18:32:32)《改行有》

429.  地の群れ 《ネタバレ》 社会派の熊井啓。 彼は人間を見つめることで社会を問う。 決してシステムなどには目を向けない。 鑑賞後、問われているのは私たちだ、という作りである。 原爆の苦しみ、その後の日本での差別の苦しみ。 被爆者の行き場のない気持ちは、女の子の暴行事件を起こしてしまう。 その女の子もまた、日本で差別されかねない地域の子だった。 そして高度成長の日本の置き忘れている問題を表すかのように、 女の子の恋人がもがき苦しむのを、団地の若奥さんたちが鈍感に笑う。 心を失った医者の存在も我々に突き付けてくる。 長崎という場所の特殊性もある。 原爆を落とされたうえに、米軍基地があるのだ。 被爆者の複雑な気持ちは、想像ができないほどのものだろう。 熊井啓監督は、冷徹なまでの演出技術で、怒りを伝えてくる。[DVD(邦画)] 7点(2019-09-21 14:54:24)《改行有》

430.  十九歳の地図 《ネタバレ》 ちくしょう!チクショウ!畜生! この主人公の最後の方の叫びは、悲しい。 現実はこうだ。 が、その時、マリアに彼は出会うことになる。 ゴミ捨て場から洋服を見つけたマリアの幸せそうな表情。 男の凍った心に熱いものを感じさせたろう。 柳町と中上のコンビの映画は、どこか心に刺さる。 「火まつり」も好きな映画だ。[DVD(邦画)] 7点(2019-09-18 23:11:07)《改行有》

431.  日日是好日 《ネタバレ》 一期一会の精神を、お茶を通して学んでいく、大事にしたい小品。 「ゲルマニウム」や「さよなら渓谷」の大森監督がこの作品を撮ったのが興味深い。 彼は、映画を創ることで色々考えるために、作品を選ぶのかもしれない。 それにしても、これがうわさに聞く楽茶碗か!? 写真でしか見たことないが、映画で見るとなかなかグッとくるものがありますね。[DVD(邦画)] 7点(2019-09-14 13:08:02)《改行有》

432.  日本のいちばん長い日(2015) 《ネタバレ》 実話なんですね。 玉音放送の裏でこんな事が起きてた・・ 敗けを認めるわけですからね。 男たちのドラマでした。[DVD(邦画)] 7点(2019-08-31 21:40:20)《改行有》

433.  つぐみ 《ネタバレ》 市川準って最初はCM風で違和感あるんだけど、観てるうちにいつの間にか 映画体験させられてるんだよなぁ~。スゲェ。 牧瀬里穂が強情娘の表裏を見事に表現してます。 いますよね~、こういう娘さん。 真田広之との恋愛のその後を見たかった気もします。 でも市川準らしくていいです。 恋愛を深入りして描くタイプの監督じゃなかったですもんね。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-08-04 23:35:40)《改行有》

434.  時雨の記 《ネタバレ》 なんだ、この無礼な男は、と思っていた。 吉永小百合に無礼なふるまいを、けしからん、と・・ きっと建設業で伝統的な建物を壊して、新しい建物を造ってる輩なんだろうな、と。 でも最後、渡哲也演じる男が死に、改めて吉永小百合が彼の書いた和歌を読むと・・ 「吉野山 こぞのしをりの 道かへて まだ見ぬ方の 花をたづねん」 妻以外のきれいな女性にちょっと「たづねて」みたかったんだね・・[DVD(邦画)] 7点(2019-07-27 19:27:46)《改行有》

435.  教誨師 《ネタバレ》 見応えあった。 大杉版「デッドマンウォーキング」といったところか・・ 最初は罪のある人たちとの空疎なやり取りが続く。 が、彼らの処世術が徐々に出てき始め、大杉演じる牧師の罪が洗い出される。 この辺の俳優たちの演技は見事である。 結局、観てて、その辺の常人の方が羽目を外してるよ、と思わされる。 最後の死刑囚の一人の宝物のグラビア写真に書かれた言葉。 「あなたがたのうち、だれがわたしにつみがあるとせめうるのか」 向こう側の人、こちら側の人、人間は小さい存在だ・・[DVD(邦画)] 7点(2019-07-20 13:45:28)《改行有》

436.  散り椿 《ネタバレ》 剣の道を共に切磋琢磨し、競い合った剣豪たち四天王が 一家老の不正により、非業の死を重ねていく話は、怒りすら感じて、 無念の涙が出てしまう。 時代劇としては、人気の藤沢周平とは違う品があり、面白い。 ただ采女の養父が、不正事件で窮地に立たされた時、疑心暗鬼のため血迷ったとはいえ、 養子の采女に斬りかかるとこが釈然としない。 養父と養子がうまくいってなかった描写を入れておく必要があったろう。 采女の複雑な心ももっと丁寧に掘り下げてほしかった。 母親が富司純子では、采女がそんな複雑な親子になるだろうかと観て、思ってしまいやすい。 でも不満があるのは、その一点だけで、見ごたえある映画だった。 何より岡田准一の運動神経は抜群で、同じジャーニーズの 東山君と一戦交えるような、そんな時代劇も観てみたい。[DVD(邦画)] 7点(2019-07-12 02:56:55)《改行有》

437.  ファースト・マン 《ネタバレ》 期待のディミアン・チャゼル監督作。 宇宙飛行士の実話ものと言えば、「ライトスタッフ」「アポロ13」など。 (変わったとこでいえば「ロケットボーイズ」※飛行士ではない) 月面着陸が作り話だったという「カプリコン1」というサスペンスもあるが・・ この作品は、自信を失ったアメリカが月面着陸成功させたのは俺たちだ!という 意味なのでしょうか?それとも、そろそろ2人目の月面着陸を、ということだろうか? チャゼル監督得意の音楽を使えない無音の月面着陸。それが逆にいい音になってる。 彼の作品の中では、異色の一作になるかもしれないね。[DVD(字幕)] 7点(2019-07-07 22:31:07)《改行有》

438.  八月の狂詩曲 《ネタバレ》 黒澤監督の「夢」の中の短編を、1時間半の映画にしたような感じだ。 あのピカドンの眼は、インパクトあった。見事です。 黒澤さんの夢のようなイメージだ。 黒澤さんはどの作品観ても、丁寧に創り込んでいくのが感じられる。 今の映画に慣れてる人には、ちょっと物足りないかも・・ でもこんな地味な内容を最後まで観せられる力量はスゴイです。 まさに日本の映画! テンポも、内容も、映像も。 アメリカに影響を受けた「姿三四郎」などの初期の作品から 日本を取り戻した監督のやらなきゃいけなかった仕事だと思います。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-07-05 02:24:51)《改行有》

439.  北京的西瓜 《ネタバレ》 途中まで、大林監督の作品じゃなくてもいいような感じだった。 普通の映画も撮れるんだなどと思っていたが、 後半、八百屋夫婦が北京に訪れる時に、一気に大林流実験映画風が炸裂する。 現実(天安門事件)のため、映画が撮れなくなるのだ。 そこで東京のスタジオで撮影した北京でのみんなとの再会場面。 ここでのもたいまさこのスピーチが実にいい。 抜粋 「人は幸せに見えたり、お金持ちに見えたり、それでも 人間の一人一人の中には変わらないものがあるような気がします。 それが人と人をつなぐもののような気がします。」 エンドロールでの中国人たちの演奏が胸に来ます。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-06-22 15:55:18)(良:1票) 《改行有》

440.  源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶 《ネタバレ》 こんなシリーズ、あったんですね。 なんと魅力的な悪党か! 小汚い連中を束ねる小悪党かと思いきや、実は秘剣を隠し持つ最強の剣客。 どっちの表情もカッコいい! カッコいいワルを足したような存在。 それを中村錦之助が颯爽と演じる。 どこか宮崎アニメのルパン三世カリオストロを思い出したなぁ。 宮崎監督、自分は映画の奴隷とかアニメはコピーだとか言ってるけど、 この頃の時代劇の面白さを取り入れたのは間違いないんじゃないかなぁ。 伊藤大輔監督なので観ました。 面白かった。安くて美味い料理が次から次へと出てきた感じ。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-06-19 00:55:49)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS