みんなのシネマレビュー
墨石亜乱さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 159
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 メインストリームでは無いが映像プランナー/ディレクターを生業としています。
映画を観たのは小・中学時代がテレビの吹替えで。高校・大学時代は映画館で年間300本ほど…好きな作品はリピート鑑賞。ニューシネマより王道の娯楽作品を好みます。
吹替えの演技で好きになった映画も多数。広川太一郎、羽佐間道夫、大塚周夫、中村正、若山弦蔵、石丸博也は個人的に人間国宝に認定したい。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

21.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 これは、シリアス&ハードに寄せた現在のボンド映画に対抗する 007のワンダーな楽しさをギュッと凝縮した映画。 凶器として機能する義手義足もトンデモな人体破壊もSFガジェットも、かつては007だから笑って許されるビックリ要素だった。本家のクレイグ:ボンドがおふざけを封印しファミリー向けと化した007を救ったからこそ生まれたのが、このキングスマンだと思う。 キングスマンは本家と真逆に振った映画。徹底してバイオレンス!とことん悪ノリ!どこまでもセオリー無視!だから笑える。 もちろん笑えない…乗れない人も半分はいるでしょう。例えは悪いが「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に対する「死霊のはらわた」みたいなものである。 ある意味、ムーアやコネリー後期007のリメイクでありパロディであって、真面目な愛や感動はそこに無い…ブラックだ。私はブラック大好きです。 しかし、おそらく今回で完結の2部作ですね。そんな気がします。[映画館(吹替)] 8点(2018-01-17 01:07:50)《改行有》

22.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 似て非なる真逆をいく続編。 映画を観ればわかる事だが、今回の主人公 K はデッカードよりも感情移入が難しい非人間(新型レプリカント)の設定。前作のロイ・バッディたちタイレル社製のネスサス8は(原作のアンドロイドと異なり)時間が経つと自我が芽生え、故に4年の寿命を持たされていた。 しかし、映画の序盤から感情のない筈の K に感情移入してしまう。理由はいろいろだが、決定的なのはアナ・デ・アルマス演じるジョイに尽きるのではないか。美しく献身的で非の打ち所がない理想の(バーチャル)彼女。二人の疑似恋愛が純粋に見え K に心を感じ、彼の自己探求の旅に自然と引き込まれてしまう。 これは「人間性とは何か?」というテーマが明確に伝わる優れたSF映画だと言える。 ただ、印象としては『惑星ソラリス』並にクラシックで…驚きは乏しい。 前作『ブレードランナー』はそれまで無かった近未来のリアルなガジェットが満載で、テーマさえもビジュアルの添え物に感じる程だった。逆にそれが革新的で、だからこそクリエターやアーティストに強烈な影響を与え特別なカルト作品となった。『2049』は一級のSF作品ではあるが優等生ゆえに『ブレードランナー』の続編としては食い足りなかった。 よく似てるけど、ちょっと眉尻が下がったなんか違うレイチェルみたいな…そんな映画でした。笑[映画館(字幕)] 7点(2017-11-12 22:35:59)(良:1票) 《改行有》

23.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 どうしても『エイリアン(1979)』との比較は避けられない。タイトルからして自らリメイクだと言っているようなものだ。しかし実質は『プロメテウス』の続編。映画の評価としては先行レビュアーの皆さん同様、最新の映像で凡庸な古典劇を見せられた感もあるし、設定やストーリーの粗も多い。ただ、コヴェナント号など未来的ビジュアルは相変わらず素晴らしかった。 三作目に期待するならば、デヴィッド率いる最恐のエイリアン軍団と、超文明のエンジニア母星、そして人類による三ツ巴のアルマゲドンだろうか…それは見たい気がする。 最後に、コヴェナント号のクルーにメッセージを DON'T PANIC( パニくるな!)宇宙の旅にはそれが肝心。笑[映画館(吹替)] 6点(2017-09-29 18:28:24)《改行有》

24.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 VFXでオスカーを獲得した作品。遅ればせながら鑑賞。 確かに、一見愛らしい女性が透明な人口臓器と融合した姿は、妖しくも美しい不思議な魅力がある。 そんな AI:アンドロイド「エヴァ」と、青年プログラマー、そして、エヴァを開発したIT長者。この3人の異常に緊迫した密室劇として映画は進行する。 当然「人工知能とは何か?」という深淵なテーマに対する仮説的な解答を期待してしまった訳だが・・・物語の構成は 突然の幸運→密室への軟禁→異常な実験→秘密の共有→不浄な恋愛(狂気)→関係性の逆転→計画〜実行〜ハプニング→真相の暴露(ドンデン返し)→悲劇→解放 となる。 これはSFでは無く、古典スタイルの「ヒッチコック風サスペンス」。天使の顔をした子悪魔と巻き込まれる男の話だ。 サスペンスとしては十分面白いが、ちょっと期待とは違う方向だったので、点数は辛め。 「AIは新しい知性か?」そのテーマは、『ブレードランナー2049』に期待するとしよう。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-04-23 00:26:22)《改行有》

25.  エルストリー1976 – 新たなる希望が生まれた街 – 《ネタバレ》 完全にスター・ウォーズのファンが対象のドキュメンタリー 大阪のシネマート心斎橋で1日1回のみの上映を鑑賞。 「STER WARSの名も無いキャスト」と映画のコピーにはありますが、いえいえ、ダースベイダーの中の人:デビット・プラウズさん、ボバ・フェットのジェレミー・ブロックさんも登場。それぞれが、撮影当時と現在の思いを本音で語るドキュメンタリー映画でした。 とは言え、ほとんどマスコミ露出の無い出演者ですから、完全に、STAR WARSの濃いファンに向けて作られています。 極端に観客を限定するので、評価は5点。 Episode.IV以来、全作リアルタイムで観た私のような者にとっては、オビ・ワンのフォースに操られたトルーパーご本人の話など興味深く楽しんで観れました。 決してスターではない出演者たちが主役。でも、みんなキャラが相当濃い面々です。笑 タイトルの「エルストリー」とは、007シリーズなども撮影されたイギリスのスタジオの名前で、Epi.IV出演者の多くも英国人。その英国人らしい自虐ジョークで、 自分の墓標に書かれる文字は〝頭をぶつけた男の墓〟や〝グリードの墓〟だと笑いながら答える姿は、とてもチャーミング。 また、キャスト達の話から垣間見えるジョージ・ルーカスのナイーブで、でも妙にフレンドリーでもある人間性も間接的に描かれています。 映画の内容とは別ですが、カセットテープ型のパンフレットに、映画に登場するキャスト達のキャラクターカードが同梱されています。 劇場先着限定や、前売り券だけに付くカードもあり、今からでは難しそうですがコンプリートしたくなってしまいました。笑[映画館(字幕)] 5点(2017-01-11 23:35:44)《改行有》

26.  バンデットQ 《ネタバレ》 天才テリー・ギリアムによる奇想天外な冒険ファンタジー 1981年に公開されたこのファンタジー映画は、まだデジタルVFXのない時代に、それを逆手に取ったような超リアリズム映像とアナログSFX、ユーモアと風刺と不条理と遊び心で〝時間と空間の抜け穴を記した地図〟を巡る冒険を描いた物語。 イギリスのコメディ集団「モンティ・パイソン」唯一のアメリカ人で、「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」など独特のブラックユーモア的世界観の傑作を生んだテリー・ギリアム監督が、虚実入り混じった歴史の名場面、誰もが知っている童話、果ては神と悪魔の対決を、ごった煮スープのように詰め込んで料理したカルト映画です。約2時間の空想の旅を、少年・少女に戻ってご賞味して頂きたい。 アガメムノン王やロビンフッド、ナポレオンの話をしながら親子で楽しんで観るなら、日本語吹替版がオススメ。 余談だが、製作35周年Blu-rayの吹替え音声は、新たに吹替を追加しTV放映のカット部分を補完した完全吹替版となっている。デヴィッド・ワーナーの魔王はテレビ吹替えと同じ羽佐間道夫さんが再演。また、TV版で主人公ケビンを演じていた浪川大輔さんが再録ではケビンの父親役で出演している。 現在、映画における架空世界はすべてCGIで描かれいて、それはそれでCGならではの完璧な美しさがある。が、ほんの十数年前までは、本作のように実物大のセットとミニチュアを撮影し、光学的にアナロク合成していた。決して完璧ではないが、だからこそ実在感があり、温かさがあり、いびつな魅力を持ち、結果、シュールで味わい深い映像が生まれている。 テリー・ギリアム監督の作品は、非常にこだわった美術が特徴なので「バンデッドQ」に魅力を感じたら、「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」と「バロン」も是非、観て欲しい。 劇場で見た時から至高の映画なので10点。(客観的には…7点)[ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-10-19 22:41:38)《改行有》

27.  天才悪魔フー・マンチュー 《ネタバレ》 ピーター・セラーズの遺作となったナンセンスコメディー イギリス人俳優ピーター・セラーズは、1980年に54歳でこの世を去った天才コメディアンで、これはその遺作となった作品です。 作品としての評価は、公開当時(その後も)あまり高くありません。しかし個人的には「博士の異常な愛情-または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか-」「カジノロワイヤル」「ピンク・パンサー2」同「3」「名探偵登場」などと並んで〝愛すべき映画〟の1本です。 ピーター・セラーズの得意芸の一つが、珍妙極まりない変装。本作では奇怪な中国人フー・マンチューとその逮捕に人生を懸けた結果ヌケガラのようになってしまったスコットランドヤードのネイランド・スミスの二役ですが、フー・マンチューが登場するたびに変装するのでセラーズの(正体バレバレの)百面相が楽しめます。最後には某ロックスター風にも・・・。ストーリーは、ピンク・パンサー同様のシュールなだまし合いの応酬で、とても愛らしい映画です。 しかし、何より凄いのは、初老紳士の不条理なロマンチックコメディで名演と絶賛された「チャンス」と同時期の主演作だということ。この二面性は作品中の変装より、よほど名人芸です。 ただ、残念ながら現在はテレビ放映以外、海外版のDVD(字幕なし)でしか見ることができません。早く国内版のDVDやBlu-ray(できれば羽佐間道夫さんの吹替音声も収録して)発売されることを切に願います。[地上波(吹替)] 6点(2016-08-08 18:17:11)《改行有》

28.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 これで火星に置き去りにされても大丈夫!・・・な訳ではないが 虚実入り混じった火星での事故とその対応を最新のVFXで描いている仮想ドキュメント風フィクション。 R.スコットの映像センスが本作を宇宙時代の開拓精神を描いたハイクオリティなSF(サイエンスフィクション)たらしめている。何より「プロメテウス」以上に臨場感あふれる画面が感動をも呼び起こす。 他のレビューでも指摘の通り、劇中に流れる"最低な選曲"(笑)のヒットナンバーは画面の端にタテ書き字幕で訳詩の表示を期待したが、最後までそれは成されなかった。英語力が無ければ(ある意味)監督の創作を十分に受け取れたとは言えない。 配給側がこの作品を如何に解っていないかが露呈しているようで残念極まりない。(権利関係で泣く泣く歌詞の字幕を割愛せざるを得なかったのなら失礼。) とは言え、この評価をつける以上は鑑賞をお勧めする訳です。出来れば米国の火星探査の歴史や火星の写真など事前に知っておくと10倍楽しめます。[映画館(字幕)] 8点(2016-02-07 15:30:14)《改行有》

29.  SF巨大生物の島 もう30年以上前、テレビの洋画劇場で何度も見た映画です。地デジ以前はよくこういう映画をテレビで繰り返し放送していました。 レイ・ハリーハウゼンにしては珍しく(サイズはでかいですが)実在の生物をダイナメーション(コマ撮り)で動かした特撮映画です。一応、海底二万哩の続編なのでネモ艇長も登場しますが前作ほどその存在がメインではありません。 それと当然ですが、近年リメイクされたアタック・オブ・タイタンなどと比較すると怪物の造形や動きのリアリティーは低く、迫力には欠けていてコマ撮りと人物の合成シーンは画質が荒くなったりします。 しかしながら、それとは別の不思議な魅力も感じます。小中学生でこれを最初に見た時のイメージが強いのかも知れませんが、スター・ウォーズ以前のこのジャンルの映画は、例えるなら武部本一郎が描くSF冒険物語の挿絵を観ているような感覚がありました。実際そういう絵画のような構図の連続で、ある意味芸術的です。 そんな個人的な思いもあって今も楽しめる子供の時に出合った大好きな映画です。評価は大甘ですが。[地上波(吹替)] 7点(2015-08-25 17:44:48)(良:1票) 《改行有》

30.  ゼロ・グラビティ この映画で、3Dとはストーリーがシンプル(というか起きている事の展開のみで物語りは不要)で、上映時間が短く、特異な状況を疑似体験させるものがベストだという事(つまり3Dはライド向けの映像技術であって劇映画には向いていない)と証明してしまったように思う。 この映画の製作陣は志が高く映像の出来も素晴らい。アカデミー賞でも高く評価された。が、それ故に、大ヒットの表層だけをとらえた製作会社が中身のない3Dイベント映画を粗製乱造しないよう願うばかりだ。[映画館(吹替)] 9点(2014-04-10 18:37:47)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS