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自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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【製作国 : スイス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  太陽(2005) うっわ、ノルシュテイン実写化(笑)。 いやホント、あの幻想的な空襲シーンを見れただけでも「ロシア映画観たァ~」って気になります。もう美術に関しては文句のつけようがない。 スタニスラフスキー・システムをわかってる者としては、各人の役作りは役者本人の投影であるのがわかるため、安心して見る事ができました。もちろんオイラも桃井かおりの役の作り込みには首を傾げたんですが、もう少し考えてからでなければ結論は出せないような気がします(少なくとも、この映画独特の時間経過表現と、人間宣言後に皇后が登場する事を考慮すべき)。 そして音楽! バッハのチェロ独奏曲を世界で一番、重たく悩ましく弾いちゃうロストロポービッチ爺さんの演奏っすから、腹に響かないわけがない(CD持ってますけど、体力消耗するのでそうそう聴けません)。ちなみに音楽評論家・吉田秀和はバッハのチェロ独奏曲を「奏者と神のみが聴く、最も孤独な音楽」と評しました。まさにこの映画のモチーフです。他のBGM全体は基本的に無調音楽で、緊張感あふれる使われ方をしていました。こういう素晴らしい劇伴は今後も増えていって欲しい。というか、やれ(命令形)。 本作はレビューが大変だというのが予想できたので、事前にチェホフの『かもめ』『ワーニャ伯父さん』をセッセと読んでロシア演劇を予習してから劇場に向かいました。でも付け焼刃はダメですね。それぞれの演技が意味するものが、まだ観えてこない状態です。そもそもスタニスラフスキー方式で昭和天皇なんていう奇っ怪な人間像(いや人間以上ですらある)を演れんのか? …ってな根本的な疑問もあります。ここで表象される天皇=太陽像は、読み解くのがとてつもなく難しい。 オイラには、まだまだハードルが高かった「演劇作品」でした。ただ、美術・音楽・演出の力で何度も観れるモノに仕上がってますから、今後しつこくチャレンジする事になるでしょう。 今は、とりあえず目の前に展開されるモノのみを評価して、この点数で。[映画館(字幕)] 9点(2006-10-07 01:33:47)《改行有》

2.  アンナ・オズ 《ネタバレ》 なんて美味しい物語なんだ。3回繰り返して観てもまだまだ発見があるぞ。フランス版の『マルホランド・ドライブ』って言えばいいんですかねー。物語の真相が終わりの方になってやっと明かされる(これも「夢」のフィルタがかかってるんでそのまま受け入れるのは危険ですが)構成や、最後のパーティーの場面で隠されていた人物関係が明らかになる(ここにも現実を侵食した「夢」のフィルタが…)造り、眼球への執着のネタを明かすのも後半…本当に底意地の悪い映画です(笑)。そして、自分の存在意義を夢に明け渡していくごとに現実世界で安堵の表情を見せ始め、夢の世界では不安や恐怖を覚え始めるアンナ。現実世界では頼りにならない男たち(父・兄・恋人…)を夢の中で改変し、「敵」に対して鉄壁の防衛網を張り、迷うことなく一直線に夢へ逃避していくアンナ。この難解な役どころを、ただ表情や指先の演技だけで演れてしまうシャルロット・ゲーンズブールって、まさに『なまいきシャルロット』の頃からの、ダメダメオンナを演らせたら世界ナンバー1女優。彼女の本領発揮作品と言えるでしょう。ただし、彼女の演技の凄さがわかってきたのは、アンナの心の機微が把握できた2巡目以降の鑑賞で、ですけどもね…良くも悪しくも時間を必要とする映画。レンタルで見るなかれ~。[DVD(字幕)] 9点(2006-01-22 16:38:36)

3.  時の支配者 ルネ・ラルーの作品はどれも「フランス的」なんだけど、本作はその中で最もフレンチ・コミック的な味わいがありますねえ。テキトーでケバい操縦席とか、アングルによって太極拳マークが浮かび上がるマイクとか、各キャラクターの主義主張が(日本人から見れば)異常にハッキリしてるとか。つまりはゴッホな世界ですね。人間性から哲学・宇宙社会・異星生態系・ストーリーに至るまでケバケバな原色で組みあがってる世界。どこかくすんだ『ファンタスティック・プラネット』や、何となく透明感のある『ガンダーラ』に比べ、どこまで行ってもケバケバ、ケバケバ、ケバケバ…。ラストのオチだって最初に観た時は「ぬおぉぉぅぉぅそんなんありかぁ~っ?」と頭を抱えるコト必至ですが、冷静に考えればフランス芸術が基本的にそうなんだから。これはお国柄としか言いようがないですねー。同じフランスでも、頑固一徹なグリモーの対極にいる、天才肌の原色哲学者ルネ・ラルー(いやま、グリモーも日本人の感覚からすれば十分ケバケバですけど…)。何となく鬼才音楽家エリック・サティの生き方に似てるとも思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-06 21:07:14)

4.  ゴースト・ウィーク けっこう前に登録依頼したんですが資料探しで放ってありました。調べた限りではビデオもDVDも出てないので記憶に頼って書くしかないんだけど、「ルール無用で生きる貧乏青年を、都会を舞台にポップな味付けで描く低予算」という近年のドイツ映画のパターン(『ラン・ローラ・ラン』『バンディッツ』etc)、これの草分けに当たる作品です。派手な展開はないし、セットはどこかの安アパート。モノクロで大変地味なスペックですが、編集と音楽にこだわり抜いて、トントンと調子よく最後まで見せてくれます。5点(2004-12-12 16:38:27)

5.  デアデビル 思ったより悪くなかった(良くもなかった)。コリン『大当たり』ファレルの存在感が圧倒的だったが、ラストで炸裂するマイケル『王針』ダンカンのボスっぷりがすんばらしくて息を飲む。でもそんだけ。主人公とヒロインには点をつける気にならん…。3点(2004-03-07 21:42:13)

6.  アリス(1988) 日本での封切り時に見に行きました。レイトショーオンリーの興行だったけど4回行った…とりあえず靴下芋虫が最高(笑)。この監督特有の手法だけど、冒頭の子供部屋にはその後の登場人物が全て隠れています。騙し絵のように。でも、ウサギだけがいない…。9点(2003-01-13 15:50:51)(良:1票)

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