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性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ダントン 《ネタバレ》 人類史上、最高の法廷劇といえる。 かくいう私も、民主主義の歴史ってなに?って思いました。 元理系なもので・・(失笑) ただ、ヤマ場のロべスピエールのスピーチのいかがわしさは理解できた。 なんなら自分たち委員会を裁いてみるかい?って彼が言ったとき、 議会の一人が、委員会は完璧だとか言うもんだから、 そのままスピーチが続いて、ダントンの議会での発言がなくなっちゃうんだよなぁ・・ ほんの一瞬のことで、委員会のいかがわしさが放置されてるんだよなぁ・・ ちょっと「?」のあった映画だったけど、 社会派ワイダ監督の渾身の一作。[DVD(字幕)] 10点(2024-01-22 01:32:18)《改行有》

2.  バルタザールどこへ行く 《ネタバレ》 冒頭、家族の死が描かれる。 マリーは、死の匂いのする少女。 ロバのバルタザールをかわいがるのだが、 彼女が堕ちていくのを、バルタザールは何もできない。 ただ大きな黒い瞳で、人間界の様子を黙って見ている。 マリーの周辺のチンピラが容赦ない。 聖歌隊の青年が救いであったのだが、ラストは無残。 だが、心にすごく突き刺さる映画だった。[DVD(字幕)] 10点(2023-09-18 12:19:52)《改行有》

3.  シベリアの理髪師 《ネタバレ》 素晴らしい作品! ロシアの粗野な熊のような連中の国からチェーホフが生まれたのも 納得できる、そんなロシアの巨匠ミハルコフの作品。 話は、タイトルのシベリアの理髪師といわれるような、あの地の木々をどんどん 伐採していく機械の開発資金を調達すべく、アメリカの女性がロシアの将軍に近づこうと したことが発端である。 その列車の中、ロシアの士官と音楽を通じた交流をしてしまう、その女性。 そこで、青年士官は、すっかり恋の虜になる。 しかし将軍との三角関係で、嫉妬のあまり、青年は皇帝の列席する芝居で 大失態をしてしまい、シベリア極寒の地に送られてしまう。 その女性は、罪の意識と、純粋な青年に愛を感じ、その青年を追いかける。 しかし、もう青年は結婚しており、愛にやぶれる、その女性は、ある秘密を胸に生きる、という話である。 その秘密とは、 音楽(芸術)は、国境を超えるということである。 あの列車での思い出を胸に彼女は生きるのである。 政治姿勢の厳しいロシアの国で、ミハルコフのギリギリの発言だろう。 (あのマスクの兵士が彼との息子であったという考えもできる) 映画の演出モンタージュの生まれた国らしく、 核心のラストの部分は、この演出がすさまじくキレル。 文句なく10点![ビデオ(字幕)] 10点(2021-01-11 20:43:44)《改行有》

4.  リトル・ブッダ 《ネタバレ》 ベルトルッチが亡くなってしまった。 追悼の意を込め、自分が観られる範囲での、まだ観てなかった最後のベルトルッチ作品を鑑賞した。 カメラマン、ストローラとの最後のタッグ作品である。 これ以降、ベルトルッチは小作品(でもどれもスゴイ作品ばかりなのだけど)を撮ることになる。 見応え充分!嫉妬すら覚える、このブッダへのアプローチの作家的感性。 何十年に1人の逸材だろうなぁ。 観ながら、スコセッシがキリストの伝記を「最後の誘惑」で忠実に創ったのを思い出した。 さすがベルトルッチ、彼と同じようなアプローチはたどらない。 高僧がブッダの生まれ変わりの子どもを探し、3人候補が上がる。さて、一体どの子が・・ という話にしてしまい、それを観応えある映像で魅せる。 どの作品も好きだったベルトルッチ。 ただ才気あふれる彼も、自伝のような「ドリーマーズ」でだらしない性を描いた後、 遺作となる「孤独な天使たち」との間にかなりの時間が経っている。 闘病してたんだろうが、この間の彼の心が何を感じ、何を想っていたか、興味ある。 「孤独な~」を観ると、若い世代への信頼感が感じられる。 もう老境の域だったんだろうか・・ 素敵な詩的な大監督、安らかにお休みください。[ビデオ(字幕)] 10点(2019-03-10 20:45:27)《改行有》

5.  桜桃の味 《ネタバレ》 何度も観た大好きな作品。 最後のシーンは、これは映画なのだから、あまり暗くならないでくださいよ~という監督の意図らしい。 平成最後の紅白で、歌手のsuperflyが「Gifts」という曲を歌ったが、 その歌詞の内容に、この映画を思い出した。 劇中の老師の説教、けだし名説教である。 キアロスタミはこの作品があるから、他の作品も好きだ。[DVD(字幕)] 10点(2019-01-19 18:31:51)《改行有》

6.  雪の轍 《ネタバレ》 長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い![DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:34:05)《改行有》

7.  あん 《ネタバレ》 河瀨直美監督はもう大好きな映画監督だ。今回、初の東京が舞台。奈良を離れ、奄美大島を舞台にした映画を撮ってきた彼女は、次は東京。大丈夫だろうかとも思ったが、観終わって、東京の男性(でも永瀬君は宮崎だよね)も、女性として逃げずに見ようという彼女の姿勢がうかがえられた。女性は強いね。でも不安な話も聞いた。彼女が次はホラーを撮るという。自然の中で豊かに育まれた彼女の感性が、引き裂かれているのかもしれないと思うと、もう大ファンとしては、また奈良に帰って、自分を取り戻してくれ~と叫びたくなる。東京の人間をなめてるわけではないが、この映画に出てくる店のオーナのように無神経な人が多いのも事実。心配でしょうがない。[DVD(邦画)] 10点(2016-06-11 11:56:27)

8.  三姉妹~雲南の子 《ネタバレ》 やはりドキュメンタリーだったんですね。これでドラマがあったら、きれいなお姫様と王子様の話で幕を開けた映画文化の一つの完成形だろうなと思って、観てたのですが・・。 その意味でチャンイーモウのこれと似た感じの映画「あの子を探して」「初恋のきた道」は映画史に記録されるものなのかもしれない。この映画は、字幕の人の感性だろうか?子どもたちの口から出てくる言葉のやさしさに涙がこぼれる。忘れてたものを思い出させてくれた。都会の幼稚園にこんな風景あるのだろうか?宮崎駿のスタジオジブリの幼稚園はどんなのだろう?自分は小さな頃の友だちに会いたくなった。今ほどきれいでない住環境で育った頃の皆は、今どうしてるだろう?話すことの絶えなかった小学校の自習時間。今の子にあんな時間はあるのだろうか?理想である。ネットを使う都会の子と、自然の中で育った子らが、お互い分かりあって、お互い嫌うことなく、そこにいてもいいという世界が来たら、それは世界が一つになったということだ。でも金持ち連中が怯えるかのように、同じような仲間だけで交流して、そこに周りから浮いた空間で、育ち生きて行こうとしてる、今の世界じゃ難しいかもしれない。もう一つ思ったのが、世界に日本の文化が広がるという評論家もいるが、この人たちが日本の会社にいたら、すぐ辞めるだろうな。そしてこういう人たちは損をするんだろうな・・。少し寂しいが、そう思った。[DVD(字幕)] 10点(2015-03-06 17:38:22)《改行有》

9.  殯の森 《ネタバレ》 ドキュメンタリーでもなく、おすましでもない、そんな女性をうまくカメラに捉えてます。自分はこの映画を観て、今一番観たかった映画だと思いました。[DVD(邦画)] 10点(2013-05-01 22:47:11)

10.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 純粋な愛だなぁと思いました。ボロボロの二人が花火の中で戯れる橋の上。CGでは感じられない美しさがありました。この映画の見ごたえ十分さには、人には教えたくない名作だって気がしました。公開当時は、ずっとロングランだったらしいけど、今の若者はこんな映画体験、あまりしないだろうなぁ。うふふ、とっておきの一本だ。今ではDVDもあって、女性なんかにプレゼントすると、ポイントアップって感じの作品です。[ビデオ(字幕)] 10点(2012-11-13 02:22:15)

11.  メランコリア これはキューブリックの感性を上回る作品でした。映画の進化が著しく、秀作が目白押しの気がしますが、その中でもこの作品は凄かった。映像的にも、音楽的にも、演出的にも。いろんな意味付けが可能なのでしょうが、映画好きな自分には、自分の中で「映画的」という形容詞ができあがってます。まず結婚式に時間をたっぷり使います。実に豪華な顔ぶれ。ここはここで群像劇的な色合いで、ジャスティンの女性心理をじっくり描きます。そして一転、姉のクレアの惑星接近に動揺する彼女をじっくり描きます。いろんな意味付けができるのでしょうが、自分はこの二つの視点を持つ映画の「映画的さ」にひたりました。ラースフォントリファーの世界にひたったんですねぇ。そして「映画的」をたっぷり感じ取りました。彼の容赦のないラストを持ってくるストーリーには辟易もしますが、この作品で大好きな監督になったことは間違いないです。最初の数分を観て、ネットでDVDを購入しました。[DVD(字幕)] 10点(2012-09-19 04:26:59)(良:1票)

12.  愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン 文句なく10点!観終わった後に人生って、などと考えさせられます。あまりに感動して、家族に思いのたけを言おうと思ったのですが、うまく伝わらず、このレビューに投稿する事にしました。前半と違った意味で面白い。この後半観終ると、全てが整理がついて、生きるって凄いことなんだな、と思わさせられます。内容言いたいけど、やはり観てください。長い映画ですが、観た時間の分だけ心が豊かになります。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-05-08 00:23:03)(良:1票)

13.  愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン 《ネタバレ》 この映画はすごいです。タイトル通りの映画です。まず前半にあれっと思ったところも、後半を観るとちゃんと整理されてます。久しぶりにこんないい映画を観た。この感動の思いのたけは、PARTⅡのレビューに書きます。観て、損はない1本です。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-05-08 00:15:18)(良:1票)

14.  エスター・カーン めざめの時 《ネタバレ》 デプレシャンマジック! ハラハラドキドキの果てに、あなたも目覚められる! 君は、最後までたどり着けられるか!? 映画芸術とは、まさしくコレ![DVD(字幕)] 9点(2023-12-07 23:34:14)《改行有》

15.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 《ネタバレ》 あの世界観のテリーギリアムが女を知ったら、こんな映画ができた♪ いつものギリアムワールドだが、ちらちら夢工場の映画の功罪も問うている。 最大の見せ場は、ドン・キホーテの勇気が嫌らしい金持ちの余興の中で消費されること。 しかし、彼の気持ちは生き続けられるのだ。 ラストの巨人との格闘は、ギリアムならでは。 楽しめた。[DVD(字幕)] 9点(2022-01-04 00:57:10)《改行有》

16.  クリスマス・ストーリー 《ネタバレ》 いやぁ~いいですね~♪ フランスの方は、クリスマスの日にこんな映画があるんですね~ クリスマスの日に、集まる家族。 一見、平和そうな団らんの中に、複雑な兄弟関係や恋人関係が隠されていたぁ! 縦糸と横糸が上手く絡むように、 家族の刺繍が施されて、ジエンド。 大満足なメリークリスマス!!! また何年かしたら、観てみよう♪[DVD(字幕)] 9点(2021-12-26 01:59:09)《改行有》

17.  河(1951) 《ネタバレ》 ルノワール、いい! 古典で、もうこんなに豊かな映画があるんだ~♪ インドの映画ということで、ヨーロッパ、上から目線の映画だろうと舐めてた。 ところが若草物語をさらに深めたような内容に驚いてしまった。 ルノアール、最初のカラー映画。 3人の娘がいい。 アメリカ風の翔んでる長女。 女の子と女性の狭間にいて、自分をもてあましてる次女。 そしてインドの聡明な女性。 ここに戦争で負傷して、一時は英雄扱いされたものの、戦後の成長期で 障害者として、後ろめたい気持ちのままの青年がやってくる。 さぁ、悩める男性に、この3娘、どう立ち向かう!? 素晴らしい映画でした。 これはレンタル屋の古典のコーナーを侮るなかれということであろう。 P.S. 助監督があのサダジットレイとは・・(驚)[DVD(字幕)] 9点(2020-10-18 00:53:30)(良:1票) 《改行有》

18.  エンドレス・ポエトリー 《ネタバレ》 自伝的映画「リアリティのダンス」に次ぐ続編である。 前作が家族のことを強く描いてたのに対し、本作ではホドロフスキーの女性関係が描かれている。 まぁ許される(?)クズであったということか・・ ホドロフスキーのキーワードは、厳しい父親、サーカス、小人などである。 「サンタサングレ」も自伝的要素が強い。 「エルトポ」「ホーリーマウンテン」あたりが彼のぶっちぎり世界観を楽しめる。 若きホドロフスキーにとって、アート(この映画では詩)が癒しだったのだ。 ラスト、旅立った先の業界が、映画界やバンドデシネだったということだろう。 リアルタイムで、映画を通して、彼という彷徨える詩人の旅に付きあえれたことは幸運だった。 どの作品も見応えがあって面白かった。 ご苦労様というしかない。[DVD(字幕)] 9点(2018-12-07 01:13:36)《改行有》

19.  オルランド 《ネタバレ》 実に興味深い!最初は戸惑ったが、最後まで観ると、ストーンと理解できる映画だ。サリーポッターは最初に「タンゴレッスン」を観ていたので、どう来るか構えてみてた。が、この映画は実に素直な創りで、ネタバレだが、女性の心の移り変わりを、400年くらいの歴史を生きる一人の人間を通して、表現したものだ。なんだ!サリーポッターって素直な人じゃん!というのが正直な感想だ。女性監督らしく、音楽もカメラも実に美しい。でもってストーリーも興味深いから、これは女の子がいる家には、我が家に一本というようなアイテムにいいような。女性にプレゼントするにもいい映画かもしれないですね。[ビデオ(字幕)] 9点(2017-07-16 19:07:57)

20.  1900年 《ネタバレ》 見応えあった!地主の功罪を問うた1900年代。戦争もはさむが、そこはあまり描かず、ドラマは2人の男の生活にずっと焦点を絞って描いてる。後半の軸は、地主のデニーロに取り入るサザーランドの犯罪を中心に展開するが、第1部と第2部、それぞれ見せ方を変え、観る者を惹きつける圧巻の5時間ドラマだった。この映画が上映されたのは「ET」「炎のランナー」と自分が映画にのめりこんだ頃の作品だ。当時は長い映画だなぁと思っていたが、印象的なタイトルで心に残ってた。その映画をついに観たぞ!ベルトリッチは、自分が40歳代になって、良さが分かってきたが、やはり映画の天才に違いない。2000年代に入ってからの映画より、1980年代の映画の方が、やはり自分のセンスが培われた頃の作品なので、すっと体に沁みてくる気がする。[ビデオ(字幕)] 9点(2016-06-01 22:45:41)

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