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性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 「マリリンモンローってそんなに凄いの?」そんな僕でした。 それが恥ずかしながら本作でマリリンモンローを始めて観ました。 ノックアウトです。 いやぁ、やられちゃいました。 ここまで美しいとは思ってもみませんでした! それで作品なのですが、素晴らしいです。 「お熱いのがお好き」名前だけは知っていましたが、ここまで面白いとは思いませんでした。 どんどん物語に惹き込まれて行きました。 ジョーとジェリーのコンビもとても良いです。 なんだか微笑ましいです。 女装して女性たちに紛れ込むなんてとても夢のような(無理な)話です。 それを見事に作品で描かれているので、観ていてとても夢のような気分になりました。 まさに天国と言っても良いでしょう。 特に汽車での宴会パーティーとか、天国のようでした。 女性たちのとても楽しそうで賑やかな感じが良かったです。 僕はまだ20代で「昔の映画って良かった」なんて言うと、「オヤジ臭い」とか「懐古中だ」とか「生意気だ」「知ったかぶるなよ」なんてよくみんなから言われますけど、でもこの作品を例に出せば「ああ、なるほど、昔の映画って良いね」と分かってくれるような気がします。 人それぞれだと思いますが、僕が(生意気にも)「昔の映画が良い」というのは、ロマンがあって、人間味があって、喜びがあって、、、そんな感じを受けるからです。 この作品ですが、なんだかとても人間味のある素晴らしい作品です。 観た後、喜びに包まれました。 とても楽しかったです。[DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 01:05:25)(良:1票) 《改行有》

2.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 悪の威厳に満ちた素晴らしい作品だ。 全体的に流れる「秋」のようなメランコリックな雰囲気が良い。 悪魔的なおどろおどろしい音楽も素晴らしいが、平和なときに流れる静かな曲もとても美しい。 川の辺でダミアンがいなくなったと思ったら、ひょっこりと彼が現れる場面が好き。 子守ホリーが自殺する場面はとても素晴らしく、自分の中のホラー映画の名場面だ。 あの迫力!日常の平和を壊してしまうあの破壊力! 自殺する直前のホリーの笑顔にはとても怖いものがある。 黒犬もとても不吉な存在感だ。なんだか影になっている。 ダミアンの目つきは悪の眼光だ。あの目はなんだか冷たく鋭くて怖い。 カメラマンを演じている役者はとても良い雰囲気をだしている。 (カメラマンが死ぬ場面も名場面、、、) ブレナン神父の何かに怯えるような、鬼気迫る表情が良い。彼はとても病んでいる。 神父の説得には威圧するような迫力があってとてもリアルだ。 神父の目からは涙まで流れて、彼の本気な感じが伝わってくる。 乳母のベイロックはとても嫌な感じ! でもかなりの熱演で、そのために嫌な感じがするのかもしれない。 彼女はホントに勝手で押し付けがましくヒステリックな、不気味な笑みを浮かべるベイロックさん、嫌い。 グレゴリーペックは良いですね。この作品をきっかけに好きになりました。 奥さんのキャシーが家の中で「落ちる」場面では、とくに金魚鉢が落ちるシーンが何故か印象に残った。 「子守」「神父」「妻」「カメラマン」がそれぞれ死ぬ場面はホラー映画の名場面だと思う。 それは主人公ロバートにふりかかり、その彼の苦悩が伝わってくる。 フロジノーネ修道院の鐘の音、高台から見下ろした修道院はとても静かで厳粛な雰囲気で素晴らしかった。 後味は悪いです。 でも、この重い厳粛な雰囲気は素晴らし過ぎる。 僕はホラー映画を「スプラッターホラー」か「ゴシックホラー」かに区別する癖があるが、 そうするとこの作品は厳粛な「ゴシックホラー」だと思う。 悪魔がとても崇高なものとして厳粛に描かれている。 悪魔という存在とちゃんと向き合い、悪魔を圧倒的なスケール感とリアリズムで描いているオカルト映画の傑作です。 ホラー映画でここまで崇高で厳粛な作品はなかなか稀かもしれない。 [DVD(吹替)] 9点(2008-03-09 01:16:53)(良:2票) 《改行有》

3.  狼の血族 《ネタバレ》  開始数秒でゴシックロマンの雰囲気に包まれる神秘の少女ファンタジー映画です。 “少年のファンタジー”と比べ “少女のファンタジー”はダークでグロく不条理なシュールな雰囲気に包まれます。 この狼の血族もシュールでグロイです。 そのグロさといったら、スプラッタホラーを連想します。 またファンタジーの中に凄く生々しい表現があるので、 昔の童話にある本来の残酷さやエロスは独自の解釈で映画の中に蘇ってます。 様々な寓意が見られ、それがまた奇妙でした。 映像はいかにも昔のファンタジー映画といった感じがして神秘的です。 赤頭巾ちゃんのお父さんの役はなかなか好きな俳優だった。 首がミルクに落ちるシーンは素晴らしいです。 ただ、落ちた首が蝋といえば仕方ないのですが、 ミルクをはじく質感があまり心地よくないです。 狼は狼でとても官能的でロマンチックな感じもします。 少女はとても可憐です。それと毒々しいファンタジーがとても幻想的に感じる不思議な映画でした。最後はファンタジーの持つ毒性を描いているようで恐ろしいです。 よく分からない感じでしたが、なかなか色濃い作品ですね。 夢から覚めない感じがなんとも恐ろしいです。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 22:21:51)《改行有》

4.  オペラの怪人(1925) 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに) ファントムが非常に不気味です。 ロマンチックな話だと思ってましたが、 この怪人の存在は非常にアンダーグラウンドです。 幻想的ですが非常に暗く、怪物もしっかりと醜い。 ピアノを演奏する場面は狂っている。 仮面は隠された顔の不気味さをより増してます。 役者は怪物としての振る舞いがしっかりとしています。 威厳と迫力に満ちた仕草が怪物のプライドの高さを表します。 地下はダークです。 ただし美しさと幻想もしっかりとあります。 話の面白さよりも幻想性が高いです。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 02:11:56)《改行有》

5.  狼男(1941) 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに) 狼男の特殊メイクが迫力があって面白いです。 原点に近いだけあってインパクトが強いです。 ジプシーが絡んでいるのが怪しい雰囲気で良いです。 暗い性格の僕は怪物に強く感情移入してしまいます。 主人公がだんだん魔力に溺れてその身を滅ぼすという物語は多いと思いますが、そのどれもが自分には面白く感じます。 平穏な日常が徐々に崩壊してゆくのはやはり怖いです。 暗い夜の森が怪奇な雰囲気をより盛り上げます。 狼男の目がどこか怯えて悲しそうな感じにも見えます。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 01:06:14)《改行有》

6.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 いや~よく分かりませんが、第一級のエンターテイメント・ヴァイオレンス映画であるというのは分かりまして。 並外れたセンスのようなものを感じますし。 パッケージに映る男(オ・デス)、あんま嫌いだったんですけど、映像で見ると渋くてカッチョイイな。 なかなか狂ったクレイジーな人々、素敵です。 イ・ウジンが優作みたいな迫力ある存在感を放っていた。 ヴァイオレンスがスタイリッシュだったとき、物凄くそこに惹きつけられる。 長くも感じられるが、一気に見てしまえる素晴らしき内容。 あのタランティーノが「グレイト!最高にすばらしい!!」といっておられる。 ならば僕も言わせてもらおう!(←なぜ?)「いや!実にたまげたぜ!!」と。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-28 01:57:53)《改行有》

7.  黄金の腕 《ネタバレ》 人が何かに溺れてしまうということはとても恐ろしいことです。 僕自身が依存傾向にあるので溺れることの恐怖は強い。 溺れるというのは先が見えないし出口が真っ暗な感じがして恐ろしい。 そんな依存症の恐怖があります。 一度依存症になると死ぬまで依存症であると聞いたことありますが、 この映画もそれくらい深刻です。 薬に溺れ、人に溺れて大変な泥沼化します。 主人公フランキーは様々な悪い人間に溺れてゆきます。フランキーは誰も信じられる人がいない状況で、 チビは良い友達でしたが、フランキーが逮捕されるキッカケになってしまいました。 麻薬売りの男とか本当に悪い人間で、ああいう人間は、もし溺れている人を見つけるとそれを餌にどんどん利用してきます。人の弱点を餌にするような人間と一緒にいると泥沼にはまります。 依存したり利用されるのは自分が弱いからなんですけどね。 この作品の中では誰も何も信用できないのが砂漠のように恐ろしい。あの医者が持ってきた「背骨を矯正する機械」を見れば、それはこの作品の中の胡散臭さを代表しているようです。 マリーは奥さんと比べ、献身的な感じで、一緒に苦しみ、フランキーの状態が良くなることを神に祈ってくれたから、とても良い女性のように僕は感じました。唯一母性が表れていた人物かと思います。 奥さんですが、フランキーの人生を狂わしている張本人の一人です。 僕にはあの奥さんの存在こそがフランキーが麻薬に手を染めてしまった原因だと思えてなりません。 奥さんは嫌な存在ですが、最後に笛をピー!と吹きながら飛び降りる場面では、何か大変なものを心に抱えていたのだとも思えて、可哀想にもなってきます。「愛しているわ、、、」と最後につぶやく奥さんを見ると、「愛って何なの?」みたいな気になります。 奥さんの言う愛は愛ではなかったのだと思いますが、それを愛だと信じていた奥さんも気の毒に思えます。 人を追い込む愛というのはあり得ないからです。 依存の深刻さとそこに人間の心の「闇」の部分を見事に描ききった作品かと。 ジャズ音楽はフランキーが溺れてゆく様を効果的に表現していました。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-14 23:45:23)(良:2票) 《改行有》

8.  おくりびと 《ネタバレ》 この作品では「死」というものをとても丁寧に扱っていると思いました。 「死とはこういうものだ」ではなく、それについて考えさせられるところが良いです。 それは、哀しくて暗い部分ばかりではなく、美しくて僅かに希望を持たせる(といったら変ですが)、そういうものを感じました。 「死」とちゃんと向き合って描いたときに、はじめて「生」をちゃんと描けるのかと思いました。 人が死ぬとはどういうことなのか?人は死んだらどこへ行くのか?ということを考えさせてくれる作品の一つです。 主人公もっくんが、死後2週間のおばさんの遺体を見たときにはじめて強烈な「死」というものに直面したのだと思います。 その恐怖からか、奥さんの広末涼子にすがり、彼女の生肌の匂いをかぎ、「生」にしがみついた場面は印象的でした。 このときに思ったのが「エロ」こそが「生」の絶大なエネルギーだということです(愛といったほうが良いのでしょうか?)。 しかし、広末涼子が奥さんとは良いですね。羨ましいかぎりです。 雪景色に白い肌でセーターを着ている姿というのは、僕の理想とするところであります。 本当にファンの頃には、彼女の下着が見れるなんて夢にも思わなかったのですが、、、時間の流れってのは何が起こるか分かりませんね。 ただ、彼女の笑い方は作り笑いっぽいところが僅かに気になりました。 この作品がアカデミー賞をとったのも、何となく分かるような気もします。 どっかの野蛮大国の映画では「死」というものが非常に使い捨てで粗雑に描かれています。自分たちのヒロイックさを象徴するためにです。 それを、ここまで丁寧に「死」を美しく儚く繊細に描いている映画を観て、考えさせられる部分もあったのかもしれません。 それに「葬式」という儀式に、日本の美しさというものが非常に良く表れていたのではないでしょうか? 《追加》あと、どなたかが書かれているとおりですが、モックンが丘の上でチェロ弾きですが、そりゃ「千の風になって」か~っ!、、、とも思いました。[地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 23:58:01)(良:1票) 《改行有》

9.  黄金の七人 《ネタバレ》 とても面白かった。 出てくる人がみんなシュールだった。 街の雰囲気もなんだかレトロな感じがしておしゃれな映画だと思った。 音楽もとても馴染み深かった。 教授が素敵だった。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-16 01:02:24)《改行有》

10.  オテサーネク 妄想の子供 《ネタバレ》 やっぱり変な映画。 アパートの中に独特の雰囲気が渦巻いていて、それがとても居心地よく感じた。 食べ物がグロテスクに描写されていて見事だ。人物像も面白く描かれている。 赤ちゃんがコワ~。。。 この監督にしては地味かも知れないが、しかし変なものが渦巻いている。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-02 00:21:45)《改行有》

11.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 なんだか昔の海外ドラマを見ているみたいです。 安定感のある上品なつくりで、(僕は原作を読んだことはありませんが) 原作を読んだことのある人にとっては原作以上のものではないという印象なのかもしれません。 推理物の原点といった感じがします。 ただ推理の謎が難解というだけではなく、そこに人間ドラマを感じさせます。 格式高い西洋趣味に陶酔します。 鉄道と雪景色はなんかいいですね。 上流階級の雰囲気も味わえました。 ポワロって人は一癖ある面白い人だったんですね。[DVD(吹替)] 7点(2015-11-09 22:45:57)《改行有》

12.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 映画版の3丁目には沢山の優しさと感動と希望があった。 ただ子供の頃に原作漫画を読んでいたけれど、その雰囲気とはあまり重ならなかったです。 はたして昭和とはこのような感じなのでしょうか? なんだかゲームみたいな、ファイナルファンタジーみたいな昭和ですね。 絵に描いたような昭和風景は空想という言葉がぴったりくる気がします。 原作漫画にも幻想的な雰囲気が漂った感じがしましたが、この作品のファンタジーとは異質な気がします。 温もりとともにある哀愁、暗さや妖しさ、闇の怖さ、不気味さがもっとあると思います。 夕方になると変な影ができて、不安で寂しかったりすると思います。妖怪がいたり、妖しい現象があったりすると思います。 原作漫画ではそんな雰囲気だったと記憶していますが、気のせいだったかもしれません。 原作漫画で印象に残るのは死の色濃さです。 この作品には情緒的な寂しさがあまり無かったかもしれません。 原作漫画の感動のさせ方はもっと自然に来るものだと思います。 この映画版ではドオっと感動が来るので、そこがまた良いのかもしれません。 暗さが無いのも、ファンタジーとしてそっちの方がいいのかもしれません。 ただ今の時代に必要とされている要素が沢山詰まっていると思います。 その一つは家族かもしれません。 この作品でも家族は重要なテーマであるように思われます。 とくに血の繋がった親子よりも、心の繋がりこそが親子であるというのはこの作品でそうなんだと思いました。 文学先生の茶川と子供との再会は感動的です。観ないと人生損しますレベルの大爆発感動です。 見えない指輪をはめる場面はまた感動的で素敵です。 東京タワーは人々の未来への希望が感じられ、見ている側もパワーをもらえます。 まさに今のスカイツリーと同じ状況です。 ただ素直に感動できなかったことが、テレビをみんなで観ているときの一体感、あんなの嘘だよ~。今はハイビジョンですけど。 原作の時代は経済成長の希望に燃えていましたが、今は物質的な豊かさは頂点に来て経済成長も壁が見え、必要とされるのは心のファンタジーです。それがこの映画だと思います。 ファンタジーだからこそ今の人々に夢や希望を伝えられるのではないでしょうか。 余談だけど堀北可愛すぎ。田舎っぽさとホッペの赤さが可愛さを増して、今の堀北より可愛い健康少女でした。 [地上波(邦画)] 7点(2012-02-24 01:58:11)(良:1票) 《改行有》

13.  おジャ魔女どれみ♯ この「おジャ魔女どれみ」はTVアニメ版がとても面白くて大好きな作品。 劇場版ということでとても期待して観たのですが、、、いや~短いですね。。。 劇場版とありましたので2時間は楽しめるかと思ったのですが、、30分ですか。。。 いや!でも、とても面白かったですよ! どれみちゃん達ってホントに良いグループだなぁ!それぞれの役割も素晴らしいです。 この「おジャ魔女どれみ」は、「愛」「優しさ」をテーマにした作品のうちの一つだと思います。 ファンシーなデザイン、パステル調の色使い、少女から見た子供の世界を見事に描いたアニメだと思います。 お菓子作りやアクセサリー作り、編み物、そういう少女の雰囲気がとても素晴らしいです。 「ドラえもん」が「少年の夢」ならば、「どれみ」は「少女の世界」といえるかもしれません(男の僕が言うので御幣があるかと思いますが)。 またTV版は、小学校や図書館や公園、幼稚園、市民会館などが細かく設定がされていて、あたかも美空町という町が実在するかのようにリアルです。 クラスメートも「その他大勢」ではなく、ちゃんと一人一人名前から性格、特技まで設定されています。 なので一見浅いように見えて、実はとても深いアニメだと僕は思います。 「魔法」も「敵を倒す」とかそういうのが目的ではありません。 このアニメの「魔法」は「優しさ」のようなものだと思われます。 どれみちゃん達はあまり自分のためには魔法を使わないのです。 「ステーキだ、、、」って、可愛過ぎます! 絵も厭らしくないし、とても可愛いアニメだと思います。 しかしこれはTVアニメを観たものとしての感想です。 ※ TVアニメ版を観たことのない人は、この点数から4点をマイナスしてください。 TVアニメ版はとても面白いので、皆様、時間がありましたら是非観てくださいね! そしてハマったら、一話一話で感動し、涙することでしょう。(とくに後半のほうは、、、) 最終回の卒業式にどれみちゃんがとった意外な行動には、もう感動し過ぎて泣くしかありません! 本当に深い、やさしいものを描いたアニメだと僕は思います。 (どうぞ、劇場版の方を先に観ないでいただきたいのです) [DVD(邦画)] 7点(2007-11-12 00:50:04)(良:1票) 《改行有》

14.  オーシャンズ11 《ネタバレ》 有名すぎて見るのを避けていたんですが、周りがみんな見ている作品だと、そうもいかなくなってきます。「え?まだ観ていないの!?」といった言葉が時としてナイフのようです。 たまにちょっとした劣等感を味わいます。 それも昔ほどは気にならなくなったんだけど、見る気もない映画のクセに、その映画のオチとか聞くのを意図的に避ける努力も大分疲れたんで、見ることにしました、、、。 吹き替えで見ました。登場人物が多そうなので。 なかなか良いじゃありませんか。ゴッドファーザーのような、ヴィンテージで(シックではありませんが)お洒落な雰囲気を手軽に味わえるので、とてもいいです。 大人になっても愛せそうな作品ですが、見る頻度は少なそうです。 でもとても鮮やかに決まってカッコイイです。 まるで大人の社会の、極上のファンタジーといった感じで、お酒もこだわって選び、映画のお供で一緒にその雰囲気を楽しむ感じです。 非現実味を楽しみましょう。 自分も普段は飲まないお酒が欲しくなるシックな大人の雰囲気で、普段は飲まないブランデーなど片手にゆらし(揺らすのはワインか?)飲んで気持ちワリい気分です。 でもカジノのようなビッグでゴージャスな上流階級の雰囲気をスタイリッシュに楽しむことが出来ると思います。ゴッドファーザーのアダルティーな雰囲気に比べたら、まるで3歳児のオモチャだって!?、、、まあそうなのかも知れませんが、、、任務が完璧に進み、計画が見事になされてゆく様は、とてもカッコ良く感じます。 [DVD(吹替)] 6点(2011-04-03 03:16:04)(良:1票) 《改行有》

15.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 こういうのって「思っていたよりも面白かった」っていうのが個人的な感想として多い。 この”踊る大捜査線奴らを解放せ”よもそんな感じだ。 観る前は見る気もしないようなホントつまらなそうな印象だった。 でも”踊る大捜査線レインボーブリッジを封鎖せよ”も以前に見ていたので、 なんだか登場人物のキャラに思い入れができていたのですんなりと世界観に入れた。 警察署内部からみた視点がなんとも面白くて、上司など滑稽に描かれているところも楽しめる。 当時の流行や文化も微妙に取り入れているので ちょっとした懐かしさもあって楽しめる。 ギャグは微妙に癖になるところがある。 たとえば主人公が死ぬ気で頑張ろうとしたときの部下との温度差とか個人的には面白かった。 ただ映画などを見るときには通常のテレビドラマ以上のものを期待してみる事が多い。 ドラマの映画化なんかを見るといつも思うことだけど、 テレビドラマと同等のものを2時間も映画として見せられて満足する客はドラマの熱狂ファンだけだろうと思ってしまう。 ハンニバルレクターの女性版みたいな人物が出てくるがまったく内容がないみたいなのでシラケる。 真犯人の思想は突拍子もないので頭悪い人だとしか思えなかった。中二かもしれない。 そもそもなぜ観る気がしないかって究極的に僕は織田裕二が何故か好きじゃないから。[DVD(邦画)] 5点(2013-04-04 23:40:45)《改行有》

16.  陰陽師 《ネタバレ》 自分はあんま邦画ってみないんですけど数年前にやたら流行ってたので観賞。 日本の様式美とファンタジーとロマンがまあ良い感じ。 たぶん国宝みたいな場所で撮ってると思うからそれなりに壮大な感じはする。 日本人の心の底にある恨みの恐ろしさと雅な美しさが、まさに陰と陽みたいに少し感じられる映画だったと思う。 後半はかなりゲームやアニメみたいだけど、それなりに楽しめた。 原作小説はかなり面白いのだろうと想像がつく映画だった。 どうでもいい話、麻呂の画像を思い出して仕方がなかった。[DVD(邦画)] 5点(2012-10-03 01:15:27)《改行有》

17.  黄金バット(1966) 《ネタバレ》 見てしまいました。 面白いところが沢山ありました。 笑いが止まりません。 たぶんお笑いでもやっていけそうです。 ヒーローモノなのにあのルックスで、それで正義と言い張るのだから凄いです。 あのルックスならば、ジャンルがホラーになっても仕方が無いです。 あのルックスを見る限り、なんだかこの世には正義も悪も無いと思いました。 子役が可愛いのが救いです。当時の女性は仕草も上品で可憐ですね。 日本のヒーロー物なんてはじめて見たに等しいので、評価基準が分からないのだが、 日本のヒーロー物に触れたことすらない自分でも楽しめないことは無かったので、 この点数を付けておこう。 時代劇風に悪党を成敗する姿には燃える、、、! 爆笑したし。 もし他のヒーロー物でこれだけ笑えるならば、もっと見るべきだな自分。 しかしヒーローなのにおじいちゃんにも見えるなあ。[DVD(邦画)] 5点(2010-06-21 03:46:38)《改行有》

18.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 「オペラ座の怪人」。ゴス風な幻想性に満ちた題材ですが、 この作品からは怪奇的な雰囲気をあまり感じられないのが残念です、、、、 ナルシスティックな変態ファンタジーになってしまってます。 最初の物語が始まる場面は素晴らしいです。 古い写真からモノクロフィルムに、そして当時の記憶が甦るかのようにカラー映像になる場面は素晴らしいです。 命を吹き返したかのようにシャンデリアの灯りが次々に灯される場面で美的なテンションが最大になります。 オペラ座の建築や装飾、貴族の服装など美術的な面はとても優雅で良いです。 また、舞台裏の仕組みを見ることができるのは楽しいです。 「オペラ座の怪人」の音楽はとても良いです。「ジャ~ン♪ジャジャジャジャ~ン♪」とても重厚感があって優雅でシビれます。 そのメロディーに歌も入りますが女性の歌声が奇麗です。 大きなシャンデリアが落ちてくる場面はCG映像でなければ出来ないようなゴージャスで派手な美しさがあります。先にも書きましたが、主要登場人物がナルシストで変態な感じです。 ロマンチック過ぎてゴージャスなので、本来ある影の部分が掻き消されています。 地下の水牢も明るくて色鮮やかですが怪奇映画の暗さはどこへやら。 ファンタジーとしては美しいです。 魔法にかかったようにファンタジックで、怪しげな石像が色鮮やかに照らし出される光景は凄く奇麗です。 燭台を握った手の彫刻が蝋燭の火で道を形成して、それがどんどんと閉じてゆくところは綺麗でうっとりなファンタジー。 でもそれらは怪奇な幻想世界ではなく、ディズニーのファンタジーからの拝借ものだと思います。 怪人はイケメン過ぎてあまりに本来の姿を偽ってます。 仮面を取った時に醜いはずの顔があまり醜くないのはそれだけ偽ってます。 女性が怪人の仮面に手を触れたときの怪人の怒り様はカッコ良かったですけど。 昔からオペラ座に怪人が潜んでいるなんて、とても幻想的な話。 それをゴージャスさで偽ったために本来ある魅力が失われた感じはしますが、 ファンタジーとして美しい世界だったのでまぁ 良いのでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2007-12-23 05:29:53)《改行有》

19.  オールナイトロングR(リターンズ)<OV> 《ネタバレ》 ジャパニーズ悪趣味、オールナイトロングシリーズの一つを観ました。 昔、中学生だった頃の私にとって、オールナイトロングシリーズはビデオレンタル屋で“怖いもの見たさ”の象徴でした。 そんなシリーズの中で本作はたぶん亜流だとは思いますが、 なかなかショッキングな内容でした。 女性を監禁して、細胞注入により身体を改造してしまうという驚愕の内容です。 身体改造された女性の「こんな体はもういらない」と泣き叫ぶシーンは残酷でありながら妙なエロスがあります。 相手の機能を独占し、美を略奪することはエロスです。 女性は美人ではなかったのですが・・・ 暗い青春を送り、なお歪んだ性癖を自覚している人ならば見てみるのも良いかもしれません。 瓶詰された臓器が冷蔵庫に陳列される場面ではゴアメタルが頭の中で流れました。 本作にカリスマ性はないですが、まるでネクロマンティック1・2にも迫る勢いのエログロ悪趣味です。 なによりも禁断の身体改造のエロスは斬新です。 [DVD(邦画)] 3点(2015-02-08 21:43:46)《改行有》

20.  オールナイトロング イニシャルO 《ネタバレ》 オールナイトロング、、、それはレンタルビデオ店で「デス・ファイル」「人肉饅頭」と並び当時の男子中学生の “怖いもの見たさ”の対象でした。 あるいは中学生が友達の家に泊まったときに夜更かしのテンションでタブーに触れるようにして観る映画かもしれません。 私は中学生のころ無名のゾンビ映画のビデオを友達と夜更かししながらみた思い出がありますが、 オールナイトロングシリーズを観る機会はありませんでした。 当時の自分たちにはハードルが高すぎたためです。 前置きが長くなってすみません。 ようやく見ることができたオールナイトロングシリーズですが、たぶん本作は亜流です。 想像していたものと違いました。 自分的には結構有りですが。 女性を監禁して変貌させてゆく様がエロティックです。 これは映画というよりもAVに近いです。 映画観賞をしているのにAVを見ていると勘違いされても仕方ありません。 女優は美人ではないですが、シチュエーションに興奮です。 倒錯した世界です。 中世の怪しいオブジェや拷問器具とともに詩やクラシック音楽などについて男が哲学を述べます。 怪しい雰囲気です。 まさかみんなのシネマレビューでAVをレビューするとは思いませんでした。 [DVD(邦画)] 3点(2015-02-08 21:43:39)《改行有》

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