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コメント数 644
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ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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481.  バッドサンタ どうやら昨日は飲みすぎたらしい。確か、仕事仲間と居酒屋でジョッキ3杯&焼酎3本くらい空けたはずだ。激しい頭痛と共に目を覚ましたけれど、どうやって帰ってきたのか全く記憶にない。そして枕元にはGEOのレンタル袋に入った『バッド・サンタ』が転がっていたのでした。酔っ払って借りてきたらしいんだけど、もちろん憶えてなんかいるもんか。 「しがない中年男」が「二日酔いの土曜日の午前中」に見る映画として、これほど情けないチョイスはまずないだろう。冒頭、リアルにゲロる主人公の姿に、自分のイメージがかぶるかぶる。うあっ、い、いまオレ小便漏らしてないか…と思わず股間を確認したくなるくらいに、今の自分の内面が映像にさらけ出されて超シオシオなムードで鑑賞しました。ソーントンが酒を煽るたび、史上最強の梅干を食べてしまったようなしょっぱい顔になってしまって、やりきれない気持ちが湧き上がってくる。ああ、あんなに飲むんじゃなかった。SUNがボトル一本1240円ってのに調子に乗りすぎたなあ。あんなに飲み食いして一人4000円は安かったけど、安い焼酎は絶対次の日に残っちゃうんだよなあ…。 この時、オイラの延長線上にあった「こんな人間にだけはなりたくない」という最悪のサンタ像は、もはや悪趣味を越えてリアルに胸に(いや胸焼けに)迫ってきたのれす。クリスマス・ストーリーだからラストがハッピーエンドになるのはわかってましたが、どう考えても好転しそうにないどん底の状況から、よくまああんな展開に持っていったもんです。てゆーかあの終わり方で本当によかった。アレでなきゃ、コンビニに安酒買いに行っちゃってたかも(笑)。 こんな映画をプレゼントしくさった泥酔中の自分に幸アレ。[DVD(吹替)] 5点(2006-06-10 22:39:51)《改行有》

482.  ウディ・アレンのバナナ 面白かった~。最近、観客としてのヒネクレ度がさらにUPしてしまったオイラですが、ここまで観客を置いてけぼりにしてくれれば文句なし。ナンセンスのレベルが、今のオイラに一番合ってるのかもしれないっす。どこにストーリーが流れて行くか全く読めない上に、序盤で出てきたテーマがブーメランのように帰ってくるあたりが、ナカナカにマイ・フェイバリット。問題は『スリーパー』と内容がほとんど同じだった事かな…面白さを取れば『スリーパー』、全体構成の巧みさを取れば『バナナ』っすかねー。それにしてもスタローンはこんな無名の端役時代からキャラが立ってたんだねえ。まるでカメオ出演のようでした。本作一番のサプライズかな。[DVD(字幕)] 5点(2006-05-27 01:38:47)

483.  地球の静止する日 ああ~、プロフィールで「DVD買ってきて観てみま~す」と約束してから、はや1年半。やっと買ってきました(980円に落ちるまで待ってたという話も…)。さて、草木も眠る丑三つ時に、DVDをプレーヤーに突っ込んで…うぁははは~! 宇宙服がバブルマンだよ~^^こうなると判ってて何でアメリカに着陸すんだよ~^^部屋ちゃんと片付けろよ~^^ワシントンが昼ならヨーロッパは夕方じゃないのかよ~^^『キャプテン・スーパーマーケット』の呪文の元ネタはコレかよ~^^!! …むぉほんッ、た、大変楽しい時間を過ごさせて戴きましたありがとうワイズ監督。 SF映画史に足跡を残す、大変貴重な作品だとは思います。そして、終戦直後のアメリカとソビエトと中国が陥った全体主義を批判するのにUFOを使うというアイデアは、当時画期的だったとも思います。そして、以後量産される宇宙人侵略SF(『プラン9・フロム・アウター・スペース』から『MARS NEEDS WOMEN』に至るまで…)の基本形の全てがここにありますな。『2001年宇宙の旅』が登場するまでの20年弱、SF映画のパラダイムを保ち続けたという意味では歴史に残る名作でしょう…その証拠というか、バートンとライミに思いっきり遊ばれちゃってますが…時代の流れは酷いのぉ…。 ●追記:いま気づきましたが、石井輝男監督・日本初の宇宙ヒーロー活劇スーパージャイアンツ第3~4話『怪星人の魔城』『地球滅亡寸前』は、本作の静止シーンが元ネタかぁ…あ、そもそも1話目からかぶってるシーンもあるし…つまり本作は、仮面ライダー系ヒーロー特撮の源流でもあるワケですなぁ。勉強になりますた。[DVD(字幕)] 5点(2006-03-15 19:43:51)(笑:1票) 《改行有》

484.  ライジング・サン(1993) まー一応5点にしとくけどさー。昔から思ってるんだけど、これ反日映画じゃなくて、エキゾチック・ジャパンの路線ですよ。言ってみれば反日ならぬ(なんかズレてるって意味で)半日映画ですな。この映画を見てトサカ立てちゃう人はちょっとどうなんかなあ…とりあえず純日本資本の『カブキマン』の批判やってた方が建設的だと思いまっす。 …とはいえ、それ以上に映画としての問題点はメチャ多い。『ライトスタッフ』『存在の耐えられない軽さ』で自然光の軽妙な使い手として認知されたカウフマン監督。彼の栄光のキャリアが撃沈された、バルチック艦隊のような映画です。コネリーもスナイプスも大根役者に見えちゃうし、画面造りがヘボすぎて「どうして彼がこんな絵を…」と頭抱えること必至。原作では唯一の味方系ヒロインだったアサクラも、なんか日系人じゃなくなってるし…とはいえ、キャスティングの段階で妨害があったと報じられたのは事実だし、シナリオも原作に比べると書き換えまくりで随分大人しくなっていて、西欧のミステリで唯一、松本清張路線の(というかクライトンは明らかに清張を狙って書いてるから私ぁ許してます)どす黒さを持ったストーリーが随分と軽くなってしまった。これじゃー毒にも薬にもならんですよ…いろいろありながらも何とか完成したという、その苦労を加味して5点とします。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-09 00:28:21)《改行有》

485.  恋のおかたづけしましョ! (愚痴:仕事の一環で、まだ発売前のサービスの高画質ネット配信で見たんですが、こういうのって鑑賞環境をどう表記するかが難しいよなあ…) いいんじゃないでしょうか。ダラダラとして締りのない演出はロードムービーだからこその味だし、設定のしょーもなさも最初からC級コメディと思ってればそこそこ見れます。何より冒頭の掴み、ナンパしてセックスして不倫発覚までのドラマを1分くらいでやっちゃったのは笑った。カットつなぎの活きのよさは、後半の道間違えて戻ってくるとこ/パンクの修理シーンなんかでも目立ってますね。ああいうテンポのいいカッティングは本作の持ち味として評価していいと思います。でも最終夜の、ヒロインとのベッドシーンも豪快にカットされてるので5点(笑)。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-02 00:53:45)

486.  ハイランダー2/甦る戦士 クリストファー・ランバートが最もカッコ良く撮られているハイランダー第2作。しかぁし、内容は支離滅裂なスーパー・クズだし、後のシリーズ展開に大きな手枷をはめてしまった罪深い映画です。本作の見所はなんと言ってもショーン・コネリーっすね! 「ダメモトでオファーかけたら通っちゃいました」的な困ったちゃん設定なのに、全力で演じているすがすがしさ! 大作だろうと駄作だろうと国際スパイだろうとチョイ役のアーサー王だろうとソビエト軍人だろうと日本通のジジイだろうと意味不明な幽霊だろうと嫌がらずに引き受け、演じる彼の心意気に何やら熱いものを感じ取ってしまうのです。そんな彼の演技でも、この映画の評価を上げる事はもはや不可能な程の出来なのですが(てか、最後の「呼べばいつでも現れるぞおぉぉ~」ってセリフ、あれなんだったんすかラミレス翁…後のシリーズに全然活かされておりませんが…)。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-24 22:10:32)

487.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922) 選択肢がなくて「DVD鑑賞」となっていますが、本作は版権切れのため、ネット上のアーカイブからビデオファイルをダウンロードして見ました(とか書いてたら、いつの間にか「パソコンテレビ」なるアイテムが追加されておりました。管理人さん thx!)。うーん、「世紀の傑作!」みたいなイメージがあったんだけど、実際はそうでもないなー。絵としては素晴らしいかもしれませんが、物語構成はザツだと思います。これでは原作者の遺族が怒るのは仕方ないかな、と。まず全体構成のバランスは(舞台版の映画化で、後発であるが)ベラ・ルゴシ版『魔人ドラキュラ』の方が巧い。そして、盛り上げ方や恐怖感では(同時代の)カール・ドライヤー版『ヴァンパイア』の方が上(マックス・シュレックの演技を除く)。ついでに言うと、本作は比較しなきゃなんない相手がやたら多い映画で、上記2名作の他に、ヘルツォークによるリメイク版『ノスフェラトゥ』、そして本作の製作自身をネタにした『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』。関連作がこれほど多いのも、世界中でいつの時代にも愛されてきた証拠だろう。その理由の5割は、原作者ブラム・ストーカーの力によるものだとしても…。[インターネット(字幕)] 5点(2005-09-04 03:26:31)

488.  チーム★アメリカ ワールドポリス ハリウッド史上最も壮大なゲロ映画。別にチェックするパペット・マニアはいないでしょうが、いちおう情報として…人形の操演技術は本場中欧に比べるとイマイチでした。DVDでも宜しいかと思います。まっと・でいもん。[映画館(字幕)] 5点(2005-07-30 21:11:52)

489.  スパイダーマン2 実はコレ全然見る予定はなかったんだ。原作からいってこのシリーズがドロドロの愛憎劇に落ちていくのは目に見えていた。そんなの見る気起こらないっすよ…ところがところが、キャスティング見て予定を変更しました。去年『知らなすぎた男』のスパイな肉屋ボリス、『アイデンティティ』の精神科医と見てきて、性格俳優アルフレッド・モリーナの強烈な魅力に気づいてしまったオイラ。思い返せば『マーヴェリック』のメキシカンな悪党、『スピーシーズ』の微妙にモテない科学者、「ワルくてマヌケだけどマンガっぽくて憎めない」という彼ならではの存在感があった事に納得した次第。その、セサミストリートのバートの実写版みたいな彼がオクトパスをやってるとゆーではないの! こりゃオクトパス目当てで見てみるのも悪くないか…と手に取ったワケであります。が、モリーナは性格俳優とは言え前作のゴブリン→ウィレム・デフォーに比べると自分を殺すのが巧い職人俳優(いやデフォーと比べれば大半の俳優は生彩なくしますが…)。イマイチ「変身前」「変身後」の差が地味すぎたように思えます。画面を見る限り、サム・ライミ監督はオクトパスのCGなんかには気合をいれてるのに、人物像の方は手を抜いちゃってるよ…もっと敵の存在感を強くしてくれよ~…まあ、コミックではいつも沈着冷静なドクターっすから、原作重視を公言してるライミ的にはOKなのかも知れません。結局、映画版のオクタヴィアス博士の設定自体に無理があったと思えてなりませんな。「ちょっといい駒を無駄死にさせたチェス2手目」という感じです。映画3点、ドクターに同情票2点(死角が存在しないという、オクトパスらしい戦闘は楽しめたっす)。[DVD(吹替)] 5点(2005-05-26 06:30:43)

490.  キャプテン・スーパーマーケット 監督、とりあえずハリーハウゼンの墓に行って謝ってきなさい…と書いてから知ったんだが、ハリーハウゼンってまだ生きてるんだ…なんかよくわからんレビューですんません。1作目からの、アッシュの成長ぶりが涙を誘います(嘘)。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-28 23:07:08)(笑:1票)

491.  ハバナ 大昔に見たんですが、いまふと名場面を思い出しちゃって。田舎道の道端で、右胸に手を当て、青い顔したレッドフォードが「オレとしたことが、煙草も持たずに何百キロもドライブするなんて…」ってソレ、戦闘機に銃撃されながら言う台詞じゃないって(笑)。あのレッドフォードのすっぽ抜けた演技が好きでした。お話的にはまあ、アリガチ名画路線だとは思うけどね。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-24 16:05:15)

492.  わらの犬(1971) 昔からずっと困ってるのは、ペキンパー映画のどこが面白いのかサッパリ不明な点。この作品も、当たり前のように見終わってしまって「え? どこが衝撃だったの?」と狐につままれた覚えがある(まんま犯罪実話ちゅーかねー、普通な展開だと思う…)。まーオイラは『フリークス』なんかも特別ショッキングな映画だと思ってない人間なワケで、『プライベート・ライアン』でも思わず笑っちまったし(しかも映画館で…ひんしゅく買いまくり)、感性的なズレが大きいんだろうなー。ダスティン・ホフマンの演技よりも、イギリスの田舎の息苦しい空気を演じきった脇の方々に敬意を表したいっす。この映画で初めて「世界のどこだろうと村社会っちゅーのはあるんだ」ってのを理解しました。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-08 07:12:24)

493.  恐るべき訪問者 《ネタバレ》 (美味しい部分のネタを完全にばらします)「イギリスらしい映画ってなんじゃ」って考えてみたワケよ。すると…モンティ・パイソンとかもあるけど、この地味~なクライムサスペンスが浮かび上がってきた。人質を取って通りに面した屋敷に篭城した誘拐犯。警察に完全包囲されて絶望的な状況の中、部屋の中で(キルビルでおなじみ!)毒蛇ブラックマンバが逃げ出した…とかいう筋立てはどーでもよくって、「うぉー大英帝国~!」ってぶっ飛んだのは、スコットランド・ヤードが突入隊を送り込むまでの過程。会議室に詰めた後方指揮の警部が「表通り一帯の地図を持って来い!」と部下を図書館に送る。持ってきた地図を一瞥、「違う、もっと前の奴だ!」と怒鳴って送り返す。次の地図もダメで、どんどん持ってくる地図が古くなり…確か記憶では17世紀くらいまで遡ったはず…「これだ!」と警部が叫ぶ。「この屋敷は昔はもっと巨大で、ここに母屋と隣接した馬小屋があったんだ。行き来するためのドアはここ、今は隣の家との間を仕切る壁になっている。つまりここだけ石を積まずにモルタル塗りになっているはずだ! 隣家から、この壁を崩して突入隊を送り込め!」そ…そんな推理ドラマってありなんすか? 普通の家でも石造りで、家同士がくっついて建設され、何百年も建て替えしない欧州だから成り立つんだよなーコレ。日本やアメリカでは逆立ちしたってこんな映画は無理だよーと思ったのでした。内容的にはたいしたコトありません、あしからず。5点(2004-12-15 23:35:55)

494.  ゴースト・ウィーク けっこう前に登録依頼したんですが資料探しで放ってありました。調べた限りではビデオもDVDも出てないので記憶に頼って書くしかないんだけど、「ルール無用で生きる貧乏青年を、都会を舞台にポップな味付けで描く低予算」という近年のドイツ映画のパターン(『ラン・ローラ・ラン』『バンディッツ』etc)、これの草分けに当たる作品です。派手な展開はないし、セットはどこかの安アパート。モノクロで大変地味なスペックですが、編集と音楽にこだわり抜いて、トントンと調子よく最後まで見せてくれます。5点(2004-12-12 16:38:27)

495.  時計じかけのオレンジ さりげなーく「いい意味原作クラッシャー」であるキューブリック。その彼が唯一原作に傅いた珍しい映画。そろそろ時代が追いついてきましたねえ。ワクワク。5点(2004-12-11 23:57:17)

496.  デスペラード 今まで、足らんティーの出演作というだけで見るのを拒んできた作品。オープニングぁ痺れるほどカッコイイ…が、後半のスーパーマグナム化は何とかならんのか(涙)。トータルでは凡作…と言いたい所だが、男らしくあのノリでラストまで突っ切った向う見ずな演出に+2点。いややっぱ+1点にしとこ。5点(2004-11-26 04:40:08)

497.  ヴァンパイア/最期の聖戦 突然の天啓。なぜこの映画にのめり込めなかったのか理解してしまった。あんなに漢なストーリーなのに、ジェームズ・ウッズじゃ男性ホルモンが足りないのだ。もっとコテコテのキャストを配してくれないとね…だってなんかアルバ枢機卿の方がよっぽどコテコテだしさ。ヴァレックもちょっと美形過ぎだねえ。『ゼイリブ』のロディ・パイパーとか呼んで、マッチョ度を上げておいた方がよかったんだろうね。5点(2004-10-30 20:34:09)

498.  ザ・セル 『羊たちの沈黙』から誕生した幾多のバリエーションのひとつ。プロファイリングというモノが目で見てわかるように「脳内を映像化してやろう」ってのが特徴であり、それだけに特化してると言っていい。頭の中をさらけ出す異常犯罪者役にフルメタルジャケットのデブちゃんをキャスティングしたので、結果、悪びれたところのない悪趣味ムービーとなった。設定から予想される全てのモノがここに詰まっている。それ以上のモノはない。それ以上のモノ(「地球の人間がこんな思考するわけねーだろ」的なブッ飛んだ世界)を観たくて映画館に足を運んだオイラは、監督の脳内が普通な異常である事を知ってガッカリしたのでした。5点(2004-10-19 10:58:23)

499.  ジャッキー・ブラウン コレの評価はムズいなあ。タラは好きじゃないんだが、70年代映画は好きだ。そしてこの映画、かなりの度合いであの頃のテイストを蘇らせている。アッサリ殺しちゃうとことか、自然光多用、原色多用のとことかね。逆に70'sになってないのが夜のシーン。あと筋を丁寧に追い過ぎた結果の長尺はいただけない(アッサリしたスナック感覚こそ70年代の映画じゃあ!)。パム・グリアの演技力は相変わらず評価に値しないなあ。もっとも『ゴースト・オブ・マーズ』のパムは好きだから、自分にとっての彼女はカーペンターのメガホンの下で活きる、って事なのかもしれない。ていうかさ、彼女は中身がないんだから中身のない役が激ハマってると思うな。マヌケ役のデ・ニーロ、バカ役のフォンダはレア品扱いだね。ここはタラに感謝かな。でもさ、キートンが最後まで悪い事しないのはどうかと思うぞ(笑)。いろいろ取り混ぜて、総合評価で中間点ってことでヨロシク。5点(2004-08-19 05:40:37)

500.  ジェットローラー・バス<TVM> DVD持ってます。豪雨から地下水の流れが急激に変化し、国道がトツゼン陥没! そこには一台の路線バスが…合成バレバレの低予算作品。けど、いかにも『Uボート』の国ドイツらしい、カッチリとしたパニック映画でした。話はなんかヨタヨタしてますが、アメリカ映画のように努力や根性に頼る事なく、イギリス映画のように知恵と勇気に頼る事もなく、日本映画のような正義の怪獣頼みでもないパニック物。ひたすら合理的な分析/地味な機械作業で事態を収拾していくドイツらしい展開は、映画としての面白みがないとも言えるし、無駄に重厚さが備わってしまったとも言えるでしょう(個人的にはこの味は超好み)。主役の工事現場監督は、バンディッツの刑事さんやってた人。他にも何人かあの映画とキャストがかぶってます。そこはちょっと収穫かな。あとやっぱ、史上まれに見る「土方が主役のパニック映画」なとこも評価を上げてます。5点(2004-07-16 01:23:40)

071.09%
1162.48%
2223.42%
3324.97%
4456.99%
5558.54%
68413.04%
713420.81%
811417.70%
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10467.14%

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