みんなのシネマレビュー
エスねこさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 644
性別
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233

601.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 コメディとはいえ自分的にはちょっと笑えず、泣けるシーンばかりが光っていた気がします。 ちょび安に親の死を告げようとする左膳。縁側に座って、 「おい安坊…(すんごい間)…なんだい、それ金魚かい?」 「うん」 「小さい金魚だねえ!」 もう、ここで泣かないわけにはいかないっすね。 いい映画でした。時代を超えたテーマ性があって、これからきっと何世紀が過ぎても古びない作品であり続けるでしょう。 でもオイラは心を鬼にして低評価にします。林不忘の原作の方が面白かった(まだ『乾雲坤竜』の巻しか読んでないですが…)し、ぶっちゃけオリジナル左膳も時代を超えたテーマ性が強い。本作を見た不忘が、自分の名をクレジットを外させた思いは何となく想像できました。 『ターミネーター』は最初ランス・ヘンリクセンがロボット役としてキャスティングされていたそうですが、そのまま作られていたら丹下左膳のイメージにかなり肉薄してたんじゃないかな。それくらい、残忍で猟奇的でアウトローな剣豪像。 青空文庫でタダで読めます。順序としては本作を楽しんだ後で、オリジナルに触れる方がいいでしょう(逆だとオイラのような評価になるかも)。オススメ。[DVD(邦画)] 2点(2006-08-19 08:14:55)《改行有》

602.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 最初、オープニングから青年期までのシーケンスを見て「おおおっ、これは読む人が必ずやアゴを外すという、時空テーマSFの埋もれた怪作『ヘミングウェイごっこ』のパクリかぁ~?」と大期待だったのですが、後半のすんごいストレートな展開に違う意味でアゼンとしておりました。 なるほどなるほど。この脚本なら同じセットを何回も使い回して、120分の映画に仕上げられるなあ。この脚本に目をつけたプロデューサーは賢いよ…ってそんなモン客が見たいわけないだろ~っ! どうも映画界にはCUBE病というか、セット費用を切り詰めたがる悪い病気が根強く残ってますな。主人公のメイクがキリストっぽいのはまあ、アメリカ映画だから目をつむります(留置所で聖痕が出ちゃった時はどーしよーかと思ったけど…)。 予算がないのが比較的前半でわかっちゃったので、あまり豪華な展開を期待しないで見れました。落胆は少なかったけど、点数を上げるわけにも行かないですねえ。このテーマが持つ独特の時空拡張感は『ラン・ローラ・ラン』にも劣りますよ~。コレがそこそこ当たって儲けただろうから、次回はちゃんとしたの作ってください。無理に伏線処理しようとして、小ぢんまりしなくていいものをね。 ●追記:考えてみたら、地球規模まで広がるような恐ろしい物語を想起させる「バタフライ・エフェクト」ってタイトルに問題があるんだなあ…同じカオス関連用語でも、『スリー・ボディ・プロブレム(=三体問題)』だったら良かったかも。最後の解決策は一点を弾き飛ばしてしまうので、力学的にも近いかもね(ニヤリ)。それを飛ばさないように、あくせく努力するのが人生だとは思うんだがねえ…超能力使おうが何しようが…。 ●追記2:うぉっ! これエメリッヒ一族(ローランドの義理の弟)の製作っすか。道理で『13F』似だと思った。 ●追記3:ぶらきさんのレビュー見て、思いました。「そのラストならオイラは10点つける!」(笑)[DVD(字幕)] 2点(2006-06-18 23:34:33)《改行有》

603.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 2001年のアフガン侵攻以来、こういう映画を望んでいた観客は少なからずいるんじゃないだろうか。陰惨な現代をカリカチュアライズした舞台、国家に牙を向ける偽悪的な犯罪者、強権的な政府にNOを叩きつける市井の人々の革命…確かに今『未来世紀ブラジル』を撮るなら、こういう風にやるのが正しいだろう。デュマを意識した大ロマン的な展開(ちょっと蛇足気味にラストで明かされているが)も、手品のように巧くはまっていた。 …だが、ラスト30秒で全てがぶち壊し。何とこれは真剣なプロパガンダ映画だったのだ。 「こんなご時勢、何を言っても仕方ねェや」と映画で息抜きしに来たオイラは、カーテンコールのごとくに(だが舞台とは違ってシリアスに)死んでいった者たちが顔見せするエンディングで思いっきりのけぞってしまった。このスタッフ、マジだよ。シャレで作ってるんじゃないよ。大資本映画を見て世界情勢について真剣に考え、自らも行動する時代は70年代で終わってるんだってば。オイラはね、『未来世紀ブラジル』みたいな最後の最後まで意地悪いのを期待してたんだよ。『未来世紀ブラジル』の幻のエンディングバージョンじゃないの。 「素晴らしいディナーを振舞ってもらったけどデザートに毒を盛ってありました」的な悲しい作品でした。素材が良かっただけに残念。娯楽として観たい方は、ビッグベンに花火が舞うあたりで席を立つのがいいと思います。 …あ、今回はクレジットの最後まで見たわけじゃないんで、なんかドンデン返っちゃうような仕掛けがあるかもしれませんがネ。 ●追記:これ、英国の評論家が何て言ってるか気になりますねえ。すっごくスノッブにけなしてそうな気がするな(笑)。●さらに追記:うわぁこれ、イギリス映画じゃなくてドイツ映画なんだ! ラストを含め、いろいろ腑に落ちました。点数上げるかどうかは、しばらく熟考してから…。●さらにさらに追記:そういやこち亀以外でも、『宇宙家族カールビンソン』の虹男にも似てるんだよなあ…あさりよしとお、ネタにしないかなー。[映画館(字幕)] 2点(2006-04-25 18:39:33)《改行有》

604.  ジャッカル 《ネタバレ》 ぎゃっははははあぁん~っ!o(>▽<)o" いま goo 映画情報で、この映画の解説(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30864/story.html)を読んでたんですが、お、お、おかしすぎるぅ~! 腹がよじれる~! 『はたしてジャッカルの究極兵器が演壇を襲うが、夫人は間一髪で無事』とか、なんじゃその究極兵器って! あの目立ちまくりマシンガンがキューキョクだったんかよ! 凡作のあらすじを何とかして読めるものにしようというライターさんの苦闘の跡が笑いにまで昇華されてしまって、もはや手のつけようのない駄作であるコトの逆証明みたいになっちゃってます。でも、製作者の意図はわかんなくもないんですよね。『ジャッカルの日』がリアルな展開、抑えた演技・演出の傑作だとすれば、これをハリウッド流儀でバリンバリンに改造してゴージャスな展開、派手な演技と演出にしてやれば「もっと素晴らしくなる(…と製作の誰かが言ったに違いない!)ではないかーッ!」。んなわきゃないのは皆さんご存知の通り。ハリボテの展開と男臭い(=頭悪い)演技・演出で、滅多に見られない勘違い企画に…その象徴があの『究極兵器』なんだとすれば、確かにあれって本作の全てをあらわしたバカアイテムなのかもしれないですねえ(確かに試射のシーンだけはオリジナルとのギャップに笑ったけどさ)。やるなら、ブラッカイマー製作の映画くらいもっと男臭く(=頭悪く)、もっと豪快に(=大風呂敷に)、徹底してやったらんかい! 世界一の暗殺者が日本車に乗っても全然ゴージャスじゃないぞ! その昔から、暗殺者はアルファロメオに乗って潜入すると相場が決まっとるんぢゃあ。…なお goo 映画情報によれば、本作は『ジャッカルの日』との関係を一切明示していない(クレジットしていない)とのコト。まあアレじゃ、「リスペクトです」とタランティーノみたく胸を張る事すらできんわなああぁぁ(苦笑)。[映画館(字幕)] 2点(2005-12-29 06:43:36)(笑:1票) (良:1票)

605.  ストリート・オブ・ファイヤー この世の天国ハリウッドには「甘やかしちゃイケナイ監督」ってのがいる。カーペンターとかサム・ライミとかあーゆー輩だ。チョイと当たってカネを手にした途端、大手の言うがままに「オシャレな画面造りを目指さなきゃ」「有名俳優を使いこなせてこそ名監督」「ラブストーリーは必須でしょ」「お客は笑いを求めてるんだよ、笑いを!」…どんどん才能を枯らしていくという(涙)。カーペンターもライミも、ポパイ刑事のごとくリハビリを重ねて一回り大きくなり、大手を見下して自らの立ち位置へ戻る事ができた。しかし、ついに戻って来なかったのが彼らの先輩、ウォルター・ヒルだった。それまでの彼は、アドレナリン過剰気味の初期作品『ザ・ドライバー』『ウォリアーズ』、そして彼の独特な映画観をキッチリ守って製作した『エイリアン』と、ヒットメーカー(またはお騒がせ映画人)として独自の立ち位置を確保していたのだ。そんな彼が始めて大手にすりより、観客におもねって作った本作。それまでのパワーがヌルいギャグに、無理なラブストーリーにと分散されて、本来のバイオレンスに集約できないもどかしさ。もちろん映画はヒットしたが、実は話は逆なんじゃないのか。本作がヒットしたのが原因で、彼の目が狂っていったとしか思えないです。この後、ヒルは『クロスロード』で従来路線(しかも音楽によるバイオレンス!)に戻ろうとするが、完成度の高さとは裏腹にヒットしなかった。多くの観客にとっては、もはや大手に飼われたヒットメーカーである彼に、かつての狂犬のような危ない魅力は求められなかったのだろう。以後の彼は従来のハリウッド的な「ほどほどバイオレンス」路線に従った、ヌルい映画しか監督または製作していない。野球のユニフォームにバットを持ったギャング団も出てこなければ、場違いなピックアップトラックでカーチェイスする弾けっぷりもなくなった。ヒルとライミの違い、ハリウッドを呑むか呑まれるかの違いはそこにあるだろう。オイラは、これが素晴らしい映画だってのをわかっていても、それでもこの映画を評価する事はできないですな。これはお金という魔物に負けて自らを葬った、一人のハリウッド人の華麗な墓石です。[映画館(字幕)] 2点(2005-05-29 17:33:41)

606.  フラットワールド 最初に断っておくが、いいアニメである。意欲的なアニメでもある。だがオイラは評価しない。「紙に書いたアニメキャラを人形アニメ同様の手法で動かす」という斬新な手法を用いていながら、そのために80万ポンドもの制作費を使っていながら、この作品は何も成し遂げていない。CG全盛の昨今、この技法がメジャーになれるわけがないのだ。この技法の居場所は、(カトゥーン・アニメではなく)あくまで実験アニメの分野のはずなのだ。その世界でこそ、この手法は光り輝いたと思う。子供向けを作るにしたってこんな中途半端な一本ものではなく、『ピングー』のような3分作品の連作、という方が作りやすかったはずだ(だいたいピングーのパイロット版は2分もないしね)。制作したBBCには、そのあたりの嗅覚が働かなかったのか? この作品は、もっと開花するべき素晴らしい才能を潰したんじゃないのか。そう思えて仕方がない。そう思わせるほどに刺激的で、およそ信じ難い部分まで手が込んでいるのも確かなのだが…。誰か、この悔しさを共有してくれ~っ![DVD(字幕)] 2点(2005-05-17 23:28:53)

607.  華氏451 高校の頃、ブラッドベリの原作を読んで感動してビデオも見たんだけど…くだらねえ。とことんくだらねえ。原作で非難されている『映像』をメディアとして使ってるのに、そこに何にもヒネリがない。自作だけは特別なんですか。そうですか。いろいろエピソードをカットしておきながら。観客を納得させるには『モンティパイソンのホーリー・グレール』の幕切れくらいの大仕掛けをやってくれなきゃねえ。まだ見てないが、リスペクト作品である『華氏911』にも同じような「自分は特別」志向を感じる。案外この2者はカウンター・カルチャーに根ざす、深い深い部分で似てるのかもね。美術的には『時計仕掛けのオレンジ』『スリーパー』の先取りって事で評価はできる。全然違う原作を選んでおけばよかったんだと思う。[地上波(吹替)] 2点(2004-12-25 16:43:13)(良:1票)

608.  遊星よりの物体X 昔から思ってるんだけどね、ごめん、言っちゃうよ。「よし、みんな影の周囲に立ってみろ」…(氷上でみんなが輪になる)…ジャジャーン! ってなんだよ、全然ビックリしねーよ。科学者の解説は長すぎ(しかも中途半端なたとえ話ばっか)でウザいし、なんかみんな一致団結しちゃうし(それ全然原作と違うだろ)、SFをなめとんのかーっ! 台詞と演出を練れば、同じ予算・セット立てでもっと怖いのが作れたと思えて仕方がない。カーペンター、どうしてこんなのに惚れちゃったんだ?2点(2004-12-08 23:53:34)

609.  現金に体を張れ とても『非情の罠』を作った後にこの映画を撮ったとは思えない! これはキューブリック映画とは思わないようにしてます。先の展開が読める読める。スターリング・ヘイドンも後の『博士の異常な愛情』での怪演を思うとなあ。2点(2004-10-30 19:18:06)

610.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 主人公が黒人でロボットが白いのに超笑えた(意味不明の人は不明なままでよし)。そこにだけ、ぐだぐだ言わず1点献上。あとはぐだぐだ~。●2005/12/13 追記:←これを書いた当時は、本作が「アニマトリックスの例のエピソードのスピンオフ」だって裏話を聞いて期待度-100%くらいで見に行ったのと、ぐでんぐでんの泥酔状態だったので滅茶苦茶なレビューになってますた。今回改めて見直して、1点UPします(苦笑)。前半は確かにアシモフのロボット物なんですが、後半は見事にマトリックス・ワールドになっちゃいますねー。木に竹を接いだような無理やり感と言うか豪快さはちょっとキモチよかったかも。アシモフは「40年代のアメリカで黒人問題をダイレクトに扱うためにロボットという隠れ蓑を利用した」わけなんですが(だからアシモフのロボットSFは、かなり以前にその目的を終えていると言えます)、本作は主人公にウィル・スミスを配し、ロボットのデザインを白人っぽくして、そのあたりの(一種懐かしくもある)古典的人種問題への配慮があるように見せかけながら、後半で完璧にうっちゃってロボット同士が空中でカンフーを大演舞するクライマックスへ持っていくあたりの豪腕は、ナカナカできるもんじゃないですよ。一応笑いは取れましたよーん、という事で。しっかし、『マトリックス』自体古臭い話だよなと思ってたけど、ここまでアシモフワールドにマッチしてしまうとは…いいかげんこんな、外側はキレイだけど中でカビの生えてるような古臭いSFを評価する時代は終わりにしたいもんだねえ…。[映画館(字幕)] 2点(2004-10-18 00:59:01)

611.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 押井を語るならこの作品が適当かな(天卵という手もあるが…あれは容易に点数つけれんしなー)。自分の中では、常に0点と3点の間を揺れ動く監督。地べたに這ってピョンピョン飛び跳ねながら天界を目指すのだが、跳躍力が足りず落ちてきちゃうって感じ。だが職人アニメーターとしては最低でも7点以上だ。おそらく常人の域を超える集中力を武器にした完成度至上主義(あくまで想像)も、職人アニメーターとして誇るべきもの。それが後の『アヴァロン』の驚異的なポストプロダクション(死ぬほど面倒くさい作業だっただろう)をやり遂げさせるわけだが…この人、才能の使い方を絶対間違えてると思う。世界がカメの背に乗ってるだなんていう明快な図式をやるなら、あそこまで書き込む必要ないじゃん。書き込みすぎたから、カメ自体が作り物っぽくなっちゃったよ。素人目で見たって、あの構図が活きるのはもっとラフで、パワーのあるマンガっぽいタッチでこそだと思うよ。「全世界を明快なカリカチュアに放り込む」事ができる、欧州の歴代アニメーターに匹敵する才能(この部分では絶対手塚治虫を超えてる)に恵まれたのに、大友克洋・士郎正宗と同じ路線にしがみついてる妄執の人にしか見えない。惜しい。惜しすぎる。ちなみに当時から『うる星』ファンじゃなかったので、点のオマケはないす。あしからず。2点(2004-08-15 16:26:16)(笑:1票)

612.  ザ・ファーム/法律事務所 《ネタバレ》 法律事務所が相談料取り過ぎてるだぁ? なんかセコくて…主人公のやりクチが。映画館で見て、途中までは良かったのにラストでいきなりガッカリした記憶が強いなあ。とりあえず「合法的・合理的に解決できればそれでいいんかい」って言っておくか。ドラマチックなモノ、なにもなし。観客は無理を承知で、その先にあるものを見ようとして映画館に足を運ぶんだと思うぞ。ジーン・ハックマンを配した時点で、敵が手ごわいのもわかっちゃいるけど。2点(2004-03-15 04:54:26)(良:1票)

613.  未来警察 学研の大人の科学が自動車に負けないスピードで襲ってくる映画。当時はまだ大人の科学は売られてなかったため「メカモの襲ってくる映画」と呼ばれていた。監督としてのクライトンは日本の特撮なみにガジェットを映したがり、それがまた延々と続いて退屈。ウェストワールドみたいに、主人公の周囲全体をテクノロジーで覆っておかないとサスペンスを出すのは難しいよ(マット画でいいのよマット画で!)。ハイテクをベースにしたテロリズムを描いた点では先駆的と評価できるかな。もっとも、クライトン本人は70年代初めに書いたサスペンス小説『サンディエゴの12時間』で既にこれをやってるワケだが。そういや電話を使ったネットワークハッカーの登場も、この小説が最初だと思う。クライトンあんた、才能ありすぎて時代がついて来ないんよ。『タイムライン』ぐらいが丁度いいんだよ(笑)。2点(2004-03-15 04:36:16)

614.  マタンゴ SFには辛いオイラ。特にこれは「この原作を無宗教の日本人が演じるのは無理だろ!」って面があって…スタッフが神級なのはわかるんすけどね…容赦なくこの点数にさせて頂きます。原作『夜の声』は、キリスト教(の持つピューリタン的な潔癖さ)ならではの恐怖があったので、信仰の力でさえも「マタンゴ化」を止められない、という点が恐ろしかったワケで(これは『エクソシスト』の行き着く先にある恐怖と同じ)。極限状況だけじゃあの怖さは出ないなあ。ラストシーンでビシッと落としてくれたので、そこだけポイント高いです。2点(2004-03-15 04:19:16)

615.  アマデウス ちょっと挑発的な点数か。ミロシュ・フォアマンは(『ラグタイム』を撮った監督だから)好きな方です。が、この映画のせいで、長らく古典派音楽とモーツァルトを誤解するハメになってしまいました。モーツァルトの死も劇的なんだけど、どうせなら2大作曲家ヘンデル&バッハを失明に追いやったインチキドクターの話も見たいな…このスタッフで。あ、ハイドンの死体が盗まれた話も面白そうだなあ。2点(2004-03-13 22:24:29)

616.  アビス(1989) オースン・スコット・カードの嫌いなオイラとしては、自然と減点に傾きますなあ。シナリオも、痴話ゲンカと世界平和をゴッチャにして両方を繋ごうとする努力に欠ける点が、見ていて辛い。宇宙人を出さずに硬派に締めてくれれば点は上がったろうけど…当時はSFでなけりゃ大作の制作費は出してくれなかったろうし、キャメロン=SFというイメージが定着してるからなあ。監督当人にも、現行テクノロジーだけでラストまで描き切る気持ちがあったかどうか疑問だし。ただ、これが宇宙モノ(宇宙船で行ける地球近傍が舞台)だったら評価は変わったかもしれない。宇宙空間は生死の境目がキッパリ分かれていて、痴話ゲンカですら重大な結果を招きかねないからね。宇宙の方が断然サスペンスは増して、後半をググッと持ち上げる要素になってくれたと思う。2点(2004-03-08 04:47:18)

617.  キャッツ&ドッグス 病んでるよ…病んだ映画だよ…犬と猫が戦ってるという設定はまあいいとしても、話を世界規模にしなくてもいいだろ…誇大妄想寸前だよ…オイラが映倫なら、絶対R指定にします。子供にあんな妙なもん見せちゃイカンですよ。2点(2004-03-07 22:51:25)

618.  ガタカ 《ネタバレ》 これは『理解できんかった映画ベストテン』に入るかな。どう頭を捻っても、あの世界を成立させる社会理念が想像できん。犯罪研究のネオ・ロンブロジアンなんかを意識してるんだと思うんだけど、だったら映画の中で遺伝的疾患から来る犯罪者の世界も見せておくべきだろう。薄っぺらで理解不能な社会への反発は、観客であるオイラを置いてきぼりにしていつしか虚空へと旅立ってしまう…これが一方的なプロパガンダでなくて何なんだ? ジュード・ロウを生かしておいたなら、もう少し点数を上げたかもしれないが、これでは物語を救う事は不可能と判断。真の評価ができていないかも…という不安を覚えながら、敢えて「駄作」の烙印を押します。2点(2004-03-07 22:42:47)(良:1票)

619.  トロン 『ブラックホール』と共に、ディズニーのどん底期を飾る金瞞駄作。映画的な側面は語らずに、ここではその世界観について書いておきたい。この映画の舞台となるバーチャル空間は、スパコンの中なのだ。IBMの大型コンピュータの世界だ。だから神のごとき独裁者を設定できた…ネットワーク世界なら違う展開をしたはずだ。製作当時はまだパソコン黎明期で、今のようなPC全盛期を思い浮かべられなかったのは常に嗅覚鋭くあるべき映画人としては失格だろう。ここに創業者が死んで以降のディズニーの体質&持病と言うべき「驕り」が見て取れる。その証拠に、この映画の数年後にはPC時代が到来、ナローバンドのBBSながら個人のPCネットワーク時代が到来し、『トロン』は急速に生彩を失って古びていくのだ。それ以後も、ディズニーの体質はいまだ変わってはいない。製作サイドに職人的な誠実さはあるものの、「子供が求める物はいつも同じ」という慢心、徹底したリサーチ不足、あげくに金にあかしたネタの横取り…。画面を構成する要素が少なくストーリーのシンプルな本作では、そのディズニー病が、版画のようにクッキリと刻印されて観客の目に焼きつく。「つまらない」と…。2点(2004-03-07 22:24:21)

620.  親指スター・ウォーズ 低得点強化月間のため点数にオマケはしません。くだらなくて下品。それ以上の感想はなし…でもDVD買ったし、時間が手ごろな事もあって、ついつい見ちゃうんだよなあ、親指シリーズ…。2点(2004-03-07 21:57:51)

071.09%
1162.48%
2223.42%
3324.97%
4456.99%
5558.54%
68413.04%
713420.81%
811417.70%
98913.82%
10467.14%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS