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81.  Kids Return キッズ・リターン 出来はいまひとつだったが平凡な「優等生」だったぼくにとり、主人公たちは「影」を体現してくれているようで、不思議な親近感を覚えた。ぼくが年をとったからかもしれないけど、最近の茶髪でケータイばかりいじっている無気力そうな若者には、こうした共感を覚えない。いまこの作品を見直すとして、以前と同じように感じるか自分でも自信がない。でも、ともかく、たけしの作品の中では最も好きですね。いつ再び観るかはわからないけど。。。8点(2004-01-17 14:32:17)

82.  妖婆・死棺の呪い おどろおどろしくて、でもどこか人間臭さのあるロシアの怪奇物語。中世ロシアの神学生が、夏休みに修道院から実家へ帰る途中、妖怪に取りつかれ、なんとか逃れようと必死の試みをするのだが、あえなく最期を遂げるという内容。ホラーというよりも小泉八雲『怪談』のロシア版というところ。妖婆ということだが、若くきれいな女優が演じている。当然CGなんてない頃の作品で、特撮はご愛嬌だが、ヨーロッパでもアジアでもないロシアの宗教的風土が親しみやすい恐怖を感じさせる逸品。最後になって登場する怪物のヴィーといったらもう。。。水木しげるの世界でもあります。堕落しきった当時のソ連社会において、こうした映画を一生懸命作製していた映画人がいとおしい気分になります。20年ほど前、アテネ・フランセで観ました。懐かしいなあ。10点(2004-01-17 14:06:22)(良:1票)

83.  青いパパイヤの香り たしかにオリエンタリズムの香りが避けられない作品です。でも、それは現代ベトナム映画の出発点において不可避の宿命だとも思えます。こうした事情は、たとえば、日本映画の代表ともいえる黒澤明の作品にも言えることでしょう。よく黒澤を欧米人がぱくったと言われますが、そもそも黒澤は欧米人にも受容できる人物設定をしていたことによります。似たような事情がこの作品にもあるようです。こうした「西洋」が染み込んでくる状況下で、土着性を感じさせる要素として、わたしは色使いと全体のスピード感に注目しているのですが、本作品ではやや優等生すぎるきらいはあるものの、合格点に達していると思います。ノスタルジーをめぐっても、抑えが効いていて好感が持てました。7点(2004-01-16 23:11:56)

84.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 時間的にも内容的にもほどよい佳作です。主人公の及川なずな(奥菜恵)が一番演技が下手だというのもご愛嬌です。しばしばなずなを指して「あんな小学生おるかいっ?!」って言われますが、いますよ。実際。わたしは知っています。もうオバサンになってしまいましたが。。。 (かろうじて面影は残っているようです)8点(2004-01-16 22:48:11)

85.  PiCNiC(1994) あの精神病院は健常者というよりも患者の目から見たイメージに近いと思う。個人的には、神父のような牧師のような「神父」が出てきたシーンが好き。そうそう、神父さん、塀に自ら上らなきゃなにも見えませんよ。彼らのあとをついていったら、もっと良かったんだけど。。。7点(2004-01-16 22:35:56)

86.  シベールの日曜日 状況は病的なのだが、絵はとても美しい。宗教を信じられなくなったフランス人が、美しさのなかに救いの余韻を求めているようで、切ない感じがした。なかでもわたしの印象に残ったのは、文脈は忘れたがシベールがたしか謝意を表そうとして、跪きながら十字を切ったシーンだ。本当にきれいな姿だった。もはや宗教的意味を持たない単なる作法だが、はやり伝統の美しさだなあ、と感じ入った。あまりストーリーは憶えていない。7点(2004-01-16 22:07:48)(良:1票)

87.  鬼火(1963) 主人公が自殺する作品が好きなので、じつにうれしい一本です。ただ背景で流れるエリック・サティの音楽が、いまではあまりにも有名で幅広く使われているので、画面に集中することを阻害しているような感じがしました。本来はこの作品にぴったりの音楽だとは思いますが(かつて精神を病んでいたという人―複数―が、サティの曲をたいそう嫌っていましたが、なんとなくわかる気もします)。昔は自殺した主人公のような人間も、いまでは死ぬ前に他人を殺しそうな気がして、なんか不気味です。気のせいかな。。。9点(2004-01-16 21:55:14)

88.  無防備都市 ふだんは悪ガキどもを叱りつけてばかりの謹厳で頑迷な神父が、最後に反ナチの罪で処刑される。その処刑現場にかの悪ガキどもがやってきて、ナチの兵士に対して抗議の口笛を吹く。それをなんともいえない表情で、しかし静かに眺めやる処刑直前の神父。神父や僧侶というのは、人々からバカにされながらも、ひっそりと自分の死を見据える存在だと思う。神父・僧侶好きのわたしにとって、このシーンだけでも本作品は意義深い。8点(2004-01-16 21:44:32)

89.  神の道化師、フランチェスコ 中世キリスト教最大の聖人アシジのフランシスコを描いた作品は何本かあるが、そのなかでおそらく唯一観るにたえるのがこの一本。モノクロの画面に登場するのは、どうやら本物の修道士たちらしい。これといった感情の起伏もなく、淡々と物語りは進む(いや、劇的な物語もあるのだが、この修道士たちにかかると淡々と、そして美しく描かれる)。フランシスコの接吻を受けたハンセン氏病患者が、そのまま何もなかったかのようにゆっくりと歩みゆく。その姿が画面から消えそうになったとき、彼はゆっくりと後ろを振返る。その視線が画面を観ているわたしにも突き刺さるようであった。9点(2004-01-16 21:33:29)

90.  シコふんじゃった。 遅まきながらこの作品ではじめて竹中直人を見て、そのあくの強さに驚き、また感動しました。もっとも彼の役柄はどの作品でも同じに見えるのですが。今となっては。ま、それはともかく、やはりよく出来た娯楽作品です。大学生当時ガリガリに痩せていたわたしは、大会シーンで登場した本日医科大の相撲部員に自分を見るようで、なんか恥ずかしかったです。いまでは腹回りは相撲部員に近づきつつあります。それ以外は相変わらず本日医科大なみですが。。。7点(2004-01-16 18:15:58)

91.  ファンシイダンス 坊さんマニアのわたしとしては、はずせない作品です。もちろん大好きです。青々とした頭に墨染めの衣ときた日にゃ、もうウルウルです。キリスト教の修道院を舞台にしたら、このような(←どのような?)作品は出来ないと思います。キリスト教なら、どうしても「感動」を狙っちゃうんだな。いいな、仏教(わたしは仏教徒ではありませんが・・・)。だから、撮影に協力したものの、完成した作品を観て二度と協力はごめんだとへそを曲げた金沢(だったっけ?)の某有名禅宗寺院さん、それぐらい笑い飛ばしてまた協力してあげてくださいよ。わたしからもお願いします。8点(2004-01-16 18:06:03)

92.  ドクトル・ジバゴ(1965) 改築前の下高井戸の映画館で観た記憶があります。リーンの作品は映画館の大きなスクリーンで観るべきだと言われますが、その通り。最後のほうで登場したスターリンの強大な肖像画が、時代を強さと歪みを物語っていました。わたしとしては、この作品こそ現代のロシア人がリメイクするべきだと思っています。パステルナークの数奇な人生はもちろんのこと、ソ連時代を振返る手がかりとしても最適のものだと思います。もっとも、いまのロシアの人々にそれだけの力があるのかどうか。。。8点(2004-01-16 17:48:16)(良:1票)

93.  ノスタルジア わたしたちはもっとノスタルジアつまり郷愁というものを真剣に見つめなくてはなりません。いまこの言葉はただちに否定的なものとして拒否されるものになっています。たとえば、ノスタルジーってことを言いたくても、言い訳なしでは口にできない雰囲気があります。たしかにポジティブなノスタルジーは危険ですが、そんなものはじつは語義矛盾。下のほうでも触れられていましたが、ノスタルジーは絶望と表裏一体なのです。瞬間的な絶望感で爆裂するのではなく、持続的な絶望と折り合いをつけるためにも、この作品を前に耐えていく力をつけなくてはなりません。これからの人類は。さて、その先にあるのは宗教なのですが。。。10点(2004-01-16 17:36:34)

94.  ウォーターボーイズ ダメ運動部を描けばハズレのないアルタミラピクチャーズらしい作品。細かいことにこだわらず、笑わにゃ損損の世界です。それだけ、とも言えますが、それでいいのだ。というところで。。。 (レンタルビデオで十分です。DVD高すぎ。)7点(2004-01-16 17:09:57)《改行有》

95.  話の話 日本でのこの作品、監督の知名度からいってなぜこんなに投稿が少ないのか理解できない。「霧のなかのハリネズミ」の印象のほうが強いからかなあ。ともかくロシア人の生活の中で民話そして詩がいまだいきいきと生き続けていることをこれほど力強く、そして美しく描ききった映像はめったにない。必見。大学生の頃、はじめて観たけど、それまでのアニメ観を改めた。宮崎駿よりもノルシュテイン体験のほうが先だったのは、幸か不幸か。。。10点(2004-01-16 14:58:45)

96.  千利休 本覺坊遺文 三船敏郎は、残念ながら、ボケています。しかし、本作品での奥田瑛二は凄いです。かっこいい!奥田によるオロオロした感じの本覚坊を観て、坊さんに憧れない人はいないでしょう。ぼくは仏教徒ではないけど、この映画を観てから坊さんマニアになりました。いいなあ、坊さん。。。9点(2004-01-15 22:06:43)

97.  ピロスマニ 画家を描く映画は難しい。静止画と動画のずれ。どちらかを生かそうとすれば片方が死ぬというトレードオフの関係が避けられない。そのなかでこの映画は奇跡的に両立に成功している。本作品を作りあげた監督、俳優などが抱く、虚飾を排した画家への暖かい眼差しのゆえであろう。また「風景」という次元が動と静をうまく架橋しているのかもしれない。20年ほど前、尼崎の某百貨店(というか専門店街?)でピロスマニの展覧会が開かれていたなんて、いまにして思えば奇跡的である。9点(2004-01-15 21:54:53)(良:1票)

98.  ポンヌフの恋人 ジュリエット・ビノシュがどうも苦手なもので。。。彼女が出ている作品はどれも好きなのに、主演が好きになれない。この作品もそう。なんでやろ。それにしても運河をボートで爆走ってシーンが全部セットだったなんて、やっぱフランスやのぉ。7点(2004-01-15 21:23:43)

99.  はつ恋(2000) 娘って母親の昔の恋になにかロマンチックなものを感じるのだろうか。結構自分のアイデンティティにも関わる(ようにも思われる)深刻な問題なのでは。ことに母親の病気が関係しているし。でもこれが現代的(←死語というか意味なし?)な家族なのかなあ。わたしには理解できないこと多し。とはいえ、田中麗奈をはじめ出演者はみな良かった。全体的な印象は決して悪くはない。6点(2004-01-15 20:56:45)

100.  教祖誕生 下條正巳の教祖様ってのが、よい。宗教にはそこそこ詳しいほうですが、下條正巳とビートたけしという組み合わせの弱小宗教には、興味半分でつい関係してしまいそう。なんか恐いです。わたしって変?ともかくみなさん、宗教をバカにしてはなりませぬぞ。結構好きな1本です。8点(2004-01-15 20:46:20)

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