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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1888
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1441.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 前作「パルプ・フィクション」があまりにも傑作だっただけに、さすがに今作はプレッシャーに負けてしまったのだろうなという印象の作品。豪華な俳優陣を起用して、前作のようなスタイリッシュな映画を創ろうという気持ちは伝わってくるのだが、残念ながらそれが空回りしてしまっている。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-21 19:29:38)

1442.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 確かに映像は素晴らしいけれど、それだけな映画。べつに映画に娯楽性だけを求めているわけではないけれど、それでもこの分かる人にだけ分かればいいというある種独り善がりな作風は好きではない。この監督は確かに美しい映像を撮らせたら天下一品だけれども(特に水中の映像は白眉)、なんだかキリスト教の啓蒙映像にしか思えなかった。キャストが豪華なだけに残念。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-21 11:30:29)

1443.  TAKESHIS’ 《ネタバレ》 明らかに、デビット・リンチの「マルホランド・ドライブ」を意識した作品だろうけど、いかんせん才能の差が際立ってしまっている。悪夢のようなシュールな世界を構築しそれを芸術の高みにまで昇華するということと、無茶苦茶すればそれで後から意味なんか付いてくるだろうという浅薄さを、明らかに履き違えている。それでもタクシーのシーンなどは光るものがあったので、この点数。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-14 16:28:47)

1444.  デビルクエスト 《ネタバレ》 まあ、こんなもんだろうという期待をまったく裏切らない出来だった。どこかで見たようなシーンの連続に、予算の都合か、後半のいくにしたがってチープになる映像。まあ、それでもそこそこ楽しめる映画に仕上がっていたので良いんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-06 14:17:10)

1445.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 押井守って個人的に苦手な監督です。「イノセンス」や「スカイクロラ」も観たけれど、その哲学的な作風はどうも好きになれない。確かに、エヴァなんかと違ってその世界観はかなり深いところまで考え抜かれているのだろうけど、どうも鼻について乗り切れない。もっと楽しくいきましょうよー、と叫びたくなる。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-27 22:55:10)

1446.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 もうこの監督はいかに観客の期待を裏切るオチを考えだすかということに、心血を注いでいますね。やはり、「シックス・センス」の呪縛が強固なのでしょう。それでも最近の駄作のなかでは、頑張ったほうだと思います。閉鎖的な村の描写は良く描けていたと思います。それだけに、あのオチは、個人的に「もういいよ」と思ってしまった。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-20 21:43:18)

1447.  完全なる報復 妻子を殺され復讐の鬼と化した男と、自己中心的なエリート検事がかつての残虐な事件を巡って息詰まるような攻防戦を繰り広げるという話なのだが、途中から終盤にかけて完全にストーリーが破綻している。特に改心したはずの検事が犯人を目の前にして刑務所もろとも爆殺しちゃうって……。けっこう重厚で良質の犯罪映画を撮ってきた監督だっただけに、とても残念な映画だった。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-17 01:22:44)

1448.  π(パイ) 《ネタバレ》 まぁよくある低予算の実験的な映画の一つだけど、その白黒で独特の美学が横溢する映像美が長く印象に残っていた作品。それが最近、「レスラー」やら「ブラックスワン」やらの傑作映画を撮ったアロノフスキー監督のデビュー作と知って納得。人の心に潜む狂気を見事に映像化する手腕が、もうこの作品からその片鱗を荒削りながら覗かせている。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 01:19:13)

1449.  エレクトリック・ミスト 霧の捜査線 《ネタバレ》 途中までとても良い雰囲気だったのに、話を詰め込みすぎたせいか後半が非常に散漫な印象。猟奇殺人のミステリーなのか、アル中主人公の幻覚妄想からの立ち直りなのか、ジョン・グットマンを中心としたクライムサスペンスなのか、そのどれもが中途半端。最後のオチが、キューブリックの超有名な映画のオチをまるまるパクってしまっているのが、その中途半端さを象徴している。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-07 06:28:25)

1450.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 途中まではすごく良かったのだけれど、さすがに最後のオチは無理があるだろう。それまでのテンポのいいアクションシーンが一気に興醒め。敵の凶悪な計画をなんとか阻止したぜって元々あんたが計画したもんだろう!最後は自首するわけでもなく、若いおねーちゃんと電車でバイバイて……。本当に途中までは良かっただけに残念な映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-01 11:35:25)

1451.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 かつての作品のキャッチコピーで、「人生はおかしくも悲しい」とうたわれたコーエン兄弟の映画も最近は、「人生はおかしい」という部分だけがどんどんと突出していっているような気がする。この映画もお馬鹿な人間ばかりが出てきて、何をやってもうまくいかず、どんどんと皆が皆どうしょうもない袋小路に陥ってしまう。果たしてこれを笑えるかというと、僕は甚だしく疑問に思う。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-27 22:11:12)

1452.  バベル 《ネタバレ》 聖書に出てくるあまりに有名なバベルの塔のエピソードをモチーフに、人と人が永遠に分かりあうことが出来ない世界で起こる悲劇を群像劇として描いている。素直に娯楽作として楽しめる映画でもないし、上映時間も長いのだが、それでもちゃんと最後まで興味を逸らすことなく観ることが出来たのはさすがだと思う。だが、あまりテーマとしてまとまっていない印象を受けた。それぞれのエピソード(特に砂漠を延々と彷徨う中年女性の話は心が痛む)を東京で纏めてしまったのは、明らかに失敗。こんな不条理な世界を生き抜くパワーを、少なくとも全裸で泣く菊池凛子からは感じられなかった。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-25 22:42:43)

1453.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 こういうパニックSF映画を群像劇として描く際は、普通、そんな複数の登場人物たちを色んな設定の人々で描き、エイリアンの侵略を多角的に描出することでメリハリを利かすものなのだけど、この映画の失敗はなぜかみんな軍人でそれをしてしまったこと。おかげで誰が誰かいまいち分かりづらいうえ、観ていて冗長。軍人は一人か二人に絞って、あとは例えば街のスーパーの店員だとか、親とはぐれてしまった子供だとか、アル中のホームレスだとか、そんな多種多様な視点で描いていればまだ観れるものになったのだろうけど。まあ、それでも迫力のあるCGは十分楽しめる。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-25 12:20:47)

1454.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 確かに高評価なのも分かるし、なおかつアカデミー賞を受賞したということも頷けるけれども、自分には合わない映画だった。何故かというと、最後まである種の違和感が拭いきれず、どうしてもストーリーにのめり込めない。この違和感はなんだろうと、少し考えてみて、それが切実さの欠如にあるという結論に達した。これから第二次大戦が始まり、多くのユダヤ人が残酷に殺されていくというのに、英国王室ではのんびりお喋り教室ですか、どうしてもそう突っ込まざるをえないのだ。最後は、好みの問題ではあるけれど、僕個人としてはその拭いきれない違和感の部分でやはり評価できない。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-25 11:10:02)

1455.  TAR/ター 《ネタバレ》 ヒステリックで高慢ちきな女指揮者が自業自得な案件でひたすら転落してゆくお話。大して面白くも深くもない話を無駄にダラダラ長く描いていて、もー序盤から退屈で退屈で仕方なかったです。アカデミー作品賞にノミネートされてましたが、自分には何が良いのかさっっっぱり分かりませんでした。ただ、いかにも更年期真っ只中って感じのケイト・ブランシェットの演技はすごく嵌まっていて、そこだけはさすが女優!と思いました。[DVD(字幕)] 4点(2024-05-31 11:01:51)

1456.  ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語 《ネタバレ》 児童文学で有名なロアルド・ダールの短編小説を、独自の世界観で一部で熱狂的なファンを持つウェス・アンダーソン監督が映画化。ロアルド・ダールの小説は一遍も読んだことはないのですが、『チャーリーとチョコレート工場』や『魔女がいっぱい』など映画化された作品はどれも皮肉と毒が効いてて個人的には好きなんです。でも、監督であるウェス・アンダーソンは昔から合わない監督の1人。なんだかこの人の自分のセンスをやたらとひけらかすような作風が僕、個人的に嫌いなんです。で、好きな原作者と嫌いな監督のコラボレーションである本作、いったいどちらが勝つんだろうと今回鑑賞してみました。結果は……、嫌いが勝ちました(笑)。しかもかなり大勝。パステルカラーで撮られたいかにも「どうだい、俺ってセンスあるだろ」と言わんばかりのメルヘン世界観も好きになれないし、登場人物がカメラ目線でやたら早口で捲し立てるのも何言ってるか分かんないし、なんか説教されてるみたいで癪に障る。自分は終始イライラしながら観てました。こればっかりは好みの問題なので如何ともしがたい。ちなみに姉妹編である他3作(『白鳥』『ネズミ捕りの男』『毒』)も鑑賞済みで、この感想は4作纏めてのものです。[インターネット(字幕)] 4点(2024-05-10 08:54:03)

1457.  子宮に沈める 《ネタバレ》 「実際に起きた「大阪二児餓死事件」を基に、家庭という密室の悲劇を描いた衝撃作」という前提を取り除いたら、後に残るのはさして中身のないただただ悲惨な事実を再現しただけの映画。自分の率直な感想を述べさせてもらうと、それ以上でもそれ以下でもありません。幼い子供がこの状況に置かれたら必ず母親を求めて泣き喚き、声を枯らせて助けを求めると思う。ゴミにまみれた小さな部屋の中でドアも窓も全てふさがれ、面倒を見てくれる大人も食べるものもない状況に置かれた子供は、きっと極限の不安感から悲鳴に近い声を上げ続けるはず。でも、この映画にそんなシーンは一切ありません。ただ淡々と静かに「お母さん、お母さん」と呼び続けるだけ。今の時代、3、4歳の子役にそこまでの演技をさせるとコンプライアンス的にまずいと言うことで恐らくそのようなシーンを撮らなかったのだろうけど、そういったシーンが撮れないのであればこの映画は作るべきではなかったし、実際に起きた事件を基にしたと謡うのであればやはり子供が泣き喚くシーンは絶対に入れなければならなかったと思う。これは社会を震撼させた衝撃的な事件をただ表面的になぞっているだけで、メッセージ性もテーマとしての深みも非常に浅いと自分は感じてしまった。実際にあった悲痛極まりない事件を基にしたという誰も正当な評価をしづらい前提を建前に、これは監督の自己顕示欲を満たすため、なおかつ幾ばくかの金儲けのために撮られた映画だと思う。邦画でよくある難病系のお涙頂戴映画よりも、とてもいらやしい下劣なものを感じ取ってしまった。正直、この監督の人間性は下劣だと思う。[DVD(邦画)] 4点(2024-03-01 09:01:50)(良:1票)

1458.  ノック 終末の訪問者 《ネタバレ》 そのノックは、世界の終わりを告げる音――。人里離れた静かな湖畔に建つ一軒の小さなロッジ。家族水入らずのバカンスを楽しむために貸し切りで予約を入れたゲイのカップルとその養女である幼い女の子。退屈な日常をしばし忘れ、彼らは早速バーベキューや虫取りなどバカンスを満喫するのだった。ところが2日目の朝、何の前触れもなく〝その者〟たちがドアをノックする。「信じられないかもしれないが今、世界の終末が近づいている。人類を救うためには、君たちのうち誰かを犠牲に選んでもらわなければならないんだ。明日の朝までに」――。ロッジに無理やり押し入ってきた4人の訪問者は、藪から棒にそう告げるのだった。宇宙人の啓示を受けた選ばれしものである自分たちしかこの事実を知らないという。到底信じられない家族は当然、そんな無茶な要求を拒否し、即席の武器で必死に抵抗する。だが、〝訪問者〟たちの言う通り、テレビからは巨大地震や謎のウィルス蔓延を知らせるニュースが大々的に報じられて……。果たして彼らは何者なのか?本当に世界の終末が近づいているのか?そして、家族は世界を救うために誰を犠牲に選ぶのか?奇抜なアイデアで映画を撮り続けるハリウッドの鬼才M・ナイト・シャマランが新たに挑んだのは、そんな閉ざされた空間で展開されるワンシチュエーション・スリラーでした。まぁいかにもシャマランらしいアイデア一発勝負で最後まで突っ走るお話でしたね、これ。昔からこの人の映画って当たり外れが多く、当たればそこそこ面白いけど外れたら目も当てられない酷い内容になりがち。んで、今回は……、外れの方のシャマランでした(苦笑)。ぶっちゃけこの脚本、酒でも飲みながら2時間程度で書き上げたんじゃないの?ってくらいやっつけ感が半端ない。突っ込みどころも満載だし、設定の爪も甘いし、何より肝心のアイデアも何処かで見たようなベタな代物でさっっっぱり面白くなかったです。数時間で世界中に蔓延するウィルスってどんなんやねん(笑)。だいたい主人公がゲイカップルだとか8歳の養女がアジア系の孤児だったりとかの設定もストーリー上たいして活かされておらず、昨今のポリコレ至上主義に安易に媚びてる感じがして途中からなんか腹立ってきましたわ。最後のオチも何の捻りもないそのまんまのもので思わず失笑。ま、簡単に言うと観るだけ時間の無駄の凡作でした、はい。[DVD(字幕)] 4点(2024-02-23 11:00:06)

1459.  サイレント・ナイト(2021) 《ネタバレ》 クリスマスを祝うために郊外の一軒家に集まったとある家族とその友人たち。ワインやケーキを持ち寄り、それぞれの子供たちにプレゼントも贈り、食後ノリノリのクリスマスソングでダンスに興じ、小さな問題を抱えながらも楽しそうに過ごす彼ら。だが、ときおり彼らの表情には拭い難い悲しみや絶望感が垣間見えるのだった。何故なら、世界の終末がもうすぐそこまで迫ってきているから――。突如として発生した有毒ガスが全世界を覆いつくし、ほぼすべての生物が今まさに死滅しようとしているのだ。ガスを吸った者は、全身から血を垂れ流し、強烈な苦痛の中でもがき苦しみながら死んでゆく。解決法は何もない。政府が施した救済は、せめて楽に死ねる自殺用毒薬を全国民に配布するというものだけ。明日の朝になれば、この家も毒ガスに浸食されてしまうだろう。パーティーが終われば、子供たちを含むみんなで薬を呑む覚悟をしていた彼らだったが……。終末を迎えつつある世界で最後の晩餐に臨むとある家族の葛藤を終始淡々と見つめたホーム・ドラマ。そんな特異な設定と、キーラ・ナイトレイをはじめとする何気に豪華なキャストに惹かれ今回鑑賞してみました。前半1時間は、この主人公たちのクリスマスパーティのビデオ映像を延々と見せられて、正直死ぬほど退屈でした。例えるなら、あまりよく知らない赤の他人のホームビデオをひたすら見せられてる感じ。これで『8月の家族たち』のように、芸達者な役者陣による鬼気迫るような演技の応酬みたいなもんでもあればきっと面白くなったんでしょうが、それもなし。後半から終末ものとして悲愴感が漂い始めるけれど、それも既視感バリバリのよくあるネタばかりでいまいち盛り上がりに欠ける。まあやりたいことは分かるんだけど、どれもこれも中途半端で映画としては正直そんなに面白くはない。ラース・フォン・トリアー監督の鬱3部作の一作『メランコリア』をどれもこれも大幅にスケールダウンしたような印象の作品でございました。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-25 09:33:26)

1460.  TITANE/チタン 《ネタバレ》 幼少期、父親の運転する車が交通事故を起こし、頭部にチタン製の金属部品を埋め込まれたとある女性。成長しダンサーとなった彼女がある日体験する悪夢のような出来事を暴力的なまでの映像で描いたシュルレアリスム劇。カンヌでパルムドールを取ったということで今回鑑賞してみたんですが、正直、僕にはその良さがさっっっぱり分かりませんでした。最初から最後まで、とにかくばっちい映像と痛々しい描写と下品なエロシーンの雨あられ。肝心のストーリーの方も独り善がりでつまんないし。久々に、最後まで観るのがこんなにも苦痛な映画と出会ってしまいました。まぁ人をここまで不快にさせる映画を撮れるのも一つの才能なのかなと思わんでもないですが……。自分の率直な感想は、「こんなつまんない映画に最高賞を与えるカンヌも落ちたものだ」でした。終わり。[DVD(字幕)] 4点(2023-12-18 08:37:36)

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