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コメント数 258
性別 男性

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161.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 とにかく雑。いろんな行動の後始末が気になって仕方が無い。70年代映画のもつ空気やテンポの良さは好きですが、そこまで絶賛されるほどではないな、と。ラストが友情ではなく恋で終わったところが、ものすごく胡散臭くてイヤでした。6点(2004-03-14 23:39:07)

162.  ギルバート・グレイプ 妥協と絶望と無抵抗を綺麗にラッピングしたような映画。とにかく人物設定があざとい。まともな神経の人間とそうでない人間が嘘みたいに綺麗に分けられている。「サイダーハウスルール」を見た時も思ったが、とにかく下品。下衆。4点(2004-03-14 23:33:30)

163.  生きる 人の苦しみや絶望は、他者と関わることで癒されることもあるけれども完璧ではない。やはり経験している本人にしか分からない部分が必ずあり、またその部分が一番苦しいところである。それを癒すには、究極の自己満足が必要。社会的にどう評価されようと、何と思われようと自分のために必死になる。後半から終盤にかけては、身内も含めた他人の理解の限界を示している。シビアな現実をこれでもかと示している。そして、そんな闇のような世の中で孤独にさいなまれても、必死に生きていかなくてはならない。「生きる」とはそういうものだという厳しい決意を受け取った。9点(2004-03-14 02:00:07)

164.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 見てる途中、命令される快感のようなものが湧きあがってきた。ナイーブで優柔不断で押しの強い人間に抑えられてしまうチャーリーにとって、フランクが精神的に頼れる父的存在になってくる。救いだらけのいい話ではあるけれども、これほど主役が何も変わらないのも珍しい。救いに値する、本当の友人かどうかを考えるべきでは?と思った。8点(2004-03-14 01:46:45)

165.  仁義なき戦い 極道の人間関係に、社会そのものがある。一般社会との違いは制裁方法だけ。子供のようにカッとなる男たちに比べて、登場時間の短い女たちにむしろ男気を感じた。ソリッドな文太さん、懐の深い梅宮アニキ、ギラギラした松方親分が光りまくっている。9点(2004-03-14 01:33:59)

166.  ベルリン・天使の詩 監督のやりたいことは何となくは伝わりますが、いかんせん表現方法が独特で疲れる。心の声を聞くと言えば聞こえはいいものの、悪く言えば覗き趣味を感じた。哲学的なセリフがやけに多いので、もう少し地に足のついた心の声ならのめりこめたと思う。ピーター・フォークが素敵すぎる。7点(2004-03-14 01:26:03)

167.  ひまわり(1970) 前半の愛し合うシーンがどうもラテン系で直接的過ぎて、なじめなかった。その感じのまま後半に行ってしまったので、のりきれなかった感もある。しかしそれを差し引いてもアントニオの弱さと情けなさや、必死に強がるジョバンナの切なさはひしひしと伝わった。素直にいい映画でした。9点(2004-03-12 18:50:13)

168.  奇跡の海 ダンサーインザダークのヒロインには嫌悪感しか感じなかったけど、この作品のヒロインには余計なプライドが無い分、純粋さが素直に伝わった。狂気的ではあるけれども。どうもこの監督は、人間結局最後は自己満足だ、という諦観した考えを持っているように思える。で、その自己満足観をヒロインの内面の中心に据える。当然社会的には精神病棟に収容されるような扱いを受ける。社会的なものは、極論すればどうでもいいのだけど、一つ悲しいのは、本当に自分を心配してくれる人の気持ちに気づけないところ。見ている世界が違うという厳しい現実がヒロインをますます自分の世界に孤立させる悪循環。歯がゆい。手ぶれするようなカメラは、現実感を出して感情を伝えやすくするためかな、と思いますが、その割りにセリフだけは妙に芝居がかっていて、その辺りの違和感が妙に気持ち悪かった。それも狙いなのか、と疑ってしまう。やはりこの監督の頭はどこかおかしい。10点(2004-03-12 18:43:04)

169.  家族ゲーム かなり笑える。松田優作の無表情が良い。笑いに必要な、対象を冷ややかに突き放す視線は十分に感じましたが、温かさは全然無い。現実的なのか悲観的なのか。頭が切れすぎる監督の冷酷さを感じた。8点(2004-03-11 18:35:07)

170.  ブルーベルベット 日常の中に突如顔を出す非日常。そこに発生する不安と緊張。吉田戦車の漫画はそれを笑いにしてますが、これはサスペンス。でもサスペンスにしては空気が緩慢。疲れる。監督のイメージからもっと破綻した物語を想像してましたが、意外と綺麗にまとまってました。6点(2004-03-11 18:31:05)

171.  十二人の怒れる男(1957) 地味で理屈っぽい映画なのに、後味は最高。多分、これは論理という武器によるアクション活劇だからだろう。11人の敵にたった1人で立ち向かう勇者がどんどんなぎ倒していく爽快感。一つ気に食わないのは、無罪を主張した理由が被告が子供だから、というもの。全ての子供が無垢で純粋なわけではない。ヘンリー・フォンダの説得も、理論的にどうというよりは言葉巧みに相手を何となくその気にさせる、営業力。ここに、真実かどうかはこの世の中では重要なことではない、という厳しい現実を見た。9点(2004-03-10 17:43:37)(良:1票)

172.  イージー・ライダー 自由の国アメリカの汚い部分を前面に出したような感じ。イメージ第一のアメリカの偉いさんがこの映画を見たらどんな顔するのか、想像すると面白い。7点(2004-03-10 17:35:36)

173.  恋人たち(1958) 《ネタバレ》 完璧な恋愛映画。最初は少々ジャンヌに腹が立ったりもしてましたが、途中から怒るのをやめてしまった。フランスらしく、自分の欲求と感情に素直な女性らしさを皮肉もいやみもなくさっぱりと美しく描き出している。もちろんジャンヌ・モローの見とれるほどの美しさに負うところが大きいのも確か。冒頭からジャンヌが抱えている苛立ちは、決して夫に対するものではない。夫はすでに過去になっている。彼女はただ一つかけている何かを、形も分からないまま探してさまよっているのだろうと感じた。そして逢引の夜にその何かが見つかる。それは相手の男ではなく、男の行動。その行動によって彼女は自分をさらけ出す恥を取り去り、自分の心に初めて素直になれた。そして全てが満たされて完成されたのは100%純粋な自己愛。これはもう、恋愛とは女性のためだけにあるものだ、とはっきり言い切ってしまったようなものだ。参った。ラスト近くで、ジャンヌが鏡を見るシーンで、これはもうケチのつけようが無い映画だと確信した。ああいうシーンを入れられるかどうかが、名作と佳作の境目だと思う。10点(2004-03-10 01:30:22)(良:1票)

174.  シービスケット 結構金も手間もかかってそうな映画なのに、肩に力を入れずにあくまで優しく柔らかく描いている。原作を馬鹿正直に起こすだけでなく、挫折から立ち上がる馬と男たち、という一点にしぼったのが大成功している。ラストは滂沱の涙でした。8点(2004-03-09 23:36:22)

175.  深夜の告白(1944) 探偵がいない倒叙ミステリーという感じ。女性が最後までどういう人間か結論づけてないところが印象深い。男の友情を描く部分はとても好きなのですが、主人公が口の達者なスカした営業マンということで、あまり親しみが持てなかったのが不満点です。8点(2004-03-09 23:30:59)

176.  奇人たちの晩餐会 ピニョンの顔でもう落ちてた。馬鹿という言葉に対する期待が高すぎたので、それほどの馬鹿には見えず残念。馬鹿というよりはドジとか要領が悪いとか、そういった人が引き起こすドタバタコメディーという感じ。人を馬鹿にしている人間の姿が結局は一番馬鹿なんだよ、という冷静に突き放した視線がとてもいい。8点(2004-03-09 23:23:52)(良:1票)

177.  どですかでん これほど男の悪い面を厳しく描いた作品は初めて見た。登場する男たちは、その脆弱な精神から妄想や酒に逃げている。原因は何の根拠も無い虚しいプライド。そんなろくでもない男たちに、それでも愛されたいと願い従う子供たちが哀れで仕方ない。他にも同じ酒飲みやうだつのあがらない亭主たちも何人か出てくるけれど、働いている点でろくでなしとは一線を画していて、実際家庭内の雰囲気も決して悪くはない。人を不幸にするのはプライドが高く理屈ばかりこねるくせに何もしない男。そのくせ現実に直面するとガクガクと震えて逃げ出す男。高すぎるプライドは人を妄想へ逃げ込ませ、行動は狂人のそれと類似してくる。しかし決定的に違うのは無垢な精神か否か。冒頭とラストで幸福そうに一日の仕事を終える無垢な狂人でんしゃばかが輝いている。9点(2004-03-08 17:35:14)(笑:1票) (良:2票)

178.  イノセンス 映像と音楽はとても素晴らしかった。筋は結構単純。多くの引用で難しそうに聞こえるけど、あまり気にしない方がいい。この監督、色々な哲学的な問いに対してすでに十分すぎるほどの答えを持っている人だと思う。その手のタイプの監督に共通して見られる傾向である自分のための映画、という印象がとても強い。一つ気になったのは、同監督の他作品にもよく見られるハリウッドB級アクションっぽい、引用以外のスカした日常会話。ひねくれてるのかシャイなのかは知らないけど、安っぽく見えて損してると思う。7点(2004-03-08 17:14:04)

179.  マグノリア 劇中の登場人物は、ほとんどが過ぎ去った過去にこだわって前に進めない人々。これらを、あのシャープなオープニングからどう収束するかを楽しみに3時間がんばった。…脱力した。結局、どうにもならんことはどうあがいてもどうにもならん、と言いたかったのだろうか。でもそれを言うためになぜ3時間?脱力させるためにわざと3時間にしたのか?謎だ。7点(2004-03-08 01:08:38)

180.  勝手にしやがれ 意外と新鮮じゃない。想像の範疇を全然超えてない。それでも退屈しなかった。内面的な話をひねくれたユーモアや皮肉で包み、理屈っぽくベラベラしゃべる映画はつい感性が合ってしまう。ムダだらけでバカバカしくてくだらなくて汚くて、全く救いようが無い。でもそこがかっこいいと思ってしまったのだから仕方ない。8点(2004-03-07 02:22:46)

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