みんなのシネマレビュー |
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1781. 119 まんま、消防署とその隊員についてのお話なのだが・・・映画にする程でもないんじゃないか?といった趣の作品だった。浅野忠信の登場シーンもそれなりに多いのだが、存在感が希薄で、うまく彼を使い切れていない感じ。もうちょっと彼の魅力を引き出さなアカンやん!竹中直人監督!![ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-04 09:38:42) 1782. ヴィタール 解剖というテーマからして、とても興味をひき、映画館に足を運んだ作品。期待が大きすぎた為か、大満足とまではいかなかった。でも、塚本晋也の創る世界を、堪能できる作品だと思う。私の大好きな、沖縄の「中城城」がロケ地との事前情報を入手し観にいったのだが、あまり「中城城」の壮大さが描かれておらず、その点も不満が残った[映画館(邦画)] 6点(2007-09-04 09:35:41) 1783. 座頭市(2003) 完全なる、エンターテインメント作品。理屈でなく、とにかく楽しむ作品。「殺陣」のシーンはCGがうまく使われていて、スピード感があり、観ていて爽快感がある。だけど、私はもっと、陰鬱な映画が好きなので・・・[DVD(邦画)] 6点(2007-09-04 09:30:20) 1784. PiCNiC(1994) Charaと浅野忠信が結婚するキッカケとなった作品。有名な、「地球最後のキスシーン」は、観てるこっちが恥ずかしくなるくらい、Charaの浅野忠信に対する溺愛ぶりが伝わってくる。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-04 09:28:29) 1785. 風花(2000) これは逆に、巷での評価があまり高くない作品だが、私は意外と好き。別にキョンキョンは好きではないが。浅野忠信の「独り言つぶやき系」の演技が好きな私にとっては、なかなか味があって良い作品だと感じた。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-04 09:22:39) 1786. エドワールとキャロリーヌ 気になるのが何故に邦題が『エドワール~』なのかということ。 劇中では「エドワード」と発音されていたし、スペル的にも「エドワード」だと 思うのだが・・・ ベッケルらしい安定した内容で、安心して観ることができた。 フランス映画にありがちな肩の凝る小難しい内容ではなく、スッキリ楽しめる良作であった。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-04 01:09:11)《改行有》 1787. 鏡 映像詩人タルコフスキーの世界を堪能できる。私には合わず。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:29:53)《改行有》 1788. 惑星ソラリス 《ネタバレ》 怖いなぁ・・・これ。 観てるだけでザワザワと心がかき乱される様だ。 そしてラスト付近の、家の中で雫が次々と垂れ落ちるシーン。 あれには、ただ茫然とした。 何とも幻想的で美しいシーンだろうか。 ゆっくり滴り落ちる雫を観ていると、観ているこちらの世界まで時間がゆっくりになってしまいそうなパワーがある。 静かでいて絶大なパワーを持ったシーンであると思う。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:29:25)《改行有》 1789. 列車に乗った男 珍しく普通に楽しめた。が、ルコント打ち止め。もう観ない。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-03 16:27:10) 1790. 勝手にしやがれ ベルモンドは猿みたいだが、個性溢れる筋肉マン。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:25:31) 1791. 死刑台のエレベーター(1958) 硬派なサスペンス。 モーリス・ロネの硬い演技、ジャンヌ・モローの陰のある演技が印象的。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-03 16:25:03)《改行有》 1792. 恋人たち(1958) 映像と音楽に魅了された。いかにもフランスの恋愛映画という感じ。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:23:44) 1793. アントワーヌとコレット 短いが楽しめました。 やっぱり、この“ドワネルもの”シリーズはハズレがありませんね。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:21:11)《改行有》 1794. 自転車泥棒 《ネタバレ》 最後のシーンはちょっと切ないが、さすが名作だけあって良い映画でした。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:17:47) 1795. 地獄に堕ちた勇者ども ヘルムート・バーガーは怖いくらいに美しい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:16:05)《改行有》 1796. 山猫 ヴィスコンティの後期の作品は過度に派手で嫌い。こちらの方が好き。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:15:39) 1797. カビリアの夜 「道」よりストーリー的には好み。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:06:20) 1798. 夫婦善哉 『猫と庄造と二人のをんな』の森繁と同じノリの森繁が見れた。 間寛平の様なシャベリ方に、渥美清の様なキャラクター。 何とも愉快だ。 そして森繁は紛れもなく天才である。[DVD(邦画)] 6点(2007-09-03 15:02:32)《改行有》 1799. ドッグヴィル 《ネタバレ》 衝撃的なラストと並ぶ、本作における見所(?)の一つである婦女暴行的シーンが多発するのだ。 度々、被害に遭うのはニコール・キッドマン扮する主人公。 これが単なる乱暴なシーンではなく、なかなかに後味の悪さを持つものだった。 中盤、ひょんなことから彼女は犯罪人扱いされ、鎖につながれ体の自由を奪われてしまう。 彼女が軟禁されている部屋に夜な夜な現れる若い女に飢えた汚い中年の男たち。 閉鎖的な村空間の中で、不快極まりない夜這いの数々が披露される。 しかし、この下品なシーンの数々、本作の訴えたいところが見事に集約された場面だったように思う。 表面では善人面していても、境遇が一変したり立場が変化したりすると、人間の奥底に眠っていたエゴや残忍さが姿を現す。 どんな人にも例外なく。 平和で同じ繰り返しの毎日では決して生まれることのないであろう愚行の数々。 観ている者に、「観ているあなた方、この境遇なら同じことをしませんか?」と直球で訴えてくるのだ。 誰だって余裕がある時は他人思いのいい人でいられるだろうし、そういたいと願うと思う。 自分勝手なことをして相手を傷つけてしまえば、後悔するのも自分であろうし。 しかしそれは平穏な環境の中で過ごしていられるからこそ成立する思い上がりであって、人は苦境に立たされた時、わが身を思うがゆえに他人を傷つけても仕方ないという判断を下してしまうのだ。 そんな誰しもが認めたくない人間の奥底に眠る残忍なまでのエゴを、本作は嫌というくらいに見せ付けてくれる。 それを具体的な映画という形で表現しきったラース・フォン・トリアーという監督に敬意を表したい。 本作を勧めようとは思わないが、「一度、自分の弱さを徹底的に洗い出してみたい!」と思う方がいたら是非オススメ。 ま、そんな物好きな方はいないだろうけど。 それと、本作で登場する婦女暴行シーンの数々について一言。 それは控えめな描写ながら、そのエロティシズムは絶大であった。 少なくとも私は興奮してしまったね。 ま、男である以上、興奮しないといったら嘘になるでしょう。 それこそ、男の本性を隠すためのエゴだと思います。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-02 23:21:12)《改行有》 1800. 浪華悲歌 溝口健二の代表作の一つにして、『祇園の姉妹』と双璧を成す、溝口の作品の中でも“初期の傑作”と呼ばれている作品。 主演は山田五十鈴。 彼女は本作出演時には20歳になったばかりだったらしい。 この年齢にしてあの演技。 確かに凄い。 さて、溝口健二の代表作の一つということで気合いを入れて鑑賞した。 でも実はそんなに期待もしていなかった。 何故かと言えば、同時期に作られた同じく代表作と言われる『祇園の姉妹』が、世間で言われているほどには感銘を受けなかったからだ。 実際、本作についてもそれは同じだった。 本作はとかく、日本映画で初めて“リアリズム”というものを高いレベルで表現した作品ということで高い評価を受けている。 社会的に高い地位にいる人を中心に描いた作品ではなく、社会の底辺にいる人を中心に描き、観る者の共感を得た歴史に残る作品なわけだ。 しかし、そんな歴史的経緯よりも、少なくとも私の様な一映画ファンにとっては、鑑賞してみて実際に楽しめるかどうかが重要な意味を持っている。 個人的には、溝口作品としては『祇園囃子(1953)』や『山椒大夫(1954)』や『雪夫人絵図(1950)』等の1950年代の“溝口後期作品”が好きである。 ただし1930年代の作品でも『残菊物語(1939)』は好きだったりもする。 そういうわけで、溝口初期作品としては“『残菊物語』に続いて『浪華悲歌』が二つ目のお気に入り作品になるのか?!”と期待して鑑賞したわけだが、残念ながらそうはならなかった。 まだ修行が足らないせいだろう、日本映画、海外映画を問わず、いまいち1930年代中盤以前の作品には感動できないでいる。 いつか1930年代中盤以前の作品でも感銘を受けることができるようになれればいいのだが・・・[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-02 22:43:56)《改行有》
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