みんなのシネマレビュー
レイニーデイ・イン・ニューヨーク - とらやさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 レイニーデイ・イン・ニューヨーク
レビュワー とらやさん
点数 8点
投稿日時 2020-12-22 20:47:36
変更日時 2020-12-22 20:54:56
レビュー内容
ティモシー・シャラメとエル・ファニング演じる大学生カップルのお話なんですが、
2人が一緒にいるのは冒頭と最後のごく短時間。すぐに2人をNYでバラバラにし、それぞれの身に起こる騒動をテンポよく描く。
NYを舞台にアレンらしい空気、アレンらしい作品の色、アレンらしいテンポ、アレンらしい登場人物とNYのガヤガヤ感。
アレンファンには十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。
ちょっと神経質でスランプに悩める映画監督。妻の浮気に振り回される脚本家。
NYで離ればなれになった恋人となかなか合流できずやきもきする少々理屈っぽい大学生。
アレン自身が映画に出なくなってからも、多くの作品で彼の分身というべき登場人物が登場しましたが、
本作はそれぞれの年齢の時にアレン自身が演じていたら楽しかっただろうなと思える、冴えない男が一杯出てきます。
エル・ファニングがNYで絡む映画関係者を監督→脚本家→今を時めく人気俳優とテンポよく変えていく。
相変わらず誰もがよく喋ります。相変わらずのユダヤネタも登場します。小気味いい、アレンらしい脚本が楽しい。
「僕はNYに残る。君は帰れ。僕には排気ガスが必要だ。」主人公カップルのカレの彼女への最後の台詞。アレンらしい一言です。
彼に若かりし頃の自分を投影させていたのかな。
もう80代半ばのアレンの衰えることのない創作意欲、感性の若さには驚かされます。
しかし彼は今非常に厳しい状況にあり、年齢を考えるとこの先彼が再び映画を撮ることが出来るのかは不透明な状況です。
本作は本国アメリカでは未公開となっており、復帰はそう容易では無いのかもしれません。
とらや さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-13ゲッタウェイ(1972)97.36点
2024-04-26地平線から来た男65.77点
2024-04-15ティル・デス76.00点
2024-04-01すべてが変わった日76.66点
2024-03-18野獣暁に死す54.91点
2024-03-18海上48hours-悪夢のバカンス-65.33点
2024-02-20ディープ・ブルー244.75点
2024-02-16誇り高き男76.25点
2024-02-10デッド・ドント・ダイ54.88点
2024-01-30シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声77.00点
レイニーデイ・イン・ニューヨークのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS