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タイトル名 |
ウンベルトD |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2017-03-16 22:37:07 |
変更日時 |
2017-03-16 22:37:07 |
レビュー内容 |
ヴィットリオ・デ・シーカのネオレアリズモ映画。 戦争も、不景気による国の政策の転換も、いつも弱者にしわ寄せがいく。 年金の減額と、それによる困窮。決して昔話とは思えません。 「自転車泥棒」では主人公の男にはまだ小さな息子がいた。 本作の老人ウンベルトも一人ぼっちのようでもあるけど、ついて来てくれる可愛い愛犬がいる。 どちらの作品も1人ではない、寄り添ってくれる者と一緒のラストを迎えます。 いつも心配してくれる心優しいマリアの存在も良かった。 どうしようもない現実の厳しさはありますが、デ・シーカという人の優しさが感じられます。 |
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