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タイトル名 |
麻雀放浪記 |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-11-20 00:06:02 |
変更日時 |
2011-08-21 00:55:34 |
レビュー内容 |
麻雀をしない人にはきついかもしれないですが、終戦直後の焼け野原の東京でたくましく生きる人々がすごくいきいきと描かれています。卓を囲み家の権利書に絡む人々に加え、冒頭でチンチロリンをやっている連中がまたいい味出しているんですよ。この時代のこの世界観にモノクロがよく似合いますね。
肝心の麻雀もシビれるシーンがしっかり用意されています。特に2の2の天和2連発の時の怒り狂うドサ健とそれを静かに睨み返す出目徳。あの場面は最高です。また、序盤の哲と出目徳の最初の出会いの卓での大四喜字一色も鮮やかでしたが振り込んだおじさん、あの状況で字牌は絶対切っちゃいかんでしょう(笑)
初めてTVで見たのが二十歳頃だったかな。大学生だった当時、仲間と卓を囲みながら、役満が出た時に「ふざけるなァ!」とか、この映画のセリフを真似しながら打ったこともあったなあ。2の2の天和や燕返しといった伝説の積み込み技の数々。雀荘に全自動卓しかない現代にはもう無い・・・。 |
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