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ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON - 民朗さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
レビュワー 民朗さん
点数 2点
投稿日時 2012-01-02 01:30:33
変更日時 2012-01-28 07:43:38
レビュー内容
不快な映画でした、少なくとも私には。私はバカな映画は大好きです。バカバカしい演出の連続で「くだらね~ッ」と思う映画でも最終的には楽しませてくれれば特に文句はありません。そういう意味では私は三谷監督の「有頂天ホテル」や「マジックアワー」は嫌いではありません。寧ろ脚本参加の「12人の優しい日本人」やテレビドラマ「古畑任三郎」は大好きだ。ただしこの「ステキな金縛り」はバカな映画ではなく不快な映画だった。なぜそう思ったかというと、この映画内でのキャラクターの描かれ方がとにかく適当だからです。主人公は殺人事件の冤罪を晴らすべく、落武者の幽霊に証言を依頼しますが、落武者も無実の罪で斬首された哀れな人間です。だから彼は自分の無実をだれかに証明してもらって成仏したがっている。実に悲壮な話のはずです。しかしこの落武者の無実を証明する話が途中から適当に扱われてしまっている気がするのです。落武者が成仏する話はナアナアとなり、彼はエンディングでも普通に主人公と一緒にいるのです。彼は成仏したかったんじゃないの!?意味が分かりません。それから閉口したのはラブラドールのラブちゃん他、色んな死人を適当に現世に呼び戻すシーンです。大部分の観客はケラケラ笑ってましたが、命をこんなに軽く扱っていいんですか?これは殺人事件の犯人をめぐる話のはず。命はこんなに軽いものじゃないはずです。でも適当にいろんな人間を現世に呼び戻したりする。はっきり言って不快です。物語に対して誠実な作りではありません。こんな適当に生や死を描いといて、かの「スミス都へ行く」や「素晴らしき哉、人生」などのフランク・キャプラ映画にリスペクトしているのですからチャンチャラ可笑しい。こんな映画を作り続けるならば、個人的にもう三谷監督の映画は観たくありません。それでも次回作もヒットするんでしょうけど。
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