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タイトル名 |
ジョン・ウィック |
レビュワー |
民朗さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-10-23 23:49:59 |
変更日時 |
2015-10-23 23:49:59 |
レビュー内容 |
最近徐々に支持者が増えているのか、若干政策ペースが上がってる所謂「ノワール物」。ニューヨークの摩天楼を見下ろすショットや、夜のクラブに溶け込む裏の世界の住人達、それらを切り取る影の映し方等、本当にド直球のノワール映画です。また、この手のノワール映画では主人公のキャラクター造形も、ハードボイルドになることが多いですが、そのキャラクターにキアヌ・リーヴスを起用している点が上手いと思いました。キアヌは正直繊細な演技が苦手な俳優だと思うので(確かトム・クルーズと同じく失読症を過去に患っていたと思う)、良くも悪くも自分に合ったキャラクターしか演じれないタイプです。なので、妻の身代わりであるワンちゃんを殺されて、再び殺人マシーンになってしまう主人公の雰囲気には抜群に合っていたと思います。 あとはラスト付近でマフィアのボスが逃亡の途中から恐怖というか諦念というか、そのせいで笑ってしまっていたのが非常にリアルっぽくてよかったです。あんな不死身の殺し屋にどこまでも付け狙われたら笑うしかねーわな。 |
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