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タイトル名 |
黄金のアデーレ 名画の帰還 |
レビュワー |
ProPaceさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-08-25 23:34:30 |
変更日時 |
2018-08-26 10:56:39 |
レビュー内容 |
実話ということですが、昨年ベルヴェデーレ宮殿の絵画館でクリムトの「ユディト」や「接吻」を観てきたばかりなので一層身近に感じます。主人公の悲惨なホロコーストの記憶と信念を貫き通す若手弁護士の一途な姿、そして絵画の返還。絵が返ってきた最大の要因は正論や共感ではなくアメリカという大国圧力だったのではないでしょうか。ナチスに熱狂した反省からかドイツとは意識的に一線を画してはいますが、オーストリアは歴史的にも文化的にもドイツ以上にドイツ的に映ります。 |
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