7.シナリオ、映像、配役と、バランスの取れた率直にいい映画。
忘れかけていた十代の思い出が甦ってくるようで、郷愁を誘う尾道の映像がストーリーとマッチしてます。
笑いもふんだんに織り込まれているので、途中で飽きるということもなかった。
富田靖子は一人三役でがんばっているけど、ちゃんと別の役者さんを使ったほうがいい。
監督さんのメッセージはこちらのほうがより明確に伝わるし、ヒロインに似ている人を捜すのも大変だとは思うけど、映画だとどうしても安っぽく感じてしまって……。
名作であることに異論はないです。