59. 映画に対する全ての想いが一致した作品。この一言に尽きます。 【映画の味方】さん 10点(2004-01-09 14:48:00) |
58.映画館で観ましたが、最後まで中弛みする事無くスクリーンに釘付けでした。その後多くのサイコ・サスペンス物を観ましたが、やっぱりこの映画が一番面白かった。 【Fuzz】さん 10点(2004-01-03 18:50:16) |
57.恥ずかしながら、20年以上映画を観ていてこれほど「映像」そのものの雄弁さに気づかされた作品は初めて。引退を間近に控えた老練な刑事と、活気逸る新米刑事のコントラストを軸に、前半は雨、雨、雨の陰鬱な街をカメラは人の腰から下の位置で水平に移動する。対象的な後半は、晴れ渡る郊外に舞台を移し、空撮を多様した縦のラインでカメラはちっぽけな人間達を見下ろす目線。7つの大罪はストーリーを組み立てるためのモチーフにすぎず、映像のダイナミクスにあっと驚かされながら最後まで一気に引っ張って行く手腕には脱帽した。刑事部屋や図書館で見られる完璧なパンフォーカス、執拗なまでに遠近法を強調したラインの美しさや図書室のグリーンのライト、ミルズの追跡をどこまでも下から追い続けるカメラの目線、光と影、色と形、映像そのものが持つ凄まじいまでの存在感が、ストーリーの異常なまでのウソっぽさを全て忘れさせてくれる。何度でも観たくなる、神々しいまでの美しさがここにある。 【anemone】さん 10点(2003-12-02 01:00:47) (良:9票) |
56.7つの大罪を模した殺人事件というだけで興味深々だというのに、謎解きとはある種別の、とんでもない結末が待っている……。物凄く練られた脚本に、物凄く凝ったカメラワーク。そしてカイル・クーパーを世に知らしめた擦れ文字のオープニング。何もかもが私にとって革命的な映画だった。これを超える作品を、いつかフィンチャーにつくってもらいたいと思うのは、贅沢か? 【ダブルエイチ】さん 10点(2003-11-27 15:44:53) |
《改行表示》55.とても派手な映画。 社会派の映画って言うのは、「サラリーマン」は「サラリーマン」の話に実感を持つなんて言うけどそれをことごとくその派手さの中で無視している。SF技術っていうのも、きちんとした映画のメッセージを支える道具になって来たんだなあと。 でもなんでバットエンドが好きか嫌いかって言うだけで意見が分かれる軟弱な事になってるんだ?エンディング自体が気に入らないとかならしょうがないけど。 【セクシー】さん 10点(2003-11-22 14:09:22) |
54.受け入れ難いが、それでも納得のエンディング。「許せる」バッドエンドだ。車で現場へ向かうシーンの「焦らし」は見事。車中の会話も圧巻。 【STYX21】さん 10点(2003-11-13 20:55:23) |
53.最後はビックリしました。悲しくて悲しくて泣きました。とても印象に残る良い作品だと思います。ビデオも買っちゃいました 【☆ピーチ☆】さん 10点(2003-11-12 01:24:32) |
52.この映画でいつも、疑問に想うのは、ブラピは犯人を、殺すべきだったのか、殺していけないのか、この映画を思い出すたび、井までも悩みます。奥さん役のグイネスのウイウイしさ、この映画で、グイネスに出会ったのかも、最高に好みの彼女なので、もう少し出番があれば、とか、彼女の首だけの箱みたかったとか、それだけは悔いに残ります。yasuto07@yahoo.co.jpです、彼は殺すべきだったのか、やはりやめるべきだったのか、誰か、わかりやすい答えを教えてください。私が、彼なら、あの年代なら、犯人を、撃ち殺していたでしょう、でも、今の40才すぎれば、考えも、変わってきたかも、でも、許せないです。最後の審判は重たいです。トホホ。 【yasuto】さん 10点(2003-11-07 01:00:35) |
51.ラストにはかなりびっくりした。展開のスピード、ストーリーと文句なく面白かった。ラストは好みかな。そこで評価の変わる映画ではないと思う。 【かりぶ】さん 10点(2003-10-25 12:41:30) |
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49.サスペンス映画において今作よりもストーリーが秀逸な作品は多々あるが、今作より「見せる」作品は少ないと思う。デビット・フィンチャーによる映像によるキリキリとした空気感は見事で、ラストの衝撃まで緊迫感に締め付けられる。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-10-11 15:45:32) |
48.すごい映画です。映像のトーンが暗くて気分はブルーになっちゃうけど、でも名作です。ブラピもモーガン・フリーマンもケビン・スペイシーもはまり役。 【パキサン】さん 10点(2003-08-09 00:39:45) |
【ペンギン5号】さん 10点(2003-06-23 10:34:18) |
46.フィンチャー映画の傑作。キャスティングといい、映像の色味といい、ストーリーといい、音楽といい、どれをとっても最高でした。オープニングのN.I.Nのcloserという曲のリミックスCDを探しまくりました。 【SNATCH】さん 10点(2003-06-20 17:29:24) |
45.やばすぎ!子供に見せるもんじゃない。嗚呼神様ゴメンナサイ(笑) |
44.これは、思わず唸った。そりゃ最後の死体は想像つくが、それが7つの大罪にピタリとはまるとは。それにしても、人を罰すること、その結果として人を殺すことは罪じゃないんですね。。倫理・宗教という観点からも秀逸な作品でした。 【Tak】さん 10点(2003-05-27 22:15:38) |
43.観ている観客に不愉快さ、怒り、不条理さを抱かせる犯人、自ら死ぬことにより人間の持つ七つの大罪を完結し、贖罪する、殉教者として神に召される。とんでもないサイコ犯罪であるが完璧である。 ラスト30分位からのパトカーの中での二人の対決シーン、セリフのやり取り、一言一言に観ているこちらの感情まで揺さぶられる演技はすばらしく、改めてケビンスペイシーの演技には恐れ入った。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-05-11 22:47:25) |
42.凄い!!すげぇ終わり方。ブラピが犯人との車内のやり取りからラストにかけて冷静さを失ってくとことか目が離せない。固唾をのむってこのことだと思った。ブラピはじめ俳優陣が完璧!! 【ジュモSP】さん 10点(2003-04-06 08:57:33) |
41.『最高傑作』この一言で済ませてしまうのが本当に惜しいほど、衝撃的かつ傑作としか言い様のない作品。この映画が、ここまで質が高くなった理由は主に3つある。①映像 D・フィンチャー独特の映像美が、無残で猟奇的な殺人現場のムードと、映画自体の暗さを引き出しており、普通なら緊張しないような場面でも何故か緊張してしまう。 ②キャスト モーガン・フリーマンの演技もさすが。だけど自分は、どうしてもブラッド・ピットの演技に魅了されてしまう。特にラストの演技には、もう鳥肌がたった。彼がいなければ、映画にこれだけのボリュームを出せただろうか?答えを出すならばそれは勿論「NO」である。 ③衝撃の結末 見終わった後、あまりにも衝撃的な結末と、見る側の感情を逆撫でするような編集方法には、恐怖さえ覚えた。だけど、どうだろう?確かに後味は悪いかもしれないし、好き嫌いがハッキリと分かれると思う。でも、この様なアン・ハッピーエンドの映画こそ、傑作を生むのではないだろうか?「未来世紀ブラジル」「猿の惑星(‘68)」そしてこの「セブン」・・・・。どれも映画史に少しではあるが名を刻み、未だにその名を光輝かせている。それは何故なのかと言えば、ハリウッド映画が『どんなピンチに陥っても、最終的にはめでたしめでたしで終わる』という固定概念を、観客に知らず知らずの間に植え付けていたから。しかし、これらの映画はどうだろう?『最後は無事に解決させて終わる』という観客の予測を見事に打ち砕き、しかし観客の心にそのタイトルと内容をしっかりと刻み込んだから。そう、『ハリウッド映画=ハッピーエンド』という考えを、真正面から打ち砕いたのだ。鑑賞後の後味や、ハッピーエンドをどうしても大事にしたい人に、無理には勧めない。しかし、是非ともご覧になって欲しい一作である。 |
40.初めて見たときに「これ超面白いじゃん」と、かなり興奮した記憶がある。あれからいろいろなサイコサスペンスの映画を見てきたけどやっぱこの映画は群を抜いていると思う。やっぱり面白いもんは面白いのだ。 【およこ】さん 10点(2003-03-08 22:45:36) |