33.一番気になったのは台詞が聴きとりにくかったこと。良くいえば、うまくまとまっていて真面目な作品。悪く言えば、驚くような抜けたところがない。ほんと重くて気分も沈むのだけれど、深みがない感じ。そんなに新鮮味もなかった。強いてあげれば、意外にも二宮が堂々と自然な演技をしていたこと。頑張っていたと思う。胸に染みたのは余韻が残るラストシーン。綺麗で無駄がなく、凄く良かった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-24 23:34:05) |
32.う~ん、かなり期待してたんだけど..それなりだったかな.. イーストウッド監督作品は、どの作品も、もう一息なんですよね..間違いなく、良作なんだけど..何か、物足りない..主張とか、感銘とか..心に訴えるものが..少しだけ足りない.. ただ、本作は、アメリカ人からすると、意味のある作品なのかもしれません... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-24 14:42:37) |
31.アメリカ人が作った映画にも関わらず、日本人の描写がよく出来ていると思います。「父親達の星条旗」も鑑賞してみたい気にさせてくれました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-21 01:07:28) |
30.邦画では描けないであろう描写とリアルさがあった。しかし、この作品を硫黄島戦を描いた映画とするにはもの足りない。西郷達の部隊は逃げてるだけで、まともな戦闘を ほとんど行っていないし、栗林中将の戦術もいまいち伝わってこない。監督が彼に興味を持った原因の一つとなった、その異色ともいえる戦術、それが満足に描写されていないのはどういうことなのか。これでは硫黄島で戦った日本人がそこで何をして、そして死んでいったのか、何が起こっていたのかがわからない。大多数の日本人が硫黄島の戦いなんて知らないのだから、それこそを教えて欲しかった。地下壕掘りの過酷さ、自爆攻撃、地下壕網を使って米軍相手に奮戦する姿を。パンフではしきりに米の被害が日本のそれを上回ったことが書かれているが、映画を見てもそこには、それを感じさせる描写などはまったくない。36日という日数の経過が感じられないのも、それに拍車を掛けている。不満ばかり書いたけど、十分見る価値はある。 【ういろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-18 19:33:15) |
29.香港の映画館では、学生が多く観に来ていました。 日本兵が自決を選ぶシーンではあちこちから チーシン(Crazy)という声が上がり、 日本人とばれるのが少し恥ずかしいという気持ちになりました。 まさにいかれていたのでしょう。 この映画、おもしろいとは思いませんでしたが、 星条旗と併せて一度は観ておく映画だと思います。 生きて帰った兵士のその後はどのようなものだったのでしょうか。 |
28.映画の内容についてのコメントはしずらいなぁ~。戦争を知らない・知ろうとしない人間がペロっと喋っていいもんでもない気がして。 あ。映画館の雰囲気が、通常の洋画(一応…)とは違って年齢層高く、苦笑シタ。そして、以前からよくゆってんですが、謙さんの死にっぷりはもう名人芸の域ですネ。 【ちっちゃいこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-15 16:39:14) |
27.本当に日本人じゃない監督が作った作品なのでしょうか?もちろん細部に日本人の観点から見ると違和感を感じる部分はありますが、全体的には非常に完成度が高く、素晴らしい映画だと感じました。渡辺謙はもちろん、日本人俳優が本当によく頑張っていたと思います。個人的には「父親達の星条旗」の方が映画の完成度としては寸差で高いと感じますが、よくぞここまで日本の事を研究して映画を作った事に驚嘆します。若干気になった点は皆様もご指摘の通り、日本軍のエキストラや俳優陣が少ないせいか数十人からせいぜい数百人程度で戦っている印象が強く、あの戦いで日本側だけでも2万人以上の方が亡くなられている事を思うと、少々こじんまりとした戦いに感じてしまいます。 【はむじん】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-14 02:46:39) |
26.イーストウッドだけあって、あまり感動的にもせず、ド派手な戦闘シーンばかりにもせず出来事を淡々と写しだしている感じでした。「父親たちの星条旗」の方はまだ観ておらず、硫黄島2部作は2つで1つの作品と思っているので評価はとりえずの点数で。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-02 22:13:31) |
25.知らなかった。どの程度現実に即しているのかわからないが、実際にこのようなことがあの島で起きていたこと。戦争の残虐さ。日本兵の靖国に対する思い。戦争のことを知らない我々の世代にとってこのような映画は貴重である。定期的に観て戦争の悲惨さを常に心に刻んでおかなければならない。 【ぺん】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-21 03:21:57) |
24.エンドロールまで息ができないような感覚にとらわれ、胸が苦しくなるような映画でしたが、観てよかったと思います。 |
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23.この国の首相が言う「美しい国」。時代に飲み込まれた純粋な登場人物達、ここで描かれた彼らの持つ国への情と平面的に結びつく物ではないことをただただ願う。 |
22.実際はもっと悲惨で地獄だったと思うので少々物足りない感じは受けました。しかし、戦争を知らない僕たち、そして未来の子供たちに是非とも伝えるべき映画だと思います。イーストウッド監督に、万歳!!! 【ケンジ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-16 21:31:31) |
【amura】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-13 18:02:29) |
20.今年一番の映画。イーストウッド監督が醸し出す独特の淡々とした雰囲気がものすごく感動を呼びました。栗林中将を始め日本軍の悲惨な状況は辛かったけど、その一人ひとりの人物がよく描けてました。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-11 01:09:54) |
19.この国を守るために亡くなっていかれた英霊の方々に、ただただ感謝の想いでいっぱいになりました。 でも、なんで米国は、この作品を作ったのだろう・・・ そして、なんで日本は、この作品を作れないのだろう・・・ さて、靖国神社に参拝させて頂くか! 【憲玉】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-07 00:34:12) |
18. 日本人監督ならどこかで妙な泣かせどころを作ったのでしょうが、そういうわざとらしいのはありません。評判どおりいい映画でした。ところで、副官みないな役をやっていた俳優さん、パンフレットを見ても名前がわかりませんでした。誰なのでしょう。結構重要な役なのに、何も名前がないのはちょっと残念。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-06 15:24:02) |
17.いい映画でした。日本人であればぜひ一度は観ておくべき映画でしょう。昔の日本にはかくも素晴らしき人々が生きていたという事実、戦争とはいかに愚劣で悲惨なものであるか、実に生々しく描かれています。惜しむらくはこういう映画が何で日本で作れないかなぁ・・・ちょっと情けない。日本語主体である為かもしれないが、イーストウッド独特の暗い(?)演出はあまり目立っていなかった。それがあれば更にインパクトの強い映画になっていたのではないだろうか。インパクトが強すぎて受け付けられなくなってしまう可能性もあるか・・・。なんにしても、戦争はやめましょう。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-05 12:20:31) |
16.この作品の閉塞感は生理的に嫌悪感を覚え、所々耐え難いものがありました。それほど観ているのが辛かったです。 戦争の愚かさを直感的に伝えるといった意味で、日本人向けの良い映画だと思いました。 【Prayer】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-02 00:19:06) |
15.これほどまでに辛く、悲しい戦争映画があったでしょうか?映画が終わった後、そして今でも、終盤のシーンを思い起こすと涙腺が緩みます。軍国主義的思想の下、自決を選んだ兵士、家族の元に帰りたいという思いで生きようとした兵士、日本の未来を思い、最後まであきらめずに戦った栗林忠道、この映画が他の悲壮映画と一線を画しているのは、”一般市民”ではなく、”戦った兵士達”の悲劇を描いている点だと思います。また、ハリウッド映画でありながら忠実に日本を描けている点も忘れてはいけません。第二次世界大戦から60年を経た現在、映画の中でいくら戦争の悲惨さを説いても、戦争はなくなっていません。しかし僕らはこうして考えることができます。金銭面をある程度無視してこの映画を作ってくれた製作陣には心から感謝します。 【maemae】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-01 18:07:13) |
14.よくこんな映画を作ったものだ。サムライやゲイシャの映画ならともかく、商業主義で「日本軍の映画」なんか作れない。##この映画が911テロを念頭に置いてることは間違いないだろう。スピルバーグは「宇宙戦争」で正体の分からない敵に襲われ、デマや群集心理に踊らされる普通の人々の恐怖と混乱を描いたが、イーストウッドは、前作では政府やマスコミに作り上げられた英雄の真実を、そして本作では「正体の分からない敵」が本当は何を考え、どんな気持ちで自分たちに相対していたのかを丁寧に描き出す。##語り口は相変わらず余分な演出を極力廃したドキュメンタリータッチ。日本軍の悲劇や栗林中将の英雄性をことさら強調もせず、米軍の勝利を高らかに謳うこともしない。しかしそれがかえって戦争の不条理さや残酷さを浮き彫りにしている。##自分は戦時中の日本や日本軍には詳しくなく、それらの描写がどの程度間違ってたのかは分からなかった。少なくともラストサムライ等のように途中で「これは日本風ファンタジーなんだ」などと脳内変換することはなく見られた。日本語のセリフは案外聞き取りやすかった。自分には邦画で役者がしゃべるセリフのボソボソの方が不快だ。ただし西郷の口調が学園物の不良生徒みたいなのは気になった。内地の「お涙頂戴エピソード」は、すごくあっさりしてて、こんなもんかと拍子抜けした(もちろん涙など出なかった)。泣かせる必要は無いがもう少し時間を割いていろんな描写を入れてもよかったと思う。戦闘の1ヶ月強という時間経過が分かりにくいのは、自分はそこにいる兵士の感覚ではないかと思う。朝も夜も来るけど、何日数えても友軍など来ない。行き着く先は全滅。客観ではなく日本兵達の主観なのだ。##全体的に、監督の誠実さと本気度がひしひしと感じられる。細かな突っ込みはあろうが、見ている内にそんなアラを探す自分が恥ずかしくなる。日本兵を主人公にした、本物の戦争映画。今年の一番。 【wagasi】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-30 22:44:11) |