7.絶対に生涯ベスト10に入る作品。カットの全てが作品。映画の中の映画。手に入れたい作品。 【takagi】さん 10点(2001-12-23 21:39:25) |
6.管理社会への批判云々なんてどうでも良くて、現実と夢がごちゃまぜになるところがたまらない。悪夢のような後味。 |
5.なぜか日本型鎧の魔王、初めの管理体制ギャグたまりません。ラストシーンで全てがひっくり返った感覚は今でも忘れられません。自分の中で最高の映画です。 【ひら】さん 10点(2001-08-11 22:40:27) |
4.今まで見た映画のなかでも相当に印象に残っている作品。圧倒的なまでに巨大なビル群、偏執的なまでに出てくるチューブ、未来的でありながらどこか懐古的な小道具など随所に拘わりまくった美術、ジェフ&マリア・マルダーの「ブラジル」を使った選曲のセンス等々素晴らしさをあげたらきりが無いが、本作の肝は、たった一匹の虫で罪も無い人を何の疑いもなく殺してしまいうような狂った官僚が統治する管理社会の恐ろしさを強烈なブラックユーモアを交えつつ描ききったテリ-・ギリアムの手腕に尽きると思う。一度みた映画は繰り返し見ることのない俺だが、本作は10回近くは見た。そして見るたびに新たな発見があった。個人的には「時計仕掛けのオレンジ」すら凌いでいると思う。 【ダイ】さん 10点(2001-07-03 00:26:21) |
3.前編に通底する退廃的世界観やハイテク19世紀的舞台装置と、モンティーパイソンのショートコントとを断続的に相互乗り入れさせ、結果的に反物語性をも帯びた希有のロングコント。この世界においては、無秩序に抗い秩序を為さんとする人間の傲慢も、愛しいものの堕落もすべて“可笑しさ”へと還元され、ラストカットにおいては、BGMとのアンマッチも相まって、それらはもはや“美しさ”へと昇華する。この作品に“未来世紀”と付け足した配給会社の大英断には、尻穴から拍手を送る。 【サムス】さん 10点(2001-04-10 00:54:29) |
【ガッチャ】さん 10点(2001-01-13 18:11:59) |
1.大好きなんです、この映画。『夢か現実か』みたいな映画は数多くありますが、この作品はもうわけわかりません。なにせ、現実(と思われる世界)でさえ不思議でいっぱいだから。しかし、そこには人生の哲学のようなものが感じ取れるような、そうでもないような(笑)。 【トム】さん 10点(2000-12-11 16:41:39) |