7.《ネタバレ》 なんか、ほとんど「手紙」には重きを置いてなくって、硫黄島での戦いを敵・味方それぞれの視点から描きたいがために強引につけられたタイトルみたい。観賞後はがっかりした気分になってしまった。ただ、イーストウッド監督が日本側の視点に立ってこのような作品をつくったことにはものすごい価値があると思う。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-01 22:57:40) |
6.アメリカ人が作った映画にも関わらず、日本人の描写がよく出来ていると思います。「父親達の星条旗」も鑑賞してみたい気にさせてくれました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-21 01:07:28) |
5.《ネタバレ》 ニノ・渡辺謙はじめメインの俳優がまあまあよかった。ラストの朝日がカラーになるのがよかった。違和感はなかったけど、大がかりなだけの戦争映画は、中高年を映画にひきつけるためのブームって感じでややヒく。 【●えすかるご●】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-04-08 20:10:25) |
4.邦画では描けないであろう描写とリアルさがあった。しかし、この作品を硫黄島戦を描いた映画とするにはもの足りない。西郷達の部隊は逃げてるだけで、まともな戦闘を ほとんど行っていないし、栗林中将の戦術もいまいち伝わってこない。監督が彼に興味を持った原因の一つとなった、その異色ともいえる戦術、それが満足に描写されていないのはどういうことなのか。これでは硫黄島で戦った日本人がそこで何をして、そして死んでいったのか、何が起こっていたのかがわからない。大多数の日本人が硫黄島の戦いなんて知らないのだから、それこそを教えて欲しかった。地下壕掘りの過酷さ、自爆攻撃、地下壕網を使って米軍相手に奮戦する姿を。パンフではしきりに米の被害が日本のそれを上回ったことが書かれているが、映画を見てもそこには、それを感じさせる描写などはまったくない。36日という日数の経過が感じられないのも、それに拍車を掛けている。不満ばかり書いたけど、十分見る価値はある。 【ういろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-18 19:33:15) |
3.《ネタバレ》 淡々と硫黄島が侵略されていくだけの映画です。アメリカ軍人が人質となった日本人殺すシーンを挿入するなど、アメリカびいきに作られていないのは確かです。しかし国のためと散っていくシーンを見ても私はまったく心揺れませんでした。私に愛国心はないのでしょうか?日本の兵隊たちは女房や子供のために戦うと映画の中では言っていました。きっとそれが本音なのでしょう。守りたいのは国家じゃない家族です。結果的には国のためとなるんでしょうけど。それがわかっただけでもこの映画は見る価値はあったと思います。 【腰痛パッチン】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-16 22:33:34) |
2.《ネタバレ》 CMでは泣いてる若い観客を効果的に使って「感動作!」とか言ってたけど、この涙は感動によるものではないと思います。最後の掘り返された手紙が見つかったシーンも、手紙の内容をしっかりと描かずサラッと終わらせたのは、単なるお涙頂戴映画にしないで反戦映画に徹底したためでしょう。それにしても中村獅童は頑なに、自決の信念を持ってたのに、何か情けない描かれ方をしてますね。部下もみんなついてこないし、結局自決もできなかった。何故か笑っちゃいそうになりました。あとこれは感じた人も多いと思いますが、妻子持ちの軍人を演じるには二宮は若すぎる!!言葉遣いが今の若者風なのも違和感を感じました。久しぶりに映画館で映画を見たけど、音がこもって台詞が聞き取りづらかったです。DVDで見直したいですね。最後に、やっぱり戦争も知らずにぬくぬくと現代を生きている僕らが、この映画から戦争の悲惨さ、生きている事のありがたさ等を改めて感じなければならないと思います。 |
1.エンターテイメントを追求していない作品なので、点数を付けるのは非常に難しいのですが……。群像劇という観点から見ればかなり散漫で、底が浅く感じます。作品に込められたメッセージも、戦争を体験していない自分には読み解くことができずじまいでした。「父親たちの星条旗」と併せて見ればなんらかの答えは見えてくると思ったのですが、ダメでした。正直なところ、二部作にしたぶん、映画としての密度が薄まってしまっただけのようにしか思えません。私にとっては、ただ一本調子で冗長なだけの作品にしか見えませんでした。 【K】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-18 19:21:49) |